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読み物と創作に関するsakuragaokaのブックマーク (4)

  • じゃあ結婚すれば?

    小学生の時、クラスにいたバカな男子の口癖が「じゃあ結婚すれば?」だった。 とにかくどんな時でも、ふざけて会話の脈絡なくそう返してきた。 そんなことを十数年ぶりに思い出し、そんなんで結婚できたら苦労しねーよと心の中でつっこみつつ あのバカ男子は今どうしてるだろう、などと考えながら眠りについた。 翌朝,起きてヤカンを火にかけながらテレビの電源を入れる。 チャンネルを回し適当にニュースを流し見ていたが、あるトピックに私は目を疑った。 ◆ 前日の強制結婚は67組 - よろこびの声拡がる なんと、「じゃあ結婚すれば?」という言葉を第三者に掛けられた二人は、 強制的に結婚させられる世の中になっていたのである。 エイプリルフールは当分先だし、試しに自分の右の頬を強めにつねってみたが、普通に痛かった。 それよりも電車の時間が迫っている。詳しくは会社で同僚に聞いてみよう。 そう思い直して現実に立ち返り、支度

    じゃあ結婚すれば?
    sakuragaoka
    sakuragaoka 2009/02/25
    よかった。自分はもう結婚してて。
  • 非モテが鳴いていたので

    仕事の帰り道、電信柱の脇のダンボール箱に非モテが捨てられてた。 ダンボール箱、でかっ。 箱に何か書いてある。 「どうか、この子をモテにしてあげて下さい。色んな意味で余裕のある方、お願いします。」 無理。即答。 空には暗雲が立ち込め、ポツリ、ポツリと雨がぱらついてきた。 その場を立ち去ろうと10mくらい足早に歩いたんだけど、非モテが鳴くんだ。 「処女・・・非処女・・・、いい人・・・、ビッチ・・・」 あー俺、何やってんだ。 結局、アパートの扉の前まで、ダンボール箱ごと非モテを担いで来てた。 腰がいってしまいそうなほど、すんげえ重かった。 「今日だけだぞ。明日雨が降ってなかったら、元の場所に戻すんだからな」 そうつぶやきながら、ダンボール箱から非モテを取り出し、部屋に入れた。 ネルシャツ、チノパン。お約束の服装。 速攻でパソコンに飛びつき、増田を始める非モテ。 うわ、キータッチ、テラスムーズ。一

    非モテが鳴いていたので
    sakuragaoka
    sakuragaoka 2008/11/26
    これはいいなwwww
  • 駅で携帯電話を拾ったら

    友人をホームで待っていたとき携帯電話を拾った。 銀色のauの機種だった。 失礼かと思ったが、持ち主が連絡先が解ればと良いと中身を覗かせてもらった。 プロフィールに自宅番号なし。 アドレス帳にもそれらしき名前は見られなかった。 連絡するのをあきらめて駅長室に届けた。 「持ち主が見つかればお電話させますので、連絡先をこれに書いてください」的なことを駅員に言われた。 断ることができなかった。 でも自分の連絡先を残すのもちょっと躊躇したので、待ち合わせ相手の友人の名前や電話番号を書いておいた。 その後しばらくして、持ち主から友人に電話があって、三人で夕に行くことになった。 それが、今の彼女です。 世の中色んな出会いがありますね。 まさか当に彼女になるとは思わなかった。 まぁ友人の彼女なんですけど。

    駅で携帯電話を拾ったら
  • 結婚しました

    先週、婚姻届を提出してきました。プロポーズは彼女のほうからでした。 生きる気力に乏しく仕事も辞めて、貯蓄が底をついたら死のうと漠然と考えていました。そんな私でも、彼女はおそるおそる「結婚しない?」といってくれました。私は彼女とずっと一緒にいたいからなどというわけではなく――そもそも仕事を辞めてから既に24時間一緒でしたし――今までこんな私に付き合ってくれた彼女に感謝する気持ちで結婚を決めました。 彼女に親族と呼べるようなものはいなかったので、結婚まではスムーズに行くかと思ったのですが、恥ずかしながら私の親兄弟の猛烈な反対にあいました。財産目当てだとか権利云々とかずいぶんひどいことを言われました。でも冬子は黙って耐えました。最終的に、私は死んだと思えと宣言して絶縁することになりましたが、彼女の心情を思うと申し訳ない気持ちでいっぱいです。 だから婚姻届も一人で出しにいくことにしました。何処で聞

    結婚しました
    sakuragaoka
    sakuragaoka 2008/08/11
    うーん、すごい。
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