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2007年2月14日のブックマーク (3件)

  • 赤の女王とお茶を - Youtubeで読むジャズ史「東京大学のアルバート・アイラー」(その2)

    それでは第2部です。今回ちょーっと長くなりそうです。第1部はこちら。 ハードバップにおいて非常に完成度の高いフォーマットを作り上げたジャズですが、まさにそれ故に誰がやっても同じような作品ができてしまう、というジレンマに陥りました。 ここで止まっていれば、古き良き伝統音楽として歴史に残るに留まったのかもしれません。 しかし、激動の20世紀という時代、そして若い才能がそれを許さなかったのです。 モード理論の誕生 まず大きく舵を切ったのはマイルス・デイビス(Tp)でした。 マイルスはチャーリー・パーカーの元でビバップを学び、独立後はハードバップの旗手としてすでに大きな成功を収めていました。二日間で録音したといわれる”〜ing”四部作”*1や、「Round About Midnight」はハードバップの名演として現在でもマストアイテムです。 しかし、彼と彼の仲間達は前進をやめませんでした。 ビバッ

    赤の女王とお茶を - Youtubeで読むジャズ史「東京大学のアルバート・アイラー」(その2)
    sarutora
    sarutora 2007/02/14
    セッションしたいですねー
  • 赤の女王とお茶を - Youtubeで読むジャズ史「東京大学のアルバート・アイラー」(その1)

    菊池成孔師匠の例の読んでます。歴史編、通称「青」のほうですね。 東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編 作者: 菊地成孔,大谷能生出版社/メーカー: メディア総合研究所発売日: 2005/05/01メディア: 単行購入: 5人 クリック: 74回この商品を含むブログ (185件) を見る流石に面白い。 人が言うように、かなり和声主義的な「バークリー史観」ですから異論は多いと思いますが*1、ジャズを手っ取り早く俯瞰するには最良の書ではないでしょうか。特に聴くだけでなく「やってみたい」人向きには随一だと思います。 しかしモノは音楽、ことにジャズ。やっぱり聴いて、見てナンボですよね。 ここは一つ、みんな大好きなYoutubeを使って(Web2.0!)菊池流ジャズ史を追ってみようではありませんか。 プレ・モダン・ジャズ 「モダン」成立以前のジャズです。ブルーズやゴスペル、

    赤の女王とお茶を - Youtubeで読むジャズ史「東京大学のアルバート・アイラー」(その1)
  • pele-mele - 「韓国にも映画はあるんですか」

    単行になるのを待ちきれずに雑誌を買う、という消費行動とは無縁のオレにしては珍しく、四方田犬彦の「先生とわたし」が目当てで「新潮」の最新号を購入。批判が多いのは承知の上で『ハイスクール1968』(ISBN:4103671041)を愛読している身としては、学部生・院生時代を描いた続篇を以前から心待ちにしていたのである。ちなみに「先生」とは由良君美のことで、彼の評伝にも多くのページを割いている。由良君美に関しては「偉い先生だったらしい」くらいの知識しか持っていないオレとしては、いい勉強になりそうだ。 ところで「先生とわたし」には、修士課程を終えた四方田犬彦がオックスフォード留学を断念し、韓国の大学の客員教授になることを決意し、恩師に事情を説明に行くシーンがある。 わたしに最初にフランス語の手解きをしてくれたある教師の反応は冷淡なものだった。「不愉快ですね。きみはてっきりM君やS君などと一緒にパ

    pele-mele - 「韓国にも映画はあるんですか」
    sarutora
    sarutora 2007/02/14
    >わたし[四方田]に最初にフランス語の手解きをしてくれたある教師の反応は冷淡なものだった。↑かと思ったんですが実は事情はよく知らないのでやっぱりはずしました(^^;