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獲得免疫 ワクチンの検索結果1 - 40 件 / 158件

  • ウイルスの感染力を高め、日本人に高頻度な細胞性免疫応答から免れるSARS-CoV-2変異の発見 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

    佐藤 佳(東京大学医科学研究所 附属感染症国際研究センター システムウイルス学分野 准教授) ※研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」(注1)メンバー 佐藤 佳(東京大学医科学研究所 附属感染症国際研究センター システムウイルス学分野 准教授) 本園 千尋(熊本大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター 感染予防部門感染免疫学分野 講師) 中川 草(東海大学 医学部医学科 基礎医学系分子生命科学 講師) 齊藤 暁(宮崎大学 農学部獣医学科 獣医微生物学研究室 准教授) 池田 輝政(熊本大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター 国際先端研究部門分子ウイルス・遺伝学分野分野 准教授) 上野 貴将(熊本大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター 感染予防部門感染免疫学分野 教授) 新型コロナウイルスのスパイクタンパク質(注2)の感染

      ウイルスの感染力を高め、日本人に高頻度な細胞性免疫応答から免れるSARS-CoV-2変異の発見 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
    • 新型コロナウイルス感染症について

      今までコロナウイルスについて考えをまとめるために記す。匿名ダイアリーを用いるのは、所属する組織に何らかの影響を与えることを懸念して(別に過激な思想ではないと思うけれども)。 中堅小児科医。専門医取得済み。いわゆる第一波の時は院内に小児患者はいなかった。東京でも都立総合に3,4人程度、いずれも家庭内の感染だったそうだ。成人の救急の先生が重症患者にECMOを回し忙しそうにしているのを横目に眺め、ガラガラの外来・病棟で暇を持て余していた。全国のPICUのネットワークでも、重症患者はおらず、基礎疾患のある児が関西地方で入院しているのみと聞いた。山梨大学の乳児のCPAの例ではコロナウイルスPCR検査が陽性とのことだったが、続報がなく、個人的には偽陽性であったのではないかと考えている。事前確率が低ければ、検査陽性でも陽性適中率が低くなるからだ。 第二波では、小児の患者も何人か。いずれも症状はほとんどな

        新型コロナウイルス感染症について
      • 一般に信じられている集団免疫理論はどこがおかしいのか免疫の宮坂先生に尋ねてみました(上)(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

        [ロンドン発]感染症数理モデルは集団免疫理論に基づいています。しかし新型コロナウイルスに感染して抗体を持つ人が一定程度、増えれば、そうした人たちが壁になって流行は本当に終息に向かうのでしょうか。 テレビでもすっかりお馴染みになった免疫学の第一人者である大阪大学免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之招へい教授にテレビ電話を通じて質問してみました。 木村:加藤勝信厚生労働相が15日、献血された血液で新型コロナウイルスの抗体を調べたところ陽性率は東京都の500検体で0.6%、東北6県の500検体では0.4%だったと明らかにしました。 大規模抗体調査を来月から実施するそうですが、どんな意味を持つのでしょう。 宮坂氏:使われたキットがどこのものか公表されていません。抗体検査キットの中には精度も感度も悪いものがあります。今回の陽性率はかなり低く出ており、解釈が難しいと思います。 最近出た論文では14

          一般に信じられている集団免疫理論はどこがおかしいのか免疫の宮坂先生に尋ねてみました(上)(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
        • 東京五輪直前に国内外で流行状況が悪化 最後の切り札「緊急事態宣言」の効果が持続しないかもと専門家が不安に思う理由

          ーー先生のツイートを見て、「今回ばかりは止められないかもしれない」という言葉にぞっとしました。日本だけでなく海外でも流行が拡大していることに危機感を強めていらっしゃいますね。 世界全体でインド由来の変異ウイルス、デルタ株が流行のスピードを加速化する形で広がっています。 英国はインドとの往来が多いので最初にデルタ株の置き換えが進みましたが、英国で増え始めたところでヨーロッパの運命はある程度見えていました。ヨーロッパではこれまでにない規模の流行になりそうであることがわかっています。 また、これは先進国だけの状況ではありません。アジア、アフリカの流行状況も悪くなっています。 日本に来たウガンダの選手が陽性になって話題になっていましたが、ウガンダの流行状況はそこまでの間とても悪かったのです。ウガンダだけではなく、ケニア、南アフリカなど、人口密度の高い都市があるところで流行が起きています。 アフリカ

            東京五輪直前に国内外で流行状況が悪化 最後の切り札「緊急事態宣言」の効果が持続しないかもと専門家が不安に思う理由
          • コロナ、体内に抗体がなくてもT細胞がウイルス撃退…アジア人の低死亡率、原因解明進む

            厚生労働省「新型コロナウイルス感染症に関する検査について」-「抗体保有調査結果」 日本では6月19日、新型コロナウイルス対策として自粛を要請されていた都道府県をまたぐ移動が全面的に解除されたが、その後、世界でのパンデミックが加速していることから、第2波の襲来への警戒心が高まっている。 厚生労働省は6月16日、新型コロナウイルスに関する初の大規模な抗体検査の結果を発表したが、東京での抗体保有率は0.1%、大阪は0.17%、宮城は0.03%だった。5月31日時点の累積感染者数を基にした感染率が、東京は0.038%、大阪0.02%、宮城0.004%であることから、実際の感染者数は報告されている人数の2.6~8.5倍に達することになり、PCR検査の陽性者数の数倍にあたる人々が感染に気づかないまま回復したことになる。 注目すべきは欧米に比べて抗体保有率が非常に低かったことである。大規模流行が起きた海

              コロナ、体内に抗体がなくてもT細胞がウイルス撃退…アジア人の低死亡率、原因解明進む
            • 新型コロナは「肥満大敵」 世界が首を傾げる日本のナゾに迫る(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

              [ロンドン発]新型コロナウイルスで世界中から対策が生ぬるいと批判されている日本ですが、死者は100万人当たり5人と欧米諸国に比べると被害は二桁低くなっています。 ウイルスに感染するまでと感染してからの2段階に分け、日本について採点してみました。◎は優、○は良、△は可、▲は不可です。 【感染前】(1)手洗いやマスク着用◎(マスク着用については海外から散々、批判されたが、結果的には世界が「うつさない効果」を認め日本に追従) (2)家の中に入る時は靴を脱ぐ◎(欧米では靴を履いたまま家の中に入るので感染症対策としては最悪) (3)消毒などの衛生観念◎(日本人のきれい好きは在外邦人の目から見ても驚異的) (4)高齢者施設の対策?(大量死が次々と発生した欧州の高齢者施設に比較すると日本は◎とみられる。太っているお年寄りが少ない。よく運動している) (5)都市封鎖や社会的距離といった公衆衛生的介入○(3

                新型コロナは「肥満大敵」 世界が首を傾げる日本のナゾに迫る(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
              • 2019-nCoVについてのメモとリンク

                リンク集目次 国内外の状況 政府機関・国際機関等 学術情報 疫学論文 分子生物学/ウイルス学論文 臨床論文 インフォデミック関係 ワクチン関係 変異株関係 時系列メモ目次 新型コロナウイルス(2020年1月6日,11日) インペリグループによる患者数推定(2020年1月18日) 患者数急増,西浦さんたちの論文(2020年1月20日,23日) WHOはPHEIC宣言せず(2020年1月23-24日) 絶対リスクと相対リスク(2020年1月26日) 研究ラッシュが起こるかも(2020年1月27日) なぜ新感染症でなく指定感染症なのか? なぜ厚労省令でなく閣議決定なのか?(2020年1月27日) コロナウイルスに対する個人防御(2020年1月27日) 国内ヒト=ヒト感染発生(2020年1月28日) フォローアップセンター設置,緊急避難等(2020年1月29日) PHEICの宣言(2020年1月3

                • 「免疫力」という言葉が不適切な理由…「トンデモ」健康情報に踊らされないために(峰宗太郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                  新型コロナウイルスの流行以降、「免疫力」という言葉をメディアやネットなどでよく見聞きするようになりました。「免疫力」と言う言葉を検索してみると、「免疫力を高める」「免疫力を高める食べ物・飲み物」「免疫力低下」などいろいろ出てきます。 2020年7月5日現在、Yahoo!ニュースで「免疫力」で検索すると1,912件も記事が出てきます。 出版物にも「免疫力」と言う言葉を使ったものが多く見られますし、テレビ番組などでも「免疫力」を冠したものがあり、多くのコメンテーターが「免疫力」と言う言葉を使っています。「免疫力」に対し効果があるとうたう商品もたくさんありますね、健康食品などのキャッチコピーでも見かけます。 さて、私は研究者の端くれとして病理学・ウイルス学・免疫学の研究をしています。そういう立場から一言、お伺いしたいことがあります。「免疫力」ってなんですか…? 学問の分野では「免疫力」という言葉

                    「免疫力」という言葉が不適切な理由…「トンデモ」健康情報に踊らされないために(峰宗太郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                  • WHAT'S CORONA | Jikei COVID-19 PCR

                    東京慈恵会医科大学 ウイルス学講座 教授 近藤一博 【はじめに】 ヒトに感染するコロナウイルスには、風邪を起こす4種類のコロナウイルス、重症急性呼吸器症候群を起こすSARSウイルス、中東呼吸器症候群を起こすMERSウイルス、そして今回問題となっている新型コロナウイルスがあります。新型コロナウイルスに関するウイルス学的な情報は未だ乏しいですが、SARSウイルスと良く似た性質を持っていると考えられています。ここでは、SARSウイルスや新型コロナウイルスの研究から得られた新型コロナウイルスの性質を紹介し、診断、予防、治療にどのようにつながっているのかを解説していきたいと思います。 ​ ​ ​ ​ ​ ​ ​ ​ ​ ​ 【新型コロナウイルスの構造と消毒法】 ウイルスの構造は消毒法と密接な関係があります。コロナウイルスは教科書的にはエンベロープを持つウイルス(エンベロープウイルス)に分類されます。

                    • ワクチンとは

                      免疫とは 私たちが生きていくためには、外部から酸素や栄養を取り込む必要があります。その時、招かざる客であるウイルスや細菌も体内に侵入してしまいます。ウイルスや細菌が増殖すると感染症が発症し、最悪の場合死に至ります。ウイルスや細菌と戦うのが免疫です。免疫には自然免疫と獲得免疫があります。自然免疫は生まれつき備わっており、ウイルスや細菌にはあるが人間にはない成分を認識して攻撃します。自然免疫のみで退治できる場合もありますが、多くの場合は不十分で、ウイルスや細菌は増殖してしまいます。次に出動するのが獲得免疫です。侵入してきたウイルスや細菌だけを認識する免疫細胞が作られ、強力に攻撃します。ウイルスや細菌が初めて侵入したときは、獲得免疫が働くまで1,2週間程度かかります。しかしいったん獲得免疫が出来ると、次に同じウイルスや細菌が侵入したときは、速やかに攻撃を開始します。昔から同じ病気に2回かからない

                      • 感染症数理モデルとCOVID-19 | COVID-19有識者会議

                        注:この記事は、有識者個人の意見です。日本医師会または日本医師会COVID-19有識者会議の見解ではないことに留意ください。 今回の新型コロナ流行(COVID-19)は,100年前のスペイン・インフルエンザや90年代におけるエイズ流行に比肩しうるパンデミックであるが,とくにワクチンが開発されない段階における非薬剤的流行制御に関しては,感染ダイナミクスを記述・分析する感染症数理モデルの活用が世界的に広まり,その果たす役割が非常に大きいことが認識されるようになった点に特徴がある。 しかしながら,緊急事態宣言や行動自粛政策の影響はあまりにも大きく,国レベルにおける社会経済的環境との相互作用も十分に検討されていなかった。理論・数理分析の結果をいかに有効な政策に結びつけるかに関しては多くの問題が残されている。 一方で,COVID-19の数理モデル分析によれば,緊急事態宣言や自粛行動は一定の成果をあげ

                          感染症数理モデルとCOVID-19 | COVID-19有識者会議
                        • 新型コロナとBCGの相関関係について免疫学の宮坂先生にお伺いしました(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                          NYタイムズ紙も報道[ロンドン発]新型コロナウイルス・パンデミックでにわかに注目を集める結核予防のため接種されるBCGワクチンのオフターゲット効果について米紙ニューヨーク・タイムズも「古いワクチンは新型コロナウイルスを止めることができるのか」という記事を掲載しました。 NYタイムズ紙は「100年前に欧州で結核の悲劇と戦うために開発されたワクチンの臨床研究が、特に医療従事者を保護する迅速な方法を見つけようとしている科学者によって進められている」と報じています。 世界で年1040万人が結核になり、140万人が死亡。しかしアメリカや欧州では結核はほとんど見られなくなり、BCGワクチンは「途上国の予防接種」とみなされるようになっています。 しかしBCGワクチンは、さまざまな原因による乳幼児の死亡を防ぎ、感染症の発生率を有意に減らすことで知られています。 現在、広範囲にBCGワクチンを接種していない

                            新型コロナとBCGの相関関係について免疫学の宮坂先生にお伺いしました(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                          • 新型コロナのデルタ株は日本人の免疫を回避し感染力も強い、東大などが確認

                            東京大学(東大)、熊本大学(熊大)、東海大学、宮崎大学の研究者らで構成される研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(The G2P-Japan)」と、日本医療研究開発機構(AMED)は6月16日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の“懸念すべき変異株”であるイプシロン株(B.1.427/429系統 カリフォルニア初出)」と、デルタ株(B.1.617.2系統 インド初出。B.1.617系統としては、このほか、B.1.617.1系統:カッパ株とB.1.617.3系統が知られている)に共通するスパイクタンパク質の「L452R変異」が、約60%の日本人に見られる白血球型の細胞性免疫である「HLA-A24」からの逃避に関わることを明らかにしたと発表した。またL452R変異は、ウイルスの感染力を増強する効果があることが確認されたことも合わせて発表され

                              新型コロナのデルタ株は日本人の免疫を回避し感染力も強い、東大などが確認
                            • 東アジアにおける「感染拡大」 ゼロコロナ戦略の分岐点(高山義浩) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                              ファクターX神話の崩壊新型コロナウイルスの発生当初、東アジアにおける被害が少なかったことから「ファクターX」という仮説が流布されました。何らかの遺伝的な要因(HLA)、過去のコロナ流行による獲得免疫、BCG接種など・・・ 私たちは何かに守られているのではないか。 ただ、最近の韓国における連日30万人を超える流行をみると、私たちを守っていたのは、日ごろの感染対策だったと改めて思います。韓国では、すでに段階的に感染対策が解除されて「ウイズコロナ」へと舵を切っていますが、3月9日に投票が行われた大統領選挙の影響は大きかったようです。 韓国の流行から学び取るべきは、私たち東アジアにおいても欧米を凌駕する流行が起こりうるということ。やはり、人混みでのマスク着用や公共の場での手指衛生など、基本的な感染対策を流行期には守っていかなければなりません。そして、症状を認めるときは学校や仕事を休むこと。この基本

                                東アジアにおける「感染拡大」 ゼロコロナ戦略の分岐点(高山義浩) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                              • 新型コロナウイルスに感染し回復したネコは無症状にもかかわらず 長期間、肺に炎症ダメージが残り、また一定期間は再感染しない|東京大学医科学研究所

                                新型コロナウイルスに感染したネコは、無症状であるにも関わらず、肺の炎症による長期的なダメージが見られた。 新型コロナウイルスに感染後、回復したネコは、約4週間後に同ウイルスを接種しても、感染しなかった。 ヒトにおける後遺症でも、感染による炎症が長期的に続いているかもしれない。 発表概要 東京大学医科学研究所感染・免疫部門ウイルス感染分野の河岡義裕教授らのグループは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染したネコにおける長期的な肺への影響および感染により適応(獲得)免疫が誘導され回復後一定期間は再感染しない事実を突き止めました。 感染ネコ個体では、上部呼吸器(鼻、気管)において効率よくウイルスが増殖しました。これはネコ間の感染伝播のしやすさの原因の一つとも考えられます。一方、下部呼吸器(肺)においては、ウイルス増殖はほとんど見られず、速やかに排除されることがわかりました。 しかしな

                                • 「人造ウイルスが米国から来たとは科学的に考えにくい」新型コロナの免疫とワクチンの話をしよう(下)(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                  二度なしの原理って何ですか免疫学の第一人者である大阪大学免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之招へい教授へのインタビュー後編です。 木村:集団免疫説についてもう一度おうかがいできますか。 宮坂氏:例えばパトリック・ヴァランス英政府首席科学顧問の論拠の一つは、このままでいくと国民の6割から7割が感染するかもしれないと。この6割、7割という数字はどこから来ているかというと、基本再生産数、1人当たり何人に感染させるかというのを、例えば2.5とすると、0.6という集団免疫のための最小閾(しきい)値が出てくるわけです。 (筆者注)集団免疫閾値(%)=(1-1/基本再生産数)×100 その0.6が6割、すなわち国民の6割が免疫を獲得しないと、どんどん感染は広がっていき、逆にいうと、免疫が何もない場合には国民の6割ぐらいは感染すると考えたようです。しかし、私はそこに問題があると考えています。 どういう

                                    「人造ウイルスが米国から来たとは科学的に考えにくい」新型コロナの免疫とワクチンの話をしよう(下)(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                  • 「感染予防効果を期待できるものではない」泉大津市が接種券に誤情報を同封。市長は“マグネシウム鼻うがい”を推奨

                                    「ワクチンは感染予防効果を期待できるものではありません」 「中長期的な人体への影響については明らかになっていません」 大阪府泉大津市のワクチン接種券に同封されている、市長からのあるメッセージがSNS上で注目を集めた。 「メディアや周りに流されるのではなく、最低限のことは調べたうえで、自らの意思で判断をしてほしい」 同市の南出賢一市長はこう発信している。 これは正確な情報に基づく発信と言えるのか?そして、なぜ泉大津市では、接種券にこのようなメッセージを添えているのだろうか? 「感染予防効果を期待できるものではない」→ 誤り ・ワクチンは感染予防効果を期待できるものではない ・中長期的な人体への影響については明らかになっていない 泉大津市で配布されている「市長メッセージ」には、このような主張が掲載されている。 「メディアをみているとワクチンを打つこと以外に選択肢はない、という論調が目立ちますが

                                      「感染予防効果を期待できるものではない」泉大津市が接種券に誤情報を同封。市長は“マグネシウム鼻うがい”を推奨
                                    • 第9波が「ゆるやかな大波」になる懸念 - 増田出張所

                                      (8月25日、第9波の中間報告となる記事を書きました) knoa.hatenablog.com (8月15日、以下の3点を補足追記) 記事公開時点の5月8日において、「今後のワクチン接種が当分ほとんど見込めない」というのは、まったくの誤りでした。5月8日以降に始まった主に高齢者を対象とした6回目接種は、かなり順調に進んでいます。感染の大半を占めるのは若者なので、感染規模をそこまで抑制するわけではありませんが、入院の大半は高齢者なので、入院者数の低減には大きな効果をもたらしています。 XBB.1.16の感染力は、既存のXBB.1.5やXBB.1.9.1などに比べて、そこまで強くありませんでした。ただしその後、6月以降に増えだしたEG.5.1は、既存のXBBより頭ひとつ抜きん出ているようです。既存XBBだけであれば本来そろそろ前週比1倍を切るころだったはずが、EG.5.1が登場したせいで全体と

                                        第9波が「ゆるやかな大波」になる懸念 - 増田出張所
                                      • 日本人の多くは風邪を記憶した免疫細胞が新型コロナも攻撃、「ファクターX」の可能性 理研が発見 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

                                        サイエンスクリップ 日本人の多くは風邪を記憶した免疫細胞が新型コロナも攻撃、「ファクターX」の可能性 理研が発見 2022.01.04 内城喜貴 / サイエンスポータル編集部 日本人に多い特定の白血球の型を持つ人は、風邪の原因となる従来型のコロナウイルスを記憶した免疫細胞が新型コロナウイルスの感染細胞も認識して攻撃することが分かった。免疫細胞の1つ「キラーT細胞」が2つのコロナウイルスに共通する分子「エピトープ」に反応することを理化学研究所の研究グループが突き止めた成果だ。新しいタイプの治療薬開発につながる可能性もあるという。 日本の新型コロナの感染者数が欧米と比べて少ないのは日本人特有の要因「ファクターX」があるのではないかと指摘されている。研究グループはこの特定の白血球型「HLA-A24」がファクターXの1つである可能性もあるとしている。日本国内でも感染力が強いとされるオミクロン株の感

                                          日本人の多くは風邪を記憶した免疫細胞が新型コロナも攻撃、「ファクターX」の可能性 理研が発見 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
                                        • 【プレスリリース】免疫やワクチンからの逃避を繰り返す病原体は高い病原性を進化させる | 2021年度 | 国立大学法人 総合研究大学院大学

                                          佐々木顕 1 , Sébastien Lion 2,3,4,5,6 , Mike Boots 7 1 総合研究大学院大学, 2 CEFE, 3 CNRS, 4 Univ Montpellier, 5 EPHE, 6 IRD, 7 University of California, Berkeley 【研究概要】 伝染病を引き起こす病原体は、急速に巧妙に進化する能力に長けたウイルスや細菌や原生生物などの微小生物たちであり、人間によるこれら病原体への対策が、病原体の対抗進化を引き起こして、より強大な敵として育ててしまうことすらあります。このような「始末の悪い」病原体、つまり生物が長い進化によって生み出した対病原体の最終兵器とも言える免疫機構をかいくぐり、また最新の科学技術が生み出すワクチンや抗ウイルス剤などをかいくぐる、A型インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスなどの病原体に焦点をあて、そ

                                            【プレスリリース】免疫やワクチンからの逃避を繰り返す病原体は高い病原性を進化させる | 2021年度 | 国立大学法人 総合研究大学院大学
                                          • ワクチン接種しても感染拡大する理由 重要な対策の転換

                                            新型コロナウイルスが発生した当初、コロナの終焉は集団免疫しかないと考えられていた。世界の誰もコロナに対する免疫を持っていないので、全員が感染するまで流行は拡大する可能性があるのだが、理論的には人口の7割程度が感染すると、感染者の周囲に非感染者が少なくなり、感染の機会が低下して、感染は終わるというのが集団免疫の考え方だ。 ところが大部分が感染するまで流行が続くという考えはすぐに崩れた。日本でも世界でも、人口の7割どころが1割をはるかに下回る割合が感染しただけで自然に収まるという波を約4カ月周期で繰り返したのである。 変異ウイルスが作り出す流行の周期 流行の波が発生する原因として、行動制限がなくなって他人との接触が多くなると流行が起こり、規制が厳しくなって他人との接触が減ると流行が収まると説明されている。しかし、それはあり得ない。 日本も世界もよく似た4カ月周期の流行を7回も繰り返しているのだ

                                              ワクチン接種しても感染拡大する理由 重要な対策の転換
                                            • なぜ、沖縄県では全国に先駆けて夏に流行するのか?(高山義浩) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                              6月以降、沖縄県で急速に拡大してきた新型コロナの流行は、ようやくピークアウトしてきた印象です。定点当たりの受診者数だけでなく、全数報告の新規入院患者数や入院患者数も減少してきました。 しばらく減少基調と信じたいですが、これまで夏休みに入って増えなかったことはありません。今年は、全島エイサー、FIBAワールドカップ・・・ 様々なイベントが予定されており、夏の沖縄を盛り上げるはず。今月末から再流行があるものとして、備えた方がいいと思います。インフルエンザの方が大変になるかもしれませんが・・・。 筆者作図 夏のイベントを自粛すべきとは考えません。ただ、軽微であっても発熱などの症状がある方は、参加を控えていただければと思います。これに尽きます。高齢者などハイリスク者の方々は、地域の流行状況をみてイベント参加の是非を自分で判断してください。定点当たり10を超えたら、屋内で不特定多数が密集する場所は避

                                                なぜ、沖縄県では全国に先駆けて夏に流行するのか?(高山義浩) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                              • オミクロン流行、子どものワクチン急ぐべき? 「日本の子どもにとって、コロナは風邪レベルだが…」

                                                新型コロナウイルスの新規感染者数は全国で2万人に近づき、感染拡大が止まらない。 感染力の強い新たな変異ウイルス「オミクロン」への置き換わりも進み、心配なのはワクチン接種の対象になってこなかった子どもたちだ。 5〜11歳の接種は3月にも始まるとされ、岸田首相も「希望者に対して、できるだけ早くワクチン接種を開始する」と表明したが、時期を前倒しすべきなのか。また、全員うつべきなのか。 BuzzFeed Japan Medicalは、小児感染症が専門で予防接種にも詳しい長崎大学小児科学教室主任教授、森内浩幸さんに子どものワクチンについて聞いた。 ※インタビューは1月12日夜に行い、その時点の情報に基づいている。 感染者も入院者も子どもが特に増えているわけではない——子どもの感染者も増えてきています。アメリカでも子どもの入院や死亡が増えていますが、今回の波の子どもの感染についてはどう分析していますか

                                                  オミクロン流行、子どものワクチン急ぐべき? 「日本の子どもにとって、コロナは風邪レベルだが…」
                                                • ようやく見えてきたコロナの正体/児玉龍彦氏(東京大学先端科学技術研究センター名誉教授)(ビデオニュース・ドットコム) - Yahoo!ニュース

                                                  (↑画像をクリックすると動画が再生されます。) 2001年2月に産声をあげたマル激トーク・オン・ディマンドも今回で第1000回の放送を無事迎えることができた。会員の皆様に支えられてここまでやってこれたことに、あらためて深く感謝したい。 さて、その記念すべき第1000回放送については当初、会員の皆様をお招きした公開イベントを予定していたが、新型コロナのために大規模なイベントを開催することが困難となったため、記念イベントは近い将来のお楽しみとさせていただき、粛々といつも通りの番組をお送りしたい。 1000回放送のゲストは東大先端研の児玉龍彦名誉教授。3・11の直後から放射性物質や内部被曝の問題などで精力的に発言を続けてきたのでご存じの方も多いと思うが、今度の新型コロナ感染症についても、専門の分子生物学者の立場から免疫系や抗体検査などの分野で積極的に活動を続けている。 その児玉氏は新型コロナに対

                                                    ようやく見えてきたコロナの正体/児玉龍彦氏(東京大学先端科学技術研究センター名誉教授)(ビデオニュース・ドットコム) - Yahoo!ニュース
                                                  • 新型コロナ 自粛不要論は正しいか | 実践!感染症講義 -命を救う5分の知識- | 谷口恭 | 毎日新聞「医療プレミア」

                                                    「新型コロナウイルス感染はただの風邪」と言う人は減ってきてはいますが、一定数の人は今も自説を曲げようとしません。有名なところでは、ブラジルのボルソナロ大統領は、前の日に受けた新型コロナの検査で陽性だったことを記者会見で発表し、その直後に、マスクを外して記者団を驚かせました。「ウオッカとサウナでコロナは防げる」と以前から発言していたベラルーシのルカシェンコ大統領は、自らが感染しても無症状であったことをアピールし現在もマスクを着けていません。 日本の政治家でここまで大胆な行動をとる人は見当たりませんが、街を歩けばマスクをしていない人たち(若者とは限らない)がそれなりにいますし、医療者の間でも、「ただの風邪」という声は減りましたが、現在の自粛政策が「やりすぎだ」とする意見は依然根強くあります。今回はそういった考えが生まれる根拠を紹介し、今後我々はどうすべきかについて私見を交えて述べていきたいと思

                                                      新型コロナ 自粛不要論は正しいか | 実践!感染症講義 -命を救う5分の知識- | 谷口恭 | 毎日新聞「医療プレミア」
                                                    • 最新免疫学から分かってきた新型コロナウイルスの正体―宮坂昌之・大阪大学名誉教授 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

                                                      「サイエンスアゴラ2020」のシンポジウム「研究者と語ろう~新型コロナウイルス(COVID-19)免疫学的視点×ウイルス学的視点~」(2020年11月21日開催)から― 新型コロナウイルスが私たちの体にどういう反応を起こすか、特に免疫反応についてまず説明します。 この病気の一番大きな特徴は、感染してもあまり症状がないので気づかないことです。従って知らずに人にうつしてしまいます。約9割の人が軽症で済むけれども、約1割が重症化して1〜3%ぐらいが亡くなります。急激に患者さんが増えると、病院のベッドが一杯になって重症者も普通の病気も治療できなくなり、医療崩壊といわれる現象が起きかねません。子供も大人も感染しますが、年齢が高くなるほど病気が重くなる傾向があるので、高齢者施設で集団感染が起こると、多数のお年寄りが亡くなります。 この新型コロナウイルスは、直径が0.1マイクロメートルと非常に小さく、ウ

                                                        最新免疫学から分かってきた新型コロナウイルスの正体―宮坂昌之・大阪大学名誉教授 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
                                                      • 新型コロナにかからないための五カ条 免疫学の大家がお教えします(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                        「スーパースプレッダーは無症候性感染者の可能性が高い」[ロンドン発]中国に続いて欧州で新型コロナウイルスの感染が気付かないうちに市中に広がり、突然爆発的に患者が急増するオーバーシュート現象が起きています。自分を守るためにどうすべきなのか――免疫学の第一人者である大阪大学免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之招へい教授にいろいろな疑問をぶつけてみました。 ――今回の新型コロナウイルスは感染力も強く、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の集団感染を見ると無症状病原体保有者が5割近くいます。感染すると14日間以内に発症すると考えられています。 健康保菌者だった「腸チフスのメアリー」(本名・メアリー・マローン、1869~1938年)は亡くなってから解剖され初めて胆嚢に腸チフス菌の感染巣があることが分かりました。新型コロナウイルスの場合、無症状病原体保有者はいったいどれぐらいの期間、保有している

                                                          新型コロナにかからないための五カ条 免疫学の大家がお教えします(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                        • 新型コロナ:第2波は「収束できる」、検査拡大し自分アラートを-宮坂昌之・阪大名誉教授

                                                          新型コロナ:第2波は「収束できる」、検査拡大し自分アラートを-宮坂昌之・阪大名誉教授 健康・医療 社会 暮らし 科学 経済・ビジネス 2020.07.27 いったん収まったかに見えた新型コロナウイルスの感染が再び、広がっている。感染の実態や見通し、処方箋について、免疫学の第一人者である宮坂昌之氏(大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授、阪大名誉教授)に話を聞いた。 宮坂 昌之 MIYASAKA Masayuki 大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授、大阪大学名誉教授。1947年長野県生まれ。京都大学医学部卒業、オーストラリア国立大学大学院博士課程修了。金沢医科大学血液免疫内科、スイス・バーゼル免疫学研究所、東京都臨床医学総合研究所等を経て、大阪大学医学部教授、大学院医学系研究科教授などを歴任。2007~08年日本免疫学会会長。医学博士・PhD。主な著書に『免疫力を強く

                                                            新型コロナ:第2波は「収束できる」、検査拡大し自分アラートを-宮坂昌之・阪大名誉教授
                                                          • 編集後記『感染症疫学のための データ分析入門』|株式会社 金芳堂

                                                            医学領域専門書出版社の金芳堂です。 このマガジンでは、新刊・好評書を中心に、弊社編集担当が本の概要と見どころ、裏話をご紹介し、その本のサンプルとして立ち読みいただけるようにアップしていきたいと考えております。 どの本も、著者と編集担当がタッグを組んで作り上げた、渾身の一冊です。この「編集後記」を読んで、少しでも身近に感じていただき、末永くご愛用いただければ嬉しいです。 ◆ ◆ ◆ ■書誌情報 『感染症疫学のための データ分析入門』 編著:西浦博(京都大学医学研究科環境衛生学教授) A5判・240頁 | 定価:4,180円(本体3,800円+税) ISBN:978-4-7653-1882-2 取次店搬入日:2021年10月08日(金) 感染症の患者数はどのように推移するのか。感染症疫学は何を根拠にどのように考えるのかを明らかにする ◆ ◆ ◆ ■編集後記 金芳堂に至る道は険しく急峻な坂道であ

                                                              編集後記『感染症疫学のための データ分析入門』|株式会社 金芳堂
                                                            • あらためてコロナウイルスとは【RNAウイルス・変異株】 - アマプラまとめ

                                                              コロナウイルスとの戦いが日本でも1年を経とうとしています。 ここであらためて、「コロナウイルスって何?」と思いまとめました。 インフルエンザとの比較 過去のウイルスとの比較 世界と日本の比較 そもそもコロナウイルスって何? RNAとDNAについて(高校生物のお話) RNAとDNAの役割(高校生物のお話2) RNAウイルスとは? 新型コロナの変異株って? 感染すると何が起こるの? 普段の防衛 手強い相手に コロナの場合は? 終わりに インフルエンザとの比較 厚労省の発表するデータ等をもとに算出すると、以下のようになります。 新型コロナの致死率の高さがよくわかります。 例年の感染者数をみるとインフルエンザも意外と感染している!と思いましたが、これは検査で確認された数字ではなく、推定人数だそうです。 過去のウイルスとの比較 ウイルスと人類の戦いは、太古から続いています。 その中でも、大きな被害を

                                                                あらためてコロナウイルスとは【RNAウイルス・変異株】 - アマプラまとめ
                                                              • 日本の著名な心臓血管外科医の方が「度重なるブースター接種は長期の人間の免疫を下げるリスクが大きすぎるために即刻接種を中止すべきだ」として、米国で論文を発表 - In Deep

                                                                2022年からの世界 人類の未来 人類の覚醒と真実 健康の真実 日本の未来 日本の著名な心臓血管外科医の方が「度重なるブースター接種は長期の人間の免疫を下げるリスクが大きすぎるために即刻接種を中止すべきだ」として、米国で論文を発表 打てば打つほど免疫が弱くなる 先日、アメリカのメディアで、「日本の著名な心臓血管外科医が、ブースター接種は免疫を破壊するので、即刻中止すべきだ」という論文を発表したことが報じられていました。 論文は以下にあります。 COVID-19ワクチンの副作用とその予防策 Adverse effects of COVID-19 vaccines and measures to prevent them プレプリント等とは書かれていないですので、査読済みの論文だと思われます。 この論文を書かれたのは、静岡県にある岡村記念病院の心臓血管外科・下肢静脈瘤センター長である山本 賢二

                                                                • コロナ感染のサル、獲得免疫で再感染予防も ワクチン開発に朗報

                                                                  新型コロナウイルスに感染したサルが回復後、獲得した免疫により再感染を免れ得ることが米研究チームの実験で分かった。カリフォルニア州サンディエゴで17日撮影(2020年 ロイター/BING GUAN) [シカゴ 20日 ロイター] - 新型コロナウイルスに感染したサルが回復後、獲得した免疫により再感染を免れ得ることが米研究チームの実験で分かった。ワクチン開発に朗報とみられる。 ハーバード大学医学部附属病院(ボストン)のダン・バロウチ医師らの研究チームによると、サル9匹をウイルスに感染させた後、回復を待ってから再びウイルスに接触させたところ、発病はせず、自然免疫の働きが認められた。

                                                                    コロナ感染のサル、獲得免疫で再感染予防も ワクチン開発に朗報
                                                                  • 「結核に感染すると新型コロナへの耐性が生じる」とマウス実験で確認される

                                                                    アメリカ・オハイオ州立大学の研究チームが「結核に感染すると新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への耐性が生じることをマウス実験で確認した」と発表しました。 Mice infected with Mycobacterium tuberculosis are resistant to acute disease caused by secondary infection with SARS-CoV-2 https://journals.plos.org/plospathogens/article?id=10.1371/journal.ppat.1010093 Tuberculosis infection protects mice from developing COVID-19 https://medicalxpress.com/news/2022-03-tuberculosis-i

                                                                      「結核に感染すると新型コロナへの耐性が生じる」とマウス実験で確認される
                                                                    • 日本RNA学会 - <走馬灯の逆廻しエッセイ> 第28話「コロナウイルスへのメッセンジャーRNAワクチン」

                                                                      3月に新型コロナウイルスに関するエッセイ第25話を配信した折、「感染を避けながら、経済と医療体制をキープし、重症化患者数を少なく抑えながら,ワクチンができるのを待つしかない」と書いた。それから9か月、ようやく、そのワクチンができたようである。ワクチンにはいろんなタイプのものがあるが、この項で紹介するのは、これまでになかったタイプのワクチンで、メッセンジャーRNAワクチン (mRNAワクチン) という。私もそうだが、RNA研究者の読者には、力強く、響くワクチンではなかろうか。厚労省では、米国のFDAが最近承認したファイザー社とモデルナ社の「mRNAワクチン」数千万人分の購入を予約したとのことであるので、明春からは投与を受けることができるようであり、大いに期待している。老生はこのほど、ついに80歳の大台に達したので、医療現場の医師・看護士の皆さんに続き、高齢者の優先的待遇で、投与してもらえそう

                                                                      • 特別インタビュー 科学的怠慢に満ちた国の新型コロナ対応 - 兵庫保険医新聞 | 兵庫県保険医協会

                                                                        福島雅典 京都大学名誉教授 【ふくしま まさのり】1948年生まれ、1973年名古屋大学医学部卒業、1978年愛知県がんセンター・内科診療科医長。1994年には世界中の医療従事者が信頼を寄せる診断・治療マニュアル「MSDマニュアル(旧メルクマニュアル)」の翻訳、監修。2000年から京都大学医学部教授、附属病院外来化学療法部長。2013年から神戸医療産業都市の先端医療振興財団・医療イノベーション推進(TRI)センター長などを歴任。2021年アカデミア発の臨床研究の推進などを目的とした一般財団法人「LHS研究所」(名古屋市)を設立 新型コロナウイルス感染症をめぐる課題が山積する中、当初から一貫して「科学的分析と対応」を提言し続ける福島雅典京都大学名誉教授に、西山裕康理事長、広川恵一顧問がお話を伺った。 広川 兵庫県保険医協会は、過去に混合診療、医の倫理、医学研究のあり方など、時々の重要課題につ

                                                                        • コロナのインチキが世界的にバレていく

                                                                          2020年9月2日 田中 宇 米政府の上層部に近い権威ある新型コロナの専門家が匿名で、NYタイムスなど英米の大手マスコミに対し、米国(や世界)で行われている新型コロナのPCR検査が感度を過剰に上げて行われており、PCRで陽性になった人の9割がコロナに感染していない誤判定であることをリークし、報道させている。 (Up to 90 per cent of people diagnosed with coronavirus may not be carrying enough of it to infect anyone else, study finds as experts say tests are too sensitive) 新型コロナは、ウイルスが咽頭に100万から1億個ぐらいの単位で付着していないと感染しない。ウイルスの発祥から何か月も経ち、世界に普遍的にウイルスが存在している状態

                                                                          • コロナワクチンは結局効果があったのか、なかったのか。ネットに膨大に流れる情報や意見を自分なりに理解するために必要な最低限の知識 | 集英社オンライン | 毎日が、あたらしい

                                                                            さて、では新型コロナウイルスに対するmRNAワクチンはどのようなものだったでしょうか。 これはウイルスの表面にあるスパイクタンパク質(SP)をコードする遺伝子からなるmRNAワクチンです。肩など筋肉内に注射すると、そこにある人間の筋肉細胞や樹状細胞(免疫細胞の1つです)内でスパイクタンパク質が作られ、これが細胞の外に出てきます。 このスパイクタンパク質を察知した免疫細胞たちが、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質に対する強い免疫(獲得免疫)を作ります。作られた中和抗体は、SARS-CoV-2が人間細胞のACE2(ウイルスがくっつく場所)に結合する前にこれをブロックし、感染を予防します。 また、たとえ細胞内に感染しても、今度は細胞性免疫が発動して、感染細胞そのものを破壊し、重症化を防ぐというわけです。 そうそう、「mRNAワクチンは危険だ」という意見の根拠として、細胞表面にスパイクタンパク

                                                                              コロナワクチンは結局効果があったのか、なかったのか。ネットに膨大に流れる情報や意見を自分なりに理解するために必要な最低限の知識 | 集英社オンライン | 毎日が、あたらしい
                                                                            • 新型コロナ感染が再拡大、本当の脅威は何か?

                                                                              日本総研 Viewpoint 1 ≪新型コロナシリーズ No.35≫ 2020 年 7 月 13 日 No.2020-014 新型コロナ感染が再拡大 本当の脅威は何か? 調査部 チーフエコノミスト 枩村秀樹 《要 点》  7月入り後、新型コロナの感染者が再び増加。もっとも、若年・壮年者が増加の主 因で、重症者・死亡者も抑制されていることから、過度の懸念は不要。政府が7月 10 日に実施した活動制限の緩和も理にかなった判断。  新型コロナの本当の脅威は、感染者の増加よりもむしろ、国民の間に浸透した萎縮 心理。根強い自粛ムードが活動再開の足枷に。結果、膨大な需要不足による倒産・ 失業の増加、子どもの成長阻害を通じて、長期的な潜在成長率を低下させる恐れ。  活動再開を軌道に乗せるために、政府が三つのメッセージを発信することが必要。 ①「若年・壮年者にとって新型コロナは脅威でない」 ②「感染

                                                                              • ターボ癌(新型コロナワクチン接種後にそれを原因として急速に進行するがん)は本当にあるのか?(大津秀一) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                ターボ癌について 「ターボ癌」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 最近、新型コロナワクチン接種後にそれを原因として急速に進行するがんという意味でこの「ターボ癌」という言葉がSNSなどでよく見かけられます。 本当にそういうがんは存在するのでしょうか? そのことについて、現在までにわかっていることをお伝えしたいと思います。 なお、この言葉が頻繁に出て来る背景として、有名人の方ががんで亡くなったという報道がしばしばあることも無縁ではないでしょう。 そのことについても触れたいと思います。 ターボ癌という医学用語はない まず重要な事実として「ターボ癌」という医学用語はない、というものがあります。 つまり医学の分野で確立した知見ではありません。 「ターボ癌」は海外の複数の医師(反ワクチン運動で知られている人も含まれています)が動画などで広めた名前で、日本でも実名の医療者のアカウントや医師を称する

                                                                                  ターボ癌(新型コロナワクチン接種後にそれを原因として急速に進行するがん)は本当にあるのか?(大津秀一) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                                • 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の新たな免疫バイオマーカーの発見―B細胞受容体レパトア解析に基づく成果― | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

                                                                                  プレスリリース 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の新たな免疫バイオマーカーの発見―B細胞受容体レパトア解析に基づく成果― 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所免疫研究部の佐藤和貴郎室長、山村隆部長らの研究グループは、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)の新たな免疫異常を発見し、それが診断に有用な血液診断マーカーとなりうることを発見しました。 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)は、年余にわたる強い疲労感や脱力、記憶や注意、思考の障害、その他様々な症状のために日常生活を送ることが困難となる原因不明の慢性疾患ですが、血液検査や脳画像検査で異常がでないために診断が難しく、医学研究、治療法の開発が中々進まないというのが現状です1)。しかし近年、脳内炎症を示す研究論文や免疫治療の有効性を示唆する報告が発表されたことを受け、世界的にME/CFSの研究が活性化し、注目さ

                                                                                    筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の新たな免疫バイオマーカーの発見―B細胞受容体レパトア解析に基づく成果― | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構