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ブックマーク / kaikeigau.seesaa.net (1)

  • 会計学ノート

    借方・貸方の語からも想像できるように、複式簿記の誕生以来、企業をとりまく利害関係者の大きな関心は企業の債務返済能力にありました。 貸した金が果たしてきちんと返ってくるのかに大きな関心がよせられていたのです。 そこでの会計は、資産の売却価値の算定に重点がおかれ、貸借対照表も財産の一覧表というべき性格を有していました。 いわゆる静態論の考え方です。 しかし、世界的な株式市場の混乱を経て、貸借対照表の数値を不確実な指標としての時価に代え、確実な指標としての原価に置き換える動きがみられました。 そこでは収益を極めて確実な段階(実現)で計上し、費用面では、確実な指標としての原価を割り振る事(配分)に主眼がおかれ、確実さを重視した利益が算出されていました。 いわゆる動態論の登場です。 動態論のもとでの資産は、必ずしも売却価値を有する財産だけではありません。 過去の支出額(原価)の当期の損益にかかわらな

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