2018年9月5日、中国メディアの観察者網によると、台湾・台南市にある野党・国民党同市支部の土地に日本による慰安婦を象徴する銅像が設置されたことに関連し、国民党の呉敦義(ウー・ドゥンイー)主席は、日本が慰安婦問題で謝罪と賠償をしない限り、話し合いには応じない姿勢を示した。 慰安婦像は8月14日、国民党の馬英九(マー・インジウ)前総統らが出席して同市支部で除幕した。 観察者網によると、呉氏は5日、台南で取材に応じ、日本の台湾駐在代表が呉氏と馬氏を訪ね、馬氏が除幕式に出席した件について「いささかの意見」を示したことを明らかにした上で、「日本が歴史的事実に勇気を持って向き合い、謝罪と賠償をすることを望む。そうして初めて筋が通るのであり、そうでなければ話し合う余地はない」と述べた。 毎日新聞によると、台南市の地方裁判所は9月4日、同市支部の土地と建物について競売を実施したが、入札者はおらず、9月中