(AEDの指示に反して) 心電図の充電中に胸骨圧迫を行うことは危険です。 なに言っているの? あたりまえじゃない? と思われる方は、ここでページを閉じてください。この先を読む必要はありません。 おそらく市民救助者の方の大半は、上記の点を正しく理解しているはずです。 しかし、なぜか医療従事者の中には、AEDの充電中に少しでも胸骨圧迫を行うことが正しい、と勘違いしている人が少なからずいるのです。 そこで、このような記事を書かせてもらいました。 この勘違いの原因は、AHA の BLSプロバイダーコース で使われているDVD にあります。 AED使用に関するデモ映像の中で、心リズム解析のためにいったん患者から離れたのに、充電の最中に胸骨圧迫を再開している場面が描かれているのです。 さらにはDVDのナレーターの解説として、下記のような言葉が入っています。 「この圧迫担当者は、AEDの充電時間すら無駄
![医療者にありがちなAED使用法の勘違い(充電中の圧迫) | BLS横浜](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/27d8f7c743a348d352ca5ef9551998bafabd81ef/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.bls.yokohama%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F04%2Fbls-2015-text-aed.jpg)