mold: modern linker Rui Ueyama
はじめに Rustの特徴としてはメモリ安全性やGCなしで高速といったことがよく挙げられます。それらもRustの利点ではありますが、個人的に魅力を感じる部分の一つに「厳密な型付けをする文化」があると思っています。それはあまり明文化されておらず、個人的に感じているだけなのですが、Rustを使う動機の1つになりうると思うので、ここで宣伝してみます。 ちなみにこの記事のきっかけの1つが アンサー: なぜTypeScriptの型定義に凝るのか です。これを読んでいて、「自分はRustの型付け方針が好きなんだなぁ」とあらためて気づきました。 技術的な正確性より「気持ち」多めなのでポエムということで。 「厳密な型付けをする文化」とは Rustは静的型付き言語なので、ソースコード上の様々なところで型付けが行われます。これ自体は他の静的型付き言語と同様ですが、Rustではどのような型を付けるかということにつ
背景 もう旬もすぎて当たり前になった感がありますが... ReactiveExtensionを全く触ったことがない人に、Rxの概念やUniRxの使い方を教えるのに苦労していませんか? 僕はしています。 まずどこから、何から伝えるべきか?というのを迷います。 毎回悩むのはばからしいので、ステップを踏んで丁寧に記事にしてみようという試みです。 目的 この記事では、全くReactiveExtensionを知らないところから、簡単なRxのロジックを理解でき書けるレベルに引き上げることを目的としています。 理解できることを優先しているので、示しているコードは完璧ではありません. 実際のUniRxの処理を知りたい方は githubから本家のソースを呼んでみると良さそうです. 内容 1. Observerパターン まずはEvent通知の仕組みについて理解しておくのが良いと考えます。 古典的なイベント監視
Red Hatの森若です。 この記事は Software Design 2021年3月号 に執筆した「CentOS Stream入門」の原稿から派生させた記事です。 CentOS Streamとは? CentOS Streamは2019年9月に公開された比較的新しいLinuxディストリビューションです。 その後2020年12月に、CentOS プロジェクトが出荷されたRHELをリビルドしたCentOS Linuxの作成を近い将来やめ、CentOS Streamへシフトする発表を行いました("CentOS Project shifts focus to CentOS Stream")。このアナウンスでCentOS Streamの存在を知ったという方も多いかと思います。今回はこのCentOS Streamを紹介していきます。 CentOS Streamは安定志向のディストリビューションで、将来
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