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深田晃司監督の検索結果1 - 40 件 / 65件

  • 「七人の侍」から「万引き家族」まで! 英国映画協会が選ぶ、1925~2019年の優れた日本映画95本 : 映画ニュース - 映画.com

    ホーム > 映画ニュース > 2020年5月16日 > 「七人の侍」から「万引き家族」まで! 英国映画協会が選ぶ、1925~2019年の優れた日本映画95本 「七人の侍」写真:Album/アフロ [映画.com ニュース] 英国映画協会(BFI)が、1925年から2019年にかけて、それぞれの年の優れた日本映画を選定したリストを発表。計95本の多彩な作品がナインナップされている。 伝統的なトップ100などのランキング形式ではなく、年ごとにベスト作品を選ぶ形式とした理由について、BFIのサイト内では「特定の黄金時代やニューウェーブ、Jホラーや現代アニメの台頭などの要素を踏まえた上で、より革新的なものを示したかった」と語られており、今でも入手可能な作品という観点から、1925年をスタートの年に設定したという。 なかでも、54年を「史上最高の年」と位置づけている。リストでは黒澤明監督の「七人の侍

      「七人の侍」から「万引き家族」まで! 英国映画協会が選ぶ、1925~2019年の優れた日本映画95本 : 映画ニュース - 映画.com
    • 深田晃司監督「鬼滅の刃のヒットは大資本のお陰。公正な競争とは言えず海外なら独禁法違反」 : 痛いニュース(ノ∀`)

      深田晃司監督「鬼滅の刃のヒットは大資本のお陰。公正な競争とは言えず海外なら独禁法違反」 1 名前:きららちゃん(ジパング) [US]:2020/10/21(水) 19:27:03.09 ID:93J8vQiv0 「『鬼滅の刃』が今、バスや電車の時刻表かというくらい分刻みで上映されています。もちろん『鬼滅の刃』のヒットは祝福されるべきだし、関わったスタッフ・俳優の皆様には拍手を送りたいです。作品の持つ力は疑いようがなく自分も早く見たいと思っています。ただ一方で考えなくはいけないのは、あれだけの規模で公開できるのは、TOHOシネマズを持つ東宝の配給だからです。日本だと違和感ないかもしれませんが、事実としてアメリカであれば大手映画会社が映画館チェーンを持つことは禁止されていたりします。独禁法に抵触するからです。 強固なネットワークと大きな資本力を駆使した日本映画従来の方法論が、自由で公正な競争で

        深田晃司監督「鬼滅の刃のヒットは大資本のお陰。公正な競争とは言えず海外なら独禁法違反」 : 痛いニュース(ノ∀`)
      • 未来へつなごう!!多様な映画文化を育んできた全国のミニシアターをみんなで応援 ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金 | MOTION GALLERY

        「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」は新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発令され、政府からの外出自粛要請が続く中、閉館の危機にさらされている全国の小規模映画館「ミニシアター」を守るため、映画監督の深田晃司・濱口竜介が発起人となって有志で立ち上げたプロジェクトです。 ・5月14日に発生しましたアクセス障害についてのご報告・ ミニシアターが私たちに教えてくれた、 映画と映画館への親愛 「あの映画館」で上映されている映画が見たい。この気持ちは、単に「あの映画が見たい」とは違います。このとき、「あの映画館」としてみなさんが思い浮かべているのは、たぶん「ミニシアター」と呼ばれる小規模映画館のことではないでしょうか。 シネ・ヌーヴォ(大阪市) 上映作品の独自のセレクションは言うまでもなく、チケット売り場・売店に並んだパンフレットやグッズに軽食、ロビーに貼られた

          未来へつなごう!!多様な映画文化を育んできた全国のミニシアターをみんなで応援 ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金 | MOTION GALLERY
        • 主宰からの定期便|平田オリザ|青年団公式ホームページ

          地点の三浦基氏のモラルハラスメント問題について、劇団およびこまばアゴラ劇場の代表として声明を発表します。 http://www.ei-en.net/freeuni/archive/pdf/chiten_190923.pdf ここで告発を行っている「Aさん」は、かつて、私が中心となり青年団とこまばアゴラ劇場が運営してきた演劇私塾・無隣館に在籍していた方で、当該問題の発生以降、私も折りにふれて相談にのってきました。 これまで、被害者が特定しやすくなることから、本人の意向に沿って公表を控えてきましたが、この度本人の要望もあり私の方から声明を発表することになりました。 また被害者本人は映画美学校の修了生でもあることから、映画美学校の当時の講師陣とも連携をとってきました。その縁で、深田晃司監督を通じて紹介された映演労連フリーユニオンが直接の交渉に当たっています。 パワハラの内容については、一部、音声

          • 「コロナ禍の前から日本の映画界は危機的状況」 偉才・深田晃司監督が本気で語る映画のこれから(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース

            カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞した「淵に立つ」(2016年)、ロカルノ国際映画祭コンペティション部門正式招待作「よこがお」(2019年)などで、海外でも高い評価を受けている深田晃司監督は、新型コロナウイルスの感染拡大によって苦境に立たされた小規模館の運営継続を支援すべく、4月、「ハッピーアワー」「寝ても覚めても」の濱口竜介監督らと「ミニシアター・エイド基金」を設立。クラウドファンディング(CF)で3億3千万円あまりを集め、全国の118劇場・103団体に配分した。最新作「本気のしるし《劇場版》」の公開に合わせて神戸を訪れた深田監督に、コロナ禍でのこうした取り組みや、今の日本映画界が抱える課題などについて話を聞いた。 【写真】テレビ放映時は主体性のないヒロインに「イライラ」…最新作「本気のしるし《劇場版》」の1シーン ■映画文化を守る「ミニシアター・エイド基金」 ――この半年あ

              「コロナ禍の前から日本の映画界は危機的状況」 偉才・深田晃司監督が本気で語る映画のこれから(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース
            • サスペンスの裏に男女格差への怒り 映画「本気のしるし」公開 深田晃司監督 | 毎日新聞

              日仏合作の「淵に立つ」(2016年)「よこがお」(19年)など人間ドラマで定評がある深田晃司監督の最新作「本気のしるし」が公開された。主人公の男性会社員が、一人の女性との偶然の出会いから人生を転落していくサスペンス。「二人とも主体性が薄く何となく生きてきた。ただ、主人公は社会的地位があるが、女性はそれまで流されるように結婚、出産しており、状況も好転しない」と深田監督。底流には理不尽な格差に対する静かな怒りがある。 元は名古屋テレビの深夜ドラマだが、大反響を呼んで劇場化が決定。今年のカンヌ国際映画祭で公式セレクションにも選出された。会社員・辻一路を森崎ウィン、辻が出会う葉山浮世を土村芳(かほ)が演じる。

                サスペンスの裏に男女格差への怒り 映画「本気のしるし」公開 深田晃司監督 | 毎日新聞
              • 映画監督の性暴力問題 監督有志6人が暴力反対の声明を発表 | NHK

                映画監督による性暴力の問題について、是枝裕和監督ら映画監督の有志6人が、監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対するとの声明を発表しました。 この問題は今月、性被害を題材にした映画の男性監督について、複数の女性が過去に性行為を強要されたなどと証言していることを週刊誌が報道し、作品の公開が中止となるなどの影響が出ているものです。 こうしたことを受け18日、是枝裕和監督や西川美和監督、それに深田晃司監督など6人の映画監督が声明をインターネットで公開しました。 「私たちは映画監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対します」と題したこの声明では、報道されている行為や内容は決して許されるものではなく、まずは、被害にあった人の「尊厳を守ることに注力すべき」だとしました。 そして、映画監督は強い権力を持った立場にあることを強く自覚するべきで、その地位を乱用してほかの人を不当にコントロールすべきではないとし、

                  映画監督の性暴力問題 監督有志6人が暴力反対の声明を発表 | NHK
                • 撮影現場でいまだに暴力、日本の映画産業ではハラスメントが絶えない/深田晃司監督インタビュー - wezzy|ウェジー

                  2019.12.06 07:05 撮影現場でいまだに暴力、日本の映画産業ではハラスメントが絶えない/深田晃司監督インタビュー 『淵に立つ』(2016年公開)で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査委員賞を受賞するなど国際的に高く評価されている深田晃司監督が、映画の撮影現場におけるハラスメントに関するステートメントをツイッターに投稿し、話題となった。 先月、深田晃司監督は<突然ですがハラスメント等についての覚書のようなステートメントを書きました。企業なら会社の公式サイトに理念として掲げられますが、私は個人の映画監督ですのでSNSの場を活用させて頂きます。突然と書きましたが、本当はもっと早く書きたいと思っていました。気持ちとしては結構切迫してます>というコメントとともに以下の画像をツイートした(画像の下にステートメントの書き起こしを載せておくのでご参照を)。 以下は、ハラスメント等につい

                    撮影現場でいまだに暴力、日本の映画産業ではハラスメントが絶えない/深田晃司監督インタビュー - wezzy|ウェジー
                  • 是枝監督らが設立を求める日本版「CNC」とは?|映画界にもサステナビリティを | CINEMAS+

                    2022年6月14日、是枝裕和監督や深田晃司監督ら、映画監督有志7人が記者会見を開き、日本映画の持続可能性のための組織「日本版CNC」の設立を求めました。 CNCとは、フランス映画産業を下支えする組織「国立映画映像センター」のこと。この組織は多くの年間予算を持ち、企画開発から製作費予算の助成、配給やプロモーション助成、さらに映画館運営も援助し、多方面で映画産業を支えている組織です。 是枝監督らは、低賃金労働問題やハラスメントなど日本の映画業界が抱える様々な問題を構造から変えていくためにこの組織の立ち上げを映画業界に求めていくことを目指して、権利なき社団「Action4Cinema/日本版CNC設立を求める会」を立ち上げ、すでに日本映画製作者連盟(映連)や、経産省などと話し合いの場を持ち、研究・勉強しながら今後も様々な関係団体に提言を行っていくとのことです。 映画ファンの中には会見のニュース

                      是枝監督らが設立を求める日本版「CNC」とは?|映画界にもサステナビリティを | CINEMAS+
                    • 2022年映画ベスト10!(+栄光の次点イレブン) - 沼の見える街

                      毎年恒例の「映画ベスト10」発表時期がやってまいりました。今年は劇場で観た映画は116本くらいでした(配信を含んでないのと、重複があったりするので本数が正確なのかよくわからないけど大体…。) これまではイラスト+手描き文章の図解で発表していたんですが、今年はブログ感想を再始動したこともあり、イラストを描きつつも文章をメインにしてみました。その結果めちゃ長くなってしまった(18000字以上)…っていうかぶっちぎり過去最長記事になってしまったのでお時間ある時どうぞ。 参考までに2021年ベストはこちら↓ numagasablog.com あと昨年2021年はなんとなく順位つけるのやめてみたんですが(決定的な1位みたいのがなかったため)今年はベスト10には無理やり順番つけてます。まぁ自分の中の優先順位みたいのもわかって面白いからね。 さっそく発表していきたいと思いますが、毎年のことながらベスト1

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                      • 星里もちる「本気のしるし」ドラマ化!森崎ウィン&土村芳が出演、監督は深田晃司(コメントあり)

                        星里もちる「本気のしるし」ドラマ化!森崎ウィン&土村芳が出演、監督は深田晃司 2019年6月14日 13:15 1163 コミックナタリー編集部 ビッグコミックスペリオール(小学館)にて連載された「本気のしるし」は、中小文具店に勤める会社員・辻一路と、辻の前に現れた謎の美女・葉山浮世を描くサスペンス。単行本は全6巻が発売中だ。 ドラマでは辻役を森崎ウィン(PRIZMAX)、浮世役を土村芳が担当。映画「淵に立つ」などを手がけた深田晃司がメガホンを取り、三谷伸太朗が脚本を手がける。ドラマ化について、星里は「漫画家生活33年にして、初の連続ドラマ化に興奮しないわけがありません」「脚本、監督、スタッフの皆様、どうぞ思う存分ドロドロにしてやって下さい(笑)」とコメントを寄せた。なおそのほかの出演者は6月28日発売のビッグコミックスペリオールにて解禁。 星里もちるコメント漫画家生活33年にして、初の連

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                        • 「開けていても赤字」「3カ月続けば閉館」コロナで危機に陥るミニシアターの悲痛

                          日本の映画文化の灯が消えてしまうという危機に瀕している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各地の映画館への集客は激減。4月7日には7都府県で緊急事態宣言が出されてから、当該地域の映画館は軒並み休館になった。そして、4月16日には宣言が全国に及んだことで、全国の映画館が軒並み休館となっている。シネマコンプレックス(複合型映画館、シネコン)のような大規模なところはもちろん、それ以上に大きな影響が出ているのが、単館系映画館、いわゆるミニシアターだ。 ミニシアターはその名の通り、座席数が少ない小規模な映画館。大手映画会社の配給網に頼ることなく、芸術系やドキュメンタリーなど非商業的な作品など、シネコン以上に多種多様な作品が上映されている。ただ、多くのミニシアターの運営元会社は、決して経営基盤が大きくない。観客の減少、週末の自粛要請、緊急事態宣言による長期に及ぶ臨時休館を余儀なくされたことで、各地の

                            「開けていても赤字」「3カ月続けば閉館」コロナで危機に陥るミニシアターの悲痛
                          • 平田オリザ氏の負の遺産|喜多野土竜

                            ◉これは……小さなビッグニュース。左派マスコミは自民党三戦全敗と嬉々としていますが、それは単に局地戦での勝利でしかないのでは、との疑義ひとつ前のnoteで書きました。それよりも豊岡市長選挙、「演劇のまちなんかいらない」と訴えた新人候補が勝利。豊岡市と言えば、平田オリザ氏が主催する劇団・青年団を移転させ、2021年開校の公立大学である芸術文化観光専門職大学の初代学長に就任した地域。この選挙結果は重要ですね。 【新豊岡市長に関貫氏「演劇のまちなんかいらない」 現職を批判】神戸新聞 当選確実の一報が入った関貫氏の選挙事務所(兵庫県豊岡市大手町)は、大きな喜びに包まれた。 当初、3回連続の無投票が予想された同市長選。市議会で保守系会派の代表を務めた関貫氏が立候補の意向を明かしたのは、3月議会の最終日。告示のわずか20日ほど前だった。 「演劇のまちなんかいらない」。現市政に真っ向から異議を唱え、「市

                              平田オリザ氏の負の遺産|喜多野土竜
                            • 令和突入で変化した朝ドラ『スカーレット』、賛否割れた『全裸監督』……2019年を振り返るドラマ評論家座談会【後編】

                              令和突入で変化した朝ドラ『スカーレット』、賛否割れた『全裸監督』……2019年を振り返るドラマ評論家座談会【後編】 2019年も、各局、各配信サービス等から多種多様なドラマが放送された。リアルサウンド映画部では、1年を振り返るために、レギュラー執筆陣より、ドラマ評論家の成馬零一氏、ライターの西森路代氏、田幸和歌子氏を迎えて、座談会を開催。 脚本家の安達奈緒子の作家性や、YouTubeからの影響を感じさせるテレビ東京の深夜ドラマについて話し合った前編に続き、後編では『本気のしるし』『いだてん』『全裸監督』などから、ドラマにおける男女の描き方に注目。また、令和という新しい時代への突入とともに変化したNHK朝ドラ『なつぞら』と『スカーレット』についても議論を交わした。 『本気のしるし』『いだてん』から考えるキャラクターの“揺れ” ーージェンダー観において、男性・女性の描き方で気になるドラマはあり

                                令和突入で変化した朝ドラ『スカーレット』、賛否割れた『全裸監督』……2019年を振り返るドラマ評論家座談会【後編】
                              • 映画業界の労働環境、何が問題?深田晃司、パク・ジョンボム監督ら激論|シネマトゥデイ

                                左から佐野正太郎(経産省コンテンツ課)、小泉朋(映画プロデューサー)、パク・ジョンボム(映画監督)、深田晃司(映画監督・独立映画鍋共同代表)、土屋豊(独立映画鍋共同代表) 映画監督の深田晃司と土屋豊が共同代表を務めるNPO法人独立映画鍋と、第20回東京フィルメックス共催企画「映画の“働き方改革” ~インディペンデント映画のサステナブルな制作環境とは?~」が29日に有楽町朝日ホールで開催。経済産業省コンテンツ産業課の佐野正太郎、映画プロデューサーの小泉朋、そして本映画祭のコンペティション部門に『波高(はこう)』を出品中のパク・ジョンボム監督と共に、映画の撮影現場における問題点について語り合った。 世間で「働き方改革」が叫ばれる昨今、映画の制作現場でも長時間労働や過度の低賃金、そしてパワハラ、セクハラなどを変えていこうという機運が高まっている。そんな中、20年後、30年後も映画産業が「誰もが憧

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                                • 扉は閉じてもセカイは開く。『すずめの戸締まり』感想 - 沼の見える街

                                  率直に言って新海誠監督の作品はニガテであった。作画や音楽など全体としてのクオリティの高さに異論はないし人気も納得なのだが、どうにも合わない。たとえば『君の名は。』はなんであの2人が惹かれ合うのか全然わからないまま異性愛エモ全開で突っ走る感じが全くノレず、『天気の子』は(詳しく後述するが)ある部分がどうしても受け入れ難くてその年のワーストに選んでしまった。そんなわけで『すずめの戸締まり』への期待度も低く、映画館サイドの激推しも鬱陶しく感じられ、いくらなんでもスクリーン埋めすぎだろ、『RRR』や『ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー』の箱を奪いやがってよお…などとやや鬱憤をつのらせていた。…なので、嬉しい誤算が待っているとは思わなかった。蓋を開けてみれば『すずめの戸締まり』は、初めて「これは好き」と明言できる新海誠作品だったのだ。 『すずめの戸締まり』鑑賞。少女が椅子と化したイケメンと扉を

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                                  • 遠藤雄弥と津田寛治カンヌ映画祭会見にリモート参加、小野田寛郎さん語る - シネマ : 日刊スポーツ

                                    フランスで開催中のカンヌ映画祭「ある視点」部門でオープニング上映されたフランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本の合作映画「ONODA(原題)」(アルチュール・アラリ監督、今秋公開)の公式会見が8日、カンヌで行われた。 会見場と都内をリモートでつなぎ、新型コロナウイルス感染対策のためスケジュールが合わず現地入り出来なかった、主演の遠藤雄弥(34)と津田寛治(55)がリモートで参加した。 映画は、太平洋戦争後も任務解除の命令がないままフィリピン・ルバング島で過ごし、約30年後の1974年(昭49)に51歳で日本に帰還し、14年に91歳で亡くなった旧陸軍少尉の小野田寛郎さんの史実を元に、フランスの新鋭実力派監督のアルチュール・アラリ監督(39)が手掛けた。同監督は全編日本語での演出にこだわり、徹底したリサーチと演出力で、史実を元に小野田という1人の男が生き抜いた孤独と壮絶な日々を描いた、人間ド

                                      遠藤雄弥と津田寛治カンヌ映画祭会見にリモート参加、小野田寛郎さん語る - シネマ : 日刊スポーツ
                                    • 映画で“強い女性”ばかり描かれるのは危険なこと。 新作『よこがお』公開、深田晃司監督インタビュー

                                      訪問看護師の市子(筒井真理子)は、献身的な仕事ぶりから周囲の厚い信頼を得ていた。特に訪問先の大石家では、長女の基子(市川実日子)が介護福祉士になるための勉強も見てやるなど、家族ぐるみの交流を持っているほどだった。ある日、基子の妹・サキ(小川未祐)が突然行方不明になる。無事、保護されたものの、犯人が意外な人物だったことから、市子は事件への関与を疑われてしまうのだが……。『淵に立つ』での過酷な役作りが高く評価された筒井真理子と、監督の深田晃司が再度組んだ最新作。ヒロインの運命を握る基子を演じた市川実日子の“闖入者(ちんにゅうしゃ)”ぶりも見逃せない。2019年7月26日(金)より全国公開 https://yokogao-movie.jp 松崎:まず、『よこがお』が生まれた経緯を教えてください。 深田:『淵に立つ』のプロデューサーが「もう一度やりませんか?」と声を掛けて下さって、『めぐりあう時間

                                      • 映画『本気のしるし』から考える、日本の文学における「悪女像」の問題点。深田晃司監督と伊藤詩織さんが語る

                                        映画『本気のしるし』から考える、日本の文学における「悪女像」の問題点。深田晃司監督と伊藤詩織さんが語る 「ただ『男性が女性に欲情し道を踏み外した』ということが、男性社会の尺度から見ると、『女性が政治や社会を混乱に導いた』ことになっていく。そうやって『悪女』が作られてきた」

                                          映画『本気のしるし』から考える、日本の文学における「悪女像」の問題点。深田晃司監督と伊藤詩織さんが語る
                                        • 補償なき現状…経営難のミニシアター、製作スタッフも失業状態で業界窮地|シネマトゥデイ

                                          業界は窮地に追い込まれている(※画像はイメージです) - iStock.com /Aude Barge / EyeEm / Getty Images 緊急事態宣言を受け、対象地域となった東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の映画館は、8日から営業を休止した。大手シネコンはもちろんだが、小規模経営のミニシアターは、これまでにない存続の危機に直面している。 ミニシアターは興行のみで運営している例がほとんどで、観客を入れられなければ、チケット代金のほか、売店の売り上げなどの収入はゼロになってしまう。緊急事態宣言の対象となった地域のミニシアターは、多くが都市部にあるため、賃料も高く、抱えている従業員の数も多い。緊急事態宣言の効力は1か月とされているものの、いつまで休業を余儀なくされるのか不透明な状況で、経済的な補償がなければ、閉館に追い込まれる可能性が高い。 この窮状を受け、映画人も立ち上が

                                            補償なき現状…経営難のミニシアター、製作スタッフも失業状態で業界窮地|シネマトゥデイ
                                          • 川上弘美 著『センセイの鞄』より。ひとつとして、同じ形をした愛は無い。 - 田舎教師ときどき都会教師

                                            くそじじい。わたしは胸の中で言い、それから口に出して「くそじじい」と繰り返した。くそじじいはきっと元気に島を一周でもしているんだろう。センセイのことなんか忘れて宿の小さな露天風呂にでも入ろう。せっかく島に来たんだから。センセイがいようがいまいが、わたしは旅行を楽しむんだから。今までだってずっと一人だったんだから。一人で酒を飲み一人で酔っぱらい一人で愉しんできたんだから。 (川上弘美『センセイの鞄』新潮文庫、2007) おはようございます。仕事のことなんか忘れて小さな物語にでも入り込もう。せっかくの休日なんだから。仕事が残っていようがいまいが、わたしは読書を愉しむんだから。今までだってずっとそうしてきたんだから。一人で珈琲を飲み一人で読み耽り一人で愉しんできたんだから。とはいえ、 二人で本を読み二人で愉しむのもいいものです。 それが異性であればなおのこと。小学5年生の国語の教科書に載っている

                                              川上弘美 著『センセイの鞄』より。ひとつとして、同じ形をした愛は無い。 - 田舎教師ときどき都会教師
                                            • 美大学生は7割女性なのに教授は8割男性 芸術分野で著しい不均衡(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                              美術家や映画監督らでつくる「表現の現場調査団」が24日、美術や映画、文芸など芸術分野の教育機関や賞の審査員・受賞者の男女比率を調査した「ジェンダーバランス白書2022」を公表した。東京芸大などの美大では学生の7割が女性である一方、教授は8割が男性、美術館で開催される個展や購入作品数も8割を男性が占めるなど、機会やキャリア形成において著しく不均衡である実態が浮かび上がった。「審査員の男女比を同数にすることから始めてほしい」と呼びかけている。【高橋咲子】 【グラフでみる】芸術分野の男女ギャップ 調査団は表現者や研究者16人で構成し、2020年に結成。第1弾として21年に「ハラスメント白書2021」を発表した。今回は頻発するハラスメントの背景にあるジェンダーバランスについて調査。大学・養成所などの教育機関や、過去10年間に開催された知名度のある賞やコンクールを対象に、学生や教授、審査員や受賞者を

                                                美大学生は7割女性なのに教授は8割男性 芸術分野で著しい不均衡(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                                              • 「オンライン映画祭」開催 ネットで無料上映 新型コロナ | NHKニュース

                                                新型コロナウイルスの感染拡大によって世界中で映画の製作や上映が滞る中、カンヌや東京など世界の21の映画祭が参加して作品をインターネット上で無料で上映する「オンライン映画祭」が始まりました。 日本時間の29日夜8時から始まり、世界3大映画祭の1つで、新型コロナウイルスの影響で延期されたカンヌ映画祭や、東京国際映画祭など世界の21の映画祭が参加し、6月8日までの10日間に100を超える作品が上映されます。 映画の多くは新作で、2016年のカンヌ映画祭で「ある視点」部門の審査員賞を受賞した日本の深田晃司監督もおよそ2週間で製作した短編映画を出品しています。 映画祭は専用サイトで無料で見られ、サイトを通じて寄付することもでき、収益はWHO=世界保健機関への支援など新型コロナウイルスの感染対策に役立てられるということです。 映画祭を企画したデニーロさんは開催に先立って行われたオンライン会見で、「これ

                                                  「オンライン映画祭」開催 ネットで無料上映 新型コロナ | NHKニュース
                                                • 【UPDATE】トランスジェンダーの役は当事者が演じたほうがいいのか。「エンタメと多様性」を深田晃司監督らと考えた

                                                  しかし番組内容を含めて記事化する際に、そもそも日本のエンタメ界においてマイノリティ当事者には機会がほとんど開かれていないなど、当事者が不当に不利益を被っている点に十分言及しきれていませんでした。また、それぞれの困難を抱えるマイノリティグループについての番組内での議論を、特定のマイノリティグループについての文脈に画一的に落とし込むような構成となっており、不十分な内容でした。記事を掲載し続けることで、マイノリティ当事者の機会を後退させてしまう恐れがあると判断し、記事を取り下げることにしました。不十分な内容となったことを心よりお詫びいたします。

                                                    【UPDATE】トランスジェンダーの役は当事者が演じたほうがいいのか。「エンタメと多様性」を深田晃司監督らと考えた
                                                  • 百合映画アカデミー賞2020 - ナナオクプリーズ

                                                    本記事は2019年に日本国内で劇場公開・配信された広義の「百合映画」の中から、筆者独自の視点で設けた各賞の受賞作を発表しています。 この「百合映画」の定義が非常に難しいのですが、これはもう考えるだけきりがないので「私が百合だと認識したら百合」という極めて間口の広い解釈でやっていきます。 バキバキ屈折巨大感情賞 『よこがお』/監督:深田晃司 『淵に立つ』で高い評価を得た深田晃司監督の最新作。 筒井真理子氏演じる訪問看護師の市子は訪問先の娘が何者かに誘拐され、その犯人が捕まったことから残酷な運命に巻き込まれてしまい、その運命に復讐するため別人へと生まれ変わり、ある計画を遂行していきます。 ある人物が起こした誘拐事件をきっかけにして、次第に理不尽かつ絶望的な状況へと追い詰められていく市子。そんな彼女の運命の鍵を握り、物語に大きな影響を持つ百合キャラクターが市川実和子氏演じる基子。 市子の訪問先に

                                                      百合映画アカデミー賞2020 - ナナオクプリーズ
                                                    • 映画『LOVE LIFE』(深田晃司 監督作品)&『マル激(第1121回)』より。他者理解は、わかりあえないことから。 - 田舎教師ときどき都会教師

                                                      この作品に限らず、映画を作るときに一貫しているモチーフは個の孤独です。もちろん、一本の映画にはいろいろなモチーフが組み合わさっていますが、中でも自分が一番信じられるもの、普遍的だと思うものが人は孤独であるということであり、それが作品の世界観の根幹になっています。家族であっても、夫婦であっても、友だちであっても、本当のところは、隣にいる人が何を考えているのかなんてわからない。 (劇場用パンフレット『LOVE LIFE』SDP、2022) こんばんは。映画監督の深田晃司さんがそう言うように、夫婦であっても、本当のところは、隣にいる人が何を考えているのかなんてわかりません。他者は、わからない。いきなりのネタバレになりますが、映画『LOVE LIFE』のエンディングが示唆するように、他者理解はある種の諦めからしかスタートできないということです。平田オリザさんの本のタイトルを借りれば、 わかりあえな

                                                        映画『LOVE LIFE』(深田晃司 監督作品)&『マル激(第1121回)』より。他者理解は、わかりあえないことから。 - 田舎教師ときどき都会教師
                                                      • 鈴木涼美×島田雅彦×宮台真司『ギフテッド』鼎談【前篇】「娘を使って自己実現を図ろうとする行為は毒親的でありつつ私小説的」

                                                        第167回芥川賞候補になった鈴木涼美の初中編小説『ギフテッド』(文藝春秋)の刊行を記念して、本人、社会学者・宮台真司、さらに芥川賞選考委員でもある作家・島田雅彦を招いたトークイベント「100分de『ギフテッド』」が、8月20日にLOFT9 Shibuyaにて開催された。『ギフテッド』は、歓楽街の片隅のビルに暮らすホステスの「私」が、重い病に侵された母を引き取り看病し始める物語で、『「AV女優」の社会学』(青土社)や『身体を売ったらサヨウナラ』(幻冬社)などの著作で知られる鈴木涼美ならではのリアルな描写と、端正な語り口が印象的な小説だ。かねてより鈴木涼美と縁のある島田雅彦と宮台真司は、本作をどのように読んだのか。リアルサウンド ブックでは、本イベントのレポートを前後篇でお届けする。司会はジョー横溝。(編集部) 出来損ないは愛おしい 鈴木涼美『ギフテッド』(文藝春秋) ーー鈴木涼美さんの初中編

                                                          鈴木涼美×島田雅彦×宮台真司『ギフテッド』鼎談【前篇】「娘を使って自己実現を図ろうとする行為は毒親的でありつつ私小説的」
                                                        • チキラボとは

                                                          2024/3/14 テレビ芸能業界における圧力ハラスメントの実態調査報告書 公開 2024/3/4 【メディア掲載】学校だけでなく社会全体でSRHR実現を 産婦人科医ら会見(教育新聞) 2024/3/4 【メディア掲載】「自分の身体のことは自分が決める」性と生殖に関する健康と権利でNPOが提言(テレ朝news) 2024/3/4 SRHR(性と生殖に関する健康と権利)について、フランスの先進事例視察報告と日本との違い、日本への提言を行う会見 発表資料 公開 2024/3/1 チキラボ設立3周年!記念ドネーション開催! 2024/2/15 【メディア掲載】「競合アイドルグループ共演NG」「セクハラは書ききれない」チキラボの『芸能・メディアの実態調査』から見えた赤裸々な声(MBS NEWS) 2024/2/14 【メディア掲載】芸能・メディア業界では22%が「性的接待を要求された」 断ると「

                                                            チキラボとは
                                                          • 居場所をなくすな。札幌の街に文化を灯す、市民出資で生まれたミニシアター - イーアイデム「ジモコロ」

                                                            根強いファンに支えられ、札幌で唯一現存するミニシアター『シアターキノ』。この映画館が生まれた背景には、多くの市民たちによる出資と、オーナー中島さんの『場』に対する想いがありました。 本屋さんは本を買うところ。お花屋さんはお花を買うところ。 では、映画館はなにをするところ? ……もちろん、映画を観るところですよね。 でも、近年はNetflixやHuluをはじめとした動画配信サービスが隆盛を極める時代。時間や場所を選ばす気軽に映画を楽しめるようになった一方で、「映画館に行く機会」は年々減っているようにも感じます。 特に2020年はコロナウィルスの影響もあり、映画館の興行収入が過去最低を記録。とりわけ「ミニシアター」と呼ばれる小規模映画館は、存続の危機に直面しているところも少なくないと聞きます。 業界全体に暗雲が立ち込める中、この先映画館はどうなってしまうのでしょうか。 そんな疑問を携えて訪れた

                                                              居場所をなくすな。札幌の街に文化を灯す、市民出資で生まれたミニシアター - イーアイデム「ジモコロ」
                                                            • 「女の子には無理」と言われた40年前。撮影カメラマン・芦澤明子に聞く、歩みと次世代へのエール | CINRA

                                                              女性の撮影カメラマンが数少なかった頃から活躍し、道を切り拓いてきた、撮影の名手・芦澤明子。『トウキョウソナタ』、『散歩する侵略者』といった黒沢清監督作品をはじめ、『南極料理人』、『滝を見にいく』の沖田修一監督、『海を駆ける』の深田晃司監督など名だたる映画監督から絶大な信頼を受けている。また、新鋭・中川奈月監督の長編デビュー作『彼女はひとり』も手がけるなど、業界歴40年以上とは思えないフットワークの軽さと好奇心に、胸が高鳴る存在だ。 そんな芦澤が新たに共作したのは、国内外で数多くの受賞歴を誇るインドネシアの新鋭・エドウィン監督。全編フィルム撮影に挑戦した映画『復讐は私にまかせて』は、『第74回ロカルノ国際映画祭』で金豹賞を受賞した。 若く、活気のあるインドネシア映画界。特に重要ポジションでの女性の活躍が目立ち「希望を感じた」と芦澤は話す。日本映画界は大きな転換点にある。芦澤のこれまでの経歴や

                                                                「女の子には無理」と言われた40年前。撮影カメラマン・芦澤明子に聞く、歩みと次世代へのエール | CINRA
                                                              • 深田晃司監督が、映画現場のセクハラ・パワハラ問題に声を上げる理由 「男性側が考え方を変えていかなくてはいけない」

                                                                映画『淵に立つ』や『よこがお』で知られる深田晃司監督。深田監督は、映画業界の過酷な労働環境や、ハラスメント問題をなくすための取り組みを精力的に行う。2019年11月、仕事現場でのパワハラやセクハラに反対するステートメントをSNSで発表し、大きな反響を呼んだ。 ステートメントでは、「自分の立場を利用して相手の心身を服従させません」と宣言。「私の未来の映画が持つキャスティング権、スタッフィング権がセクシャルハラスメントに利用されていたことが明らかになった場合、そのスタッフ、プロデューサーとの仕事を取りやめます」などと表明している。

                                                                  深田晃司監督が、映画現場のセクハラ・パワハラ問題に声を上げる理由 「男性側が考え方を変えていかなくてはいけない」
                                                                • 2022年9月で印象深いコンテンツとか出来事。さようならテアトル梅田 - 社会の独房から

                                                                  9月末、大阪・北区茶屋町にあるミニシアター「テアトル梅田」が閉館した。 ミニシアターとは東映や松竹など大手映画会社から独立した小さな形態の映画館のことで「単館系」とも呼ばれる。 僕にとって映画館といったら実家から近かった「塚口サンサン劇場」派だったが、学生時代に初めて「テアトル梅田」に行くきっかけがあった。 それは『空の境界』目的である。 西尾維新、乙一、佐藤友哉らにハマっていた当時の僕は講談社ノベルスから発売された『空の境界』全2巻の書籍を読んで「一生、許(はな)さない」に恐らく多くの読者がそうなったようにビビビッとなってしまった訳で。その映画化は是非とも見たかった。 今では劇場版の『鬼滅の刃』で日本歴代興行収入・観客動員数第1位を記録している超人気アニメーション制作会社であるufotableだが、2007年時点ではまだまだこれからの会社であり、『空の境界』もシネコンからは少なくとも僕の

                                                                    2022年9月で印象深いコンテンツとか出来事。さようならテアトル梅田 - 社会の独房から
                                                                  • 「コロナ禍の前から日本の映画界は危機的状況」 偉才・深田晃司監督が本気で語る映画のこれから|まいどなニュース

                                                                      「コロナ禍の前から日本の映画界は危機的状況」 偉才・深田晃司監督が本気で語る映画のこれから|まいどなニュース
                                                                    • 【日本映画】「淵に立つ〔2016〕」ってなんだ? - ロクカジョウ [映画や商品を紹介]

                                                                      【監督】深田晃司 【出演】浅野忠信/筒井真理子/古舘寛治/太賀/ 【個人的評価】★★★★☆ 【あらすじ】町工場を営む鈴岡利雄は、妻 鈴岡章江と娘 鈴岡蛍の3人で穏やかに生活をしていたが、古い友人の八坂草太郎が現れ、住み込みをしながら工場の仕事を手伝う様になる。八坂は過去に秘密があり、そのことで徐々に鈴岡家に不穏な空気が漂い始める。 淵に立つ 深田晃司 日本映画 ¥2037 ・深田晃司監督は、映画美学校で、2004年『椅子』を長編自主映画として初監督をし、その後、2005年に平田オリザ主宰の劇団青年団に演出部に入団し、映画祭を青年団俳優とともに企画開催しています。『ほとりの朔子』『さようなら』とさまざまな作品で評価され、特に2016年『淵に立つ』では、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞しています。 ・浅野忠信は、オーディションに合格し、1988年『3年B組金八先生III』

                                                                        【日本映画】「淵に立つ〔2016〕」ってなんだ? - ロクカジョウ [映画や商品を紹介]
                                                                      • 「今の日本映画は多様性を欠いている」社会の曖昧さ、人間の多面性描いた『よこがお』公開。深田晃司監督に聞く

                                                                        2016年にカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門審査員賞を受賞した深田晃司監督の最新作、『よこがお』が公開中だ。受賞作の『淵に立つ』でタッグを組んだ筒井真理子の横顔からインスピレーションを受けた作品というが、込められているテーマは複雑で多様だ。 「今の日本映画は多様性をまだまだ欠いていると思うんです。いろんな人がバリアを感じずに、自分の思いを映画にぶつけたり、自分にはこう見えるという世界観を自由に描いたりできる世界にならないといけないと思います」。

                                                                          「今の日本映画は多様性を欠いている」社会の曖昧さ、人間の多面性描いた『よこがお』公開。深田晃司監督に聞く
                                                                        • パワハラ告発アップリンクに未来はあるか?映画業界の問題も浮き彫りに

                                                                          映画配給会社のアップリンクがパワハラ問題で揺れている。アップリンクと関連会社の元従業員5人が、代表の浅井隆氏(65)からパワーハラスメントを受けたとして、損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。 同社は映画業界での知名度が高く、東京の渋谷、吉祥寺、京都でミニシアターを運営。配給会社としても個性的な作品を各地の映画館に届けている。 6月16日の告発会見では、5人のうち4人が実名と顔を公表した。Business Insider Japanは後日改めて5人の証言を聞いた。また、映画業界に巣くう「やりがい搾取」「パワハラ」問題を改めて浮き彫りにした。 錦織可南子さん(26)は、アップリンクの映画館運営スタッフとして、アルバイトから正社員に登用された。アップリンク吉祥寺の立ち上げスタッフとして2018年9月から現場で奔走した。オープン直前の同年12月に入ると、ほぼ休みがなく、連日朝から深夜まで働きづめで

                                                                            パワハラ告発アップリンクに未来はあるか?映画業界の問題も浮き彫りに
                                                                          • 三宅唱が語る、2020年に映画監督として考えていたこと 「映画ならではの力を探りたい」

                                                                            新型コロナウイルスの感染拡大により未曾有の1年となった2020年。2021年1月現在もその猛威は変わらず、社会全体が大きな変革を余儀なくされている。映画界も興行、配給、製作、それぞれの場所で問題にぶつかる中、映画監督・三宅唱は何を考えていたのか。昨年1月の特別インタビュー(“映画館でかけるべき映画”を作り手たちは考えないといけないーー三宅唱が2010年代を振り返る)に続き、現在の率直な心境を語ってもらった。(編集部) 自分にできる準備だけは黙々と続けよう ――かなり想定外の1年だったと思いますが、まずは昨年同様、三宅監督の2020年から振り返っていきましょうか。 三宅唱(以下、三宅):2020年は、本当に人によって全然違うので、なかなか言いづらいところですが、僕自身はもともと2020年に撮影する予定がなく、だから撮影のスケジュールが大きくずれただとか、現場自体がなくなってしまうようなことも

                                                                              三宅唱が語る、2020年に映画監督として考えていたこと 「映画ならではの力を探りたい」
                                                                            • 映画の未来 - dalichoko

                                                                              ”日本映画の未来”という意味で、是枝裕和監督が昨今の映画事情について東京国際映画祭のインタビューに応じた内容が興味深い。 ひとつは「東京国際映画祭が世界の国際映画祭と比較して見劣りする。」ということと、「コロナ渦で経営の厳しいミニシアターを救うために、想像以上の寄付金が寄せられた。」という2点についてお話されている。 特に前段の件は深刻だ。 国際映画祭を開催することと、個人的には廃止すべきと思っている日本アカデミー賞とが折り重なる問題のように思う。これはあくまでも個人的意見ではあるが、かつて世界にも高く評価された日本映画の歴史は黒く塗りつぶされてしまった。その要因の一つが日本アカデミー賞だと思っている。極めて内向きの映画賞は限りなくスポンサー寄りであり、国際性はまるでない。評価もテレビ向けに偏っている。そのうちテレビ局もなくなってゆくだろうが、それに合わせて日本アカデミー賞も発展的に廃止し

                                                                                映画の未来 - dalichoko
                                                                              • 「silent」で話題の"手話"ドラマや映画での描き方

                                                                                現在話題のドラマ『silent』をはじめ、アメリカ・アカデミー賞作品賞を獲得した映画『Coda コーダ あいのうた』、そして深田晃司監督の『LOVE LIFE』など、近年、ろう者を題材とした作品が次々と公開されている。 さらに12月16日からは第72回ベルリン国際映画祭をはじめ、世界各国の映画祭で上映された映画『ケイコ 目を澄ませて』(三宅唱監督、岸井ゆきの主演)も公開。聴覚障害と向き合いながら、実際にプロボクサーとしてリングに立った小笠原恵子さんの生き方に着想を得て、三宅監督がフィクションとして新たに生み出した物語だ。 同作の手話監修を担当したのが、社団法人・東京都聴覚障害者連盟の越智大輔事務局長。数多くのドラマ、映画などで手話監修を行い、『silent』の企画段階でも助言を行うなど、聴覚障害者に関する社会啓蒙、普及宣伝などに広く尽力してきた第一人者だ。 そこで今回は越智事務局長に、手話

                                                                                  「silent」で話題の"手話"ドラマや映画での描き方
                                                                                • 日本の映画がダメな理由|喜多野土竜

                                                                                  こんなことしか語れない映画監督を〝偉才〟なんて褒めてるレベルだから。……結論としてはそれで終わりなんですが。もうちょっと具体的な数字を挙げて、こういう愚論に対する疑義と、備忘録としておきますかね。あまりにもこの手の映画人の問題点が、凝縮されている記事ですから。 【「コロナ禍の前から日本の映画界は危機的状況」 偉才・深田晃司監督が本気で語る映画のこれから】デイリースポーツ カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞した「淵に立つ」(2016年)、ロカルノ国際映画祭コンペティション部門正式招待作「よこがお」(2019年)などで、海外でも高い評価を受けている深田晃司監督は、新型コロナウイルスの感染拡大によって苦境に立たされた小規模館の運営継続を支援すべく、4月、「ハッピーアワー」「寝ても覚めても」の濱口竜介監督らと「ミニシアター・エイド基金」を設立。クラウドファンディング(CF)で3億3千万

                                                                                    日本の映画がダメな理由|喜多野土竜