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bookreviewに関するs_moriのブックマーク (44)

  • マスコミはいつまでネットと闘ってるの?~『僕が2ちゃんねるを捨てた理由』 ひろゆき著(評者:工藤 敏明):日経ビジネスオンライン

    「ちょっと前から2ちゃんねるの運営に関して僕のやることがほとんどなかった」 というのが、“元”管理人・ひろゆき(西村博之)が「2ちゃんねる」を手放したもっとも大きな理由だそうだ。 2ちゃんなんて見ないさ、という向きにはまるで興味のない話題だろうが、今年、ひろゆきは同サイトをシンガポールのパケット・モンスター社に譲渡した。 なんでシンガポールなのかといえば、〈日にいると日の状況が悪くなっているときに「日の状況が悪くなっている」と言いづらくなる気がしているからです。(中略)日に基盤を置いている限り結局、客観的な基準でモノを言えなくなる可能性がある〉。 そんなようなことが、書の冒頭でちょろっと書かれている。彼は2ちゃんねるを捨てちゃいない。タイトルに偽りありなわけだが、まあ、最近の新書じゃ珍しくないし(それもどうなんだ、って話だけど)ひろゆき自身もあとがきで、出版社の意向だから生暖かく

    マスコミはいつまでネットと闘ってるの?~『僕が2ちゃんねるを捨てた理由』 ひろゆき著(評者:工藤 敏明):日経ビジネスオンライン
  • [経済]駒村康平『大貧困社会』- Economics Lovers Live

    ここ数年読んだ新書の中でもベスト5に入るきわめてすぐれた著作。構造改革路線(小さな政府と規制緩和=トリックルダウン方式)への対抗軸を出しているし、書ではほとんど重視されていないが、マクロ経済政策(リフレ政策)とも調和できる見解だと思う(マクロ関係が弱かったり間違っているように思うがそれはこちら?で修正できると思う)。 僕はリフレ政策でマクロ経済政策を転換しないと、いかなるセーフティネット政策のレジーム転換も失敗すると思っているので、その意味でも書のような「大きい政府、格差縮小」を目指し、かつ世代間対立を深刻化させないでソフトランディングするためには、いまの(資産価格をターゲットにした日銀行の事実上のデフレ政策を転換する)リフレ・レジームが必要だと考えている。 ちなみに日ではなぜか誤解されてるけれども、小さい政府=規制緩和というのは間違った認識で、労働者や社会的弱者を厚く保護する=大

  • 致命的な思いあがり - 池田信夫 blog

    雨後のタケノコのように出る「大恐慌」を立ち読みしてみると、ほとんどが「アメリカ金融資主義の破綻」→「新自由主義は終わった」→「思い切った景気対策を」といったお手軽な論理展開で、これなら池尾・池田も製品差別化できそうだ。書を読めば、そういう「ネオリベ批判」がいかに下らないかがわかるだろう。 書はハイエクの最後の著作だが、これまで邦訳が出ていなかった。それは書がどこまでハイエクの著作なのかについて疑問があったからだ。ハイエクは健康を害していたため、彼が書いたのは未完成の草稿(未公開)だけで、それをW・バートリーⅢ世が編集したのだが、このとき編者が大幅な改変を加え、しかもそれを明記しなかったため、どこまでがハイエクの著作かよくわからなかった。ただ最近の研究では、大筋ではハイエクの了解を得ており、それほどひどい改竄は行なわれていないとされる。 内容の完成度は高くないが、90歳に近か

  • 数学屋のメガネ : 『14歳からの社会学』 卓越主義的リベラリズムとエリート

    仮説実験授業の提唱者の板倉聖宣さんは、民主主義を「最後の奴隷制」と語っていた。奴隷というのは意志のある主体的な存在とは認められず、その持ち主の意志に従ってどうにでもなる存在だ。民主主義における人間も、自らの意志に反して他者の意志を強制されるという一面を持っている。多数が賛成した事柄は、たとえ少数の反対者がいようとも、多数の賛成によって決定したというプロセスを元に、反対者といえどもその意志が強制される。この面を捉えて、板倉さんは民主主義を「最後の奴隷制」と呼んだのだろうと思う。 民主主義は非常に価値の高いものとして多くの人に捉えられてきたし、僕もそう思っていた。科学的な真理というのは、科学としての手順を踏んで証明されたものは、賛成者が多いか少ないかにかかわらず真理であることが確信できる。しかし、科学として真理が確かめられない事柄は、最も真理に近い判断を求めるために民主的な手続きを踏むことがい

    数学屋のメガネ : 『14歳からの社会学』 卓越主義的リベラリズムとエリート
  • 『14歳からの社会学』 社会におけるルールの正当性 | 数学屋のメガネ

    宮台真司氏は『14歳からの社会学』の第2章で社会のルールについて語っている。社会にある種のルールが存在するのはある意味では当たり前で、そのルールにほとんどの人が従っているときは、それがルールであることさえも意識せずにいるだろう。しかし、そのルールを破る人が出てくると、それがルールとして正しいのか・有効なのかということが気になってくる。その判断はどうして考えたらいいのだろうか。 ルールを疑わない人は、そんなものは常識ではないかといって済ませるかもしれない。しかしその常識が通用しないときは、いくら常識であることを主張してもルールを維持することには役立たない。また、そのルールが今の状況には合わないのではないかと思っても、ルールがある以上仕方がないというあきらめの気持ちも生まれてくる。そのような場合はなし崩し的にルールが守られなくなっていく無秩序の状況を、何か変だと思いながらも受け入れていくように

    『14歳からの社会学』 社会におけるルールの正当性 | 数学屋のメガネ
  • 『14歳からの社会学』 本当にみんな仲良しなのか? | 数学屋のメガネ

    宮台真司氏が『14歳からの社会学』というを書いた。このは、14歳でも読めるように、知識と経験に乏しい人でもその内容が分かるように配慮されて書いてある。一つの社会学入門書と言っていいだろう。子供のための入門書は、例えば「14歳のための○○」というような表題になっているものもある。しかし、宮台氏のでは「ための」ではなく「からの」という表現になっている。これには深い意味があるのではないかと感じる。 社会学というのは、今の大人たちも学校で習ったことがない。しかし、これまでの大人は、社会に出て働いたりすれば、それなりに社会というものがどういうものであるかを経験で知ることが出来た。学校で習わなくとも、学校を卒業した後に、社会のことは社会で経験することによって学ぶことが出来た。それが今ではたいへん難しい時代になっているのではないかと思う。 今日は成人式であり、日では二十歳を過ぎれば一応大人として

    『14歳からの社会学』 本当にみんな仲良しなのか? | 数学屋のメガネ
  • 池田信夫 blog Cool It ロンボルグ

    おなじみロンボルグが、地球温暖化について論じた。基的には、前著"Skeptical Environmentalist"の温暖化についてのダイジェストみたいなものなので、前著を読んだ人は読む必要はないが、この大著を読むのはしんどいとか、温暖化以外には関心がないという人にはいいだろう。 彼が強調するのは、地球温暖化があまりにも政治的に利用されているということだ。たしかに温暖化は起こっているし、その原因の一部が人間の活動だということは間違いないが、同様のグローバルな問題は他にもあり、そのいくつかは温暖化より明らかに深刻で緊急だ。それなのに、サミットなどで温暖化問題だけが「人類の課題」として強調されるのは、それがどこの国にとっても政治的に安全で、大衆受けする問題だからである。 京都議定書を実施するコストの1/3で、2.29億人が餓死するのを防ぐことができ、350万人がエイズで死亡するのを防

  • 丸山茂徳:「地球温暖化論」に騙されるな!

    地球の寒冷化が始まるという「不都合な真実」 丸山茂徳『「地球温暖化論」に騙されるな!』講談社 あなたは地球が最近、寒冷化しているのを知っているだろうか。今年初め、世界の主要な4気候観測機関が、2007年に地表の平均気温が約0.6〜0.7度下がったと発表した。これは年間としては記録史上最大の低下であり、その後も続いている。環境省はこれをアノマリー(変則現象)だとして無視しているが、著者はこれは今後はじまる地球寒冷化の前兆だとする。 そもそも地球が単調に温暖化しているという証拠はない。1970年ごろまでは平均気温は下がり続け、「21世紀には氷河期が来る」と予言する科学者もいた。著者は、東京工業大学の「理学流動機構」のモデルをもとにして、今後、地球は寒冷化すると予測する。その最大の原因は、太陽活動(黒点数)の低下である。地球上のすべてのエネルギーは太陽から来ているのだから、そのエネルギーが少しで

  • The Theory of Corporate Finance - 池田信夫 blog

    著者のもとで博士課程にいた研究者の話によると、著者は「普通の人の10倍のスピードで仕事をする」そうだ。もちろん質も高く、彼の書いた産業組織論の教科書やFudenbergと共著のゲーム理論の教科書は、いずれも古典である。書も、企業金融や企業統治の教科書の世界標準となるだろう。まだ第1章「企業統治」しか読んでないが、最近の出来事と少し関連がありそうなので、紹介しておく(一部は版元のホームページからダウンロードできる)。 著者の立場は、いかにして企業価値を最大化し、それを株主に還元させるかという「狭い意味での企業統治」を論じるものである。「ステークホルダー」とか「社会的責任」などの問題は、契約や法で解決すべきで、企業経営にそういう色々な利害関係者を入れると、利益相反が生じやすい。 経営者のモラル・ハザードを防ぐには、ストック・オプションのような形で株主と経営者の利害を共通にする方法と、モニ

    s_mori
    s_mori 2009/01/28
    池田信夫
  • 書評:TCP/IP入門に最適な最新書籍+α

    新社会人、社内での異動など、4月から新しい環境で心機一転のスタートを切ろうとしている人も多いと思う。その中には、新たにスキルを身に付けようとしてネットワークの勉強を開始したり、あるいは勉強せざるを得ない立場になり、やむを得ず勉強を開始したという人もいるはずだ。今回は、そんな方々にお勧めの最新のTCP/IP入門書3冊と、次世代インターネットを担うと期待されるIPv6の実践書の計4冊を紹介していこう。 これらで学習した知識をベースに、ぜひ新しい環境での順調な一歩を踏み出してほしい。 ■TCP/IP入門書の定番が最新版に マスタリングTCP/IP 入門編 第3版 竹下隆史/村山公保/荒井 透/苅田幸雄 共著 オーム社 2002年 ISBN4-274-06453-0 2200円(税別) TCP/IPの基的な概念は、1年で状況が大きく変化するこの分野において、それこそインターネット草創期から現在ま

  • asahi.com:宮崎哲弥「書評」一覧 - BOOK

    ニート」って言うな! [著]田由紀、内藤朝雄、後藤和智 若者を憎悪している。世の風潮を眺めていると、どうもそうとしか思えない、まったく理不尽な議論が罷(まか)り通っている。 例えば、統計的な確証もなしに、少年犯罪の増加や凶悪化が社会... [全文] [評者]宮崎哲弥 [掲載]2006年03月05日 ゴータマ・ブッダ考 [著]並川孝儀 文献学というのは一見地味だが、実は刺戟(しげき)的な学問分野だ。とくに「仏教とはどのような教えか」を考えるとき、文献学的教養は不可欠といってよい。 何故(なぜ)なら、あらゆる経... [全文] [評者]宮崎哲弥 [掲載]2006年02月05日 自由と社会的抑圧 [著]シモーヌ・ヴェイユ (1)自由と社会的抑圧(シモーヌ・ヴェイユ著、冨原真弓訳) (2)デリダの遺言 「生き生き」とした思想を語る死者へ(仲正昌樹著) (3)道元 自己・時間・世界はどのように成

    s_mori
    s_mori 2009/01/06
    宮崎哲弥
  • 404 Blog Not Found:2009年のお年玉で買うべき本12冊

    2009年01月02日04:30 カテゴリ書評/画評/品評 2009年のお年玉で買うべき12冊 もうすでに明けておりますが、おめでとうございます。 去年の 404 Blog Not Found:2008年のお年玉で買うべき10冊 に引き続き、今年も。 前日の晩、宴会していたので一日遅れになっちゃいましたが、今年もよろしくお願いします。 選定方針は、去年と同じ。 404 Blog Not Found:2008年のお年玉で買うべき10冊 ここでは、一度買ったら一生ものとして読めるを慎重に選んでいます。ですから、「404 Blog Not Found:2008年の仕事始めまでに読んでおきたいビジネス書x10」のように、読む順番にこだわる必要はありません。何なら積読だって構いません。ただし、一度手に入れたら、引っ越しても手放さないでくださいね。何度も何度も読み返すことに、意味があるなので

    404 Blog Not Found:2009年のお年玉で買うべき本12冊
    s_mori
    s_mori 2009/01/02
    dankogai
  • 東洋経済オンライン

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  • 『1冊でわかるユダヤ教』 ノーマン・ソロモン (岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 オックスフォード大で教鞭をとっていたラビによるユダヤ教の入門書である。 書は9章にわかれる。1~3章はユダヤ教とユダヤ人の長い歴史を解説し、4~6章はユダヤ教の風習を紹介する。7~9章では19世紀以降の激動の歴史の中で試行錯誤してきたユダヤ教の姿を描いている。 小さいなのに情報量が多いが、百科事典的な羅列ではなく、血の通った叙述になっている。ユダヤ人をなんとかわかってもらいたいという著者の姿勢のゆえだろう。 ユダヤ教はキリスト教の母体といわれることが多いが、旧約聖書にもとづく信仰をそのまま残しているわけではない。キリスト教がわかれた後、ユダヤ人は信仰の中心だった神殿をローマ帝国によって破壊され、イスラエル王国の故地からも追われる。イスラエル王国時代のユダヤ教はサドカイ派、ファリサイ派、エッセネ派等々多様な流れがあったが、離散生活の中でファリサイ派の流れだけが生き残

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  • 佐藤優バブル - 池田信夫 blog

    今年のベストセラー第1位は『女性の品格』だそうだが、部数×点数で最大のベストセラー作家は、佐藤優氏だろう。今年15冊、今月だけで6冊も出している。雑誌などでも、彼の名前を見ない週はほとんどない。これは『正論』から『週刊金曜日』までカバーする彼の幅広さ(というか無節操)のおかげだろう。 当ブログでも、彼の初期の(『国家の罠』と『自壊する帝国』)は評価したが、その後、山のように出た安直な対談はすべて無視してきた。書は書き下ろしだというので読んでみたが、神保町から自由が丘までの30分で読了。アマゾン的に表記すると、★☆☆☆☆である(だからこの画像にはリンクを張ってない)。 「国家論」と銘打っているのに、いきなり無関係な三位一体論の解説が延々と続き、『資論』によって国家を論じるが、その解釈は宇野弘蔵。あとは柄谷行人やカール・バルトなどが脈絡なく出てきて、結論は「日社会を強化するには、

  • デヴィッド・マースデン「雇用システムの理論 社会的多様性の比較制度分析」(1) - 備忘録

    雇用システムの理論―社会的多様性の比較制度分析 作者: デヴィッドマースデン,David Marsden,宮光晴,久保克行出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2007/05メディア: 単行購入: 3人 クリック: 62回この商品を含むブログ (10件) を見る 周知の事実であるが、企業の人事管理制度や給与の仕組みは、国や社会によってさまざまなものがある。こうした多様性を充分に考慮しない提言や論考は、現実の社会において、その効率性や安定性を損なうことになることはいうまでもない。例えば、経済学の理論では、労働者が受け取る報酬は、その労働の限界生産力 によって決まってくる。実際には、賃金や価格には粘着性があり、労働者の受け取る報酬が限界生産力によって即時に調整されるわけではいないことは、その理論を扱っている経済学者を含めて誰もが知っている。しかし、そうしたことだけではなく、そもそも労働者

    デヴィッド・マースデン「雇用システムの理論 社会的多様性の比較制度分析」(1) - 備忘録
    s_mori
    s_mori 2008/12/21
    0次同次コブ=ダグラス型生産関数のもとで各生産要素は限界生産力に等しい報酬を得てちょうど分配されつくす、っていう話が頭にこびりついている。勉強しよう。。
  • インターネットはテクノロジーか? - “grown up digital”出版に寄せて

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます インターネットはテクノロジーか? - “grown up digital”出版に寄せて ドン・タプスコットの『grown up digital – how the net generation is changing your world』が出版された。ドン・タプスコットは、最近では『ウィキノミクス』『ウィキノミクス』が日語に翻訳されているので知っている方も多いだろう。今回出版された『grown up digital』は、同氏がおよそ10年前のまだインターネットが”1.0”であった頃に執筆した『growing up digital』(日語訳は『デジタルチルドレン』『デジタルチルドレン』)の後継にあたる著作となる。今回ドン・タプスコッ

    インターネットはテクノロジーか? - “grown up digital”出版に寄せて
    s_mori
    s_mori 2008/12/02
    ドン・タプスコット "grown up digital: how the net generation is changing your world"
  • 予想どおりに不合理: 大竹文雄のブログ

    行動経済学に関する啓蒙的読み物の傑作が翻訳された。著者のダン・アリエリー教授は、2008年のイグノーベル賞の受賞者だ。高価な偽薬(プラセボ)は安価な偽薬よりも効力が高いことを示したことに対して医学賞を受賞している。『予想どおりに不合理』は、彼が行った行動経済学に関する様々な興味深い実験結果を、わかりやすく紹介している。どの実験も、驚くほど自由な発想で考えられていることに感心する。それと同時に、人間の行動がいかに予測可能な非合理性をもっているのかを、実験結果から私たちは思い知らされる。 冷静な時とそうでない時に、人間の判断が違ってくることはよくあることだ。でも、冷静な時に、冷静でないときに自分がどんな判断を下すかを、きちんと予想できるだろうか。アリエリー教授は、このことをとんでもない方法で実験している。そういう実験を考え出す研究者も驚きだが、それに協力する被験者がたくさんいるというのも、私に

    予想どおりに不合理: 大竹文雄のブログ
  • 404 Blog Not Found:予想以上に合理的! - 書評 - 予想どおりに不合理

    2008年11月22日06:00 カテゴリ書評/画評/品評Art 予想以上に合理的! - 書評 - 予想どおりに不合理 早川書房東方様より献御礼。 予想どおりに不合理[増補版] Dan Ariely / 熊谷淳子訳 [原著:Predictably Irrational] 書評は増補版前のもの 季節柄、「今年のベストN冊」をあちこちからたずねられるのだが、土壇場で経済学のベストが来ましたよ。これがなければ経済学はThe Black Swan(邦訳まだだよね?)を推すつもりだったけど、面白さもさることながら、役立ち度ではなおのこと書に一歩譲る。 書を読まずして、2009年を迎えるべからず! 書「予想どおりに不合理」は、行動経済学の入門--でもあるが、それに留まっていない。書の魅力は、「なぜそうなるのか」を説明するに留まらず、「ならどうするべきか」まで踏み込んでいるところにあるのだから

    404 Blog Not Found:予想以上に合理的! - 書評 - 予想どおりに不合理
    s_mori
    s_mori 2008/11/24
    行動経済学
  • アイデアを焼き付けろ - 書評 - アイデアのちから : 404 Blog Not Found

    2008年11月20日21:45 カテゴリ書評/画評/品評Art アイデアを焼き付けろ - 書評 - アイデアのちから 日経BPより献御礼。 アイデアのちから Chip Hearth / Dan Hearth 飯岡美紀訳 [原著:Made to Stick 良質のノンフィクションをあえて二分すると、「目から鱗」か「我が意を得たり」のどちらかとなるが、書は後者。 なぜ、ケネディは1960年代に有人月面着陸を成功させることが出来たのか。 なぜ、井深大はトランジスタラジオを実現することが出来たのか。 そしてなぜ、「水からの伝言」はあれほど「強い」のか。 その答えが、書にある。 書「アイデアのちから」とは、実にひどい邦訳である。これではまるでアイディアそのものに力があるかのごとくであるが、書はアイディアそのものがいかに無力かを説いたでもある。なによりこれでは一目見た人に「こびりつかない

    アイデアを焼き付けろ - 書評 - アイデアのちから : 404 Blog Not Found
    s_mori
    s_mori 2008/11/24
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