5年ほど前に戸籍に使える漢字が増えるという話題があったが、各社の報じるところ(リンク先はとりあえず日経)によると、文化審議会国語分科会漢字小委員会が2010年に制定される新常用漢字表に「鹿」「阪」「奈」「岡」など、都道府県名にも使われている11字を含める事を決定した。 また、このほか約4000字についても常用漢字表に含めるか検討し、総字数の結果によっては「準常用漢字表」を制定することも検討するとの事。 学生時代に小説を読み漁って漢字を覚えたタレコミ子としては新聞等での「ぜい弱性」などといったかな交じり表記に違和感を覚えていたのですが、逆に言えば新聞しか読まないと「脆弱性」という本来の漢字表記を目にする機会すら奪われる(奪われていた)のではないかと危惧します。 常用漢字表はあくまで目安として、必要であればフリガナ併記、PCや携帯の普及を鑑み一般的にはJIS第二水準程度まで制限なしといった運用