陸釣りはストイックである。特に東京近辺の海岸線はコンクリートで固められ、その風貌は極めて単調だ。例えばこの写真にあるような極めてストイックなコンクリートの塊が我々のプラットフォームとなる。この一見単調としか思われないプラットフォームの上で様々なドラマが(自分の場合、大抵悲劇)が演じられるわけである。 そんなわけで、私はプラットフォームが好きではない。しかしながら、ビジネスにおいては、プラットフォームを握るものが勝者となるケースが多々ある。ここ最近、SNSのプラットフォームとして注目を集めるのがGoogleの提唱する標準API「Open Social」である。 Facebookプラットフォーム戦略 プラットフォームのオープン化で先行したのはFacebookであった。最大のユーザー数を誇るMySpaceへの対抗策として、プラットフォームをオープン化する手法は、商用アプリケーションのオープンソー
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