今日、とある初老の女性と話していた。 小さな美容院を経営する彼女は、女手ひとつで2人の子供を育てた。 「国民健康保険料を払いきれない」という。 彼女の所得は100万円程度一月の生活費は10万円に満たない。 しかし、彼女のもとには6万円もの国民健康保険料の請求書が送られてきている。 「売上が毎月20万前後しかなくなったんよ。私も歳をとったがお客さんも歳をとった。死んでしまった人もおるんよ」。 息子さんは「おかあちゃんの努力がたりないからじゃない」と言うそうだ。 それでも、彼女のもとに所得割を含めて7万円が請求されるのだ。彼女は少しずつ過去分の払いきれなかった保険料を支払いつづけている。 「前のが終わったと思うたらもう次のがきて、頑張って払っても終わらんのよ」。 所得を下げて申告したら?というと「そんなに急に下げられたら税務署ににらまれるけんね」と。 「去年国保課の人にも言われたけど、そんなこ
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