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2019年7月13日のブックマーク (3件)

  • 小熊英二『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    小熊英二さんより『日社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』(講談社現代新書)をお送りいただきました。新書でありながら600ページという常識外れの分厚さにまず目を剥きましたが、中身を読み始めて、これはいったい何というだ!と叫んでしまいました。どういうことか?というと、私の様々な議論やと、ほぼ重なるような内容のになっていたからです。 http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000321617 正直言って、この著者名とこのタイトルから想像される中身とは相当に異なっています。もし書が学術出版であれば、内容を正確に伝えるタイトルをつけるとしたら、『詳説 日型雇用システムの形成史』となるはずです。そう、私がいくつかので、序説であったり傍論であったりしながら割と簡略に叙述してきた事柄を、(ページ数が増えることを全く顧慮することなく)元

    小熊英二『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 呉座勇一さん「日本国紀」を語り尽くす:(上) 「保守論壇の劣化の象徴」 | 毎日新聞

    歴史書として異例のヒットとなった「応仁の乱」(中公新書)などで知られる国際日文化研究センター助教の呉座勇一さんは、歴史学の研究成果を無視した歴史書を積極的に批判している。昨年11月に発売されたベストセラー、百田尚樹さんの「日国紀」(幻冬舎)についても新聞や雑誌などに批判を寄稿してきた。何が問題だと考えているのか、3回にわたってインタビューで紹介する。初回では歴史書としての「日国紀」をどう見るかを聞いた。【大村健一/統合デジタル取材センター】 「日国紀」は「永遠の0(ゼロ)」「海賊とよばれた男」などの作者でもある百田さんが、古代から平成までの歴史を紹介した。「当代一のストーリーテラーが、平成最後の年に送り出す、日通史の決定版」(幻冬舎の書籍紹介ページ)との触れ込みで、約65万部が売れたとされる。

    呉座勇一さん「日本国紀」を語り尽くす:(上) 「保守論壇の劣化の象徴」 | 毎日新聞
  • 440年の眠りから覚め、まもなく消える山城 岡山県・南山城 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]

    の城を知り尽くした城郭ライター萩原さちこさんが、各地の城をめぐり、見どころや最新情報、ときにはグルメ情報もお伝えする連載です。今回は、河川改修工事のためまもなく姿を消す、岡山県倉敷市にある戦国時代の山城・南山城です。 洪水防止の河川工事で消滅へ 残念ながら、まもなく消滅する戦国時代の山城がある。岡山県倉敷市の、高梁(たかはし)川と小田川の合流点を見下ろす丘陵上にある南山城だ。小田川の流れをスムーズにするため、南山城は山ごと削られる。「平成30年7月豪雨」で甚大な被害が出た地域だけに、河川の付け替え工事は最優先事項だが、小田川合流点付け替え事業に伴い2017年から行われていた格的な発掘調査によって、戦国の城の姿が明らかになっている。 まず、この城の立地がたまらない。南山城は備中国(岡山県西部)の南東部にあり、戦国時代に備中南部の重要な拠点のひとつだった猿掛城(岡山県矢掛町)の東方にある

    440年の眠りから覚め、まもなく消える山城 岡山県・南山城 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]