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  • [CEDEC 2021]フランス人開発者が,日本のゲーム業界の常識を斬る。「日本で世界規模の競争力のあるゲーム開発は可能なのか?」聴講レポート

    [CEDEC 2021]フランス人開発者が,日本のゲーム業界の常識を斬る。「日本で世界規模の競争力のあるゲーム開発は可能なのか?」聴講レポート ライター:箭本進一 日本で活躍するフランス人開発者が,日本ゲーム業界の問題点を指摘するという講演「Is Worldwide Competitive Game Development possible in Japan?/日本で世界規模の競争力のあるゲーム開発は可能なのか?」が,ゲーム開発者向けカンファレンス,CEDEC 2021の2日目となる2021年8月25日に行われた。日本のゲーム業界が「マネジメント」「キャリア」「競争力」の3分野に抱える問題とは,どのようなものなのだろう? 「CEDEC 2021」公式サイト 講演を行うハンサリ・ギオーム氏は,東京に本拠を置くゲーム開発スタジオWizcorpのCEOを務めている。2006年に日本に住み始めて以

      [CEDEC 2021]フランス人開発者が,日本のゲーム業界の常識を斬る。「日本で世界規模の競争力のあるゲーム開発は可能なのか?」聴講レポート
    • ゲーム『ウマ娘』で制作済みの音楽をほぼ全曲作り直すことになった理由とは? まるで”ウマ娘2″を作るように──「うまぴょい伝説」から始まった楽曲制作5年間の歩み

      『ドラクエ』スライムの合体練習をドット絵のショートアニメにしてみた! 応援されながらがんばる姿に「優しい世界」「かわいいの極み」の声 海外でバズり中のボカロ曲「ヤババイナ」楽曲配信開始!初音ミク、ずんだもん、重音テトの破茶滅茶なMV映像に「中毒性やばい」「何度も聞きにきたくなる」の声 「制作済みだったBGM30曲以上をほぼすべてリメイクすることになった」 「『ウマ娘2』を作っているくらいの意識に近かった」 『ウマ娘 プリティーダービー』(以下『ウマ娘』)開発初期より、約5年に渡って二人三脚で楽曲を手掛けてきた本田晃弘氏、内田哲也氏はそう語る。 本田晃弘氏は『メタルギア』シリーズなど数多くのゲームミュージックを担当。『プリンセスコネクト!Re:Dive』(以下『プリコネR』)でもサウンドプロデューサーを務めている。「うまぴょい伝説」を生み出した張本人でもある。 内田哲也氏は「お願い!シンデレ

        ゲーム『ウマ娘』で制作済みの音楽をほぼ全曲作り直すことになった理由とは? まるで”ウマ娘2″を作るように──「うまぴょい伝説」から始まった楽曲制作5年間の歩み
      • 「Key」のゲームクリエイターが語る「他のひとには正常でも、自分にはバグって見える世界」(麻枝 准)

        麻枝准(まえだ・じゅん) 1975年1月3日生まれ。三重県出身。シナリオライター、作詞家、作曲家、サウンドプロデューサー。2021年、初小説『猫狩り族の長』を上梓。 バグった脳で生きる正常なこの世界 「何を食べたら、こんなネガティブな考え方をする人間になるのか」 初めて書いた小説が発売されて時間も経ち、結構な数の感想に目を通しましたが、そのひとつが印象的でした。小説の登場人物・十郎丸を指した言葉です。 実は、書いた自分にもわかりません。 なぜなら、自分自身がこんな人間だからです。 自分にとって、毎日は過ぎ去るものではなく、懸命に乗り越えなくてはならないハードルです。それは山のように高いです。普通の人であれば、数歩進めば訪れる明日が、自分にとってはクライミングのように手足を酷使して、乗り越え、ようやく迎えられるものです。 自分の時間は、何かに夢中になっていなくては流れてくれません。特に、仕事

          「Key」のゲームクリエイターが語る「他のひとには正常でも、自分にはバグって見える世界」(麻枝 准)
        • 音を極める――メディア芸術の音を創造した人々 第8回 作曲家、プロデューサー・菅野よう子[前編] | MACC – Media Arts Current Contents

          トップ > 記事 > 音を極める――メディア芸術の音を創造した人々 第8回 作曲家、プロデューサー・菅野よう子[前編] 不破 了三 アニメ・特撮・ゲームなどのメディア芸術の世界における「音」の表現を切り拓いてきたクリエイターにお話をうかがうインタビュー連載「音を極める――メディア芸術の音を創造した人々」。今回は「アニメ音楽に対する世の中の評価は、彼女の登場から変わった」と多くの人が口を揃えて語る、作曲家兼プロデューサーの菅野よう子氏です。まずは菅野氏ならではの楽曲制作方法から、学生時代の音楽活動、ゲームやCMへ楽曲提供してきた経緯をお話しいただきました。 連載目次 第1回 作曲家・田中公平(前編) 第2回 作曲家・田中公平(後編) 第3回 作曲家・神前暁(前編) 第4回 作曲家・神前暁(後編) 第5回 作曲家・鷺巣詩郎[前編] 第6回 作曲家・鷺巣詩郎[中編] 第7回 作曲家・鷺巣詩郎[後

            音を極める――メディア芸術の音を創造した人々 第8回 作曲家、プロデューサー・菅野よう子[前編] | MACC – Media Arts Current Contents
          • [CEDEC 2021]スクウェア・エニックスの過去資産サルベージプロジェクトや,「ワンダープロジェクトJ」開発当時の資料が紹介された講演をレポート

            [CEDEC 2021]スクウェア・エニックスの過去資産サルベージプロジェクトや,「ワンダープロジェクトJ」開発当時の資料が紹介された講演をレポート 編集部:御月亜希 ゲーム開発者向けカンファレンスCEDEC 2021の初日となる2021年8月24日,スクウェア・エニックスの三宅陽一郎氏と藤本広貴氏が,「資料を資産へ、スクウェア・エニックスにおけるゲーム開発資料発掘プロジェクト [Wonder Project J編]」と題したセッションを行った。 スクウェア・エニックスの過去資産サルベージプロジェクトや,スーパーファミコンソフト「ワンダープロジェクトJ〜機械の少年ピーノ〜」(以下,「ワンダープロジェクトJ」)の開発資料,さらに,当時どのようにゲーム開発が行われていたのかなどを紹介したセッションの模様をレポートしよう。 「CEDEC 2021」公式サイト まずは三宅氏から,スクウェア・エニッ

              [CEDEC 2021]スクウェア・エニックスの過去資産サルベージプロジェクトや,「ワンダープロジェクトJ」開発当時の資料が紹介された講演をレポート
            • Mummy-Dの30年ラップを続けた境地「ラップで人間国宝を目指す」 | Fika

              今年、結成30周年を迎えたヒップホップ界のパイオニア・RHYMESTER。そのMCにして、トラックメイキングを含めたソロ活動やユニット・マボロシなど、幅広い活躍を見せてきたのがMummy-Dだ。 今年49歳を迎えた彼は、卓抜したライミングや飄々としたキャラクターで人気を博す。しかし、どんな人間にだって葛藤はある。今回彼がリラックスしたムードで話してくれたのは、Fikaのテーマであるクラフトマンシップや、もの作りへのこだわり、そしてキャリアを積み重ねたからこそ、絶えず自問自答を繰り返し、一歩でも前を目指そうとする「現在地」についてだ。 365日24時間音楽と向き合い続けるミュージシャンが、唯一心安らぐ余暇は「歴史」 ―このインタビューは8月に行われていますが、RHYMESTER結成30周年を記念した47都道府県ツアーのお休み期間なんですよね? Mummy-D(以下、D):そうだね。夏はフェス

                Mummy-Dの30年ラップを続けた境地「ラップで人間国宝を目指す」 | Fika
              • 花澤香菜×サウンドプロデューサー北川勝利インタビュー、作家陣10名のコメントで紐解く「追憶と指先」 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

                普通に一緒にバンドをやっている感覚 ──今日は北川さんもいらっしゃるということで、“花澤香菜プロジェクト”全体のお話から聞かせてください。花澤さんの音楽活動が始まって10年以上が経ちましたが、現在地についてはどんなふうに捉えていますか? 花澤香菜 現在地かあ……どうなんでしょうねえ。 北川勝利 なんか、「ここを目指していく」というのはそんなにチーム内で話していないんですよね。毎回毎回の積み重ねで……行き当たりばったりかもしれないんですけど(笑)。 花澤 ですね(笑)。武道館ライブ(2015年5月3日に東京・日本武道館で行われた「花澤香菜 live 2015 "Blue Avenue"」 参照:花澤香菜、大成功の武道館ライブでツアー好発進!千石撫子のあの曲も)をやるまでは「みんなで武道館に行こう!」という目標がありましたけど……。 北川 特定のタイミングで思い出したように動き始めるタイプのプ

                  花澤香菜×サウンドプロデューサー北川勝利インタビュー、作家陣10名のコメントで紐解く「追憶と指先」 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
                • 「佐藤優樹は”ガチ”」つんく♂とタワレコ社長が語る、ハロプロ今昔物語。|つんく♂

                  noteマガジン「つんく♂の超プロデューサー視点!」、対談企画第3回目ゲストは、タワーレコード代表取締役社長の嶺脇育夫さん。今年でハロー!プロジェクトファン歴20周年だという嶺脇さんの前のめりなハロプロ愛を、つんく♂は受け止められるのでしょうか!? 盛り上がった対談、冒頭5500字は無料でお楽しみいただけます。対談後編はこちら。 (文 田口俊輔 / 編集 小沢あや)辻ちゃんと「Memory 青春の光」に導かれハロヲタに嶺脇:僕は2001年の「ザ☆ピ~ス!」あたりからハロー!プロジェクトのファンになったので、ハロヲタ歴20周年なんです。まさかつんく♂さんと初めて会話ができるチャンスをいただけるとは……。今日はものすごく緊張しています(笑)。 つんく♂:嶺脇社長とはもっと早く会えると思っていたんですが、なかなか実現しなかったんですよね。オンラインですけど、こんなご時世になって会えるとは、逆に運

                    「佐藤優樹は”ガチ”」つんく♂とタワレコ社長が語る、ハロプロ今昔物語。|つんく♂
                  • 代官山 晴れたら空に豆まいての「存続」と「事業継続」のための緊急支援プロジェクト | MOTION GALLERY

                    東京・代官山にあるイベントスペース「晴れたら空に豆まいて」は、新型コロナウイルス感染拡大により存続の危機を迎えております。文化の発信を引き続き行なっていくために、どうぞご協力のほどよろしくお願いいたします。 【プロジェクト詳細】 2006年、代官山にオープンした"晴れたら空に豆まいて"は、開店以来、14年、国内外のミュージシャン、ダンサー、DJ、落語、能、浪曲などの日本の古典芸能の方々から、様々な分野の専門家、知識人といった、才能溢れる皆様と、独自のスタイルで東京から文化を発信してまいりました。現在「晴れたら空に豆まいて」(以下 晴れ豆)はかつて経験のない状況下で、存続の危機にあります。 新型コロナウイルスの感染拡大により、2月末から3月のイベントはおよそ半分がキャンセルに。また、政府・自治体による休業要請や感染拡大の危険性もあり、アーティストやお客さま、さらにスタッフの安全を第一に考え、

                      代官山 晴れたら空に豆まいての「存続」と「事業継続」のための緊急支援プロジェクト | MOTION GALLERY
                    • KREVAに聞く、“バンド録り直し”で表現された「ソウルミュージックとしてのKREVA」の成長

                      KREVAがアルバム『成長の記録 ~全曲バンドで録り直し~』をリリースする。この記事はそれにまつわるインタビュー。なのだけれど、単に作品にまつわる話だけでなく、ループミュージックについて、グルーヴというものについての、一つの本質的なトークになったように思う。なので、彼のファン以外にも是非読んでみてほしい。 タイトル通り、このアルバムは彼の代表曲の数々をツアーやライブを共にしているバンドメンバーと共にレコーディングした一枚。しかし、ただ単に「バンドで録り直したベスト盤」以上の意味が、ここには宿っている。 KREVAはラッパーだし、彼の音楽のジャンルはヒップホップなのだが、このアルバムでは、アレンジも曲構成もほぼ同じなのに、その楽曲がソウルミュージックとして成立しているのだ。どういうことか。詳しくは以下を。(柴那典) 全部聴くことに意味がある ーー実は、アルバムを聴いてすごく驚いたんです。 K

                        KREVAに聞く、“バンド録り直し”で表現された「ソウルミュージックとしてのKREVA」の成長
                      • 1989年の『MOTHER』と2021年の『MOTHER』――時を越えて紡がれる音楽の旅

                        1989年7月27日、任天堂から一本のファミリーコンピュータ用RPGが発売された。独特の雰囲気とユーモアに、こだわり抜かれた音楽とサウンド、赤を基調としたパッケージデザイン(【ELVIS COSTELLO & THE ATTRACTIONSのアルバム『Blood And Chocolate』のジャケットアートワークのオマージュだという】)も印象的な、そのゲームの名は『MOTHER』。糸井重里がディレクションとゲームデザインを手がけ、アメリカの架空の田舎町「マザーズデイ」で起きた不可思議な事件に始まる少年少女たちの壮大な冒険の旅を描いた本作は、多くのプレイヤーの記憶に残る名作として現在も語り継がれている。2020年12月には、ゲーム中のテキストをまとめた全集【『MOTHERのことば。』】が出版された。 ストーリーにおいても〈音楽〉が重要な役割を担う『MOTHER』。糸井は音楽制作にあたり、当

                          1989年の『MOTHER』と2021年の『MOTHER』――時を越えて紡がれる音楽の旅
                        • 才能に惚れたはずが、その全てに惚れていた - 進めども退けども沼

                          初めまして。 「全人類!!この才能に気付いて!!」と言いたくなる才能に出会ってしまったので、人生初のブログを書いてみることにしました。 その才能の名は、藤井風。 このブログでは私が感じた藤井風さんの魅力、そしてファーストアルバムの素晴らしさについて書いていきたいと思っています。 (実際に書いてみたら簡潔にまとめる能力がなさすぎて22000字を超える謎に長いブログが出来上がってしまったので、お時間のある方のみお付き合いくださいませ。) はじめに 藤井風さんをご存知ですか? 藤井風(ふじいかぜ・本名)。デビューして半年のシンガーソングライターです。 まずはこちらのアー写をご覧ください。 この貫禄で1997年生まれの現在23歳。身長は181cm。 岡山で生まれ育ち、母国語は岡山弁。一人称は「わし」。 喫茶店を営む両親の元で4人兄姉の末っ子として生まれ、4人兄姉はそれぞれ「空・海・陸・風」というな

                            才能に惚れたはずが、その全てに惚れていた - 進めども退けども沼
                          • 劇場版『BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage』前代未聞の5.1chサウンド実現に至る道 都田和志×飯田里樹、音響スタッフ対談

                            リアルサウンドでは、劇場版『BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage』のサウンドプロダクトを担ったライブサウンドプロデューサー・サラウンドミックスエンジニアの都田和志氏と音響監督の飯田里樹氏にインタビュー。1年以上にのぼるミックス作業の末に出来上がった大迫力の5.1chライブ音源制作秘話をはじめ、日々のライブ公演における音響面へのこだわり、同プロジェクトの根幹を担う両者に『バンドリ!』の魅力を存分に語ってもらった。(編集部) 劇場版『BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage』特集 専門スタッフの試行錯誤で生まれた大迫力の5.1chサウンド 左から飯田里樹氏、都田和志氏 ーーまずは『BanG Dream!』プロジェクト(以下、『バンドリ!』)においておふたりが普段どのような制作に携わっているのか、また今回『BanG Dream! FILM LIVE

                              劇場版『BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage』前代未聞の5.1chサウンド実現に至る道 都田和志×飯田里樹、音響スタッフ対談
                            • 「アイドルマスター」楽曲の原点を探る - アキバ総研

                              ※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 今や定番ジャンルとしてアニメ、ゲームなどで数多くの「アイドル作品」が作られ、またアイドルを演じるキャストによるCDリリースやリアルイベントも毎月のように行われている昨今。 そんな2次元と3次元を自在に行き来する「2.5次元」なアイドルたちは、どのように生まれ、そしてどのようにシーンを形成していったのか。昭和、平成、令和と3つの時代の2.5次元アイドルを見つめ続けたライター・中里キリが、その歴史をまとめる人気連載、第5回がスタート! 前回は、「アイドルマスター」(以下、アイマス)誕生の土台となったナムコの歴史を辿りました。現行のアイドルコンテンツ全ての潮流の始祖となった「アイマス」は、なぜ特別な存在になりえたのか。今回は音楽の側面から語っ

                                「アイドルマスター」楽曲の原点を探る - アキバ総研
                              • あの人の書斎へ。音に埋もれる最高の秘密基地、ピーター・バラカンさんの音楽の源泉 | 男の隠れ家デジタル男の隠れ家デジタル

                                ■“音楽と共に生きてきた”その証しともいえる空間 豊富な知識と良質な音楽への嗅覚の鋭さで、多くのリスナーから絶大なる信頼を得ているブロードキャスターのピーター・バラカンさん。その邸宅を訪れると音楽ファンは一瞬で恋に落ちてしまうだろう。 玄関の三和土を上ると目の前には開放的な中庭が広がり、左手廊下は壁一面がCDの収納棚となっている。さらにその廊下を奥へ進むと、バラカンさんの書斎が現れる。室内はデスクが置かれた窓側以外、全ての壁面がCDやLP、ミュージックプレイヤーなどの機材で埋め尽くされている。棚に収まりきらないCDは床に積み上げられ、一体この家には何枚の音源があるのだろうか、と素直な疑問が湧き上がる。 「廊下だけで5000枚はあります。書斎も含めると恐らく2~3万枚かな。正式に数えていないので正確な枚数はわからないですけどね。でも、どこにどのCDがあるのかはわかっていますよ」 廊下のCD棚

                                  あの人の書斎へ。音に埋もれる最高の秘密基地、ピーター・バラカンさんの音楽の源泉 | 男の隠れ家デジタル男の隠れ家デジタル
                                • 松隈ケンタとアイドルソングのメロディを考える | 佐々木敦&南波一海の「聴くなら聞かねば!」 7回目 前編

                                  佐々木敦と南波一海によるアイドルをテーマにしたインタビュー連載「聴くなら聞かねば!」。この企画では「アイドルソングを聴くなら、この人に話を聞かねば!」というゲストを毎回招き、2人が活動や制作の背景にディープに迫っていく。作詞家・児玉雨子、和田彩花、神宿、劔樹人(あらかじめ決められた恋人たちへ)&ぱいぱいでか美、フィロソフィーのダンス、作家・朝井リョウに続く第7回のゲストは、BiS、BiSHらWACK所属グループのサウンドプロデューサーとして知られる松隈ケンタ(Buzz72+)。近年は地元・福岡と東京を行き来しながら、膨大な楽曲を制作し続ける松隈に、その制作スタイルのルーツや、WACK所属のメンバーたちとの曲作りの中に感じていること、今日のJ-POPシーンへの希望などについて、前中後編の3回にわたって語ってもらった。 構成 / 瀬下裕理 撮影 / 田中和宏 イラスト / ナカG BiSHが注

                                    松隈ケンタとアイドルソングのメロディを考える | 佐々木敦&南波一海の「聴くなら聞かねば!」 7回目 前編
                                  • 落合陽一×ケンモチヒデフミ(「水曜日のカンパネラ」音楽担当)「"謎の感動"をつくりたい。それが創作の原動力です」【前編】 - IT・科学 - ニュース

                                    週プレNEWS TOPニュースIT・科学落合陽一×ケンモチヒデフミ(「水曜日のカンパネラ」音楽担当)「"謎の感動"をつくりたい。それが創作の原動力です」【前編】 「現代の魔法使い」落合陽一(右)と「水曜日のカンパネラ」のケンモチヒデフミ 完成度の高い洗練された楽曲に、地名、人名、商品名、キャッチコピーなどを自由自在にあしらった個性的なラップ、そして奇抜なライブパフォーマンスで人気を集める音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」(水カン)。 落合陽一(おちあい・よういち)が担当して4年目を迎えた筑波大学の人気講義「コンテンツ応用論」の今シーズン最初のゲストは、その水カンの大部分の楽曲制作を手がけるケンモチヒデフミだ。 世間で最も認知度の高い水カンの活動のほかにも、ケンモチはトラックメーカー、アレンジャー、サウンドプロデューサーとして各方面で活躍している。例えば、綾瀬はるか出演のグリコのCMに曲を提

                                      落合陽一×ケンモチヒデフミ(「水曜日のカンパネラ」音楽担当)「"謎の感動"をつくりたい。それが創作の原動力です」【前編】 - IT・科学 - ニュース
                                    • セイント・ヴィンセント屈強かつしなやかな史上最強パフォーマーへの軌跡オリジナル・アルバム・ガイド | TURN

                                      近年、ポール・マッカートニー、ベック、ゴリラズ、果てはYOSHIKI(X JAPAN)といったビッグ・ネームとの共演、コラボレーションが続いているアニー・クラークakaセイント・ヴィンセントだが、一方で彼女はスリーター・キニーの最新作『The Center Won’t Hold』(2019年)をプロデュースするような気骨ある行動を決して捨ててはいない。とりわけグラミー賞アーティストとなって以降、ダンサブルでエレクトリック、硬質でメタリックな音作りでウェルメイドな作品を発表し続ける中、自身の原点の一つである、オルタナティヴなギター・ロックにもしっかり仁義を切っていることは興味深い事実だ。しかも、スリーター・キニーは90年代からフェミニズムを標榜してきたガールズ・バンド。ジェンダーレス〜LGBTQへの理解を積極的に発信するアニー・クラークがミュージシャンとしても思想としても先輩格にあたるスリー

                                        セイント・ヴィンセント屈強かつしなやかな史上最強パフォーマーへの軌跡オリジナル・アルバム・ガイド | TURN
                                      • 坂本龍一とPANTA&HAL『マラッカ』(追記あり)|小野島 大

                                        坂本龍一逝去の余韻が収まらない。一報が流れてから10日余りが過ぎたが、いまだにSNS上では彼を悼む声が流れ続けている。音楽業界関係者以外の市井の一般人が坂本の気さくな人となりや振る舞い、誠実な人間性について言及し、彼との記念写真などをアップしている例が多いのが、過去の音楽家たちの訃報時とは大きく異なるところで、特に晩年の坂本の「優れた音楽家である以前に、良き人間でありたい」という思いが伝わってくるようでもある。そんな彼の長い追悼文を某誌のために書いた。厳しい締め切りの中苦労して書き上げホッとしていると、こんな記事を見つけた。 P 坂本くんとは昔、接点があってね。PANTA&HALで79年の3月に出したアルバム『マラッカ』のプロデュースは最初、まだ無名の坂本龍一にしようということになっていたんだ。 P でもリハーサルとかが進むなかである日、電話越しにこちらのスタッフと彼が喧嘩になってしまい、

                                          坂本龍一とPANTA&HAL『マラッカ』(追記あり)|小野島 大
                                        • VRゲーム初出演の花守ゆみりに聞く、『ALTDEUS: Beyond Chronos』の声音に込めた創意工夫

                                          VRゲーム初出演の花守ゆみりに聞く、『ALTDEUS: Beyond Chronos』の声音に込めた創意工夫 VRゲーム『ALTDEUS: Beyond Chronos(通称:アルトデウス: BC)』に迫る特集企画。第一回目は本作の制作を手掛けるMyDearest代表取締役兼総合プロデューサーの岸上健人氏に、第二回目は制作・開発に携わるディレクターの柏倉晴樹氏、アニメーター兼演出の田村直彬氏、プログラマーの中地功貴氏、3名のクリエイター陣に、第三回目はサウンドを手掛けるサウンドプロデューサーの郡陽介氏と作曲家の高橋邦幸(MONACA)氏へ取材を実施した。 そして、最終回となる今回は『アルトデウス: BC』のキーパーソンであるキャラクター・ノアを演じた花守ゆみりを直撃。VRゲームならではの声音のつくり方や演じる上での難しさに迫っていくと、花守の仕事に対する実直な姿勢が垣間見えてきた。(阿部裕

                                            VRゲーム初出演の花守ゆみりに聞く、『ALTDEUS: Beyond Chronos』の声音に込めた創意工夫
                                          • シンガー xiangyuとは何者? 水曜日のカンパネラチームバックアップの“謎の新人”に迫る

                                            水曜日のカンパネラ(以下、水カン)のサウンドプロデューサー、ケンモチヒデフミとマネージャーのDir.Fこと福永泰朋がバックアップするシンガーxiangyu(シャンユー)が、5月にデビューEP『はじめての○○図鑑』を発表した。「謎の新人」が枕詞になっている彼女はどんなアーティストなのか? インタビュー記事を参照し、本人とケンモチ、福永の3人にメールで寄せてもらったコメントを交えつつ紹介していこう。 xiangyu『はじめての○○図鑑』 名前は中国語だが日本人。本名が「あゆみ」で姓に川が関係しているため、鮎を意味する中国語「香魚」の読みをステージネームにしたそうだ。 僕は昨年9月7日、2度目のライブ(青山・月見ル君想フ)から何度か見ているが、小柄な女の子がひとりでステージに立つといういかにも心細い状況から、餃子のかぶりものやビニールプールなどの小道具を駆使して波乱を起こし、徐々に観客を巻き込ん

                                              シンガー xiangyuとは何者? 水曜日のカンパネラチームバックアップの“謎の新人”に迫る
                                            • ジャイルズ・マーティンが語るザ・ビートルズ『Revolver』の驚異的な素晴らしさと新ミックス

                                              ザ・ビートルズの『Revolver』は、彼らの独創的なレコーディングの歴史において決して忘れられない中継地点と言える。そんなアルバムが、今回新たにスペシャル・エディションとしてリリースされた。昨今のザ・ビートルズ・プロジェクトのサウンド・プロデューサーでもあるジャイルズ・マーティンは「今なぜ『Revolver』を?」という疑問に対して、次のような明快な答えを返してくれた。 「ずっとみんなから訊ねられていたんだ。 “『Revolver』のリミックスは、いつやるの?”  ってね。単純な答えとしては、今までは技術が整っていなかったので不可能だった。言い換えれば、録音当時の技術的制約があったから、ミキシングで変えられる部分がほとんどなかったんだ」 「そんな状況が変わったのは、ピーター・ジャクソンがドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ:Get Back』を手がけてからだ。あの映画の制作作業は、新型コ

                                              • 「完全なNUANCEはこれだ」という舞台をしたい――お披露目を再演する新体制NUANCEインタビュー(宗像明将) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                横浜に拠点を置いて活動するアイドルグループNUANCE(ヌュアンス)は、これまでメンバー、プロデューサー、サウンド・プロデューサーの全員が横浜在住という特異な存在だったが、2022年4月1日に新メンバー3人を迎えたことで、全員が横浜在住という体制ではなくなった。しかし、その翌月である5月5日には早くもKT Zepp Yokohamaで2バンドを従えてワンマンライヴを開催するなど、相変わらず生き急ぐかのようなペースで活動を展開している。さらに10月7日には、川崎のCLUB CITTA'で5月5日ライヴの再演を行うというのも珍しい。加入から半年足らずで、ハードな経験をしている新メンバーの蓮水恭美、稀咲妃菜、汐崎初音は、正直なところどう感じているのだろうか。そして、オリジナル・メンバーの川井わか、環珠理は新体制をどうとらえているのか。プロデューサーのフジサキケンタロウの同席のもと話を聞いた。 ア

                                                  「完全なNUANCEはこれだ」という舞台をしたい――お披露目を再演する新体制NUANCEインタビュー(宗像明将) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                • 『龍が如く 維新!極 』は、なぜUnreal Engineで作られたのか。その音を支えたのは“なくてはならない”あの技術 - AUTOMATON

                                                  セガは2月22日、『龍が如く 維新! 極 』を発売した。対応プラットフォームはPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Windows/Steam)。同作は、2014年にPS4で発売された『龍が如く 維新』をフルリメイクした作品だ。グラフィックが刷新されたほか、追加要素もあり。オリジナル版は当時は国内でのみ発売されていたが、フルリメイク作として全世界向けにリリースされる。 そして面白いのが、『龍が如く 維新! 極』がUnreal Engineで開発されたことだ。龍が如くスタジオといえば、自社エンジンの開発も活発。現在でも自社エンジンがシリーズ新作に使われているが、一方で今回はあえてUnreal Engineを採用。なぜUnreal Engineが採用されたのか。そして、Unreal Engine採用に際して「音」の仕様はどのように対応したのか。 ということで、

                                                    『龍が如く 維新!極 』は、なぜUnreal Engineで作られたのか。その音を支えたのは“なくてはならない”あの技術 - AUTOMATON
                                                  • エッセイ本が好調のBiSH・モモコグミカンパニーさん 「書く」ことに込める想いとは|好書好日

                                                    文:井上良太、写真:有村蓮 モモコグミカンパニー(BiSH) 「楽器を持たないパンクバンド」BiSHのメンバー。結成時からのメンバーであり最も多くの楽曲で歌詞を手がける。2018年3月に初の著書『目を合わせるということ』(シンコーミュージック)を上梓し、20年7月現在第14刷と異例のベストセラー。BiSHとして、20年7月8日に、ライブハウス、CDショップ支援を目的とした初のベストアルバム「FOR LiVE -BiSH BEST-」、7月22日にはメジャー3.5thアルバム「LETTERS」を発売。 BiSHとしての景色を忘れたくない ——「BiSHの中で一番の本好き」といわれるモモコさんが本を好きになったきっかけは何だったんでしょう? 元々は学校の授業でも国語が一番嫌いで、読むのがとにかく苦手でした。けど、中学2年生ぐらいの時に読んだ森絵都(もりえと)さんの『カラフル』は、スラスラ止まら

                                                      エッセイ本が好調のBiSH・モモコグミカンパニーさん 「書く」ことに込める想いとは|好書好日
                                                    • 落合陽一×ケンモチヒデフミ(「水曜日のカンパネラ」音楽担当)「YouTubeでMVを見る人が減った理由」【後編】 - IT・科学 - ニュース

                                                      筑波大学で講義をする落合陽一(左)とケンモチヒデフミ 完成度の高い洗練された楽曲に、地名、人名、商品名、キャッチコピーなどを自由自在にあしらった個性的なラップ、そして奇抜なライブパフォーマンスで人気を集める音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」(水カン)。 落合陽一(おちあい・よういち)が担当して4年目を迎えた筑波大学の人気講義「コンテンツ応用論」の今シーズン最初のゲストは、その水カンの大部分の楽曲制作を手がけるケンモチヒデフミだ。 創作の原動力が"謎の感動"にあるとケンモチが語った前編記事に続き、後編記事では音楽制作手法の新潮流、そして「動画論」まで、ふたりが幅広くエンタメコンテンツについて語り合う。 * * * 落合 話は戻りますけど、歌詞は無感情で書いてるんですね。 ケンモチ なんでそうなったかというと、そもそもコムアイが歌詞を書くはずだったんです。だけど彼女にはサボり癖がありまして、歌

                                                        落合陽一×ケンモチヒデフミ(「水曜日のカンパネラ」音楽担当)「YouTubeでMVを見る人が減った理由」【後編】 - IT・科学 - ニュース
                                                      • 松隈ケンタとアイドルソングのメロディを考える | 佐々木敦&南波一海の「聴くなら聞かねば!」 7回目 中編

                                                        佐々木敦と南波一海によるアイドルをテーマにしたインタビュー連載「聴くなら聞かねば!」。前回に引き続き、BiS、BiSHらWACK所属グループのサウンドプロデューサーである松隈ケンタ(Buzz72+)をゲストに迎えたトークの中編をお届け。自身の驚くべき作曲テクニックや並々ならぬメロディへのこだわり、歌唱力が開花したアユニ・D(BiSH、PEDRO)、MAHO EMPiRE(EMPiRE)とのエピソードなどについて、松隈から話を聞いた。 構成 / 瀬下裕理 撮影 / 田中和宏 イラスト / ナカG 水曜と木曜に考えたメロディしか使わない佐々木敦 松隈さんは毎回ベストを尽くして曲を作られると思うんですが、作り終えてみて自分が傑作だと思った曲が実際に採用されるか、世間的にヒットするかという問題もあると思うんです。そういうことを考えながら音楽を作り続けていく中で、ご自身の作曲家としてのモチベーション

                                                          松隈ケンタとアイドルソングのメロディを考える | 佐々木敦&南波一海の「聴くなら聞かねば!」 7回目 中編
                                                        • Perfume 52曲の足跡から蘇る涙と喜び。3人にベストアルバムに込めた気持ちを訊く。 | WHAT's IN? tokyo

                                                          MUSIC Interview Perfume 52曲の足跡から蘇る涙と喜び。3人にベストアルバムに込めた気持ちを訊く。 2019.09.18 この9月にメジャー・デビュー15周年イヤーに突入するPerfumeが、初のベストアルバム『Perfume The Best “P Cubed”』をリリース。メジャー・デビュー以来唯一のサウンドプロデューサーである中田ヤスタカ自身がリマスタリングを手がけた旧曲も含め、レーベルをまたいだヒット・シングル満載の全52曲は圧巻としか言いようがない。これまでオリジナル・アルバムにこだわってきた彼女たちが「愛のあるベスト」と迷いなく言うそのワケ、中田ヤスタカとともに育んできた作品への思いを、めいっぱい語ってもらった。 取材・文 / 藤井美保 自分たちで選曲するってこと自体、初めての体験ですし(あ〜ちゃん) メジャー・デビュー15周年イヤーに突入するタイミングで

                                                            Perfume 52曲の足跡から蘇る涙と喜び。3人にベストアルバムに込めた気持ちを訊く。 | WHAT's IN? tokyo
                                                          • 【最高傑作】すごい動画作ってみた。YouTube Rewind in JAPAN 2021

                                                            僕らはたくさんのものを奪われました 思い出、青春、夢、そして命 どこにもぶつけることのできないこの怒りをどうしていいのかもわからず時間だけが過ぎていきました それでも僕らはどうあがいても未来へと進んでいくしかない だから未来を生きれることに全力を出しましょう 全てを取り返すことは不可能です だから できるだけでいいです できるだけ奪われた物を取り返しましょう 生きてる僕らは未来を輝かせる権利がある 準備だけした修学旅行も大人になってみんなで集まってみてもいい 選んだウェディングドレスがより似合うように準備してみてもいい 明日を迎えられなかった命を自分が迎えてみればいい 僕らはそうやって未来を生きていけばいい 今年こそは笑顔で溢れる一年にしよう 奪われた青春を未来へ 【参加者】 ヒカキン セイキン 藤田ニコル EXIT かす まあたそ フィッシャーズ 水溜りボンド おるたなchanne

                                                              【最高傑作】すごい動画作ってみた。YouTube Rewind in JAPAN 2021
                                                            • 2014年の渡辺淳之介(後編) | 2010年代のアイドルシーン Vol.9

                                                              2010年代のアイドルシーンを複数の記事で多角的に掘り下げていく本連載。この記事では前回に引き続き、音楽プロダクション・WACKの代表である渡辺淳之介の2014年の動きに焦点を当てる。前編では神奈川・横浜アリーナで第1期BiSが解散するまでの流れをたどったが、後編ではその後、渡辺がどのような考えを持ってWACKを設立し、今やアイドルシーンのトップに上り詰めたBiSHを結成するに至ったのか、2014年後半の一連の流れに着目。本人に聞いた話を軸にしつつ、WACK所属アーティストのサウンドプロデューサーである松隈ケンタ、「OTOTOY」の飯田仁一郎編集長、BiSHのセントチヒロ・チッチといった渡辺に近い人物の証言も交え、アイドルシーンの1つの転換点を振り返った。 取材・文 / 小野田衛 BiSは会社の中でアンタッチャブルな存在だった渡辺淳之介がBiSの解散を決意したのは2013年末のことだった。

                                                                2014年の渡辺淳之介(後編) | 2010年代のアイドルシーン Vol.9
                                                              • 日本最古のネオアコ対談 Debonaire x b-flower|KiliKiliVilla Official

                                                                KKV Neighborhood #42 Interview - 2020.09.16 by 与田太郎 本来ならば10月10日に30年越しの共演が予定されていた2バンド。残念ながら今回はいったん中止となり実現は来年へ持ち越しとなってしまいました。じつはこのイベントのプロモーションのために収録していた対談がありました、せっかくなので公開しようと思います。 b-flowerは11月に22年ぶりのアルバムの発売を予定しているそうで、まもなく詳細が告知されると思います。来年こそは大阪NOON+cafeでライブ演奏を聴けることを祈りつつ、日本最古のネオアコ・バンドの邂逅をご覧ください。 デボネア(Debonaire)とb-flowerはともにイギリスのネオアコ、インディーに大きな影響を受けて80年代に関西で活動をはじめた。80年代、日本ではニューウェーブに影響されたバンドはそれなりにいたが、ネオアコ

                                                                  日本最古のネオアコ対談 Debonaire x b-flower|KiliKiliVilla Official
                                                                • 【浜田麻里 40周年インタビュー】第3弾:初のレーベル移籍&長年にわたるライブ活動休止に至った背景とは? 世界的な活動の裏で抱えた“理想の環境とのギャップ”

                                                                  【浜田麻里 40周年インタビュー】第3弾:初のレーベル移籍&長年にわたるライブ活動休止に至った背景とは? 世界的な活動の裏で抱えた“理想の環境とのギャップ” 日本におけるヘヴィメタルシンガーのパイオニアである浜田麻里。2023年にデビュー40周年を迎える彼女は、今も最前線でその圧倒的なハイトーンボーカルを響かせ続けている。リアルサウンドでは「浜田麻里 デビュー40周年特集」と題して、全6回の連載インタビューを展開中。幅広い音楽性の根源や制作拠点の変遷など、40年間を振り返って、ターニングポイントとなった出会いやライブ、各アルバムの制作秘話から、活動に対する赤裸々な苦悩・葛藤まで、貴重なエピソードも交えながら存分に語ってもらった。第3回は、レコード会社の移籍を経て、長年にわたるライブ活動休止に至るなど、ヒットシングル誕生後にも関わらずさまざまな困難に直面し、乗り越えていった1990年~199

                                                                    【浜田麻里 40周年インタビュー】第3弾:初のレーベル移籍&長年にわたるライブ活動休止に至った背景とは? 世界的な活動の裏で抱えた“理想の環境とのギャップ”
                                                                  • エイベックス松浦さんがCEO退任で語る「コーライティングによるゲームチェンジ」|山口哲一:エンターテック✕起業

                                                                    松浦さんのCEO退任について、僕はなにか語る立場ではありませんし、何も情報を持っていません。ただ、コメントの中に、「音楽の制作手法も個人で作る手法から、Co-Writingというチームで作る手法が増え、まさにゲームチェンジの時を迎えている」との発言があって驚きました。 僕が伊藤涼を誘って2013年1月に「山口ゼミ」を始めた時は、日本でコーライティングについて語る人は皆無でした。欧米との違いを知っていた僕らは、プロの作曲家を育てる際のテーマとして「コンペに勝つ」という現実的な目先の課題と共に、「Co-Writing(のマインドとスキル)を身につける」の二つを掲げました。実績のある作曲家がたくさんいる中、新たに入り込んでいくための「武器」として「Co-Writing」は有用だろうと思ったからです。スキルの高い作曲家ほど、一人でやれてしまいますから、実績のある作曲家はコーライトに目を向けず、むし

                                                                      エイベックス松浦さんがCEO退任で語る「コーライティングによるゲームチェンジ」|山口哲一:エンターテック✕起業
                                                                    • 新生fishbowlお披露目ライブ直前! 新メンバー佐佐木一心と吉田豪によるロング対談が実現! | B.L.T.web

                                                                      新生fishbowlお披露目ライブ直前! 新メンバー佐佐木一心と吉田豪によるロング対談が実現! 2024 3/16 大白桃子·新間いずみ·久松由依·木村日音の4人による静岡発アイドルグループ·fishbowl。 fishbowlとは「金魚鉢」という意味で、地図上で「金魚」のような形に見える静岡県すべてを包み込めるアイドルになれるように、と名付けられた。サウンドプロデュースは静岡県出身の音楽プロデューサーであるヤマモトショウが担当している。 そしてfishbowlに今年から新しく2名のメンバーが加わることに。 1人は静岡県沼津出身の齋藤ザーラチャヒヨニ。個人SNSも開設せず、独特な雰囲気を持つ19歳。 もう1人は元ラストアイドルのメンバーであった佐佐木一心。 佐佐木がfishbowlとしてアイドル界に復帰することは大きな話題となった。 新体制となったfishbowlは3月17日に静岡·三島で

                                                                        新生fishbowlお披露目ライブ直前! 新メンバー佐佐木一心と吉田豪によるロング対談が実現! | B.L.T.web
                                                                      • 私立恵比寿中学 出席番号3番・真山りかと晴れた日に登山デート! | インタビュー | FINEBOYS Online

                                                                        2019.06.14 私立恵比寿中学 出席番号3番・真山りかと晴れた日に登山デート! FINEBOYS7月号「私立恵比寿中学は梅雨入り中」で素敵な雨コーデを披露してくれているが、ファインボーイズオンラインでは一転、晴れの日コーデとそのインタビューを今日から出席番号順に6日間連続”登校”! 初日は出席番号3番・真山りかが晴れの日デートの妄想プランを大発表。エビ中唯一の初期メンバーであり最年長の真山さんに、10周年への思いやこれからの展望を聞いてみた! 他のメンバーの記事はコチラ! 私立恵比寿中学 出席番号5番・安本彩花と晴れた日にピクニックへ行く 私立恵比寿中学 出席番号7番・星名美怜が憧れるのはおしゃれなカフェデート! 私立恵比寿中学 出席番号10番・柏木ひなたと晴れの日にドライブデートする 私立恵比寿中学 出席番号11番・小林歌穂と大きな公園でのんびりデートする! 私立恵比寿中学 出席番

                                                                          私立恵比寿中学 出席番号3番・真山りかと晴れた日に登山デート! | インタビュー | FINEBOYS Online
                                                                        • 『ALTDEUS: Beyond Chronos』郡陽介×高橋邦幸(MONACA)対談 “ストーリーに寄り添う音楽”の作り方を考える

                                                                          『ALTDEUS: Beyond Chronos』郡陽介×高橋邦幸(MONACA)対談 “ストーリーに寄り添う音楽”の作り方を考える VRゲーム『ALTDEUS: Beyond Chronos(通称:アルトデウス: BC)』に迫る特集企画。第一回目は本作の制作を手掛けるMyDearest代表取締役兼総合プロデューサーの岸上健人氏に、第二回目は制作・開発に携わるディレクターの柏倉晴樹氏、アニメーター兼演出の田村直彬氏、プログラマーの中地功貴氏、3名のクリエイター陣に取材を実施した。 そして、第三回目となる今回は『アルトデウス: BC』のサウンドを手掛けるサウンドプロデューサーの郡陽介氏と作曲家の高橋邦幸(MONACA)氏へ話を伺った。プレイヤーがキャラクターや作品の世界に入り込む一つの要素である“サウンド”にスポットを当て、『アルトデウス: BC』の世界観を彩るサウンドクリエイトの裏側に迫る

                                                                            『ALTDEUS: Beyond Chronos』郡陽介×高橋邦幸(MONACA)対談 “ストーリーに寄り添う音楽”の作り方を考える
                                                                          • 川原伸司インタビュー ② 理想はジョージ・マーティン!音楽プロデューサーの仕事とは?

                                                                            『川原伸司インタビュー ① 激動の80年代!アミューズやジャニーズにまつわる制作秘話』からのつづき フリーの音楽プロデューサー、作曲家として活躍を続ける川原伸司へのロングインタビュー。第2回は約半世紀に及ぶキャリアで培った仕事術と音楽観についてお届けする。 バンドのことはよく分からないけど、川原に任せておけば安心だ ― 1974年、ビクターにアルバイトで採用された川原さんは2010年の定年までにビクターとソニーを2回往復(1986年、ソニーに移籍→ 1989年、ビクターに再入社→ 1994年、ソニーに再入社)。その後はフリーとして活動されていますが、およそ半世紀に及ぶキャリアで、大滝詠一と井上陽水、松田聖子と中森明菜など、ある種、競合関係とも言えるプロジェクトに関わるなど幅広い仕事をされてきました。 川原:もともと一神教が苦手なタチでね(笑)。1つのことを経験したら、その対極にあるものを見

                                                                              川原伸司インタビュー ② 理想はジョージ・マーティン!音楽プロデューサーの仕事とは?
                                                                            • 『スーパードンキーコング』の音楽はいかにして生まれたのか デビッド・ワイズの挑戦とキャリアの転機

                                                                              『伝説の騎士エルロンド』『バトルトード』『スーパードンキーコング』シリーズなどの音楽を手がけたゲーム音楽家、デビッド・ワイズの楽曲と活動に迫る短期連載。 前回はレア社とともに迎えた成長期までを紹介したが、第2回となる本稿では、「スーパードンキーコング」シリーズへの挑戦から、レア社とデビッド自身が迎えた転機までを取り上げる。 【目次】 ■スーパーファミコン音源の限界に挑む試み──『スーパードンキーコング』シリーズ ■任天堂ゲームへのリスペクトを込めた楽曲群──『ディディーコングレーシング』 ■映像演出を支える音楽づくり──『スターフォックス アドベンチャー』 ■2002年~2009年 レア社の過渡期とデビッド・ワイズの転機 スーパーファミコン音源の限界に挑む試み──『スーパードンキーコング』シリーズ 1994年11月に発売された『スーパードンキーコング』は、3Dグラフィックソフトウェアをいち

                                                                                『スーパードンキーコング』の音楽はいかにして生まれたのか デビッド・ワイズの挑戦とキャリアの転機
                                                                              • BiSHと渡辺淳之介が生みだしてきた「波乱」と「美学」――解散劇をその歩みから分析(宗像明将) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                原点のライヴハウスから「BiSHらしい」解散発表 BiSHが、2021年12月24日に開催された生配信ライヴ「THiS is FOR BiSH」で、2023年での解散を発表した。 前日に急遽開催が告知された「THiS is FOR BiSH」を午前8時からスタートし、その場所は2015年5月31日に初のワンマンライヴ「THiS IS FOR BiS」を開催した中野heavysick ZERO。70人もいれば満杯になる小さなライヴハウスだ。そこで歌われだしたのは、2015年のファースト・アルバム『Brand-new idol SHiT』の楽曲群。原点に立ち返りながらも、そこから日本テレビ系「スッキリ」に生中継出演して解散発表をするという、今のBiSHの規模らしい解散発表であった。 そして、2021年12月31日に「第72回NHK紅白歌合戦」出演をひかえての解散発表というのも、実にBiSHらし

                                                                                  BiSHと渡辺淳之介が生みだしてきた「波乱」と「美学」――解散劇をその歩みから分析(宗像明将) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                                • 松隈ケンタとアイドルソングのメロディを考える | 佐々木敦&南波一海の「聴くなら聞かねば!」 7回目 後編

                                                                                  佐々木敦と南波一海によるアイドルをテーマにしたインタビュー連載「聴くなら聞かねば!」。前・中編に引き続き、BiSやBiSHらWACK所属グループのサウンドプロデューサーを務める松隈ケンタ(Buzz72+)を迎え、スターダムを駆け上がっていくBiSHの姿に感じていたこと、J-POPや歌謡曲に対する大きな愛情などについて語ってもらった。 構成 / 瀬下裕理 撮影 / 田中和宏 イラスト / ナカG 変化と成長、強くなっていくBiSH佐々木敦 僕はハロー!プロジェクトも大好きなんですけど、ハロプロはどのメンバーがどのパートを歌うかという歌割りでメンバー同士が勝負している部分もあって。一方でユニゾンで歌うのが基本だとか、歌割りを重視していないグループもあると思うんです。WACKはそのあたりグループによって色が違うかもしれませんが、松隈さんの考え方としては歌割りはどういうふうに決めているんですか?

                                                                                    松隈ケンタとアイドルソングのメロディを考える | 佐々木敦&南波一海の「聴くなら聞かねば!」 7回目 後編