もうすぐ、「リーンソフトウェア開発」の第二版がでます。もうすぐです。本当にいい本なので、内容のセミナーなどを、今年はやっていきたいと思います。今年はこれを煽っていくつもりです。業界のマネジメントを変えることが、開発現場を変えるには必要だから、マネジメントを納得させるボキャブラリで語っていきます。 中で、ウォーターフォール(本当に一方通行のものをさしています)が、ソフトウエア開発でなぜうまく機能しないか、という点をずぱっと言っている部分がありますので、引用します。(2章、原則3:知識を作り出すより。) 「ウォーターフォール」開発で不可解な点のひとつは、知識は「要求」という形式で、コーディングに先立ち、独立して存在している、という考え方である。ソフトウエア開発は、知識創造のプロセスである。全体のアーキテクチャ上のコンセプトは、コーディングに先立って大まかにまとめられているだろうが、そのアーキテ