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律法 意味の検索結果1 - 40 件 / 59件

  • 予想通りに不合理なワニの炎上 - 本しゃぶり

    なぜワニは死後に炎上したのか。 それは生前と死後で世界が異なったからである。 行動経済学の観点で騒動を解き明かす。 死後の祭り 例のワニが死後に燃えている。もはや《火葬》。再生できないかは不明。 直接の要因は怒涛の商業展開。「電通」の二文字は火力を増大させるに至ったが*1、それは炎上が始まってから判明したこと。俺が見ていた範囲では、書籍化のニュースで燻り始め*2、ワニの死後に商業展開告知が出たところで炎上が始まった。 商業展開は多々あるが、特に目立つのは「100日後に死ぬワニ追悼 POP UP SHOP in ロフト」だ。追悼にしてはポップすぎるデザインであるのに加え、商品数が笑っちゃうほど多い。ページをスクショするとこうなる。 100日後に死ぬワニ追悼 POP UP SHOP in ロフト https://loft.100wani.com/ それにしても何が人々の怒りをここまで掻き立てた

      予想通りに不合理なワニの炎上 - 本しゃぶり
    • 信仰においては疑問や迷いといった心理的な葛藤が生じなければ信仰とは呼べない。狂信である。信仰の仕方に100%自信が持てるのであれば、神はもはや存在ではなく、道具と化すのである。

      sacchan_orpheus 「信仰」という言葉の本来の意味は、ギリシャ語でpistis、つまり「信頼」である。目には見えない神への信頼こそ信仰の根幹を為すと言っても過言ではない。本稿では、主に新約聖書を取り上げてキリスト教における信仰とは如何なるものであるのかを考察したいと思う。 信仰においては疑問や迷いといった心理的な葛藤が生じる。そうでなければ信仰とは呼べない。狂信である。自分の信仰の仕方に100%自信が持てるのであれば、神はもはや存在ではなく、道具と化すのである。新約聖書ルカによる福音書18章9節からではファリサイ派と徴税人の喩え話が取り上げられている。自らの品行に絶対的な自信を持つファリサイ派と胸を打ちながら神の憐れみを乞う徴税人の姿が対比されているが、ここに信仰と狂信の違いが見える。 「狂信」を意味するラテン語のfanaticusは、fanum(神殿)に凝り固まっている状態を

        信仰においては疑問や迷いといった心理的な葛藤が生じなければ信仰とは呼べない。狂信である。信仰の仕方に100%自信が持てるのであれば、神はもはや存在ではなく、道具と化すのである。
      • IPAマンガでわかるソフトウェア開発データ分析38編.pdf

        マンガでわかる ソフトウェア開発 データ分析 データ分析事始め データ分析FAQ (参考)アジャイルメトリクスFAQ 1 独立行政法人情報処理推進機構 超合本版38編 データ分析事始め 目次 データ分析基礎編 01 データ分析ってなんなの? データ分析 02 信頼幅の線、気になる 信頼幅 03 箱ひげ図のひげ、かわゆくない 箱ひげ図 04 散布図はぜんぜんばらばら 散布図と箱ひげ図 05 どれが本命なの? 中央値と平均値 分析データ観察編 01 生産性は性癖が出る? 生産性 02 バグを愛したソース 信頼性(不具合密度) 03 改修・保守が好き過ぎる 開発プロダクトの種別 04 規模はアンバランスでアンビバレント ソフトウェア規模 05 開発期間は短くて長くて短い 開発期間(工期) 06 ウォーターフォールってつおい? ウォーターフォール型開発 07 ここはツールでしょ 開発ツール 08

        • 「ドン」がネットワークのくびれで機能する - やしお

          森喜朗元首相の女性蔑視の価値観・言動が問題視され、五輪組織委の会長辞任のニュースが流れている時に、たまたま森功『同和と銀行』を読んでいた。森喜朗はこれに近いと考えると分かりやすいのかもしれない、とふと思った。 20年前に数々の舌禍で内閣支持率7%で退陣したのに、再び公的な要職に就けるのは何なんだろう。再びその言動が批判されても、理事会からは退任させられることもなく、「余人をもって代えがたい」と擁護される。 普通に考えれば「余人」は絶対にいる。もっと若くて能力が高く、価値観や言動もふさわしい人物は確実に存在する。本人の意思による辞任ではなく、理事会が解任することで「この組織の価値観ではない」と示した方が良いだろうと思える。しかし周囲は森喜朗を高く評価して固執しているように見える。そのズレがどうして生じるのか、と不思議な気持ちになっていた。 「調整力」「影響力」「人脈」などが評価されるのだとし

            「ドン」がネットワークのくびれで機能する - やしお
          • キリスト教の解釈で振り返るシン・エヴァンゲリオン|トイアンナ

            記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。 この記事はシン・エヴァンゲリオン劇場版 :||のネタバレを含みます。 私は伊藤という、とても平凡な名字で生まれた。そして一族の末裔だった。結婚したらおそらく姓はなくなるだろう。 あるとき、祖父に「私が末代でいいの?」と訊いたことがある。 祖父は言った。 「伊藤が死んでも、替わりはいるもの」 ずっこけた。祖父、まさかのエヴァンゲリオン履修者だった。……というくらい、2000年ごろに新世紀エヴァンゲリオンは流行った。とにかく流行った。アスカかレイか、どっちが好きかでクラスは分断した。ひねくれ者のわたしは、ミサトさん派だった。 ロンギヌスの槍、生命の樹、取り憑かれたようにネットの考察サイトを調べ、気づけば留学先の高校で宗教学を履修していた。そんなわけで今回の記事は、キリスト教の観点から

              キリスト教の解釈で振り返るシン・エヴァンゲリオン|トイアンナ
            • 「他言語や『?』が無い言語では疑問文をどうやって構築しているのか」海外の反応 : 暇は無味無臭の劇薬

              Comment by Prace_Ace 「我々」のアルファベットを使ってない言語(アジアの言語とか)にはクエッションマークはあるの? クエッションマークが存在しない言語の場合はどうやってそれが疑問文だと理解するの? reddit.com/r/NoStupidQuestions/comments/fuz2r3/do_languages_that_arent_using_our_alphabet_like/ Comment by Hammurabi_of_Babylon 6397 ポイント アラビア語ではクエッションマークを使ってるんだけど右から左に書く言語だから書くときは「؟」みたいな感じになる。 Comment by Steelsoldier77 2491 ポイント ↑変だな。ヘブライ語も右から左に書くしクエッションマーク使うけど別に反転させたりしないぞ。 Comment by Hamm

                「他言語や『?』が無い言語では疑問文をどうやって構築しているのか」海外の反応 : 暇は無味無臭の劇薬
              • 「孤立社会」日本を襲ったコロナ危機。個人の孤立化を進めないために - 奥田知志|論座アーカイブ

                「孤立社会」日本を襲ったコロナ危機。個人の孤立化を進めないために ポストコロナを生きる② ソーシャルディスタンスの時代に他者との関係をどうつくるか 奥田知志 NPO法人抱樸理事長、東八幡キリスト教会牧師 日本の今の社会が抱える脆弱性として前回、「仕事と住宅の一体構造」を挙げたが、本稿ではもうひとつの脆弱性である「社会的孤立」を取り上げる。 コロナ禍で私達は隔絶された。「ソーシャルディスタンス」を守らざる得ない状況のもと、「ステイホーム」や「マスク」は「律法」となり、それを守っていないと「白い目」で見られるようになった。そして私達は、誰とも会わない日々に慣れつつある。 「それでは寂しい」と感じ、ならば「ネット」で繋がろうと頑張ってみた。ネット会議、テレワーク、ウーバーイーツ……。新しいつながりが一気に広がり、柔軟(従順)性に富んだ国民性も助けとなって、「新しい生活様式(スタイル)」へと社会が

                  「孤立社会」日本を襲ったコロナ危機。個人の孤立化を進めないために - 奥田知志|論座アーカイブ
                • アダム・スミスは現代社会を嫌がりそう(読書メモ:『スミス先生の道徳の授業』) - 道徳的動物日記

                  スミス先生の道徳の授業 ―アダム・スミスが経済学よりも伝えたかったこと 作者: ラス・ロバーツ,村井章子 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2016/02/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る 経済学の祖であるアダム・スミスの主著といえば『国富論』だが、この本ではもう一つの代表作である『道徳感情論』の中身をわかりやすく解説して、現代の世界における我々の生活に『道徳感情論』の知見はどう関係するかということも論じられている。 基本的に紹介する内容を『道徳感情論』のみに絞っているので話があちこちに飛ぶこともなく、また現代社会における諸々の事例を挙げながら解説してくれるので、『道徳感情論』で述べられている知見の面白さや意義なんかも伝わりやすい。一人の思想家に絞った哲学の入門書は幾多も出版されているが、その中でもかなりクオリティが高い方だと

                    アダム・スミスは現代社会を嫌がりそう(読書メモ:『スミス先生の道徳の授業』) - 道徳的動物日記
                  • 歳を取るほど「失敗」のコストは上がり「チャレンジ」のROIは下がる 山口周氏らが語る、不確実な時代に大切なキャリア観

                    歳を重ねるほど「失敗」のコストは大きくなる 山口周氏(以下、山口):僕がいつも言うのは、失敗ってコストとリターンがあるんですよ。「嫌だな。評判が落ちちゃう」とか、「あいつはダメだ」って言われて落ち込むとか、もちろんコストはありますよ。 だけど、「こういうのは自分には向いてない」「こういうふうになった時は、ここでこうやっちゃダメなんだな」と、いろんな学びもあるわけですよ。 問題は、年が経てば経つほどコストは大きくなるんですよ。当たり前ですよね。責任も大きくなるし、ミスできなくなるわけです。逆に若い時の学びのほうが吸収力があるし、活かせる時間が長いので、リターンは大きいんです。 何が悪いかはっきりしない複雑性の高い時代では、一生の中で必ず失敗はします。そうすると、問題なのは「(失敗を)いつするか」だけなんです。フィナンシャルに考えると、絶対に人生の早いステージでやっておくほうがいい。 僕の人生

                      歳を取るほど「失敗」のコストは上がり「チャレンジ」のROIは下がる 山口周氏らが語る、不確実な時代に大切なキャリア観
                    • 神との契約と契約概念における自分を守るための守護者という民族宗教的認識の問題点 ~自分たち以外の人に厳しい余所者人間観 - 日々是〆〆吟味

                      民族宗教的認識の問題点 〜自分たちだけで、余所者は人間じゃないんです 自分たちのことを考える民族宗教的認識 一神教と契約概念 民族守護と神 アリストテレスの余所者人間観 〜動物以上、人間未満 気になったら読んで欲しい本 【佐藤優『交渉術』】 【山川偉也『哲学者ディオゲネス』】 民族宗教的認識の問題点 〜自分たちだけで、余所者は人間じゃないんです ユダヤ教とそこから生まれたキリスト教やイスラームがどう違うか、なんて大問題は当然私には荷が重いのでいつものようにここで考えるのに使えそうなところだけ考えてみますね。 自分たちのことを考える民族宗教的認識 とりあえずユダヤ教は民族宗教です。前回書いたようなユダヤ人のかわいそうな歴史から生まれた、ある種自己弁護の塊のような宗教観だ、と意地悪に受け取れないこともありません。それは言い換えると自分たちのことだけを考える宗教です。ユダヤ教の神は圧倒的な神様と

                        神との契約と契約概念における自分を守るための守護者という民族宗教的認識の問題点 ~自分たち以外の人に厳しい余所者人間観 - 日々是〆〆吟味
                      • 聖書を読み終えた

                        エルサレムのおとめたちよ 野のかもしか、雌鹿にかけて誓ってください 愛がそれを望むまでは 愛を呼びさまさないと。 聖書(新共同訳) 大学2年生をしている。 一昨日、旧約聖書と新約聖書を読み終えた。 キリスト系の大学に通ってるんだけど、神学的な講義がぜんぜん意味不明だった。 なので、一生に一度と思い、聖書に挑戦してみることにした。 率直に感想を述べる。 長かった……とにかく長かったー! ぜんぶで2000ページ以上もあった。 そのうえわたしは、本を読むのが遅い。なので、1ページに平均3分ちょっとかかった。詩編だと2分くらいかな。 なので、1ページにつき3分とすると、2000ページで6000分=約96時間も読んでいたことになる。こんな読書体験は初めてだ。 得られる物はもちろんあった。半年もかかって読み終えたのだ。成果なしでは悲しすぎる。 これから2つの掌編を引用して、それぞれコメントをつけたい。

                          聖書を読み終えた
                        • 少数派から多数派への差別、ヘイトは存在する、という事例と理論集 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                          togetter.com これに関する資料一覧を、作っておこう 人種差別撤廃条約 過去記事で書いているので該当部分を(項目別に分解しつつ)再掲載しよう m-dojo.hatenadiary.com 【ヘイトスピーチを「対少数派」に限定するのは、端的に間違っている】 「ヘイトスピーチの本質は差別で、原則的に少数派へ向かう」と指摘する。「そもそも日本国内で、日本人が、日本人という属性によって外国人から差別されることは力関係の上で、基本的にはあり得ない。 これに関してはよく言われる話だが、【そもそも人種差別撤廃条約で「少数派限定」とか書いてない】と。いや…つーか明確に「すべての人が」と書いてある以上、多数派だって含まれている、と解釈するしかない。 すべての人間は生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳及び権利について平等であること並びにすべての人がいかなる形での差別をも、特に人種、皮膚の色又は国

                            少数派から多数派への差別、ヘイトは存在する、という事例と理論集 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                          • 【追記・訂正】ソクラテスは「無知は罪なり…」と言っていないのか、踏み越える人 - ネットロアをめぐる冒険

                            【1月11日追記】 情報を頂きまして、なんとこの名言の引用元(らしきもの)がわかりましたので、「変遷」の項に追記します。これが事実だと、私の推測のほとんどが誤りになり、なんとも恥ずかしい記事になりました。また、「知は空虚なり」のギリシャ語などの引用に誤りがあったのでそちらも訂正します。 また、内容としては、プラトンの他の著作である「プロタゴラス」などにも似たような記載があるとのことですが、内容を確認できていないので確認したら追記します。 さあ、今日はみなさんお待ちかね、名言シリーズ*1です。 先日、Twitterのトレンドに「無知の知」が入っていて、急に知能指数があがった感じだったのでびっくりしたのですが、そんなソクラテスの格言として、以下のものが紹介されていました。 無知は罪なり 知は空虚なり 英知持つもの英雄なり 無知は罪なり、知は空虚なり、英知持つもの英雄なりの意味 - 無知は罪なり

                              【追記・訂正】ソクラテスは「無知は罪なり…」と言っていないのか、踏み越える人 - ネットロアをめぐる冒険
                            • ララビアータ:福田恒存の保守主義 - livedoor Blog(ブログ)

                              宇野重規氏の『日本の保守とリベラル』(中央公論新社)を読んで、そこで論じられた福田恒存と丸山眞男の所論に対していくらか思うところがあるので論じてみたい。 福田恒存の保守主義 宇野氏は本書第4章で、福田の独自の保守主義についてやや詳しく論じている。大雑把に言えば、福田氏の保守主義は次の二点に集約される。第一は「反イデオロギー」とでもいえるもの。もう一つは、「政治と文学の峻別」である。 福田に言わせれば、革新派はイデオロギーを掲げるが、保守派にとって重要なのはイデオロギーではない。保守とは生活感情であり、態度であって、決して主義ではないというのが福田の信念であった。p−116 福田は、D.H.ローレンスの研究者としてその『アポカリプス論』を重視していた。言うまでもなくローレンスは、アポカリプス論(『ヨハネ黙示録』論)で、ある種のキリスト教理解(ローレンス幼少期故郷の炭鉱労働者たちに典型的なもの

                              • タルムード4-1

                                ※これもしかしてタルムードじゃなくて実は内容が旧約聖書とかじゃないのか?と思い、ふと他のタルムードと比較してみたんですが、全部書いてある内容が全く違っており(笑)、まあいっそ全部やれば問題ないかと開き直ってやろうと思ってます。いっそこれだけ膨大な英語の内容をああでもないこうでもないとやることで英語の能力は多少はまあ磨かれることもあるかもしれない、そうしたらラッキー程度で思ってます。しかしタルムードやってるというよりは歴史をなぞってる感じなんだが。おかしいなあ。まあいいか。 まあ要するにタルムードを作る上での前提として、ユダヤというのは度重なる外圧と内圧とがあり、絶滅の危機に瀕したり現実的な小競り合いがあったり廃教の危機があったりしながらも生きながらえてきたし、それどころか危機を通して知恵を蓄えつつより洗練され豊かなものになっていったということなんだろうな程度でいいのではと思ってます。 時々

                                  タルムード4-1
                                • 第六書簡 ハラール認証について – 晶文社スクラップブック

                                  日本人は、身近な隣人となりつつあるムスリムの論理を理解しているか? そこに西洋文明中心視点の誤ったイスラーム解釈はないか? 世界のイスラームに関連するトピックを題材に、より深いイスラーム理解にたどり着くための往復書簡。イスラーム教徒でイスラーム法学者である中田考、非イスラーム教徒でイスラーム思想研究者の飯山陽、専門を同じくしつつも互いに異なる立場の2人による、火花を散らす対話。 「ハラール認証」制度などない 飯山陽 ハラールとは「許されたもの」 日本でもハラールという言葉を目にしたり耳にしたりする機会が増えてきました。ハラールとはアラビア語で、イスラム教の戒律において「許されたもの」の意味です。 ハラールは日本では、来日するイスラム教徒の観光客を歓迎する「おもてなし」の主旨や、在日イスラム教徒の利便性のため、あるいはより広く多文化共生の文脈で、「ハラール認証を獲得することはよいことだ」とい

                                    第六書簡 ハラール認証について – 晶文社スクラップブック
                                  • 2020.4.28 レヴィナス - カメキチの目

                                    カメキチの目 内田樹さんはしばらく前までは大学の教師で、 世界(とくにフランス)の思想・哲学の専門家。 内田さんは、レヴィナスという哲学者を(学問の上だけで なく人生の)恩師として尊敬し、慕っておられる。 私は「レヴィナス」という名前自体が初耳だった。 だから、著作にはよくレヴィナスが出てくる。 (『内田樹による内田樹』にも当然でてきた。最後はレヴィナスについての2冊) レヴィナスは難解と言われているらしいのですが、内田さんはまったくの初心者で あっても納得がいくよう、わかりやすく述べておられます。 (読者にわかりやすい書き方をとても意識して書いておられる気がする) 読者がわからないと本を書く意味がないと、暗におっしゃっているかのようだ。 私は、文学、絵画、彫刻、工芸、音楽、映像などの芸術は感覚、感性で感じるもの だから理解できる・理解できないというレベルのものではないと思う。 が、芸術で

                                      2020.4.28 レヴィナス - カメキチの目
                                    • タルムード10

                                      ※ということで挿入で終わってますが、話としてはスペインの学者とフランスの学者で見解が異なっているという話でした。スペインでは書かれたものを元としてミシュナは構成されたはずだと言っているし、フランスの方ではいや大切なことは書かれないわけだからつまり口伝のみだと。そういう論争があった後に後世の学者は、書かれてないと改変されたりがあるから忘れたりしないように一応メモしたりしとくのは重要なんじゃないかというような案が現代にはあるというところで終わってます。 それでも、ユダ・ハ・ナシが目の前に抱えていた仕事を視覚化することは事実上不可能だった。というのはそれは何千ページものメモ、口頭伝承などを背後に何らかの論理を持った包括的な順序に整理することを意味するからだ。生のデータと当時のテクノロジーの不足を考慮すると、彼は超人的な能力を持っていたに違いない。そして、そこに多くの矛盾や無関係があるという事実は

                                        タルムード10
                                      • タルムード8

                                        ※この本、instructive talmudという本で、このインストラクティブという形容詞は「教育的な、教育上の、ためになる、有益な、教訓的な」的な意味で、つまり「有益な、ためになるタルムード」とか言いたいんだろうなと思ってましたが、まあ薄々は感じてましたがインストラクティブってインストラクターってのとかなり近い意味合いなんだろうなと。つまり辞書には書いてありませんが、「タルムードを読むにあたってのインストラクターとなるような本」というニュアンスの方が今やってること的にはかなり正しいんだろうなと思ってますし、まあこういうことをやってることが急がば回れで案外そのうち役に立つこともあるのかもしれないってことで。 ・「メキルタ」 この用語にはさまざまな意味があるが、専門的には「測定」または「規則」と訳される。つまりこれは出エジプト記までのものについてのハラハ的ミドラーシュ(ハラハという法全体を

                                          タルムード8
                                        • ハマス大規模テロ――なぜドイツはイスラエルを支持するのか:熊谷徹 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

                                          メルケル前首相が15年前にイスラエル議会で語った「国是(Staatsräson)」をショルツ首相も強調した[イスラエルへの支持と連帯を示すデモに参加する人々=2023年10月14日、ドイツ・フランクフルト](C)AFP=時事 ハマスによるイスラエルに対する大規模な攻撃は、ドイツ人たちにも強い衝撃を与えた。ショルツ政権はイスラエルを全面的に支持する姿勢を、米国と肩を並べる形で打ち出した。その背景には、ナチスによるユダヤ人虐殺を決して相対化せず、国家として永久に責任を認めるという「国是」がある。 ドイツのオラフ・ショルツ首相は10月8日、「我々はイスラエル側に立つ。私はベンヤミン・ネタニヤフ首相と電話で会談し、強固な連帯と支援を約束した」という声明を発表した。ショルツ首相は「ハマスのテロリストたちは、イスラエル人の家に押し入り、子どもも含めて市民を無差別に殺害し、ガザ地区に連行して人質にした。

                                            ハマス大規模テロ――なぜドイツはイスラエルを支持するのか:熊谷徹 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
                                          • タルムード3

                                            ※かなり原文にはないような意訳してますが、日本語ってのは「~た」みたいな単純な過去形の羅列よりは「~だった」「~したのだった」的な言い回しを使うとしっくりまとまるのでそういう感じでやってます。そういう使い回しをみたら、ああここやってるわと思ってください。 ・ヨシュアから、バビロン捕囚からの帰還まで 先に述べたように、イスラエルの子らを率いてヨルダン川を渡ってカナンに到達したのはヨシュアであり、数年以内に彼らはそこに住んでいた国々を征服し、追放したのだった。しかしヨシュアが死ぬと人々は神に背を向け、偶像やバリム(邪神)を崇拝したため、神は救世主または裁判官が彼らを救うために派遣されるまで、一度に何年もの間彼らを周囲の国々に征服した。 一時的に彼らは神の元に戻ったのだが、再び反乱を起こした。 このパターンは3世紀にわたって繰り返された。 結局、民は最後の士師(支配者、為政者)であるところのサム

                                              タルムード3
                                            • マックス・ヴェーバーの心情倫理と責任倫理 ──内藤葉子『ヴェーバーの心情倫理――国家の暴力と抵抗の主体』に寄せて

                                              マックス・ヴェーバー(一八六四~一九二〇年)が用いた心情倫理(Gesinnungsethik)と責任倫理(Verantwortungsethik)という言葉は、政治と倫理の関係を話題にする際、必ずと言ってよいほど引き合いに出される言葉である。特に政治家のモラルが問題となる場合には、心情倫理に対する「責任倫理の優位」ということが一般には強調されてきた。しかし、この責任倫理という言葉がヴェーバーによって用いられるのは、晩年の講演「職業としての政治」(一九一九年)に加筆された後半部分だけであり、しかもそれは心情倫理との緊張関係を強調する文脈においてである。一方、心情倫理の方は、「職業としての政治」以前のヴェーバーの『宗教的ゲマインシャフト』や『古代ユダヤ教』といった理論的著作にも単独で登場する言葉である。本書の著者はこの点に着目し、ヴェーバーにおける心情倫理が、近代国家や近代の主体的人間形成の上

                                              • 山上徹也の書き込んだコメント(2012/6/6〜)

                                                http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-335.html 【2012/6/6】 山口氏の事 本題から外れて申し訳ないのですが 「山口氏の妻が2009年に亡くなっているので、 「2号さんと呼ばれる女性がいる筈がない」という詭弁を使って抗弁しているようだが、妻が亡くなる前までは2号さん、亡くなってから愛人になったというだけの話ではないか。」について 削除された記事なので確認できないのですが ・奥さんが亡くなる前からその女性と関係があった事を思わせる何か、 ・「恋人」ではなく「愛人」と思わせる何か (例えば経済的な援助、女性のマンションが山口氏の所有だった等) はあったのでしょうか? 個人的に気になるので教えて頂けると助かります。 06/07 01:42「DD」 編集 丁寧な回答ありがとうございます これは・・疑惑濃厚ですね・・・。 「2号さん」と「妾

                                                  山上徹也の書き込んだコメント(2012/6/6〜)
                                                • イエスは実在したが、キリスト(救世主)は創作された – 橘玲 公式BLOG

                                                  ダイヤモンド社と共同で行なっていた「海外投資の歩き方」のサイトが終了し、過去記事が読めなくなったので、閲覧数の多いものや、時世に適ったものを随時、このブログで再掲載していくことにします。 今回は2014年12月4日公開の「イエス・キリストは実在したのか?」です(一部改変) ****************************************************************************************** レザー・アスランは1972年にテヘランで生まれ、7歳のときにイラン革命で両親とともにアメリカに逃れた。「1980年代のアメリカで、ムスリムであることは火星人みたいなものだった」という環境のなかで自分の居場所を探していたアスランは、高校2年生のときにカリフォルニア州の福音伝道キャンプでイエスの物語を聞いてたちまち魅了される。 熱心なクリスチャン

                                                  • エルサレムで振り返る 2022年の世界【岩間陽子】【池内恵】

                                                    『公研』2022年12月号「対話」 ※肩書き等は掲載時のものです。 ロシア-ウクライナ戦争に翻弄される1年となった。 国際政治学は人類の今を掴まえることができるのだろうか? 世界宗教の首都エルサレムで2022年に起きたことの意味を考える。 エルサレムで人間観がひっくり返る 池内 今日は「2022年の世界を振り返る」をテーマにお話ししていこうと思いますが、言うまでもなく今年はロシア・ウクライナ戦争に明け暮れた1年でした。この戦争の経緯については、節目ごとに様々に議論されてきましたから、メインテーマであることは間違いないでしょう。私自身は2022年の半分くらいをイスラエルで過ごしました。首都のエルサレムに生活拠点を置きながら、テルアビブ大学のモシェダヤン中東アフリカ研究センターに上級訪問研究員として通勤していました。 この10月には岩間先生をイスラエルにお招きする機会もありました。先生はドイツ

                                                    • タルムード7

                                                      ・「口伝法と成分法」 前述したように、タルムードに割り当てられたカテゴリーは口伝法として知られている。これの(口伝法の)すべての構成要素が現在、何らかの形で紙に記載されているという事実はあるが、それが直ちに命名法を変更するというようなものではない。ミシュナは、紀元前200年から西暦200年にかけて、パリサイ人と口伝で彼らに従ったラビたちによって大部分が発展したが、西暦200年頃にユダ・ハ・ナシによって編集された。その後、PTが書き留められるまでにはさらに200年、BTに関しては300年かかった。 一方、モーセ五書に含まれる法律は成文法として知られている。実践するユダヤ教の分野(正統派、保守派、改革派など)に応じて、重み付けは異なる……そこにいくつかの例外はあるのだが。通常、保守運動と改革運動では成文法がより重要となるが、正統派においては口伝法と成文法が同等とみなされる。 ・「ミドラーシュ」

                                                        タルムード7
                                                      • 最終書簡 インシャーアッラー それぞれの結語として

                                                        日本人は、身近な隣人となりつつあるムスリムの論理を理解しているか? そこに西洋文明中心視点の誤ったイスラーム解釈はないか? 世界のイスラームに関連するトピックを題材に、より深いイスラーム理解にたどり着くための往復書簡。イスラーム教徒でイスラーム法学者である中田考、非イスラーム教徒でイスラーム思想研究者の飯山陽、専門を同じくしつつも互いに異なる立場の2人による、火花を散らす対話。 明らかになった主張の違い ここまで9本の書簡を通して、中田先生と私の主張の違いは明らかになったと思います。 一般にあるテーマについて、二人の研究者の主張が異なる場合、その理由は各々の主張の立脚する根拠の違い、方法論や解釈、理解の違いに求められることが多いと言えます。しかし中田先生と私の場合、両者がほぼ全てのテーマについて全く異なる見解を示しているのは、立場の違いに起因するところが大きいと言えるでしょう。 私は女性で

                                                          最終書簡 インシャーアッラー それぞれの結語として
                                                        • ユダヤ人

                                                          ユダヤ人 ヘブライ人に対する民族呼称。ユダヤ教の信者の意味で、自らはイスラエル人と称した。古代においてはパレスチナの地において国家を形成し繁栄したが、前1世紀にローマに征服されてから広く離散した。中世以降のヨーロッパ=キリスト教世界では差別が続き、20世紀ナチス=ドイツによる大迫害に至った。その過程で民族国家樹立を目指すシオニズムが起こり、第二次世界大戦後の1948年にイスラエルを建国したが、パレスチナのアラブ人とは今も激しい民族対立が続いている。 ユダヤ人・ローマ時代 ヘブライ人・イスラエル人・ユダヤ人 他民族からはヘブライ人といわれ、自らはイスラエル人と呼び、バビロン捕囚後にはユダヤ人と言われるようになる。この「ユダヤ人」は、特に『旧約聖書』という民族史を持つこと、民族宗教であるユダヤ教が依然として存続していることなどから、前1500年ごろから現代まで、一貫してその民族性を継承している

                                                          • タルムード6

                                                            タルムードの構造について ・タルムードの構成要素 ほとんどの人にとって、タルムードはミシュナとゲマラ (ミシュナ:「繰り返しによる学習」、ゲマラ:「終える、完了する」) の2つのパートから構成されているように見えるのだが、これはあまりに単純化しすぎである。実際のところ、ミシュナは完成するまでに何世紀にもわたって書き留められたり、口頭で伝えられたりした他の作品を統合したものである。これと同様に、ゲマラ自体も後の時代に賢者の影響を受け「完成」とみなされる前には、内容の変更は認められなかったと言っても過言ではない。 平均的な読者というものがタルムードの進化に精通していないと仮定すると、それはイェシヴァで日々タルムードを学んでいる正統派の信者を含めてもいいだろうが、たとえて言えば車のさまざまな部品がどのように作動するかについてまったく理解せずに車を運転する場合のようなものだろう。例えばエンジン、ト

                                                              タルムード6
                                                            • 「コーランを焼く」に反対の理由…『反発を招く』『亀裂が広がる』『理念に反する』(朝日新聞2010年社説) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                              既に過去に論じた話だが、9年後のいま、読まれることにいささかの意味があろう。 朝日新聞 2010年09月10日 米国とコーラン 寛容を取り戻すとき 米フロリダ州の小さなキリスト教会が、イスラム教の聖典コーランを焼こうと呼びかけている。今年の9・11の日に「邪悪な宗教」であるイスラムの危険性を知らせるのだそうだ。 コーランの教えを信ずる人たちからどれほどの反発を招き寄せるか。だれもが想像できることだ。 ニュースは世界を駆けめぐり、欧米軍が駐留するアフガニスタンで住民の抗議行動があった。駐留米軍の司令官は米兵への危険が高まると心配した。当然だろう。 自由で寛容な社会の構築は、米国の建国の原点である。初代のワシントン大統領は「米国は偏狭な価値観を認めず、迫害を助長することもない」との言葉を残している。教会の計画がこの理念に反するのは明らかだ。 米国とイスラム世界との亀裂が広がることは避けねばなら

                                                                「コーランを焼く」に反対の理由…『反発を招く』『亀裂が広がる』『理念に反する』(朝日新聞2010年社説) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                                              • ニュースやドラマに出てくる"good Samaritan"とは?【気になる連語の意味と由来】 - 崖っぷち舞台役者が婚活を始めたら英語がペラペラになりました

                                                                こんにちは。 突然ですが、"good Samaritan"って聞いたことがありますか?ニュースや海外ドラマを見ているとたまに出てくるのですが、直訳すると「善きサマリア人」。それって、ちょっとよく意味が分からないんですよね。 そこで今日は、"good Samaritan"の意味と由来について調べてみました。 "good Samaritan"とは "Samaritans"(サマリア人)とは "善きサマリア人のたとえ"とは "善きサマリア人の法"とは まとめ "good Samaritan"とは まずは、言葉の意味を詳しく見てみたいと思います。 good Samaritanを英英辞書で引いてみると、以下のように書かれています。 someone who gives help to people in trouble ロングマン現代英英辞典 「困っている人々を助ける人」ということですね。 また、別の

                                                                  ニュースやドラマに出てくる"good Samaritan"とは?【気になる連語の意味と由来】 - 崖っぷち舞台役者が婚活を始めたら英語がペラペラになりました
                                                                • 書き続けることができる者と、できない者の違いは何か? 冲方丁『生き残る作家、生き残れない作家』序章|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                                  作家・冲方丁が、25年ものあいだ生き残ることができたのはなぜか? 「HOWではなくWHYを知ること」「言葉・文章・描写の特質を理解すること」「物語る存在として生きること」。作家であり続けるためのシンプルかつ不可欠な16の原則を伝える大人気創作講座の書籍化『生き残る作家、生き残れない作家』が24日(土)に発売されます。刊行記念の試し読みとして、本書の冒頭部分を公開いたします。 冲方 丁(うぶかた・とう) 1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。 -------------- はじめに どれほど努力をしても作家になれない人がいます。 その一方で、優れた作家であったに

                                                                    書き続けることができる者と、できない者の違いは何か? 冲方丁『生き残る作家、生き残れない作家』序章|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                                  • タルムード4-2

                                                                    ※パリサイ派とサドカイ派の話の続きです。 パリサイ派は口伝法も含めた全てを遵守しようというのに対し、サドカイ派は成文法のみ、書かれたもののみを遵守すべきだという対立があったという話でした。 しかし、サドカイ人は富と地位の中にあり、心の中ではヘレニズム文化(つまりギリシャ文化)に傾いていてパレスチナで影響力を持っており、さらに悪いことには、ユダヤ人の敵であるサマリア人がここに加わったのである。 その狙いとはつまり、ユダヤ教を完全に根絶することである。 そこには明らかな意図がうかがわれた……口承の伝統を遵守するパリサイ人とともにそれを破壊するという意図が。 このようにして、ユダヤ、特にエルサレムは陰謀や権力闘争などの温床となったのである……ギリシャ人やヘレネ人に同調する人々と、ユダヤ国家としての完全な自由を望む人々の間でのものと同様にである。こうしたことが宗教の支配をめぐる「内戦」につながるこ

                                                                      タルムード4-2
                                                                    • 国際的なニュースの背景には宗教が関わっている - ウェブ1丁目図書館

                                                                      ニュースを見ても、その背景を知らなければ、メディアが伝えようとしていることがさっぱりわかりません。 日本国内のニュースだと、アナウンサーの言葉を聞いていれば、なんとなく理解できることがあります。でも、国際的なニュースになると、基礎知識がなければ、内容をほとんど理解できません。ただ、南米で暴動が行ったとか、中東でテロが起こったとか、事件の結果を知るだけです。 国際的なニュースを理解するためには、世界史の知識がどうしても必要になります。特に宗教の知識がないと、なぜ、そのような事件が起こったのかを全く理解できません。 ユダヤ教が原点 国際的な紛争を見ていると、イスラム教がよく出てきます。テロが起こると、イスラム過激派の犯行と報じられることが多いので、イスラム教徒を犯罪組織の一員と思い込んでいる人もいることでしょう。 では、キリスト教はどうでしょうか。キリスト教徒がテロを起こす印象は薄いと思います

                                                                        国際的なニュースの背景には宗教が関わっている - ウェブ1丁目図書館
                                                                      • 青土社 ||歴史/ドキュメント:西暦一年

                                                                        分断の起源を問い直す 近代の作り上げた概念の多くは一世紀に起源を持つとされ、西暦一年はさまざまな分断の起点とされてきた。しかし、宗教と政治、理性と信仰、西洋と東洋といった分断の概念は、後世からあてはめたものである。 『ユダヤ戦記』を記したフラウィウス・ヨセフス、七十人訳聖書の注釈を記したアレクサンドリアのフィロン、「ヨハネの黙示録」を記したパトモスのヨハネ。ディアスポラとされる三人のユダヤ人思想家に光を当て、デカルト、カント、ヘーゲル、ホッブス、ベンヤミン、デリダといった哲学者たちの思想を援用し、まったくあたらしい一世紀像を描き出す。 読者の方からお知らせいただき、本書に以下の誤りがありましたことをご報告いたします。 122頁5行目と6行目で注の79が重複しておりました。 122頁6行目の注の79は、注の80の誤りです。 またその後の、「3 歴史と形而上学――アレクサンドリアのフィロンにつ

                                                                        • 仕口・ほぞ継ぎ - sun777s blog

                                                                          仕口➡建築部材の接合の一種。木構造、鉄骨構造、 鉄筋コンクリート造などの構造物で、 柱と梁、筋かいと柱または土台、梁と桁のような、 方向の異なる2つ以上の部材をT字形やある角度で接合したり、 交差させること ほぞ継ぎ➡2つの木材部品を接合する継手の一種である。 世界中の木工は数千年にわたり、 主に木材を90度に接合するときにこれを使った。 基本的な形式は、簡易かつ強固 日本の城は、 釘を一本も、使用していない。 然し、地震で倒れた事が、無い、、、 五重塔など、、、 昨日からの、続きだが、、、 海外にある、城と比べてみた、、、 イクトゥス - sun777s blog サヴォンリンナ 姫路城 フィンランド共和国・ハメーンリンナ 鬼の城 やはり、、、 どの城も、金属部分が、 最上部に設置されている。 同じ、内容(フリーエネルギー?)を共有していると、 見てよいだろう、、、 注目すべき点は、 大

                                                                            仕口・ほぞ継ぎ - sun777s blog
                                                                          • イスラエル「タルムード!」韓国「?」日本「解説するね!犯罪行為の損害賠償を定めた部分だね!イラン核保有したら終わり!」→ : /);`ω´)<国家総動員報

                                                                            2019年07月17日 08:00 イスラエル「タルムード!」韓国「?」日本「解説するね!犯罪行為の損害賠償を定めた部分だね!イラン核保有したら終わり!」→ カテゴリ 日本国:瑞穂の国 韓国 yellow_keyllow Comment(48) 15: 名も無き国民の声 2019/07/16(火) 02:04:02.21 ID:r7vTGzpX なお告げ口外交したけど相手にされなかった模様 そして文ちゃんはイスラエル大統領から タルムードのコピーを贈られた https://mobile.twitter.com/PresidentRuvi/ status/1150677144764391425 34: 名も無き国民の声 2019/07/16(火) 02:19:31.09 ID:qQmgNOFD >>15 Bava Kammaかよ タルムードのなかでも 犯罪行為に対する損害賠償を定めた部分だ

                                                                              イスラエル「タルムード!」韓国「?」日本「解説するね!犯罪行為の損害賠償を定めた部分だね!イラン核保有したら終わり!」→ : /);`ω´)<国家総動員報
                                                                            • 聖書や神話を知らんと理解できんアートが多いのでエピソード別にまとめてみる(新約聖書篇7) 〜東方三博士の礼拝|さとなお(佐藤尚之)

                                                                              「1000日チャレンジ」でアートを学んでいるのだけど、西洋美術って、旧約聖書や新約聖書、ギリシャ神話などをちゃんと知らないと、よく理解できないアート、多すぎません? オマージュなんかも含めて。 それじゃつまらないので、アートをもっと楽しむためにも聖書や神話を最低限かつ表層的でいいから知っときたい、という思いが強くなり、代表的なエピソードとそれについてのアートを整理していこうかと。 聖書や神話を網羅したり解釈したりするつもりは毛頭なく、西洋人には常識っぽいあたりを押さえるだけの連載です。あぁこの際私も知っときたいな、という方はおつきあいください。 旧約聖書篇は全65回で完結しました。こちらをどうぞ。 いまは新約聖書をやってます。ログはこちらにまとめていきます。 このあと、ギリシャ神話。もしかしたらダンテ『神曲』も。 このエピソードも有名だねー。 東方三博士(はかせ)、とか、東方三賢者、とか、

                                                                                聖書や神話を知らんと理解できんアートが多いのでエピソード別にまとめてみる(新約聖書篇7) 〜東方三博士の礼拝|さとなお(佐藤尚之)
                                                                              • バチカンのインサイダーは、COVIDは「社会工学の巨大なオペレーション」だと言う - ブログ | 知的好奇心ラウンジ

                                                                                バチカンのインサイダーは、COVIDは「社会工学の巨大なオペレーション」だと言う (図 Rome Pixabay)   (Fig.) アーティクル・イメージ 概要 事実: 米国への元ローマ教皇の(Apostolic)教皇使節(Nuncio)、カルロ・マリア・ビガニ(Carlo Maria Viganò)氏は最近、ドナルド・トランプ大統領へ(Donald Trump)の手紙を書き、ディープ・ステート(deep state)と人間の意識の操りについて言及しました。 考察: どのくらいの間、私達自身の意識は誤情報により操られてきたのでしょうか。私達の惑星で実際に何が起こっているのでしょうか。 Covid-19に関して、どのくらい見方が変更されたかを観察するのは、驚くべきことです。 また、毎年出現しているように見えるほぼ全部の世界的危機は、論争と明らかな誤情報(misinformation)のよう

                                                                                  バチカンのインサイダーは、COVIDは「社会工学の巨大なオペレーション」だと言う - ブログ | 知的好奇心ラウンジ
                                                                                • 性愛に踏み出せない女の子のために 第8回第二部 前編 宮台真司

                                                                                  メンバー登録 ログイン TOP 最新号&バックナンバー イラスト投稿 スペシャル記事 単行本・グッズ ギャラリー メンバーメニュー ー 登録情報変更 ー 投稿履歴 インフォメーション ー 初めての方へ ー ヘルプ&お問い合わせ ー 利用規約 ー プライバシーポリシー ー 運営会社 Pickup 季刊エス Vol. 85 2024 4月号 / 2024 Spring スモールエス Vol. 76 2024 3月号 雑誌「季刊エス」に掲載中の宮台真司による連載記事「性愛に踏み出せない女の子のために」。今回で第8回をむかえますが、二部に分けて、WEBで発表いたします。社会が良くなっても、性的に幸せになれるわけではない。「性愛の享楽は社会の正義と両立しない」。これはどういうことだろうか? セックスによって、人は自分をコントロールできない「ゆだね」の状態に入っていく。二人でそれを体験すれば、繭に包ま

                                                                                    性愛に踏み出せない女の子のために 第8回第二部 前編 宮台真司