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男女共同参画白書 共働きの検索結果1 - 32 件 / 32件

  • 男は結婚するな – デメリットばかりでリスクが高すぎる

    現代の価値観では、結婚するしないは個人の自由に属する。したがって「絶対に結婚するな」とまでは言わない。しかし、結婚が男性にとって大きな困難であることは事実だ。数多くのデメリットがあり、非常に高いリスクがある。それらに見合うメリットやリターンが期待できるなら結婚するのも良いだろうが、判断には慎重を期する必要がある。 男は結婚するべきではない男性にとって、結婚のデメリットは増え続け、リスクは高まり続けている。この結果、未婚男性は増え続けている。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)発表の人口統計資料集2022年版[1]によれば、2020年時点で男性の生涯未婚率は28.25%(女性は17.81%)に達している。現状ですでに、男性の4人に1人以上が生涯未婚だ。 結婚意欲の低下も止まらない。前出の社人研による第16回 出生動向基本調査(2022年)[2]によれば、18歳から34歳の独身男女に結婚意思

      男は結婚するな – デメリットばかりでリスクが高すぎる
    • 配偶者控除見直し求める 家族の姿「もはや昭和ではない」―男女共同参画白書:時事ドットコム

      配偶者控除見直し求める 家族の姿「もはや昭和ではない」―男女共同参画白書 2022年06月14日09時32分 閣議に臨む岸田文雄首相(中央)ら。右は野田聖子男女共同参画担当相=14日午前、首相官邸 政府は14日の閣議で、2022年版の男女共同参画白書を決定した。未婚率の上昇や共働き世帯の増加など結婚や家族の姿が多様化した現状を踏まえ、「さまざまな政策や制度が戦後の高度成長期のままとなっている」「もはや昭和ではない」と強調。配偶者控除など各種制度を見直す必要があると提起した。 夫婦別姓調査「設問が無責任」 野田担当相が批判 白書では、1980年と2020年を比較し、30歳時点の未婚割合が女性は11.3%から40.5%に、男性は31.1%から50.4%に増加したと説明。離婚件数も増加傾向で推移し、50~60代の独身女性の約半数に離婚経験があると指摘した。 また、1985年と2021年との比較で

        配偶者控除見直し求める 家族の姿「もはや昭和ではない」―男女共同参画白書:時事ドットコム
      • 「世帯年収700万円」3つのリアル "片方がパート"の共働きが高所得になる?(浅田里花) - エキスパート - Yahoo!ニュース

        ◆データから見る「共働き世帯」と「平均給与」の現状 昭和の頃は、夫が一家の大黒柱として外で働いて家族を養い、妻は家にいて家庭を守るという役割分担が一般的でした。内閣府の男女共同参画局がまとめた『男女共同参画白書 令和3年版(Ⅰ第3章)』によると、昭和55(1980)年は雇用者の共働き世帯数が614万世帯なのに対し、男性雇用者と無業の妻から成る世帯数はその倍近い1114万世帯でした。 その後は共働き世帯が右肩上がりに増え続け、平成9(1997)年に逆転、令和2(2020)年では前者が1240万世帯、後者は571万世帯となっています。昭和的な性別役割分担(夫だけが外で働き、妻は家庭を守る)については、直近の調査(2019年)では女性の63.4%、男性の55.7%が反対していることからも、外で働く妻は今後も増えていくことでしょう。 もちろん、性別役割分担せざるを得ない事情、家庭の価値観や方針など

          「世帯年収700万円」3つのリアル "片方がパート"の共働きが高所得になる?(浅田里花) - エキスパート - Yahoo!ニュース
        • “昭和的な家庭モデル”が私たちの「働きづらさ」につながっている【はせおやさい×男女共同参画局 対談】 - りっすん by イーアイデム

          「仕事が忙しくて自分に使える時間が少ない」「頑張って働いているのになかなか収入が増えない」「子どもが生まれたら今までと同じようには働けないのかな」 働く上で、こういった悩みを抱えている方は少なくありません。誰もが不満や不安のない状態で働くには、まだまだ国や企業の制度が整っていなかったり、慣習や自分の思い込みが足かせになったりしています。 そこで今回は、会社員兼ブロガーのはせおやさいさんと一緒に「働く人が抱えている課題」について考える対談を実施。対談相手は内閣府男女共同参画局の方々です。男女共同参画局は毎年、ジェンダー・ギャップにまつわるさまざまなデータやエビデンスを調査し取りまとめた「男女共同参画白書」を発行しています。 私たちが「働きづらいな」と感じる背景にはなにがあるのか、なかなか見えづらいけれど「国」や「企業」は変わろうとしているのか、どうしたらみんなが「自分が納得する働き方」を選べ

            “昭和的な家庭モデル”が私たちの「働きづらさ」につながっている【はせおやさい×男女共同参画局 対談】 - りっすん by イーアイデム
          • やっぱり子育てはママじゃなきゃ、なんてない。|助宗 佑美・謙一郎

            「夫が家の大黒柱で、妻は夫を支える」――。それだけが家族の形ではないと認識されるようになってから、どれぐらいの年月がたっただろうか。内閣府の調査によると男女共働き世帯数が、男性雇用者と無業の妻の世帯数を上回ったのは1997年。共働き家族が日本のスタンダードとなりつつある中、出産を機に「妻が経済的な大黒柱、夫は家事・育児を担当」という選択をした助宗佑美さんと謙一郎さん。大きな決断だったのでは?と尋ねると「どちらも好き勝手に生きようとした結果だった」と笑い合う。その言葉の背景から、家族のあり方の多様性に迫った。 2022年4月1日より「育児・介護休業法」の改正が段階的に施行される。男性の育児休業取得促進を目的とした「男性版の産休(出生時育児休業)」も大きな注目を集めている。「夫が稼ぎ、妻だけが家事・育児を担う」感覚が当たり前ではなくなって久しいが、実態が追いついていないことも見逃せない現実だ。

              やっぱり子育てはママじゃなきゃ、なんてない。|助宗 佑美・謙一郎
            • 何が日本男性の育児参加を妨げているのか――稼ぎ手役割意識からの脱脚と男性の育児参加/裵智恵 - SYNODOS

              是枝裕和監督の2013年の作品『そして父になる』は、子どもの取り違えをめぐる二組の家族の物語である。それぞれの家族には対照的な父親が登場する。エリートで「イケメン」の⽗親と、どこか垢ぬけないが「イクメン」の⽗親。映画は二組の家族の日常を巧みに交差させながら、「イケメン」の父親が子どもたちとのやり取りを通じて、徐々に父親になっていく過程を描いている。繊細な演出と俳優たちの好演が高く評価され、カンヌ国際映画祭や日本アカデミーなど国内外の多くの映画祭で受賞し、注目を浴びた。 この映画が公開される少し前の2010年前後は、日本社会で空前のイクメンブームが起きた時期でもあった。「イクメン」とは、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性、または、将来そうした人生を送ろうと考えている男性のことを意味する(http://ikumen-project.mhlw.go.jp/project/about/)。すで

                何が日本男性の育児参加を妨げているのか――稼ぎ手役割意識からの脱脚と男性の育児参加/裵智恵 - SYNODOS
              • 「共働きでも、やっぱり男性には稼いでほしい」という女性の要求は、至極まっとうなもの。

                ある日の夜、いつものようにまとめサイトを徘徊していたところ、興味深い記事を見つけた。 「夫婦共働きが一般的なこの時代、男に収入を求めるのは女の甘え」という主旨だ。 そこには、 「なんで男に年収600万を求めるの? それぞれが300万稼げばいいじゃん。自分が300万稼げるようになろうとは思わないのに、男に家事育児を半分分担しろっておかしくね?」 という意見が書き込まれていた。 そして、「本当それ」「自分は働かないくせに男には働けってワガママだよな」「男に高収入を求められるほど自分に価値があると思っているのか」といった辛らつなコメントが並ぶ。 なるほど、男性視点では、「男女共働きが当然」と「女性が男性に経済力を求める」のは筋が通らないように思えるのか。 でもそれはね、おかしくないんだよ。 女性視点では、むしろ「当然」の要求なんだ。 というわけで、「なぜ夫婦それぞれが300万稼いで世帯収入を60

                  「共働きでも、やっぱり男性には稼いでほしい」という女性の要求は、至極まっとうなもの。
                • “結婚や家族の在り方多様化 制度見直しを” 男女共同参画白書 | NHK

                  ことしの「男女共同参画白書」は、結婚や家族の在り方が多様化しているとして、男女の賃金格差の解消など幅広い分野で制度や政策を点検し、見直していく必要があると指摘しています。 14日に閣議決定されたことしの「男女共同参画白書」は「人生100年時代の結婚と家族」をテーマに特集を組んでいます。 この中では、政府の調査や統計から、結婚や家族の形が変化していることが分かるとしています。 具体的には、総務省などが行っている調査では、共働き世帯が増加傾向にある一方、女性が専業主婦の世帯は減少傾向にあり、去年の共働き世帯は女性が専業主婦の世帯を大きく上回っています。 また、昭和55年からおととしにかけて、20歳以上の女性の単独世帯は3.1倍に、男性の単独世帯は2.6倍に増加しています。 さらに、去年、内閣府が行った調査で、独身の女性に積極的に結婚したいと思わない理由を尋ねたところ「結婚に縛られたくない」が最

                    “結婚や家族の在り方多様化 制度見直しを” 男女共同参画白書 | NHK
                  • あそこの奥さん、パート出てる? - 私、田舎に住んで困ってませんので!

                    こんにちわ! 「働かないと家計が・・。」 突然、すみません。 人は他の人と比較し、あ~うちはああだこうだと安心したり、焦ったり、落ち込んだり。 まあ、比較します。 「あそこの奥さん、最近、朝9時に出てるけど、パート始めたのかなぁ?」なんて感じで(^^;) だからといって、自身の日常は変わらないのですけどね。 なので考えるだけ損かもです。自身が動かないと。 単なる話のネタなんでしょうけど。 では、「あそこの奥様は本当にパートに行ってらっしゃるのでしょうか?」 「知るかそんなこと。」(^^;)  はい、ごもっともです。 聞いてどうする?聞いたからどうなる? かといって、実際に尋ねる訳にもいかず。 ならば、いつもの統計で今の日本の世の中を見てみましょう。 もう、察していらっしゃる方も多いと思います。 「働かないとやっていけないよ~。」という声が聞こえてきそうです。 一般社団法人相続手続カウンセラ

                      あそこの奥さん、パート出てる? - 私、田舎に住んで困ってませんので!
                    • 夫婦共働きなら「年金だけで」老後は暮らしていけそうか | LIMO | くらしとお金の経済メディア

                      女性の社会進出がさけばれる昨今、夫婦ともに仕事を持つ「共働き夫婦」は珍しくありません。 内閣府男女共同参画局の「男女共同参画白書(概要版) 平成30年(2018年)版」によると、共働き世帯は昭和55年(1980年)以降から増え続け、平成9年(1997年)には共働き世帯数が専業主婦世帯数(※)を上回りました。 専業主婦世帯は、妻が老齢基礎年金しかもらえないのに対し、共働きであれば老齢厚生年金も上乗せでもらえるため、夫婦2人で受け取れる年金額は増えることになります。 では、夫婦共働きであれば、年金だけでゆとりのある老後が送れそうでしょうか。 今回は、共働き夫婦が受け取れる年金額や老後の生活費のデータをご紹介します。 ※「専業主婦世帯」の表現について・・・同白書中では「男性雇用者と無業の妻から成る世帯」と定義されていますが、本記事では便宜上「専業主婦世帯」と表現を統一いたします。 夫婦で年金はい

                        夫婦共働きなら「年金だけで」老後は暮らしていけそうか | LIMO | くらしとお金の経済メディア
                      • 安倍政権の「若者政策」を振り返る(室橋祐貴) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                        8月28日、安倍晋三首相が突然辞任を表明し、7年8カ月に及ぶ歴代最長政権が幕を閉じることになった。 若者政策において、安倍政権は何を実現し、何ができなかったのか。 7年8カ月にもわたるため、細かい点を挙げればキリがないが、それぞれのテーマで主な政策、課題を見ていきたい。 教育教育基本法改正のような個人の思想を前面に押し出していた第一次安倍政権とは異なり、保守的な思想とはやや距離を置いていた第二次安倍政権。 (「道徳の教科化」といった保守的な政策も一部残ってはいるが) 教育費負担軽減その象徴が、私的な教育費負担を社会で負担する、「幼児教育無償化」、「私立高校無償化」、「大学無償化」の実現である。 それぞれ他政策との優先順位(待機児童解消)や対象世帯の狭さといった課題はあるものの、これまで高齢世代の社会保障費ばかりが増えていた中で、現役世代への予算を約1.5兆円増やした「全世代型社会保障」を実

                          安倍政権の「若者政策」を振り返る(室橋祐貴) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                        • 【ママさん必見】夫が家事をしない深い理由とは

                          「家事を少しでもいいから夫にやってもらいたい」「なんでうちの夫は家事をしてくれないのだろう」「何度も注意しているのに、いつになっても家事をしてくれない」「共働きなのに、夫が家事や子育てをしてくれない」「家事をして欲しいと頼んだり注意したら、なんか機嫌悪くなる」「家事をしてほしいと頼んだり注意したら、よくわからない持論の展開が始まる」・・・etc この記事では、 『家事に対してやる気はあるが、あえてやらない選択をしている』系のご主人に 少しでも奥さんの家事を手伝ってあげて欲しい。 という目線で書いていきます。 一体どうしたらよいのか考えていこうと思います! タイプ別「夫が家事をしない理由と言い訳」 この記事を楽しんでいただく為に、いくつか『タイプ』を紹介しておきましょう。 皆さんのご主人はどのタイプでしょうかぁ~? 「愛されてる証が欲しい!」奥さんに甘えてしまうタイプ「家事をやってもらえるこ

                            【ママさん必見】夫が家事をしない深い理由とは
                          • 日本の女性はなぜ「働かない」のか|小山(狂)

                            「女性の社会進出は着実なペースで実現しつつある」 そんなイメージを抱いている方が恐らくほとんどだろう。 確かに、テレビや新聞等のマスメディアでは連日「女性活躍」のイメージが喧伝されている。男女共働きの時代に備えよと政治家から行政から大企業までが声を揃え、ジェンダー平等の重要性が事あるごとに論じられ、女性管理職や女性政治家がスポットライトを浴びる機会もかつてないほどに増加している。こうした光景を日々眺めていれば、「女性の社会進出はどんどん実現している」と考えるのはごく自然なことだ。 しかし「女性活躍」の煌びやかなイメージとは裏腹に、現実の「女性の社会進出」はこの数十年間ほとんど進行していない。イメージではなくデータを見ると「不都合な真実」が次々と浮かび上がってくる。 まずは「共働き世帯」についてのデータを見てみよう。驚かれる方も多いだろうが、この40年で「妻がフルタイムの共働き世帯」は一向に

                              日本の女性はなぜ「働かない」のか|小山(狂)
                            • 「仕事を続けてて良かった」勤続30年の女が黒歴史とともに語る - ダブルインカムで行こう☆

                              働き始めて、およそ30年。 思えば、子供を産んでから1年休んだだけで、あとはずーっと働いている。 ここ30年で、働く女性の環境や価値観が大きく変わっていったと感じています。それをずーっと体感してきた私は、まるで生き字引ですね…。 私の黒歴史を織り交ぜながら、働く女性の30年を振り返ってみたいと思います。 働く女性は腰掛け? 女性の社会進出 共働き世帯の増加 共働きどころか、家族経営の会社の嫁になった 収入源のリスク分けのために まとめ 働く女性は腰掛け? 私が就職したのは、1990年。バブル時代が終わる直前でした。 (それでもバブルの恩恵を受けた私は、入社1年目の若干二十歳で、ボーナスを半期で100万円もらえた。) 「結婚したら会社を辞めて、夫の稼ぎだけで家事や子育てをして、子供の手が離れたら友達とランチしたり、趣味をしたり…歳を取ったら豪華客船か、高級寝台列車で世界を旅して…」 働き始め

                                「仕事を続けてて良かった」勤続30年の女が黒歴史とともに語る - ダブルインカムで行こう☆
                              • なぜ世帯年収500万未満の“貧困専業主婦”の方が幸福度は高いのか?

                                「gettyimages」より 「今時、専業主婦をやれるなんてセレブだけでしょ?」 そんな声を多く耳にするようになった。夫婦共働きが当たり前になった昨今では、「専業主婦」には“お金に余裕がある家庭だけに許された特権”のようなイメージが定着しつつある。 実際、専業主婦世帯数は年々減少傾向にあり、厚生労働省の平成30年「厚生労働白書」などによると、専業主婦の世帯は全体の約33%と、およそ3世帯に1世帯の割合だ。同調査によると、1980年頃は約65%と半数以上が専業主婦世帯だったが、95年頃を境に共働き世帯との割合が逆転している。 また、内閣府の「男女共同参画白書」によると、性別による役割分担の意識も変化している。「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方に反対する人の割合が男女ともに増加傾向にあり、平成28年の調査では初めて反対が賛成の割合を上回っている。 経済的事情や女性の社会進

                                  なぜ世帯年収500万未満の“貧困専業主婦”の方が幸福度は高いのか?
                                • 学童の閉鎖的空間の中でー志布志児童クラブの件で思うこと - 心理学が好きな犬の備忘録

                                  2021年4月1日、TwitterやYoutubeで児童クラブ内で泣いている女児に対し執拗に自己紹介を強いる動画が拡散され話題となっていました。 news.yahoo.co.jp 鹿児島県志布志市太陽の子児童クラブ内で、在籍している高校生がその様子を隠し取りしたそうで、それを拡散したようです。 この叱責する支援員の方の言動は非常によくないものだと思いますが、果たしてこの支援員を叩いて終わる問題なのでしょうか。 私は臨床心理士の資格を持ちながら、学童保育の現場で勤務していたこともありこの件は考えさせられるものがありました。 学童保育・児童クラブでの支援員の人員配置の問題というものは感じていました。対して、共働き世帯の増加による学童へのニーズは高まっているということもあり、1人あたりの支援員で多くの児童を見ないといけないといけない現状があります。 このような背景の中で、学童に在籍する児童達は集

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                                  • 働く女性が増加…解消されるM字カーブと改善されない男女格差

                                    共働き世帯と専業主婦世帯の数が逆転したのは1990年代のことです。社会に出て働く女性が増えてきました。ただし、就業の「中身」についてはもっと検討が必要だという声を労働関係の専門家から聞くことがあります。どういうことでしょうか。 女性の働き方についてよく聞く言葉に「M字カーブ」があります。出産や育児を機に一度仕事をやめて、再び働き始める――。そんな女性の働き方を表す用語として広く知られています。20代に上昇した労働力率が出産・育児期にあたる30代に落ち込み、再び上がる様子が「M」の字に似ていることから、M字カーブと呼ばれてきました。長年、女性の継続就業を阻む壁の解消が課題とされてきましたが、働く女性の増加などでM字の谷が浅くなってきました。近年、M字カーブは徐々に解消されつつあります(図表参照)。 M字の谷が浅くなっている(令和4年版男女共同参画白書より) 新たに登場した「L字カーブ」とは?

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                                    • 日本のダイバーシティ推進を遅らせる「社会の風潮」の正体 新しい一歩が踏み出せない「過去の成功体験」の刷り込み

                                      世界からどんどん置いていかれている、日本のDE&I推進 小山綾子氏(以下、小山):ぜひここからはおふたりのディスカッションを中心に進めていきたいなと思っております。栗原さんもここからも引き続きよろしくお願いいたします。 栗原健輔氏(以下、栗原):はい、よろしくお願いします。 小山:実はお話をしてる間に、チャット欄が非常に盛り上がっておりまして。 田中威津馬氏(以下、田中):すごい。 小山:みなさんのモヤモヤとしたところを、私自身も感じていました。見ていると男性側からは「こういった取り組みが女性優遇に見えて、腹落ちがしにくい」だったり、女性側からも「下駄をはかせてもらって昇進することに、すごく苦々しさを覚える」とか。結局そういうことを言ってるのに、人事系の方とか裏側では「評価は男性優先ね」って言われるもどかしさを抱えている。 そんな声がある中で、最初のディスカッションのテーマにしたいのが、男

                                        日本のダイバーシティ推進を遅らせる「社会の風潮」の正体 新しい一歩が踏み出せない「過去の成功体験」の刷り込み
                                      • 【婚活】パートナーの理想の年収は男女で差が。実際の平均年収は 国税庁の資料から実際の平均年収を確認 | LIMO | くらしとお金の経済メディア

                                        婚活をする際に、相手に求めるものの1つとして「どのくらいの年収があるか」が挙げられます。 内閣府男女共同参画局による「男女共同参画白書」では、雇用者の共働き世帯は増加傾向にある一方で、男性雇用者と無業の妻からなる世帯は減少していることが分かっています。 共働きをする世帯が一般的になりつつある現代では、女性側だけでなく男性側も「相手に求める理想の年収」が少なからずあるでしょう。 そこで今回では、2023年4月26日に公表された調査データをもとに、「婚活者が求める理想の世帯年収」について解説していきます。 男女別の全国の平均年収も掲載しているので、理想と現実を比較しながら、ご自身のパートナーに求める理想年収を考えてみてください。 「婚活」男女ともに相手に年収条件を求める人が多い結果に 結婚相談所ネットワークを運営する株式会社IBJは、婚活中の男女1539人に「理想の世帯年収」の調査を実施しまし

                                          【婚活】パートナーの理想の年収は男女で差が。実際の平均年収は 国税庁の資料から実際の平均年収を確認 | LIMO | くらしとお金の経済メディア
                                        • 家事・育児、夫婦の分担進んだ?数字で見る女性の活躍

                                          出典:男女共同参画白書 1980年、夫が働き妻が専業主婦という世帯は1114万世帯、共働き世帯は614万世帯でした。1997年に共働き世帯が完全に逆転。2018年には共働き世帯が1219万世帯、専業主婦世帯は606万世帯になっています。

                                            家事・育児、夫婦の分担進んだ?数字で見る女性の活躍
                                          • 厚生年金や国民年金「夫婦共働き世帯」の平均受給額は?標準に潜む罠 厚生年金と国民年金の一覧表 | LIMO | くらしとお金の経済メディア

                                            かつては専業主婦が多かったですが、現在は共働き世帯が主流になっています。 2022年6月14日に内閣府が発表した「2022年版男女共同参画白書」によると、2021年には専業主婦世帯よりフルタイムの共働き世帯が多くなっています。 共働き世帯が一般化した日本ですが、年金受給額の目安については、なぜか専業主婦世帯が例として示されています。 それによると、年金は夫婦で月額22万円が標準です。そこで今回は、共働き世帯が受け取る年金について確認していきましょう。

                                              厚生年金や国民年金「夫婦共働き世帯」の平均受給額は?標準に潜む罠 厚生年金と国民年金の一覧表 | LIMO | くらしとお金の経済メディア
                                            • ムードや気分でセックスをする時代は終わった…「セックスレス5割」の結婚生活で重視される2つのキーワード 「誠実と計画性」で家事、子作り、育児、仕事を乗り切っていく

                                              結婚する若者が減っている。マーケティングライターの牛窪恵さんは「共働きが当たり前となった今、結婚に関する社会通念も変わっていく必要がある。ムードや気分が重視される恋愛の延長線上に結婚を考えるのではなく、恋愛と結婚は切り離して考えることが求められていく。そこでは、家事、育児、仕事を夫婦で乗り切っていくための誠実さと計画性が重視されるだろう」という――。 ※本稿は、牛窪恵『恋愛結婚の終焉』(光文社新書)の一部を再編集したものです。 「家事・育児」の当たり前に変化 いまや、若い夫婦では、夫が「僕も(家事・育児を)手伝うよ」と言おうものなら、「共働きなんだから、手伝うじゃなくて『シェア』でしょ」と妻に怒られる時代です。 妻が言いたくなるのも当然でしょう。6歳未満の子を持つ妻の家事・育児関連時間(週全体平均)は、1日7.34時間で、夫(1.23時間/日)より6時間以上も多いのが現状です。 共働きの夫

                                                ムードや気分でセックスをする時代は終わった…「セックスレス5割」の結婚生活で重視される2つのキーワード 「誠実と計画性」で家事、子作り、育児、仕事を乗り切っていく
                                              • 非正規女性と出産・育児の解像度の低さ|yuco

                                                プレジデントのオンライン記事で、「統計データが語る「女性の社会進出こそが少子化の元凶」はなぜ真っ赤なウソか」 というものがあり、そこでは以下のグラフを示して「専業主婦よりも共働き女性の方が子どもを多く持つ、という結論になります」と言っているのですが、この結論はおかしい、という話をします。 まず、この記事でいう「共働き家庭」はごく短時間のパートも含みます。なぜなら、ソースとなっている国勢調査の労働力状態の定義は以下の通り「調査週間中に、仕事を少しでもした人」だからです。さらに、育休中の人なども「働いている」に含まれることがわかります。 調査週間中,賃金,給料,諸手当,営業収益,手数料,内職収入など収入(現物収入を含む。)を伴う仕事を少しでもした人 なお,収入を伴う仕事を持っていて,調査週間中,少しも仕事をしなかった人のうち,次のいずれかに該当する場合は就業者としています。 (1) 勤めている

                                                  非正規女性と出産・育児の解像度の低さ|yuco
                                                • 専業主婦をないがしろにしてしまったために社会の柔軟性が無くなってしまった - orangeitems’s diary

                                                  休校要請が大騒ぎに 首相の突然の休校要請に、テレビもSNSも大騒ぎです。 www.nikkei.com 新型コロナウイルスの感染拡大で、全国の小中高校が3月2日から春休みまで臨時休校する見通しになった。安倍晋三首相が27日に突然表明した臨時休校の要請に、教育現場や保護者らの間に衝撃が走った。「子どもを守るためにはやむをえない」と理解を示す声の一方で、働く親らは「急に仕事を休めない……」と困惑している。 共働き社会の代償 日本は、共働きを長い間推奨していましたよね。 専業主婦はダメ。非正規雇用制度でどんどん職場に参加し女性の社会進出を。 その一方で、家計の長であった夫の給与は増えない。一方で税金、保険は増える一方なので、手取りは下がっていきます。 結果として、共働きをすることで何とか一世帯として必要な収入を得られるという状況に社会が収束していき、主婦も働かざるを得ない、そんな世の中になってい

                                                    専業主婦をないがしろにしてしまったために社会の柔軟性が無くなってしまった - orangeitems’s diary
                                                  • 主張/働く女性過去最多/職場のジェンダー平等は急務

                                                    総務省の2022年就業構造基本調査(7月21日公表)によれば、働く女性が3035万4000人と過去最多になりました。15歳以上の働く女性は5年前から120万人以上増え、女性の就業率で見ても過去最高の53・2%です。 一方で、賃金や労働条件、管理職比率など主要な点で男女格差は依然大きいままです。この改善なしにジェンダー平等の前進はありません。 選択できる生き方の土台 結婚・出産後も働き続けたい女性は増えています。23年版男女共同参画白書によれば、20代で「子どもができても、ずっと職業を続ける方がよい」と考える女性は、2000年の30・3%から19年の57・7%へ2倍近くなりました。30代は36・1%から68・4%へ、40代では40・2%から73・7%へ、それぞれ大幅に増えています。 かつては「子どもが大きくなったら再び職業を持つ方がよい」とする女性が多い傾向でした。そう考える20代の女性は2

                                                      主張/働く女性過去最多/職場のジェンダー平等は急務
                                                    • ジェンダーPart 2:女子力ってなに?性とジェンダーの違いから考える日本のジェンダー問題|古賀林観

                                                      前回の投稿 (Part 1) では、そもそも性とジェンダーは意味することが違い、性(sex)とは生まれながらの「生物学的」な性別であり、ジェンダー (gender) とは人間がつくり上げた社会の中で、各性別が一般的にどの様な社会的役割(ジェンダーロール)を果たしているかに紐付けられた「社会的な性別」であるという話をしました。今回はその性とジェンダーの違いから日本のジェンダー問題について私なりに考えてみたいと思います。 世界経済フォーラム(WEF)の発表するジェンダー・ギャップ指数が日本は2019年、121位(153カ国中)[1] と史上最下位にまで落ちてしまいました。これは日本が後退しているのではなく、世界が進んでいる中で、日本は相対的に遅れてしまっていると言うことだと思います。しかし、なぜ日本は国際社会の中で取り残されてしまったのでしょうか? 1. ジェンダーロールは日本社会にも ジェン

                                                        ジェンダーPart 2:女子力ってなに?性とジェンダーの違いから考える日本のジェンダー問題|古賀林観
                                                      • 特集 人生100年時代における結婚と家族~家族の姿の変化と課題にどう向き合うか~ | 内閣府男女共同参画局

                                                        新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響は、男女ともに大きいが、特に女性の就業や生活への影響は甚大である。飲食・宿泊業等をはじめ、女性の就業者が多いサービス業を直撃し、非正規雇用労働者を中心に雇用情勢が急速に悪化したほか、女性の自殺者数が急増した。DV(配偶者暴力)相談件数の増加や、女性の貧困の問題等が可視化され、令和3年版「男女共同参画白書」で明らかにしたとおり、我が国において男女共同参画が進んでいなかったことが改めて顕在化した1。こうした問題の背景には、ひとり親世帯や単独世帯の増加等、家族の姿が変化しているにもかかわらず、男女間の賃金格差や働き方等の慣行、人々の意識、様々な政策や制度等が、依然として戦後の高度成長期、昭和時代のままとなっていることが指摘されている2。例えば、男女間の賃金格差を見ると、同じ正社員でも年齢とともに男女間の賃金格差が拡大する傾向があり、また、平均的に見ると、大

                                                        • 【専業主婦からパートへ】40歳から老後まで収入はどれくらい変わる?「扶養内・扶養外」でも比較 パートの年収の壁3つとは?社会保険適用の条件も確認    | LIMO | くらしとお金の経済メディア

                                                          子どもが小さいうちは専業主婦、子どもが大きくなって時間ができたらパートをはじめる女性は多いと思います。特にお子さんが入園、入学を控えるこの時期は、ご自身の行き方や働き方を考える女性が多いでしょう。 同じパートでも、扶養内で働くパターンと、扶養を外れてしっかり稼ぐパターンがあり、それぞれのライフスタイルによって選択はさまざまです。 ここでは、お金に焦点を当てて、「ずっと専業主婦の場合・扶養内でパートをする場合・扶養外でパートする場合」の3つのケースで、老後までの貯蓄額と年金額を比較してみたいと思います。 専業主婦世帯は減っている 現在では夫婦共働きが一般的になっていますが、結婚して専業主婦を選ぶ人も少なからずいると思います。 「男女共同参画白書 令和4年版」から、共働き世帯数と専業主婦世帯数の推移をみてみましょう。

                                                            【専業主婦からパートへ】40歳から老後まで収入はどれくらい変わる?「扶養内・扶養外」でも比較 パートの年収の壁3つとは?社会保険適用の条件も確認    | LIMO | くらしとお金の経済メディア
                                                          • 大内裕和「若者のミカタ~ブラックバイト世代の君たちへ」第4回「安倍首相『全国一斉休校』要請から見えてくるもの」

                                                            2020年2月27日午後6時過ぎ、安倍晋三首相は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止のため、全国の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校に対し、同年3月2日から春休みまで臨時休校を要請すると表明しました。あまりにも突然の発表で、当事者である子ども・生徒、保護者、学校関係者を始め多くの人々に衝撃を与えました。 私が思うに、この安倍首相の要請にはまず2つの点で大きな問題があります。第一に、日本の憲法で保障された「教育を受ける権利」を尊重していないということです。以下に条文をご紹介します。 日本国憲法【第26条】 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。 2 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。 さらに憲法の第99条には、「天皇又は摂政及び国務大

                                                              大内裕和「若者のミカタ~ブラックバイト世代の君たちへ」第4回「安倍首相『全国一斉休校』要請から見えてくるもの」
                                                            • Vol.23 ジェンダー “社会の本音”は? NHK世論調査より① - ジェンダーをこえて考えよう - NHK みんなでプラス

                                                              社会や家庭における男女の役割、夫婦別姓、同性婚… 「ジェンダー」をめぐるさまざまな問題ついて、人々はどのような価値観や考えを持っているのでしょうか。NHKは3月末に電話による「ジェンダーに関する世論調査」を行いました。その結果をテーマ別に紹介します。 (NHK放送文化研究所 世論調査部 研究員 岡田真理紗) 調査は2021年3月26日から28日までの3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかけるRDDという方法で行いました。調査の対象となったのは2,890人で、このうち52.2%にあたる1,508人から回答を得ました。 家庭における男女の役割について 現在「共働き世帯」(雇用者の共働き世帯)は1245万世帯、「専業主婦世帯」(男性雇用者と無業の妻からなる世帯)は582万世帯。「共働き世帯」は「専業主婦世帯」の2倍以上です。(『男女共

                                                                Vol.23 ジェンダー “社会の本音”は? NHK世論調査より① - ジェンダーをこえて考えよう - NHK みんなでプラス
                                                              • 定年後のお金の話 - ラクラクブログ rakuraku.com

                                                                定年を迎えた後、毎月15万円収入を得るのは現実的ではないです。 「自分はもう少し節約する」とは思っていても、年金のみでは必要最低限の生活費でさえ赤字です。 また、現役世代がもらえる年金額は、今より減る可能性もあります。 年金のみでは毎月赤字となると不安ですが、今から対策できることはあります。 まずは「一般家庭」の定義が、今の現役世代がシニアになる頃には変わるでしょう。 内閣府の「令和2年版男女共同参画白書(概要)」によると、令和元年の共働き世帯は1245万世帯に対し、専業主婦世帯は582万世帯。 現代は共働き世帯が主流となっています。 夫婦ともに会社員であれば、受け取れる年金は26万7929円。 最低限の老後生活費用はカバーできます。 パートであっても、2016年10月から従業員500人を超える規模の会社では、一定要件を満たせば厚生年金に加入できるようになりました。 2017年4月からは5

                                                                  定年後のお金の話 - ラクラクブログ rakuraku.com
                                                                • マンション経営で目指す!単身者でもダブルインカム、夫婦でもトリプルインカム。| エステムマガジン|不動産投資の情報メディア

                                                                  年収400万円未満が半数以上 個人年収ではなく世帯年収という考え方が大切です 日本全国には多くの給与所得者の方がいらっしゃいます。国税庁が発表した「令和2年 民間給与実態統計調査 給与階級別分布」(※1)によると、給与所得者は約5,244万6,000人。給与階級別分布のグラフからは、2つのことが見えてきます。 1.最も多い年収帯は、300万円超400万円未満 約17.4%(図中①) 2.400万円未満の合計は約55.1%(図中②) 給与階級別分布 (※1)国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査 給与階級別分布」https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/pdf/002.pdfを加工して作成 給与所得が400万円未満は、約55.1%と全体の半数以上を占めており、平均給与の433万円(※2)を下回ってい

                                                                    マンション経営で目指す!単身者でもダブルインカム、夫婦でもトリプルインカム。| エステムマガジン|不動産投資の情報メディア
                                                                  1