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ブックマーク / heatwave-p2p.hatenablog.com (22)

  • なぜ着うたフル/レコチョクは成功したのか - P2Pとかその辺のお話@はてな

    前々回のエントリからの続き。今回のお題は、なぜ着うたフルが成功したのか。ただ、着うたフルで成功しているのは、実質レコチョクなので、なぜレコチョクが成功したのか、というお話とも言える。簡潔にまとめると、着メロとか売れてもレコード会社儲からないから、レコード会社が儲かる仕組みになるように頑張ったよ、という感じになると思う、たぶん。 着うたフル以前 着うたフルの成功を考えるためには、ある程度時間を遡らないといけない。だいたい1990年代中頃の女子高生ブームと、ポケベルブーム辺りからの流れだろうか。ポケベルは直接音楽配信につながる話ではないが、若者文化にモバイル・コミュニケーション・デバイスが組み込まれていったという点で、重要なターニング・ポイントだった。ただの連絡用ツールではなく、日常のコミュニケーションツールになった。 1990年代後半になるとポケベルが衰退し、代わって携帯電話が若者文化のコア

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  • Megaupload摘発、サイバーロッカー(オンラインストレージ)は終焉を迎えるか - P2Pとかその辺のお話@はてな

    Megaupload摘発の件で何か書いてちょ、とリクエストを頂いたのでちょろっと書いてみる。Megaupload摘発の件については、GIGAZINEがまとめているのでこちらを参照のこと。 ■ 「Megaupload」閉鎖&FBIが運営者を逮捕、驚愕の運営実態と収益額が判明 - GIGAZINE サイバーロッカーの現状 Megauploadはオンラインストレージの1つではあるのだけれど、海外ではこの手のサイトはサイバーロッカーと呼ばれ、一般的なオンラインストレージとは別に扱われている。Megaupload以外では、RapidShareやHotfile、Fileserve、FileSonic、Mediafireなどなど。具体的には、ほぼワンクリックでファイルをアップロードでき、共有のためのURLを返してくるようなオンラインストレージのことを指す。 ご存じの方も多いとは思うが、上記のサイトには多

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  • プレイ動画に対する あるゲームメーカーの怒り:ゲーム業界とプレイ動画あれこれ - P2Pとかその辺のお話@はてな

    アダルトPCゲームメーカーAileのTwitterアカウントより、ニコニコ動画への同社ゲームソフト「relations sister×sister.」プレイ動画のアップロードについて怒りのTweet。 ただいま絶賛激怒中 Aile公式blogにて重大発表を行います 著作権に関する問題です Aileが潰れるとかではありませんよTue May 10 05:35:44 via Twitter for iPhoneみやび@Aile miyabi_aile 正規購入ユーザーのゲームを楽しむ権利を貶める、愚弄する行為には徹底交戦します。不退転の決意というものを思い知って頂きますよ。いまさら削除しても無駄です。悪しからず!Tue May 10 05:45:38 via Twitter for iPhoneみやび@Aile miyabi_aile 著作権侵害(知的著作権)のプロを味方にしました。割れよ

  • 米Amazon MP3、ヒットシングルを1曲56円にディスカウント!何を狙ってるんだろうね - P2Pとかその辺のお話@はてな

    Gizmodoが米Amazon MP3のヒットシングル・ディスカウントの話題を取り上げているのだけれども、ちょっと気になる点があるので、ちょこっと書いてみる。 米アマゾンのMP3ストアでは1曲56円で曲が購入できるように : ギズモード・ジャパン Amazon MP3ストアでは人気の楽曲の値段が従来の89セントから20セント安くなり、1曲69セント(約56円!)になりました。 さらにアマゾンでは1500ものアルバムを5ドル(約406円)で期間限定販売しています。 明らかにアップル対抗にしか見えません。アップルはメジャーな楽曲は1.29ドル(105円)で販売しています。 これはもう、iTunesではなくてアマゾンで音楽を買う日がやってきたという感じですね。 米アマゾンのMP3ストアでは1曲56円で曲が購入できるように : ギズモード・ジャパン これは元ネタのLA Timesの記事「Price

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  • ゲームバーが著作権侵害警告でゲームオーバー?何とかならんもんか… - P2Pとかその辺のお話@はてな

    都内のTV Game Cafe BAR『ファミコンシティ』が、同店Twitterアカウントにて、著作権協会(ACCS?)から警告を受けて閉店するとのアナウンスを行った。 いずれ詳細について報告してくれるとのことだが、どういった警告を受けたか、という点についても気になるところ。 この話題についてまとめられたTogetterをみると、「やっぱりな」という反応や「名前(ファミコン)がダメだったんじゃ?」という反応がちらほら。コメント欄では@ex_hmmtさんが上映権の問題では、との指摘。やっぱりその辺なのかしら。 今年2月にも、宿泊客にゲーム機・ゲームソフトを貸し出したとされる神戸市内のホテルが著作権法違反(上映権侵害)の容疑で摘発されている。ゲームの画面をホテル館内のテレビに無断で「上映」し、任天堂、カプコン、コーエーの上映権を侵害した、と。 ホテルが客にゲーム機を貸してプレイさせるのは犯罪に

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  • 音楽レコード市場、10年前よりは縮小しているけど20年前よりは大きいよね - P2Pとかその辺のお話@はてな

    このグラフ、世界のレコード市場規模を示すグラフとして、Life is beautifulやGIZMODO(米版)などが取り上げて、結構話題になっている。でも、このグラフを見たときの焦点や印象って、人によって違うんだろうなと思う。 こういう風にみれば、 CDの売り上げがiTunesなどのデジタル・ミュージックでは補うことができない速度で急行下していることが良く分かる。[...] 米国で暮らしている身としては、音楽に関してはPandora、映画に関してはNetflix、の提供するストリーミング・サービスで十分で[...]、CDやDVDどころかデジタル・コピーすら自分で持つ必要がなくなりつつあるというのが実感。[...] この状況はサステイナブルとは全く言えない状況で、今後どう展開して行くかを読むのは非情に難しい。 Life is beautiful: デジタルでは補いきれないCDの売り上げの急

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  • 10年後もレコード音楽のメインメディアが「CD」だと思う? - P2Pとかその辺のお話@はてな

    今の音楽産業が滅びつつあるという。正確にはレコード産業の主力、アルバムCDセールスの減少に底が見えない、とでも言うべきか。とはいえ、滅びるだの死だの扇情的な表現よりは、後退、もしくは過去の規模を維持できなくなりつつあるというイメージ。CDが売れなくなってきた原因についてはさまざま言われているけども、一番には90年代後半がバブルだったんだなぁと思っていて。 ただ、これからの問題として、環境が変わっていくことも重要なポイントだと思っている。環境といっても、一言で済ませられるようなものじゃないんだけど、その中でも、リスナーとレコード音楽への触れ方について大きな変化を迎えているなぁと思っているので、その辺について少し考えてみたい。特にライトリスナーの視点からレコード音楽とCD、それらを取り巻くリスニング環境について。 10年前は、CDやMDが音楽メディアの主流だった。CDを購入して、レンタル/友達

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  • 著作権を守るふりして要は既存のビジネスモデルを守りたいだけでしょ? - P2Pとかその辺のお話@はてな

    米国作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)がフリーカルチャー団体に喧嘩を売ろうと画策しているところをすっぱ抜かれてしまい(その1、その2)、なんでこうもわかってないことやるのかねぇと呆れられているご様子。 この件については、id:yomoyomoさんがまとめてくれているので以下に転載。CC BY-NC-SA 2.1 JPでございます。 ASCAP Declares War on Free Culture LWN.net や Slashdot など各所で話題になっているが、日で言えばやはりJASRACが一番近い存在といえる ASCAP(American Society of Composers, Authors and Publishers:米国作曲家作詞家出版者協会)が、Creative Commons、Public Knowledge、そして電子フロンティア財団といった団体と戦うための寄

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  • アーティストに「100%売上還元」の音楽流通システム?それBandCampでできるよ - P2Pとかその辺のお話@はてな

    ■ アーティストに「100%売上還元」衝撃の音楽流通システムがβスタート - DIY STARS | DDN JAPAN (DIGITAL DJ Network) この「DIY STARS」、なかなかおもしろい試みだね。決済代行に特化した形になるのかな。「mp3、WAV、MOV、JPG、PDFなどZIP圧縮できるファイルであればあらゆるデジタルコンテンツに対応」とあるので、まぁ、ここに乗っていないファイルフォーマットでもユーザが思いつくものなら、何でもござれといったところだろうか。 とはいえ、「アーティスト自身のサイトのサーバーにシステムをアップロード」する必要があるらしいから、決済以外の部分は自前で用意することになるのか。まぁ、ガッツがあるなら、CCミュージシャンでもあるBrad Sucksが提供しているオープンソースパッケージの『Brad Sucks Digital Download

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  • GIGAZINEさん、オンライン音楽配信をdisれるデータじゃないですよ - P2Pとかその辺のお話@はてな

    GIGAZINEが変な記事書いてる。 ■ 一体オンラインで何曲売れば、アーティストは生活していくことができるのか?を表す図 - GIGAZINE 元々のデータも随分荒い感じがするけど、それに輪をかけてGIGAZINEが恣意的なデータの使い方をしている。 元の記事は、Information is Beautifulの「How Much Do Music Artists Earn Online?」って記事なんだけど*1、そもそもの文脈は、英国Digital Economy Bill(スリーストライク・スキームとか厳格なパイラシー対策を含む法案)が、ミュージシャンやアーティストのこれからを約束するものだ、なんてふざけたことを吹聴する輩がいるから、「OK、これが誰を利する法律かはっきりさせようじゃないか」って感じなのね。きつめに言えば、毎度のごとくミュージシャンだのアーティストだののためだと抜かし

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  • 「CD買おうぜ」って呼びかけて何が悪い - P2Pとかその辺のお話@はてな

    ■ 「CD買おうぜ」 ネットに対抗、若手音楽家ら呼びかけ- asahi.com 若手ミュージシャンたちがCD買おうぜ運動をしているとかいうニュースなんだけど、かなり批判されてる。 ■ はてなブックマーク - asahi.com(朝日新聞社):「CD買おうぜ」 ネットに対抗、若手音楽家ら呼びかけ - 文化 個人的にはアルバムCDって媒体は、PVなんかのような音楽と付随して価値が生み出されるものなのかなって思う節もあって、その良さをアピールするってこと自体にはそれほど批判的には見てはいない。 んー、どうしてもラッダイト運動のように見えてしまうから、批判が集まりやすいのかもしれないけど、そういうアンチテクノロジー的な運動というよりはノスタルジーとかそういう類のものなんじゃないかな。もちろん、単に懐かしんでいるだけじゃなくて、自分たちが味わってきたCDの良さを若者に伝えていきたい、その出会いを提供

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  • WinnyとThe Pirate Bayは簡単に比較できないですよ - P2Pとかその辺のお話@はてな

    オランダで行なわれていたBREIN vs. The Pirate Bayスリーの裁判の件について、GIGAZINEが記事を書いているのだけれど、ちと腑に落ちない点があったのでいくつか。 2009年10月8日に行われたWinnyの大阪高裁判決では金子氏に対して「著作権侵害に使うよう利用者に勧めておらず、ほう助は成立しない」「1審のように認めると、ソフトが存在する限り、無限に刑事責任を問われることになるので、罪刑法定主義の見地から慎重でなければならない」として、無限に責任を問い続けるのは不可能であるという主旨のことが触れられ、無罪判決に結びついたわけですが、オランダでは逆にほぼ無限に責任を問うようになったようです。 著作権侵害ファイルを全部消さないと毎日1ユーザーごとに約70万円の罰金を課す判決が約2200万人の利用者を持つサイトに下る - GIGAZINE The Pirate Bayに対す

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  • 石田ショーキチ、YouTubeを肯定する:「どうせ使わねーんだったらみんなで見りゃいいじゃねーか」 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    音楽人による交遊"音"録サイトOffStageTalk」というサイトで、石田ショーキチがトーク番組に出演しているんだけど、これがなかなか面白い。石田ショーキチと言えば、スパイラル・ライフ、スクーデリア・エレクトロ、モーターワークスを経て、現在ソロ、プロデューサーとして活動するミュージシャン。個人的にはNHK-FMラジオ番組ミュージックパイロットにてファンになり*1、私の音楽リスナー人生に大きな影響を与えたラジオDJでもある。 そんな石田ショーキチのトーク番組、初回は番組ディレクターとの公開打ち合わせというずいぶんラフな感じで始まる。パート3で石田ショーキチの音楽遍歴を一くさりやったあとで、YouTubeについての話になった。アーティスト人の口からYouTubeについての音を聞けるというのもなかなかなく、石田ショーキチのファンと言うこともあって、実に興味深かった。以下、番組より(小は石

    石田ショーキチ、YouTubeを肯定する:「どうせ使わねーんだったらみんなで見りゃいいじゃねーか」 - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • 摘発された児童ポルノ掲示板開設者は何をしたのか? - P2Pとかその辺のお話@はてな

    児童ポルノコンテンツへのリンクを張り2名の男性が逮捕され、その掲示板開設者が書類送検された。 海外の児童ポルノ・アドレス掲載、19歳私大生ら摘発 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 児童ポルノコンテンツのアドレスを掲載した2名はここでは扱わないとして、なぜ掲示板開設者が児童買春・児童ポルノ禁止法違反(公然陳列)ほう助容疑で書類送検されたのか、ということが気になった。法的にどうか、という話ではなくて、実際に彼がどういったことをしたのか、という点で。複数の記事を読んでみたが、やけに曖昧な部分が多く、実際どういった行為をしたのかどうにもわからない。 掲示板開設者? 当初は、掲示板に投稿されたものを要請があっても削除しなかったとか、管理上の責任を問われたものなのかな?と思っていた。ただ、どのニュースを読んでもそうした記述はない。 児童ポルノサイトのアドレスが掲載されることを知り

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  • 流行とは何か?:創造と模倣と - P2Pとかその辺のお話@はてな

    私は流行とかトレンドというものに対して、批判的に見ているところがある。たとえば、コンテンツビジネスにおいて何かを売り出そうとするとき、意図的に流行やらトレンドを作り出そうという試みがなされることがあるのだが、そうしたものに対しては非常に批判的に見ている。その一方で、音楽シーンという言葉で表される流行、トレンドについては、それほど抵抗がなかったりもする。とはいえ、その背景にビジネスが関わっていることを理解していてもなお、音楽シーンに対してはそれほど抵抗がないのだから不思議なものだ。それはなぜなのか、ということをしばらく疑問に思ってきた。 流行を生み出すダイナミクス 流行という現象をどのように捉えるのかは実に難しい。個人的には、流行に関する評論の中で最もしっくり来るのが、岡太郎の議論。 流行というのは、文字通り流れていく、つまり動的なものであるからこそ、それを積極的につかむことのできない者に

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  • 音源リークを受けいれるWilco、拒絶しつつもオンラインに適応するColdplay - P2Pとかその辺のお話@はてな

    先ほどのエントリとの関連するのだが、権利者サイドのリークに対する対処というのは実に様々だ。もちろん、多くの権利者たちはそういったリークを抑制する方向に力を注いでいるのだが、その一方で現在においてはリークはさほど気にするほどのものではなく、当たり前のことだと考えるアーティストも少なくない。 Wilcoとリーク問題 最近の話題でも、米国のルーツロックバンドWilcoが6月30日にリリース予定の『Wilco (The Album)』の全曲をオンライン上のリークされたというニュースがあった。多くの場合、こうしたリークに対してはネガティブな反応が示されるのだが、比較的オンラインでの不正流通を許容しているWilcoは、もっと寛容な手段を選択している。アルバム音源のリークを受けて、彼らはオフィシャルサイトにて最新アルバムの全曲のストリーミング配信に踏み切った。 さらに、NMNによれば、 今回のリークに関

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  • なぜBBC iPlayerはP2Pを捨てたのか - P2Pとかその辺のお話@はてな

    先日、BBCのビデオ配信サービス「iPlayer」が大幅なリニューアルを行ったのだが(概要はITproの記事を参照のこと)、その中でP2Pを利用したダウンロード配信を取りやめたことが明らかにされた。 ITProの記事では Rose氏はP2Pの利用を中止した理由を説明していないが,2008年11月に誌がBBCのAndy Davy氏に行った取材では,(1)プロバイダー事業者への負担が大きいこと,(2)データの通信経路が複雑で,利用者が認知しないまま利用者回線が通信経路として使われる懸念があること――からP2Pによる配信を廃止する方針を明らかにしていた。 リニューアルしたiPlayerに見る動画配信の新トレンド,家庭内の映像共有やテレビ視聴にも対応:ITpro とされている。 iPlayerはローンチ当初、P2Pを利用したダウンロード配信によってコンテンツを提供していたのだが、利用環境が限定さ

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  • Napsterから10年、P2Pファイル共有のこれまでを振り返る - P2Pとかその辺のお話@はてな

    The Globe and Mailが興味深い特集を組んでいる。 ■ Download Decade: The Globe and Mail ダウンロードの10年、これが意味するところは、Napsterが世に登場し、P2Pファイル共有が世界中に広まってから10年が経った、ということ。ユーザにとってのP2Pファイル共有の、いや違法P2Pファイル共有の歴史はNapsterから始まったといっても過言ではない。そこからの10年間を振り返るという、なかなか意欲的な企画だ。まだ、全てを読んだわけではないが、実に面白そうだ。 まずpart 1として、Matt HartleyによるNapsterの開発者Shawn Fanningのストーリーが掲載されている。Isohuntのtwitter経由で知ったのだが、全部でpart 5まであるのだそうだ。これからの記事にも期待したい。 あと、History of f

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  • 6,000被ブクマを記念して、過去の人気エントリを振り返ってみるよ - P2Pとかその辺のお話@はてな

    先日、当ダイアリーの被はてなブックマーク数が6,000を越えた。1年と4ヶ月弱でこれほどまでに多くの方に注目してもらえたこと、レスをもらえたことは非常にありがたいことです。 みなさん、どうもありがとうございます。 というわけで、これまでの当ダイアリーのエントリの中から、多くのブックマークを集めた21の記事を人気順にざっくばらんに振り返ってみたいと思います。21と半端なのは21番目のエントリが私の書いたエントリの中でも好きなエントリだったから、なんですが。 1枚3,000円のCDが売れたときのJASRACの取り分 個人的にはなんでそんなにブクマを集めたんだろう?というエントリだったりもする。実はこれ、以前のエントリの焼き増しで、たまたま朝早く起きて痛いニュース見てたら、痛い人がいたのでいっちょ皮肉ってやるか―程度だったんだよなぁ。 まぁ、書いた人としても、「タイトル見て興味津々で読んでみた

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  • 最近の若者に殺される文化などない - P2Pとかその辺のお話@はてな

    ■ 最近の若者は日文化を殺そうとしているのではないか ってエントリを読んで。伝統となった文化と今を生きる文化とは同列に語れるものではないし、その価値も縦断的、横断的に見て一様なものではないと思うんだよなぁ。 伝統文化に関しては、浅学なのでなんとも言えないけれど、それを守っていくだけの価値はあるんだろうなぁとは思う。 その一方で、今を生きる文化って、世代や文化を越えてフラットなものではないし、それぞれの層で時々刻々と変化を続けている。その中で生まれた文化らしきものが廃れたり、大きく変わってしまうことは時として残念なことではあるけれど、それはそれでしかたないことなのかなと思う。 もちろん、そう思うのは自分にとって愛着のあるものだからこそであって、自分にとってどうでもいいものなら、ビックリするほど残酷だったりもする。たとえば、ケータイ小説だってある種の文化らしきものとして見ることができるかも

    最近の若者に殺される文化などない - P2Pとかその辺のお話@はてな