「クモ型ロボ」が下水管を集団で点検!?操作はゲームコントローラーで直感的に…“群れ”で動かす理由を開発メーカーに聞いた 全国各地で老朽化が問題視されつつある下水管を、こんなロボットが点検してくれるかもしれない。 (出典:テムザック) この記事の画像(8枚) サービスロボットメーカーの株式会社テムザックは11月8日、下水道管の点検を助けるクモ型ロボット「SPD1」を開発したと発表した。 SPD1は8本の足で移動し、「基本仕様」の大きさは21×25×25cmで、重さが約3.5kg。大きさが異なる直径20~30cmまでの管をこれ1台で走行でき、ゲームコントローラーを使った「直感的な操作が可能」とのことだ。通信は有線LANケーブルを使用し、SPD1には基本仕様の他に、「上部カメラ付き」と「360度カメラ付き」がある。 1匹…と言ってしまいそうだが、単体での運用はもちろん、先頭は前方確認、2台目は調
10月24日、都内で「北陸新幹線(敦賀・大阪間)建設促進大会」が開催された。主催は関西広域連合、京都府、大阪府、公益社団法人関西経済連合会。参会者は約150人。関西広域連合の公式サイトでは、「沿線自治体関係国会議員、国土交通省、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構、西日本旅客鉄道株式会社、福井県、主催自治体議会議長、地元経済団体 他」と紹介されている。 北陸新幹線敦賀~新大阪間の事業想定区域(赤)と米原ルート(青)。米原ルートは東海道新幹線(オレンジ色)に乗換えが必要(地理院地図を加工) これに関連して、朝日新聞電子版は11月7日、「北陸新幹線、なぜこのルート 与党が主導 国『答える立場にない』」という記事を掲載した。北陸新幹線の敦賀~新大阪間延伸について、関西広域連合はもともと「米原ルート」を推していた。しかし、2016年に与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームが覆し、「小浜ルー
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月11日、宇宙開発利用部会の調査・安全小委員会にて、イプシロン6号機の打ち上げ失敗原因に関する調査状況を報告した。原因については引き続き確認中で、絞り込みに大きな進展は無いものの、いくつか追加情報が出てきたほか、H3ロケットの設計変更に関する方針も明らかになった。 【図表】各ロケットのタンク容量と充填量についての記載 (C)JAXA 不自然に大きかった燃料タンクの理由は? まずは、最新の調査状況についてだ。これまでの調査により、第2段RCSで問題が起きた可能性のある場所としては、すでにパイロ弁とダイアフラムの2つに絞られていたが、今回の報告では、ダイアフラムについて、より詳しい情報が出てきた。 ダイアフラムは、燃料タンクの内側に設置されたゴム膜である。液体の燃料(ヒドラジン)と、気体の押しガス(窒素)を分離する役割があり、これによって、燃料に確実に圧力
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)の宇宙船「オリオン」が米国時間の21日、月に最接近して上空約130キロの距離を通過した。人類を再び月に送り込むことを目指すNASAの「アルテミス計画」にとって、記念すべき瞬間だった。 オリオンは人が乗ることを想定しているが、アルテミス計画の第1弾となる今回はマネキンのみを搭載した。オリオンは月の反対側を回って6万4000キロ以上飛行する見通しで、有人用の宇宙船としてはこれまでで最も遠くまで到達する。 アルテミス計画では、史上初めて宇宙飛行士を常駐させる月面基地の確立を目指し、将来的に火星へ到達するための道筋とする計画。 オリオンは16日、ロケット「SLS」に搭載して打ち上げられ、25日半かけて月の周りを回る予定。月に最接近した後は、月が地球の周りを周回する方向とは逆行する軌道に入る。 地球には12月11日に帰還して、米カリフォルニア州サンディエゴ沖の太平
小型モジュール炉(Small Modular Reactor:SMR)は、モジュール化の発想を取り入れた小型原子炉の総称である。出力が小さく、簡素化した構造で建設費用を抑えられる他、安全性も高まるとの期待がある。国によってSMRの定義はさまざまだが、国際原子力機関(IAEA)によると、電気出力300MW以下の原子炉を指す。世界では約70種類以上ものSMRが開発されており、軽水炉型はその中で最も実用化が近い。 国内では2011年の福島第一原子力発電所の事故をきっかけに、従来の大型軽水炉(電気出力1GW程度)の安全性を見直す動きが広がった。しかし、安定電源である上に、稼働中に二酸化炭素(CO2)をほぼ排出しない原子力発電は、2050年のカーボンニュートラル達成に向けて不可欠な脱炭素電源とされる。そうした中で、新しい選択肢として浮上したのがSMRだ。加えて、ロシアのウクライナ侵攻に端を発するエネ
形から見る、将来の成田空港の拡張の難しさ 2029年までの成田空港拡張計画で提示されている同空港の拡大後の面積は、約2300ヘクタールになります。これは 1964年度の運輸白書に残されている、滑走路が5本あった先述の“青写真”、「新東京国際空港計画案」とほぼ同じ広さになります。 しかし、新しい成田空港の拡張案は南北に細長い、端正とは言い難い形をしています。これは、「新東京国際空港計画案」とも全く違う姿です。この形のズレが、さらなる用地の拡張を困難であることを示しているのです。 B滑走路の東には工場や農園、住宅も点在しているほか、河川も流れています。また、取得予定の敷地を見ると、東側の境界線が曲がりくねっている様子が確認できます。これは、圏央道の建設予定地に接しているためです。 成田空港の航空写真(画像:国土地理院の航空写真を加工)。 また、今回新設が予定されている3本目の「C滑走路」周辺を
4社の2022年1~3月期決算を確認すると、アマゾン・ドット・コムは最終損益が赤字に転落した。赤字は15年1~3月期以来7年ぶりだ。過去2年程度の間に積極的な設備投資を進めた結果、需要を上回る物流設備を抱え込んだ。グーグルの持ち株会社とメタも前年同期比で減益となり、アップルのみが1~3月期の最高益を更新した。 一人勝ちのアップル含め、どの企業も世界的な物価の高騰や人件費の急騰などに直面している。人員の削減などGAFAのコストカットが加速する可能性は高まっている。 一方で、クラウド・コンピューティング(クラウド)系のビジネスには、まだ伸びる余地がある。目先は物価高騰と世界的な景気後退の同時進行、金融政策の大転換による金融市場の大幅な不安定化などによって一時的に世界各国で設備投資は減少するだろう。ただ、やや長めの目線で考えると、世界経済のデジタル化関連の投資は増える可能性が高い。 メタは手数料
システムの仕組みは、自動改札機で読み取ったQRチケット情報をセンターサーバに送信。センターサーバはえきねっとで購入した予約情報と照合し、有効判定を行う。なおQRコード読み取り装置は2022年12月以降、順次設置される新型自動改札機に搭載される。 えきねっとでは2020年3月、もうひとつのチケットレスサービス「新幹線eチケットサービス」が導入されている。こちらはSuicaなどのICカードで自動改札をタッチすると、ICカードのIDと乗車券・特急券の予約情報を照合し、有効判定を行う仕組みだ。つまり「QR乗車」と「新幹線eチケットサービス」の原理は同様であり、事実上えきねっとチケットレスサービスに選択肢が加わる形である。 便利なSuicaがあるのに、今さらQRコード? サービスは2024年度下期に東北エリアへ導入。順次提供エリアを拡大していき、最終的にはJR東日本の全エリアに導入する予定だ。 つま
日米共同統合演習で与那国島の集落内を走行する陸自の16式機動戦闘車=沖縄県与那国町で2022年11月17日午後3時15分、比嘉洋撮影 自衛隊と米軍による日米共同統合演習「キーン・ソード23」(10~19日)で、防衛省は17日、日本最西端にある沖縄県・与那国島(与那国町)の与那国空港を使用して陸上自衛隊の16式機動戦闘車(MCV)を空輸する訓練を実施した。戦闘車はその後、公道を走って陸自与那国駐屯地に入った。与那国島は台湾の東約110キロにある。日米の共同演習で与那国空港を使用するのは初めてで、台湾有事などに備え、公共インフラの活用を探る狙いがあるとみられる。 与那国駐屯地では期間中、自衛隊と米軍が部隊間の「連絡調整所」を設置する訓練も実施する。2016年に開設された与那国駐屯地で日米が共同で訓練するのも初めて。
離島の防衛などを想定した演習が行われている沖縄県の与那国島に、戦車と同じ程度の火力を持つ陸上自衛隊の戦闘車両が輸送機で運ばれ、沖縄では初めて公道を走行しました。 沖縄県や鹿児島県などでは、離島の防衛を想定した自衛隊とアメリカ軍の大規模な共同演習が行われていて、17日は日本の最も西にある沖縄県の与那国島の空港に陸上自衛隊の機動戦闘車1両が本土から輸送機で運ばれました。 機動戦闘車は、戦車と同じ程度の火力を持つものの戦車よりも軽いため輸送機で運べるのが特徴で、島内の駐屯地に向けて公道を走行しました。 機動戦闘車が沖縄の公道を走行するのは今回が初めてで、空港の周辺では演習に抗議する人たちの姿も見られました。 地元の女性は「自衛隊がいても気にはとめていなかったが、実際に車両が通ると改めて訓練をしているのだと実感しました」と話していました。 防衛省は、機動戦闘車の輸送を含めた今回の日米共同演習につい
日米共同統合演習で与那国島では17日午後、陸上自衛隊の機動戦闘車が県内で初めて公道を走る計画です。 自衛隊とアメリカ軍による日米共同統合演習の一環で与那国空港には、このあと自衛隊の輸送機で105ミリ砲を搭載した機動戦闘車が運びこまれます。 機動戦闘車は空港からおよそ5キロ離れた与那国駐屯地まで移動する計画で、県内の公道を走るのはこれが初めてとなります。 今回の演習については住民からも様々な声があがっています。 「遺憾だよ。大変だよ。子供たちに戦争が始まるよというのを見せせるような格好だよ。」 「しょうがないですよね」「いざという時にはやっぱり自衛隊しかいないからそういう訓練はあってもおかしくはない。」 与那国町は訓練で住民に不安を感じさせないよう、自衛隊に対し機動戦闘車の前後に車両を配置して単独で走らせないことや、105ミリ砲の砲身を隠すよう求めています。
写真は北朝鮮が6回目の核実験(2017年9月3日)を強行してから約1カ月後の2017年10月13日に米国海軍のオハイオ級戦略原子力潜水艦「ミシガン」が海軍釜山(プサン)作戦基地に入港する様子。同年4月25日の入港以降、2回めとなる釜山(プサン)訪問だった。[写真 米海軍] ◇戦略原子力潜水艦の浮上も すでに韓米が実行段階に入ったという分析も出ている。アナポリスが東海に展開したことに続き、先月31日には釜山(プサン)作戦基地に同じLA級原子力潜水艦「キーウェスト」(SSN 722)が寄港した。異例なことに米国防総省はこのような原子力潜水艦の動線を公開して潜水艦が停泊している写真まで配布した。 北朝鮮に見えない警告信号も送っている。韓米大規模共同空中訓練(10月31日~11月5日)以降、米海軍の核戦争用空中指揮統制機「E-6B ‘Mercury TOKYO’」が何度も韓半島内陸の上空で確認され
米国の戦略資産である原子力潜水艦が今後頻繁に韓半島(朝鮮半島)周辺海域に展開するだろうとの観測が出ている。写真は2018年5月26日、米海軍のオハイオ級原子力戦略潜水艦「ネブラスカ」(SSBN 739)が米カリフォルニア州の近海で潜水艦発射ミサイル(SLBM)「トライデントII」を撃つ様子。このミサイルは訓練用で核弾頭を搭載していない。[写真 米海軍] 韓日米が原子力潜水艦を動員して東海(トンへ、日本名・日本海)公海上で対潜水艦戦訓練(9月30日)を実施する直前、韓米海軍の潜水艦首脳部が米国領グアムで潜水艦戦作戦会議を開いていたことが分かった。 北朝鮮の7回目の核実験と公開が迫っている新型潜水艦の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)挑発などに対応して共同潜水艦戦力を強化するための動きではないかとみられている。 実際にこの会議を前後して米国の戦略資産である原子力潜水艦が何回も韓半島(朝鮮半島)
アンテナ展開に成功した商業衛星、明るすぎて天体観測への影響が憂慮されている2022.11.20 18:0069,284 Passant Rabie - Gizmodo US [原文] ( たもり ) オリオン座並みに目立つ。 今週、9月に打ち上げられた試験衛星「BlueWalker 3」がアンテナアレイの展開に成功しました。朗報には違いありませんが、天文学者らにとって同衛星の明るさは天体観測を脅かす光害となりそうです。 現地時間の月曜AST SpaceMobile社は、同社の試験衛星が地球低軌道上でアレイの展開を完了し、通信アレイが693平方フィート(64平方メートル)に広がったと発表しました。このアレイは地球低軌道で展開された商業通信衛星のアレイとしては最大規模で、スマートフォンに直接通信を提供できるよう設計されています。 何でもビッグサイズなことで知られるテキサス州に拠点を置く同社にと
ウクライナ軍は、ロシアからの南部や東部の奪還加速に向けて猛攻撃を続けた。事態を打開したいロシアは、イランで開発された無人機(ドローン)の国内生産で合意。これに対し、ウクライナは米国から最先端ドローンの供与を受ける可能性が浮上している。 南部ヘルソン州では、ウクライナが西岸地域を奪還したドニエプル川を挟んで両軍が対峙(たいじ)。ウクライナ軍は激しい砲撃で東岸への進撃を図った。 東部ドネツク州でも、ロシア側が支配する州都ドネツク周辺の住宅地にウクライナ軍の砲撃が続いた。ゼレンスキー大統領は19日のビデオ演説で、ドネツク州の奪還の加速に意欲を見せた。 窮地のロシアは今月上旬、ドローン生産でイランと秘密裏に合意、数カ月以内に数百機の生産を開始できるよう動いていると米紙ワシントン・ポストが報じた。 ドローンを巡っては、米国が最先端ドローン「MQ―1Cグレイイーグル」の改良を検討、ウクライナへの供与の
【ワシントン=坂本一之】米空軍が沖縄県の嘉手納基地に常駐するF15戦闘機の退役に合わせ、戦闘機を巡回配備に切り替える計画であることが明らかになった。米軍事情報誌「ディフェンス・ニュース」(電子版)が27日、報じた。 米空軍は嘉手納基地に所属する2個飛行隊の約50機を巡回配備に移行させる方向。報道によると、国防総省は嘉手納基地の戦闘機部隊に関して長期的計画は決定しておらず、巡回配備を継続するか他の戦闘機部隊を常駐させるかは決まっていないとしている。 英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は、F15戦闘機の来年の退役に合わせ、米アラスカ州の基地から最新鋭のF22ステルス戦闘機を6カ月のローテーション方式で嘉手納基地に派遣する計画だと報じている。 中国が南・東シナ海で軍事的覇権を強め台湾海峡の緊張を高める中、米軍の抑止力低下を懸念する声が強まる可能性もある。
米政府が米空軍三沢基地(青森県三沢市)のF16戦闘機すべての撤収と米空軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)のF15戦闘機の一部削減を日本側に打診していたという報道が波紋を広げています。米軍の準機関紙も「日米間で米軍戦闘機の再編が議論されている」と報じており、行方が注目されます。 問題の報道は共同通信が行ったもの(11日)で、沖縄や青森の地元紙が大きく報じました。米政府が今年4月、(1)三沢基地に配備しているF16約40機すべてを早ければ年内から撤収させる(2)嘉手納基地配備のF15約50機の一部を削減する―という構想を日本政府(自公政権)に打診したという内容です。 議論の一環 自公政権側は、現在の米軍配置を前提にして合意した在日米軍再編計画への影響などを懸念し、いずれの構想にも難色を示して保留状態になっているとしています。 これに関し防衛省の中江公人事務次官は14日の記者会見で「米側から報道
米F15沖縄撤収が促すこと沖縄の米空軍嘉手納基地を拠点とする計54機のF15戦闘機が来年、老朽化に伴い退役し、その後はアラスカからステルス戦闘機F22がローテーションで沖縄に飛来することになったと内外の報道メディアが先週相次ぎ報じました。今回は、この動きの日本にとっての意味合いを考えます。F22部隊が沖縄に常駐せず、6カ月ごとに入れ替わる「ローテーション配備」となるとされていますが、常駐で
欧米の複数メディアは、アメリカ軍が嘉手納基地に配備しているF15戦闘機について、機体の老朽化が進んでいることから来年で退役させることを計画していると伝えました。 イギリスのフィナンシャル・タイムズは27日、アメリカ空軍が嘉手納基地に配備しているF15戦闘機について、機体の老朽化が進んでいることから来年、退役させることを計画していると伝えました。 報道によりますと、アメリカ軍は代わりにF22ステルス戦闘機をアラスカ州の基地から半年ごとの交代で派遣する方針だということです。 一方、別のメディアはF15戦闘機が退役したあと将来的に嘉手納基地に別の戦闘機を常時、配備するかは決まっていないと報じています。 嘉手納基地にはF15を運用する飛行隊が2つ所属していて、配備されている機体はおよそ50機に上ります。 計画についてフィナンシャル・タイムズは戦闘機の常時配備をやめれば中国に対する抑止力の低下につな
米国防総省は、数十年にわたって沖縄県に配備してきたF15戦闘機を退役させようとしているが、このニュースの注目度はあまりにも低い。米国の航空戦力は世界中に広範囲に分散しており、中国を抑止するためにさらに多くの装備を太平洋地域に配備する必要があるにもかかわらず、米国は危うい立場にある。 このニュースがメディアにリークされた後の10月28日、空軍は「国防総省は11月から2年かけて、嘉手納基地に前方展開されたF15C/D戦闘機の段階的な撤退を行う」と発表した。空軍のF15CとF15Dは導入から平均38年が経過しており、飛行を続けるための維持管理に多額の費用がかかることは疑いない。退役したF15パイロットのデービッド・デプトゥラ中将がウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に語ったところでは、嘉手納に配備されたF15C/D戦闘機のパイロットは空軍最後の現役F15C/Dパイロットであり、これも制約要
11月2日付のウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)社説が、代替機の恒久配備なしに沖縄からF15戦闘機を退役させるとの米国の決定は、防衛力の低下になるとともに、中国などに間違ったシグナルを送ることになると批判している。 米国防省は、数十年にわたり沖縄に配備してきたF15戦闘機を退役させようとしている。 このニュースがリークされた後、米空軍は「11月から2年かけて、嘉手納基地に前方展開している F15C/D 戦闘機の段階的な撤退を行う」と発表した。F15 C/D は導入から平均38年が経過し、維持管理に多額の費用がかかっている。 西太平洋第一列島線にある戦略上重要基地に恒久的に配備される戦闘機を用意しない儘、F15は撤退する見通しだ。空軍は「より新しく、高性能な航空機」を「一時的に」巡回配備する予定だという。同時に国防省は「長期的な解決法につき未だ決定を下していない」と述べている。 この
足が遅くてもOKな用途とは? 優秀船舶を空母に改造するにあたっては、一定の性能レベルが設けられていますが、その目安とされたのが「航空機種及性能標準」です。ただ、その基準は1935(昭和11)年の時点で「空母側が19.44ノット(約36km/h)を発揮できれば達成できる」というレベルでした。だからこそ、春日丸型を大鷹型空母に改装するにあたっても、最大速力21ノット(約38.9km/h)で問題なかったといえるでしょう。 旧日本海軍の空母「沖鷹」(画像:アメリカ海軍)。 この「航空機種及性能標準」、1937(昭和13)年には改正され、空母側の速力は23.33ノット(約43.2km/h)が求められるようになります。こうしたことから、飛鷹型航空母艦は最高速度25.5ノット(約47.2km/h)となり、結果、太平洋戦争でほかの正規空母に比肩するほど活動することができたのです。 もし、艦政本部が早い段階
強襲揚陸艦に載せて艦載戦闘機として使う構想だとか。 初飛行は2023年初頭の予定 トルコのUAS(無人航空機システム)メーカー、バイカル・テクノロジーズは2022年11月21日、開発中の無人戦闘機「バイラクタル・クズルエルマ」が初の自動タキシングと滑走テストに成功したと発表しました。 拡大画像 「バイラクタル・クズルエルマ」とともに写真に収まったバイカル・テクノロジーズの社員たち(画像:バイカル・テクノロジーズ)。 「バイラクタル」はロシアによるウクライナ侵攻で一躍、知られるようになったトルコ製のUAV(無人航空機)です。ただ、今回披露された「バイラクタル・クズルエルマ」は従来の「バイラクタル」シリーズとは形状を一新しており、レーダーに映りにくいステルス性を有しているのが特徴です。 機体サイズは全長14.7m、翼幅10m、全高3.3m、最大離陸重量は6000kgと大型で、外観デザインは主翼
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防衛省は21日、海上自衛隊の新型イージス艦「まや」と「はぐろ」が米ハワイ沖で性能試験を実施し、弾道ミサイルの模擬標的の迎撃に成功したと発表した。この2隻の能力を確認したことで、海自が保有するイージス艦全8隻が、本格的に弾道ミサイル防衛任務に就く体制が整った。 【動画】護衛艦「しらぬい」からみた国際観艦式 同省によると、「まや」は16日、米軍が中距離弾道ミサイルに見立てて発射した標的に新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」を発射し、大気圏外で命中させた。この迎撃ミサイルは、日米が2006年度から17年度にかけて開発したもので、従来型よりも射程が延びたほか、センサー機能も向上し、命中精度も上がったとされる。防衛省は今後、量産を始め、「まや」などへの配備を進める。
インターネットバンキングの口座から預金を不正送金する2019年の被害が前年比4.4倍の20億3200万円(暫定値)に急増したことが6日、警察庁のまとめで分かった。「ワンタイムパスワード」を破る手口が横行し、被害額は4年ぶりに増加した。金融機関は不正送金を防ぐため、顔や指紋で本人確認する生体認証の普及を急いでいる。ワンタイムパスワードはネットバンキング利用時に、ユーザーが元来設定している固定パス
トルコ軍空爆で31人死亡 シリア北部、対テロ報復「新たな作戦」 2022年11月20日23時26分 【図解】トルコ・シリア 【イスタンブール時事】トルコ国防省は20日、同国と敵対するクルド人勢力が活動するシリアとイラクの北部で「新たな空爆作戦」を19日から20日にかけて行ったと発表した。在英のシリア人権監視団によると、この空爆でクルド人主体の「シリア民主軍(SDF)」戦闘員やシリアのアサド政権軍の兵士ら少なくとも31人が死亡した。 トルコ爆発関与か、5人拘束 クルド人やガガウス人―ブルガリア 国防省の声明によると、イスタンブールで13日に起きたテロ事件の報復で、トルコへの越境テロ攻撃を防ぐのが狙い。「武器庫や訓練施設など89の標的を破壊し、多数のテロリストを無力化した」と説明している。アカル国防相は「成功裏に行われた」と強調した。 国際 コメントをする
九五式軽戦車は「強くて速くて良い戦車」? ボービントン戦車博物館で走行展示した九五式軽戦車は、秘匿名称「ハ号」だったことから「HA-GO」と呼ばれ、戦車発祥の地イギリスでも人気者でした。 日本陸軍の戦車といえば弱かったと、一般的にはイメージされるかもしれません。確かに、同時代の他国戦車と並ぶと小柄なことを実感します。ところが九五式軽戦車は、中国戦線では「強くて速くて良い戦車」などといわれていました。70年以上を経ても空冷ディーゼルエンジン音を響かせながら軽やかに走り回る九五式軽戦車は、「強い」かどうかはともかく「速い」のは間違いないと感じます。 拡大画像 九五式軽戦車「4335号車」の銘板。昭和18年4月製造となっている。(画像:月刊PANZER編集部)。 21世紀の現在でも、戦車を一から企画設計して量産する能力のある国は両手に収まる数しかありません。日本は戦前から戦車大国でした。 戦時中
嘉手納基地空撮(資料写真) 米空軍嘉手納基地からF15戦闘機を退役させ、F22戦闘機をローテーション配備する米空軍の動きを巡り、米軍準機関紙「星条旗新聞」は14日付で、中国の軍事力増強などを背景に「沖縄の基地は中国との戦争で生き残ることができない」などとする米政府元高官の見解を掲載した。一連の見解は、在沖米軍基地の脆弱(ぜいじゃく)性を米側が認識した上で対中戦略を積み上げ、柔軟な運用体制を検討していることが改めて示された形となった。 外務省は、日米安全保障体制下で在沖米軍基地などの施設提供に伴い、米国には日本防衛の「義務」があると説明してきた。一方、元高官の見解は、固定された在沖米軍基地が存在することの戦略的な弱さから、F22のローテーション配備に踏み切った形で、日米安保体制の根幹に疑義を唱える内容だ。 星条旗紙の記事によると、スティーブ・ガンヤード元国務次官補は、同紙の取材に対し、F15
実験棟「夢天」を搭載し、中国南部・海南島の発射場から打ち上げられた長征5号B(10月31日)=新華社AP 【クアラルンプール=安田信介】フィリピン海軍は21日、中国が10月に打ち上げたロケットの残骸とみられる物体を南シナ海で回収した後、中国海警局の船に奪われたと発表した。 【写真】実験棟「問天」を搭載し、中国南部・海南島の発射場から打ち上げられたロケット 発表によると、現場はフィリピンが実効支配するパグアサ島の西約700メートルの海域。20日午前、比海軍が海上を浮遊している物体を発見し、回収した。その後、中国海警局の船が接近して進路を妨害。物体を引いていたロープを切断し、持ち去ったという。 地元メディアの報道によると、比軍の報道官はこの物体について、10月31日に中国が打ち上げた大型ロケットの残骸とみられるとしている。ロケットは、中国独自の宇宙ステーション建設用に開発された「長征5号B」(
JBpressで掲載した人気記事から、もう一度読みたい記事を選びました。(初出:2022年11月21日)※内容は掲載当時のものです。 2022(令和4)年9月23日、西九州新幹線・武雄温泉~長崎間が開業した。九州新幹線長崎ルートの未開通分のほか、北海道新幹線の札幌延伸工事も進められている。さらなる新幹線の建設が、国政の場などで検討される日が来ることもあるだろう。だが、想定した需要がなく仮に赤字が生まれた時に誰が負担するのか。新幹線開通後に並行する在来線をどう維持するのか。日本が好景気にあった昭和40年代の発想から変わらないままでいいのか。(文中敬称略) (池口 英司:鉄道ライター・カメラマン) 東海道本線の救済を目的に建設された新幹線 開業した西九州新幹線・武雄温泉~長崎間69.6営業キロの間に設置された駅は5駅。6両編成の「N700S」で運転される「かもめ」は全線を最短23分で走破する。
アメリカには「世界一静かな飛行機」とも呼ばれる機体が存在します。それはYO-3A「クワイエット・スター」。そのまんまな愛称が付けられたこの機体、何のために作られたのか、誕生の経緯と運用についてひも解きます。 アメリカ陸軍が要求、でも攻撃用にあらず。 飛行機には「世界初」はもちろんのこと、「世界最大」や「世界最速」、はたまた「世界最重」「世界最多」「世界最長(全長、全幅、航続距離など)」「世界最高(高度、取得単価など)」など、あらゆる分野で世界一と呼ばれる機体があります。ただ、そのなかで一風変わった世界一といえそうなのが、「世界で最も静かな飛行機」でしょう。 この称号をもつ機体が、ロッキードYO-3A「クワイエット・スター」です。なぜそう断言できるのか、そしてこのような性能を誰が欲し、どう使おうと考えて製作されたのか、見てみましょう。 拡大画像 アメリカ陸軍が運用していたときの迷彩塗装が施さ
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海上自衛隊そうりゅう型潜水艦8番艦『せきりゅう』2950トン、魚雷発射管六門(写真:アメリカ海軍) 10月29日の読売新聞に『トマホーク搭載の潜水艦を視野、<実験艦>新造を検討』との記事が掲載された。記事には「政府は長射程ミサイルを発射可能な潜水艦の保有に向け、技術的課題を検証する<実験艦>を新造する方向で調整に入った」とある。長距離攻撃が可能な兵器を搭載する実験潜水艦には現状、名前はない。 帝国海軍には特殊攻撃機「晴嵐」を3機搭載し、パナマ運河を攻撃するために作られた伊400型潜水艦(6560t)が実在した。それにちなみ、この実験艦を「E400TX」と呼ぶことにさせていただければと思う。新幹線の新型車両のような仮称だが、お許しいただきたい。 報道によるとトマホーク搭載潜水艦の<実験艦>を作るいうことだが、今の海自潜水艦でも装置を追加すれば、トマホークは魚雷発射管から発射可能(写真:アメリ
10月29日の読売新聞に『トマホーク搭載の潜水艦を視野、<実験艦>新造を検討』との記事が掲載された。記事には「政府は長射程ミサイルを発射可能な潜水艦の保有に向け、技術的課題を検証する<実験艦>を新造する方向で調整に入った」とある。長距離攻撃が可能な兵器を搭載する実験潜水艦には現状、名前はない。 【画像】日本が作ろうとしている「実験潜水艦」 帝国海軍には特殊攻撃機「晴嵐」を3機搭載し、パナマ運河を攻撃するために作られた伊400型潜水艦(6560t)が実在した。それにちなみ、この実験艦を「E400TX」と呼ぶことにさせていただければと思う。新幹線の新型車両のような仮称だが、お許しいただきたい。 海上自衛隊潜水艦「はやしお」艦長や第二潜水隊司令を歴任した元海将で、現在は金沢工業大学虎ノ門大学院教授の伊藤俊幸氏に<実験艦>について話を聞いた。 「仮称はそれでもいいと思いますが(笑)、射程距離125
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
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https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e6/0b/15/13898132_0:66:1280:786_1920x0_80_0_0_e5d035b24cc59c34f7e2031d208ada41.jpg J-20は素晴らしい飛行プログラムを見せたほか、いくつかの曲技を披露した。高度な機動力を備えたJ-20は、かなり大きく、重量もある。サイズは全長21.2メートル、全幅13メートル、最大離陸重量は37トンである。たとえば、F-35はこれより小さく、重量も少ない。日本の操縦士らは、この中国の戦闘機J-20をよりよく分析・調査する必要があるだろう。というのも、この戦闘機は、軍事紛争が発生した際、日本の航空自衛隊にとっての敵となる可能性が大きいからである。日本全土に到達する能力J-20は、中国が開発した戦闘機のハイブリッド型であり、F-35とF-22の製造上の
政府は安全保障の観点からインフラ整備を支援するため、従来の公共事業関係費とは別に省庁横断の「特定枠」を2024年度予算で設ける考えだ。防衛力の「抜本的強化」に向けて、5年以内に国内総生産(GDP)比2%以上への防衛費増額を目指すとした骨太の方針を受けて、新たな予算制度を打ち出した。特別枠の設定は、「抜本的強化」が終わる27年度まで続ける予定だ。政府が22年11月9日に開いた有識者会議で明らかにした。 新たな予算制度の対象は、国や自治体が管理する空港や港湾施設と、そこへアクセスする高規格道路だ。台湾有事の際に戦場となる恐れが高い沖縄県の南西諸島にある施設を「特定重要拠点空港・港湾」(仮称)に指定。国土交通省や防衛省などが協議して、対象事業を決める。事業実施は国交省が担う予定だ。 この制度を通じて、公共インフラの機能を自衛隊が利用できる水準に高める。南西諸島の空港は、自衛隊機が利用するには滑走
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