ファミコン風ADV「伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠」の続編にかける思いとファミコン愛。プロデューサー関 純治氏インタビュー ライター:箭本進一 2019年1月24日にNintendo Switch版が発売された「伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠」(以下,「偽りの黒真珠」)は,ファミコン風のミステリーアドベンチャーゲームだ(6月20日にはPlayStation 4版,7月25日にはSteam版も配信)。 本作は,“ファミコンのテイストを再現”することに非常に力を入れて作られており,キャラクターデザインにはファミコン用アドベンチャーゲームの名作「北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ」(以下,「オホーツクに消ゆ」)の荒井清和氏を起用し,容量やサウンド,グラフィックスなどをファミコンの仕様に準じて制作しているという徹底ぶりだ。 また,ファミコン時代のコマンド式アドベンチャーの“お約束”を盛り