みなさん、iOS 13の新機能といえば何を思い浮かべるでしょうか? そうですね、Bluetoothのパケットキャプチャですね。 iOS 13からLive Captureというものが使えるようになり、 Macに繋いだiPhoneのCore Bluetoothパケットキャプチャができるようになりましたので、 その設定方法です。 Live Captureを始めるにあたり必要なもの Xcode 11以上 iOS 13以上の端末 開発者アカウント Live Captureを始める手順 Additional Toolsをダウンロード XcodeのバージョンにあったAdditional Toolsをダウンロードしてください https://developer.apple.com/download/more/ Additional Tools for Macを解凍し、Hardwareフォルダ内にあるPac
はじめに 本記事はGeekのためのマルチツールであるFlipper Zeroについて、記載しています。 以下は2023年9月18日、XでFlipper Zeroの公式アカウントによって投稿されたポストです。 ポストの通りですがついに日本でもJoom経由でFlipper Zeroが購入可能になりました。 このポストが投稿される前までは、日本からだと正規のルートでは購入できなかったため、このポストを知った時は心躍りました。 Flipper Zero Flipper Zeroは無線プロトコル、アクセス制御システム、ハードウェアなどのデジタル要素をハッキングできるマルチツールです。 たまごっちのように育成ゲームのような側面もあります。 信号を読み込んだりエミュレートすることで、ペットのイルカが成長します。 イルカは色々なアニメーションが用意されています。 本を読んでいるかと思えば... SENPA
令和元年11月20日に「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」が施行されてから、早いものでもうすぐ半年。 同じ時期に「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」を申請された方も多いと思います。 私と同じ時期に申請されている方は、申請をされた総合通信局から「(技適未取得機器実験等特例)まもなく廃止期限が到来します」といった内容のメールが届いているはずです。(廃止期限の10日前にメールがきていました。) 指定された期日までに申請した通信機器について、適切な手続を行わずに無線機器を使用すると、電波法に定める刑罰の対象となりますのでご注意ください。 再申請したい場合 「通信機器を別の目的で使用したい」という場合は、一旦現在受理されている申請について廃止届を出す必要があります。再申請といいましたが、同じ目的では再度の届出ができません。 総務省の方に確認したところ 別の目的であれば、同じ機器であっても
本商品をお買い上げいただいたお客様の情報は、メーカーのエイビット社と共有をさせていただきます。購入の際は、この点予めご了承下さい。 ESP32をメインCPUとするLTE-M対応のIoTデバイスです。LTE CatM1モジュールを搭載し、ESP32のWiFi、Bluetoothに加えて、LTE CatM1により省電力なセルラー通信が可能となっています。 特徴 Arduino環境でプログラミングが可能。 標準的なESP32のハードウェア構成となっており、既存のESP32用ライブラリをそのまま流用可能。 4ピンの外部接続端子を有し、I2CやGPIOインターフェースによるさまざまなセンサーデバイスを接続可能。 USBドングル型のコンパクトな形状。 電源はUSB Type-A端子から供給。 外観と各部の名称 注意 SIMカードは付属しません。 仕様
・・・のように一見見えるが、実は既に一部の動画は非公開となっておりもう見ることができない。そのうちのひとつが "What's New in Core Bluetooth" だ。 2023年のいま、2017年のWhat's Newなんてもう必要ないだろう、と思う人もいるかもしれない(おそらくAppleの中の人もそう判断して取り下げたのだろう)。 が、Core Bluetoothのようなニッチなフレームワークにとっては、昔のWWDCの発表であれ、それが唯一の一次情報だったりするので、非常に貴重なのだ。 特に、2017年の同セッションは、これまでのWWDCにおいて唯一L2CAPについて言及しているセッションであり、 またMTUやEDLにも触れつつ、Core Bluetoothの通信速度に関して事細かに説明してくれているパートもあり、 WWDC17 "What's New in Core Blue
Core Bluetooth の L2CAP [1] 関連の公式情報はかなり少ない。WWDC 2017のセッション "What's New in Core Bluetooth" で言及はあったもののもう公式では動画は公開されていないし、サンプルは認識している限りでは公式では出てなくて、APIリファレンスがほぼ唯一に近い貴重な一次情報となっている。 そんな希少な一次情報を一通り網羅して把握すべく、Core BluetoothのL2CAP関連の全APIについてApple公式ドキュメント(APIリファレンス)の記載を集めてみた。 ストリーム系等、Core Bluetoothフレームワーク外のものは割愛。 翻訳は基本的にはDeepL頼みだが、"peripheral manager" → 「周辺管理者」のような読みにくい翻訳結果は適宜修正 また本記事は「APIリファレンス編」としているが、もう1つの
nRF Sniffer for Bluetooth LE¶ Introduction¶ nRF Sniffer for Bluetooth LE is a useful tool for debugging and learning about Bluetooth Low Energy applications. The nRF Sniffer for Bluetooth LE allows near real-time display of Bluetooth LE packets. This helps the developer to identify and fix issues by allowing a view of what is happening on-air. Requirements¶ Before you start, check that you have th
今回は、以下の挙動をするアプリを作成する アプリが起動すると、画面には「スキャン」というボタンが表示される 「スキャン」ボタンが押されると、Bluetoothの許可を求めるダイアログが表示される ユーザーがBluetoothの許可を与えた場合、Bluetooth機能が有効かどうかをチェックする Bluetooth機能が無効であれば、ユーザーにBluetoothを有効にするように促すダイアログを表示する Bluetoothが有効であれば、「BT接続できます」というメッセージが表示される 実装 AndroidManifest.xml に以下を追加 <uses-permission android:name="android.permission.BLUETOOTH"/> <uses-permission android:name="android.permission.BLUETOOTH_CO
前回は、UnityでJoy-Çonを使うため、JoyconLibというライブラリを紹介しました。 nn-hokuson.hatenablog.com このJoyconLibは、非常に使い勝手がよく、重宝しているのですが、、、、2023年3月現在、Unity2022にインポートするとDllNotFoundExceptionが発生します。これは、JoyconLibで使われているPluginがIntel Mac用にコンパイルされてるためです。 したがって、Apple Siliconの環境でJoy-Conを使う場合は、JoyconLibのPluginをリビルドする必要があります。ここではその方法を紹介します。 hidapiのプロジェクト作成 ソースコードのビルド Unityにhidapiのバンドルを追加する hidapiのプロジェクト作成 JoyconLibのPluginをリビルドするため、Xco
UnityでNintendo SwitchのJoy-Çonを使いたい場合、JoyconLibというライブラリを利用するのが一番簡単です。 ここではJoyconLibの導入方法を説明します。 JoyConLibのインポート プログラムの修正 Joy-Conの接続 Unityで実行する Bluetooth接続が切断された場合 Apple SiliconのMacを使っている場合 JoyConLibのインポート 下記のサイトから「JoyconLib06.unitypackage」をダウンロードしてください。 github.com JoyconLib06のUnityパッケージがダウンロードできたら、プロジェクトにドラッグ&ドロップしてImportしてください。Scenes/SampleSceneのシーンを開くと、下記のような画面になります。 プログラムの修正 Unityのバージョンによっては、実行す
今回はiPhone間でのBLE通信について解説していきます。 あまりiPhone間でBLE通信をする場面はありませんが、セントラル、ペリフェラルどちらも解説しているのでiPhone間だけでなく、他デバイスとのBLE通信の参考になればと思います。 軽く用語解説 BLEとは、 Bluetooth Low Energy の略で、消費電力の低さ、障害物に強いのが特徴です。 セントラル(マスタ) 通信の制御を行う役割を持ちます。 BLEではセントラルがペリフェラルに要求を出すことでデータ通信が行われます。 ペリフェラル(スレーブ) 通信制御機能は持っていません。 セントラルからの要求に応えることで通信を行います。 ペリフェラルにはサービス、キャラリスティックが定義されおり、UUIDで管理されています。 サービス … 機能の単位を表します。 キャラリスティック … サービスの中に存在し、データが含まれ
昨年のシンセフェスタの記事でも少し紹介したTAHORNGの電子リコーダー、Elefue(エレフエ)。実売14,000円前後と、とっても手頃な価格の機材ですが、機能・性能的にはかなり優れた電子楽器です。AKAIのEWIなどはなかなか手が出せない…という人でもこの値段なら即、購入できるし、キーボードは苦手な人も、小学校で習ったリコーダーなら、すぐに演奏できるのではないでしょうか? Elufeのユニークなポイントは、10音色切り替えの音源を内蔵しているとともに、2W出力のアンプ・スピーカーを内蔵しているから、電源を入れれば難しいことなしに、すぐに演奏できてしまうという点。もちろんヘッドホン端子もあるから夜でも気兼ねなく演奏が楽しめます。そしてBluetooth-MIDI(BLE-MIDI)機能を装備しているから、iPhoneやiPadなどに接続して演奏することもできるし、各種DAWと連携させてM
はじめに Bluetooth LEの詳しい話はしません 環境構築 まず大前提として、デバイスマネージャからBluetooth LE対応環境かを確認してください。 (Bluetooth LE Enumeratorがない場合は対応してない環境です。) 対応環境ではない場合は、Bluetooth 4またはBluetooth 5対応と謳っているUSBドングルを購入して、PCに差し込んでください(Amazonで1000円程度です)。 私はこの辺を使っています。 Visual Studio 2019 Communityをインストールしてください。 (ProfessionalとかでもOKですが、2017 Expressは使用できません) Windows SDKをインストールしてください。 Visual Studioをセットアップ中ならこの画面 そうでなければ、コントロールパネル→プログラムと機能→Vis
Bluetoothの仕様を開発、管理する業界団体・Bluetooth Special Interest Group(Bluetooth SIG)は11月16日(米国時間)、6GHz帯を使用するBluetooth Low Energy(BLE)仕様を開発すると発表した。将来にわたりBlueoothが進化するために6GHz帯への拡張が必要としている。 Bluetoothはワイヤレスイヤフォンなど幅広い製品で利用される近距離無線技術。現在は免許のいらない2.4GHz帯を使用しているが、世界的に6GHz帯の一部あるいは全てを無線LANなどで利用できる周波数帯として割り当てる動きが進んだことを受け、仕様の拡張を目指す。 Bluetooth SIGのマーク・パウエルCEOは「6GHz周波数帯への拡張は次の20年間にわたるBluetoothのイノベーションへと続く道を切り開く」として、コア仕様ワーキング
UnityやC#で開発するのは今回が初めてなので、拙い部分があると思いますがよろしくお願いします。 プロジェクトのリポジトリ https://github.com/Hanjuku-Kobo/UnityBLE こちらから最新のバージョンをダウンロードして使用してください はじめに このプラグインは、チームのメンバーから「既存の Unity BLE プラグインがうまく使えない」とのことで開発しました。そのため、個人的に使うための変数や関数など入っていますので、その部分は各々で置き換えて読み進めていただければ幸いです。 使い方 Sampleアプリでは、目的のデバイスが決まっている場合の処理になっています。詳細についてはBLEデバイスをScanするやデバイスと通信をするの解説文をご覧ください。 機能ごとにクラス分けをして実装してありますが、同一クラスでも実装するも可能です。 クラス分けをして実装し
ゲーム用のイヤホン・ヘッドホンを探してズブズブとオーディオ沼にハマって以来、ずっと考えていたことがある。 「ゲームを好きなイヤホン・ヘッドホンで、低遅延なワイヤレスで快適に遊びたい!」 もちろん、ゲーミングヘッドセットは真っ先に検討したが、ゲーミングデバイスという枠組みの中ではどうしても選択肢が限られる。 軽くて、長時間着けていても快適で、高音質かつ自分好みな音と、安定した低遅延を両立する……といった個人的な要求をかなえるのは難しかった。 また、Bluetoothヘッドホンでは、対応コーデックの違いに悩まされ、何よりも耳を塞がない開放型(オープンエアー)でワイヤレスのものはほんの一握りしかなく、ゲーム用途で求めるスペックを持つ製品はまだあまり無い。 そして、ああでもない、こうでもないと試行錯誤をしているうちに、気がついたらゲーム用という当初の目的は何処かへ消え去り、ただひたすらにリスニング
概要 きれいにまとまっている資料があったので、それを参考にしながら現状把握をしてみました。間違っている点もあると思いますので、実際に利用する場合には、個別に調べ直してみてください。 参考資料 一般財団法人対日貿易投資交流促進協会(mipro)資料総務省 電波監視の概要(PDF)日本における電気通信端末機器の基準認証制度の近況 – 総務省 miproの資料はいろいろあって、読んでいるだけで楽しいです。「無線通信を使用する製品の輸入・販売 」や「輸入品の安全確保の手引き 2020」などが直接的に関係あると思います。 通信手段別の概要 赤外線通信 赤外線や紫外線を使った通信は電波法の範囲ではありません。電磁波の中でも、特定の周波数のものだけが電波と呼ばれており、赤外線などの光系はその範囲外になります。 ワイヤレス充電 通信ではありませんが、電磁波を使ってエネルギー伝搬をしているので電波法の範囲に
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