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西村賢太 いいともの検索結果1 - 40 件 / 41件

  • 面白かった本2019 - phaの日記

    毎年まとめているこのコーナー。 面白かった本2018 - phaの日記 面白かった本2017 - phaの日記 面白かった本2016 - phaの日記 面白かった本2015 - phaの日記 面白かった本2014 - phaの日記 2019年もいろいろ本を読みました。大体本読むくらいしか趣味があまりないんだよな。今年は引っ越しをしたら、新しく住み始めた街が本屋が充実していたので、ついつい本を買っちゃうことが多かった一年でした。 濱野ちひろ『聖なるズー』 稲田俊輔『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』 スズキナオ『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』 雨宮まみ『東京を生きる』 又吉直樹『東京百景』 山下泰平『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』 三宅香帆『文芸オタクの私が教える バズる文章

      面白かった本2019 - phaの日記
    • もう読んでくれる人がいなくなって、話題にも、お金にもならない『ブログ』というもの - いつか電池がきれるまで

      yutoma233.hatenablog.com 『おのにち』さんは「はてなブログ」を長い間書いておられる方で、僕とは直接の絡みはほとんどないものの、固定読者も大勢いて、マイペースで更新されているのだろうな、と思っていました。 別にブログをやめるとかそういう話じゃなくて、『はてなブログ』有料版の期限が切れたのを延長せずに無料版でやります、というだけの話ではあるのだけれど、最後のほうに、こんな文章があったのです。 最近は、昔感じていたブログへの熱意みたいなものが残念ながら薄れてきつつあるんですけど、それでもやっぱり書くことは楽しいし、同じブログ仲間だ!と親近感を抱いている人達もたくさんいるので、これからも細々と続けていけたらいいなぁと。 ああ、ブログへの熱意みたいなものが薄れてきているのは、僕だけじゃないんだな、と。 それは別に今にはじまったことではなくて、もう5年前くらいから、僕が書いてい

        もう読んでくれる人がいなくなって、話題にも、お金にもならない『ブログ』というもの - いつか電池がきれるまで
      • phaさんの“ゆっくり効く読書”のすすめ。「すぐには役に立たない本が、だめな自分を肯定してくれた」 - りっすん by イーアイデム

        社会人として働くなか、悩みを解消する糸口を探したり、スキルアップを目指したりするためにハウツー本やビジネス書、自己啓発書などを手に取る方は少なくないのではないでしょうか。ただ、それらは自分が変化していくための指針を与えてくれることもありますが、常にそこでなされる提案を受け入れようとがんばると、ときに疲れてしまうことも。 読書家として知られるブロガーのphaさんは、読書を「すぐに効く読書」と「ゆっくり効く読書」の2種類に分類してるのだそう。前者が読者に行動を訴えかけることによって悩みや課題を解消しようとするのに対し、後者は現状を肯定し、読者の人生にじわじわと影響を与えるといいます。 ゆっくり効く読書により、人生の土台を形作ってきたというphaさん。自分を変えるのではなく肯定してくれる読書のあり方について伺いました。 「読書」が社会でうまくいかない自分を守ってくれた phaさんは著書『人生の土

          phaさんの“ゆっくり効く読書”のすすめ。「すぐには役に立たない本が、だめな自分を肯定してくれた」 - りっすん by イーアイデム
        • 第12回 自分の調べ物に最適の雑誌記事索引を選ぶには――記事索引の採録年代、得意ジャンルを知っておく | 皓星社(こうせいしゃ) 図書出版とデータベース

          小林昌樹(図書館情報学研究者) ■本は今、わりあいと見つかる むかしは読みたい本を見つけるのも一苦労だったが、現在では国会図書館(NDL)の全国書誌データがネット検索できるようになって、ひととおり探すことが誰にでもできるようになっている。また、そこで分類や件名を使えば、見たことも聞いたこともない本を見つけることもできるはず(第3回 見たことも、聞いたこともない本を見つけるワザ)。 しかし、NDLに明治以来の和図書が1000万冊あったところで、自分の知りたいことがちょうど良く1冊の本になっているとは限らない。その場合、どうするか? 雑誌の記事を探すということになる。 ■記事はまだまだ難しい 戦前の日本には記事索引がほぼなかった。だから戦後、アメリカ図書館使節が衆・参議院に「調べ物のための図書館には、これこれの事業をさせなさい」と教えたなかに、汎用の雑誌記事索引があったのだ。そこで、創設翌年(

            第12回 自分の調べ物に最適の雑誌記事索引を選ぶには――記事索引の採録年代、得意ジャンルを知っておく | 皓星社(こうせいしゃ) 図書出版とデータベース
          • 『西村賢太対話集』 - 紙屋研究所

            「長い休み」はまだ終わらない。いつ終わるともしれない。なんの見通しもなく、いつ終わるのか聞いてもその返事さえない。 kamiyakenkyujo.hatenablog.com なんのための時間なのかさえ、具体的に示されない。 治療と投薬へ追い込まれ、ぼくの精神が蝕まれていく。 そうすれば音を上げるだろうと思っているのだろうか。スターリン時代のNKVDのように。 高村光太郎の「ぼろぼろな駝鳥」が思い出される。 何が面白くて駝鳥を飼うのだ。 動物園の四坪半のぬかるみの中では、 脚が大股過ぎるぢゃないか。 頚があんまり長過ぎるぢゃないか。 雪の降る国にこれでは羽がぼろぼろ過ぎるぢゃないか。 腹がへるから堅パンも喰ふだらうが、 駝鳥の眼は遠くばかり見てゐるぢゃないか。 身も世もない様に燃えてゐるぢゃないか。 瑠璃色の風が今にも吹いて来るのを待ちかまへてゐるぢゃないか。 あの小さな素朴な頭が無辺大の

              『西村賢太対話集』 - 紙屋研究所
            • 冤罪 - かみや貴行のブログ 1%でなく99%のための福岡市政を

              2ヶ月の間、何にも音沙汰なし。 「調査」する意思も能力もない。 人を病気に追い込んで、挙句に何も連絡なく放置。どうなっているのか聞くと「調査中だ!」としか返さない。2024年5月7日現在、いまだに次に所属する単位も告げられていない。権利の蹂躙である。 進捗すら報告しないって、まともな組織のすることかね。 正式調査から10ヶ月。予備調査から1年3ヶ月。あれだけ頭のおよろしい方々が雁首そろえて血眼になって調べたけど、なーんにも出てこなかったってこと。 完全な冤罪だろ。 冤罪じゃないっていうなら、なぜ証拠を示さないのか。 示せないからだろ? 「時間をかけて調査している」というのなら、なぜ何も連絡してこない? 「今後調査すべき項目」のリストくらい渡したらどうか? 調査される側はその間に準備もできて、ウィン・ウィンじゃないか。 でも、しない。できないから渡さないんだろう? 調査することなんかもう何も

                冤罪 - かみや貴行のブログ 1%でなく99%のための福岡市政を
              • 羽生善治さんのA級陥落と西村賢太さんの訃報に、同じ「50代」として感じたこと - いつか電池がきれるまで

                もうすぐ50歳の俺、錦鯉にもらい笑い泣き— FUJIPON (@fujipon2) 2021年12月19日 武豊さんは朝日杯フューチュリティステークス勝ったし、50代にエール送られまくりの日曜日だったな— FUJIPON (@fujipon2) 2021年12月19日 この2つのツイートが2021年12月19日。 50歳、まだまだイケるじゃないか、とこの日は思った僕なのですが、ここ数日、寂しい、そして悲しいニュースが続いていて、なんだか気持ちが沈んでいます。 www3.nhk.or.jp 51歳の羽生善治九段が、(名人位にあった時期も含めて)29年間続けてきた順位戦A級から陥落。 www3.nhk.or.jp そして、作家の西村賢太さんが、54歳で急逝。 あの羽生さんでも、50代になると、将棋界の最高ランクのA級であり続けることは難しかったし、西村賢太さんは、命を落としてしまった。 僕は2

                  羽生善治さんのA級陥落と西村賢太さんの訃報に、同じ「50代」として感じたこと - いつか電池がきれるまで
                • 将来はラルクみたいになる予定だったトリプルファイヤー吉田靖直、思春期を綴った自伝小説を語る! | ダ・ヴィンチWeb

                  吉田 偉人の伝記マンガを沢山読んでいたのはデカかったと思いますし、「何をするにも全国1位くらいにならないとヤバい」みたいな感覚はその頃からありました。剣道をやってたんですけど、町の中では強い人がデカい大会に出ると1回戦で負けちゃうのを見て、「井の中の蛙だったな」と思ってました。 トリプルファイヤー – 全国大会 @ WWW 5th Anniversary NEWWW DX – YouTube ――「おだのぶなが→(けらい)とよとみひでよし→(けらい)とくがわいえやす」という相関図を書いていた……というエピソードもあり、「人と比べて劣っている・優れている」ということにも人一倍敏感だったんだなと感じました。 吉田 小さな頃からいじられがちだったので、「上下関係ってすぐ生まれるんだな」とよく考えていましたね。 ――でも小学校低学年のときは学年で一番足も速かったそうですし、「自分はわりと上の方にい

                    将来はラルクみたいになる予定だったトリプルファイヤー吉田靖直、思春期を綴った自伝小説を語る! | ダ・ヴィンチWeb
                  • 〈西村賢太氏追悼〉「小説以外に興味は何もないと自覚したとき、他の一切が無駄に思えた」 | 日刊SPA!

                    芥川賞作家の西村賢太氏が2月5日に東京都内の病院で死去した。54歳。無頼派私小説作家として筆を揮った西村氏は、中卒で肉体労働に従事しながら古書店に通い、大正期の作家・藤澤清造に心酔、月命日の墓参は欠かさなかった。特異な人生を歩み続けてきた西村氏の人となりとは? 週刊SPA!は昨年「中年のお悩み白書」特集で、西村氏と芸人・山田ルイ53世氏の対談を実施。中年期を迎えてからの西村氏の人生観・死生観を伺える内容となっている。謹んで故人のご冥福をお祈りするとともに、あらためて掲載する。 西村:僕は(芥川賞を受賞した)40代のときはものすごく元気だったんです。しかし、50代に入ると気持ちに変化が出てきた。先が見えて、今後自分の人生に劇的な変化が起こらないことも、くっきり見えてしまった。 気力や体力が今のレベルを保っていられるのは、運が良くてせいぜい10年。もう人生の日は暮れようとしている。それなのに、

                      〈西村賢太氏追悼〉「小説以外に興味は何もないと自覚したとき、他の一切が無駄に思えた」 | 日刊SPA!
                    • 芥川賞作家の西村賢太さん死去、54歳 「苦役列車」「暗渠の宿」:朝日新聞デジタル

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                        芥川賞作家の西村賢太さん死去、54歳 「苦役列車」「暗渠の宿」:朝日新聞デジタル
                      • #ゲーム批評祭 『SEGA AGES バーチャレーシング』批評 著者:ハリーハート - ゲーマー日日新聞

                        著者:ハリーハート(note) 小学生のころ、ジャムおじさん注意報が発令されました。 時は1990年代、いわゆる世紀末。 突然声をかけられパンをおごってくれる謎の老人とエンカウントした報告が、学校帰りの子供たちから数多く寄せられたのです。 『知らない人からものをもらってはいけません』というのは、九九よりも先に教わることです。 大人たちは恐怖しました。 得体の知れない存在が我が子にパンを与えているのです。 毒でも入っていたらどうしよう? 誘拐されるのでは? そんな保護者からの心配とは裏腹に、ジャムおじさんは人気者でした。 ジャムおじさんは神出鬼没、だけど出会えばパンをもらえる。 昨日は公園にいた、その前は商店街の近くに。 ジャムおじさんの情報は共有され、重宝されました。 ジャムおじさんに話しかけられてもパンをもらってはいけないと教師たちは言います。 その言葉から私は、ジャムおじさんは自前の四

                          #ゲーム批評祭 『SEGA AGES バーチャレーシング』批評 著者:ハリーハート - ゲーマー日日新聞
                        • 永遠の謎!弱者男性がなぜ一発逆転を狙うのか? #弱男 #一発逆転 - 上級国民に憧れる下級国民の会

                          今回は弱者男性界隈における永遠の謎。なぜ弱男はラノベ作家になって一発逆転を狙うのかという疑問を現役弱者男性自らが解説していきましょう。 ではなぜなのか。それは単純です。会長たち弱者男性は「自分が小説書ける」と本気で思ってるからなんですよね。おそらくこれを聞いて一般国民の皆さんは「えっ、マジで!」と思っていることでしょう。残念ながらこれが事実です。 では順を追って説明していきましょう。弱者男性は一見すると学がなさそうに見えて、意外と知識などが深かったりします。友達が0人もしくは片手の指で数えられるほどしか居ないので、暇な弱者男性くんは小説とか結構読んでたりするんですよね。そしてそんな人間が行き着く先は大体あれ。「俺でもこのぐらいなら書けるんじゃね」という勘違いです。かくいう会長もその一人。そう小説書いてました。 そして当時の会長は純文学や、太宰治や百田尚樹、西村賢太あたりの底辺私小説を読みす

                            永遠の謎!弱者男性がなぜ一発逆転を狙うのか? #弱男 #一発逆転 - 上級国民に憧れる下級国民の会
                          • 『緩募:「煮詰まった中年男性」の気分転換の方法』その後の話 - いつか電池がきれるまで

                            fujipon.hatenablog.com このエントリを公開したのが2022年9月27日。あれから20日くらい経って、季節はすっかり秋になってしまいました。 僕自身はどんな感じかというと、なんだかあまりスッキリしないというか、好調とは言い難いけれど(しかし、これまで50年生きてきて、「今日は調子がいい!」と思ったことは一度もないような気がする)、なんとか生きて、働いている。自分の年齢を考えると、時間を大切にしなければ、と焦りながらも、次の給料日まで、なんとか俺の身体と心よ頑張ってくれ!と昔テレビで観た『キャプテン翼』の三杉くんのような心境にもなっています。あらためて考えると、小学生の三杉くんにあんなに無理させるなよまわりの大人。 さて、冒頭のエントリには、僕が書いたものとしては珍しく、少なからぬ反応をいただいたので、ご紹介しておきたいと思います。 なんのかんの言っても、こういう「中年の

                              『緩募:「煮詰まった中年男性」の気分転換の方法』その後の話 - いつか電池がきれるまで
                            • おすすめの底辺系書籍 下級国民の会が厳選 - 上級国民に憧れる下級国民の会

                              今回はおすすめの底辺文学について下級国民自らが厳選しまとめてみました。自分が読んでない本は入れていません。全体的に私小説やノンフィクション多めのチョイスです。気に入ったらどこでもいいので読んでみてください。会長はド底辺なので古本でも図書館でも気にしません。まあ下級国民なら図書館で借りるのががいいと思います。あとAmazonリンクは分かりやすくするために載せていますが、自分はAmazonアドセンスは剥がされているので買うならお好きなブロガーさんのサイトから買ってあげて下さい。 派遣添乗員ヘトヘト日記――当年66歳、本日も“日雇い派遣"で旅に出ます www.amazon.co.jp 交通誘導員ヨレヨレ日記に続く、底辺プロレタリアである日記シリーズ第二弾の本です。完全に二匹目のドジョウ狙いですが、日記シリーズの中では一番面白いですね。多分作者さんは今やっている仕事が好きなのが伝わってきます。日記

                                おすすめの底辺系書籍 下級国民の会が厳選 - 上級国民に憧れる下級国民の会
                              • 毒親、親ガチャに嫌悪感を示す文化的おぼっちゃん共へ - ぴ

                                続き(2ページ目です) 救われた演出の耐え難き辛さ…… 精神異常で成り立つビジネス 病みや発達障害は全階層へのフリーパス 余裕のなさが全てを薄っぺらくする 弱さは、あらゆる賞味期限を短くする 愚かな見栄ばかり張ってきた 福祉すらも不平等な社会 無敵の人になれなかった 気の触れた家庭崩壊 イジメとネグレクトで意識が溶ける イジメの最盛期と原因究明 最後の挨拶 僕はあと一歩間違えば、無敵の人になって新聞沙汰を起こしていた側の人間であります! なぜ幸せになりたかっただけの人間が、そこまで破壊的な精神性を持ち、社会への憎しみを剥き出しにするのか、一度ちゃんと考えた方がいいよ。 「無敵の人ですかね? 首は横だけに振れ。不敵の笑みを浮かべ、罪は残さずで進め。青ざめても顔を上げて混濁を叫べ。口数は散弾銃でも、武器は奈落へ捨てろ」と僕が思えたのは、専業YouTuberの4年間で、共感……共鳴、様々な視聴者

                                  毒親、親ガチャに嫌悪感を示す文化的おぼっちゃん共へ - ぴ
                                • 西村賢太年譜 - jun-jun1965の日記

                                  1967年7月12日、東京都江戸川区生 母は西村家三女。生家は祖父の代からの運送業。三つ上の姉がいた。 1977年4月2日 老人ホームで母方の祖母が死去 1978年9月 小学五年、父が強姦罪で七年の実刑、離婚した母と船橋に住む。 町田に転居。 1981年12月28日、横溝正史死去、ショックを受ける。 1982年 中学三年、二学期から不登校を始める。 1983年、中学卒業。素行不良。 鴬谷で一人暮らし。 1986年 板橋に住む。 1987年 伊勢佐木町に住む。                20歳 この年、姉が結婚か。 1988年5月 初めて田中英光全集を買う。          21歳 1991年「佳穂」と交際す。                 24歳 1992年 姉が離婚か。暴力行為で現行犯逮捕される。     25歳 1993年秋 宇留野元一に手紙を書く。            26

                                    西村賢太年譜 - jun-jun1965の日記
                                  • 「芥川賞ぜんぶ読む」菊池良さん×「直木賞のすべて」川口則弘さん対談〈前編〉 受賞作、全部読んでわかったこと|好書好日

                                    芥川賞受賞作一覧に線を引いていくのが楽しい ――菊池さんの新刊『芥川賞ぜんぶ読む』は、書名のとおり、過去84年間の芥川賞180作品を全部読み、それぞれの内容を紹介したガイドブックです。そもそもなぜ、全部読もうと思ったのですか。 菊池良さん 富士山を登るみたいな感じで、登山的なモチベーションでやりましたね。誰もやっていない山を登頂するような。でも、文学賞を全部読むというのは初めてです。 川口則弘さん なんで芥川賞なのですか。全部の中でもいろいろある中で。 菊池 前から気になっていた賞でした。受賞の記者会見がニュースで流れますし、マスコミ的興味といいますか。一番有名な賞なので富士山を登るみたいな感じでいっちょやってみようって。 ――川口さんは20年にわたり、ウェブサイト「直木賞のすべて」を運営されています。芥川賞もすべて読まれているそうですが、直木賞の方が先ですよね。 川口 そんなことはないで

                                      「芥川賞ぜんぶ読む」菊池良さん×「直木賞のすべて」川口則弘さん対談〈前編〉 受賞作、全部読んでわかったこと|好書好日
                                    • わたくし小説。 - うちのふうふとエイトのこと。

                                      「掃除婦のための手引き書」を読みました。著者ルシア・ベルリンの畢生は「1936年アラスカ生まれ。鉱山技師だった父の仕事の関係で幼少期より北米の鉱山町を転々とし、成長期の大半をチリで過ごす。3回の結婚と離婚を経て4人の息子をシングルマザーとして育てながら、学校教師、掃除婦、電話交換手、看護助手などをして働く。いっぽうでアルコール依存症に苦しむ。」と有為転変真に逼る「じつに濃密で起伏に富んでいて」、「並外れてたくさんの場所に住み、並外れてたくさんの経験をし、それはふつうの人生の何回転分にも相当する」ものでした。全七十六の短篇は、殆どが実人生を材にとったものだそうで、内二十四篇が本書に訳載されています。流転無窮の人生を下敷きに、どの掌編も円転自在で調子の高い麗筆で綴られています。必ずしも序破急や起承転結は明確ではなく、手戻りもありながら凄みがあり、心を惹かれる物語。ために処処方方の潔くて深い、静

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                                      • 西村賢太さんへ|ゆきぽよ、菊子、膣ギロチン|note

                                        私はメンヘラである。男依存の生涯を送ってきた。 私がいつもの通り「私って生きてる価値ない」と話しかけたら、すかさず夫は「そんなことないよ!飯炊きオナホしてくれてるやん!」と返してきた。素直な夫は私から悪い影響を多分に受けているのだろう。 浮きがちな中学時代は体を張ったギャグと持ち前の成績の良さで明るく乗り切り、満を持して入った地域トップの高校では私のギャグ精神は軽蔑の対象にされた。 成績が落ちこぼれて気逸らしの他所ごとが気になり初めている高校2年の時分、私は同じ部活の同輩の間でTwitterが流行っていることを知り、リアルアカウントを開設した。 最初は日常の何気ないことを呟こうと心掛けた。しかし根が逆張り気質にできている私は、無用な下ネタばかり呟き同輩にゲッと思われることで快感を覚えるようになってしまった。 あるとき、Twitterで有吉のラジオのハガキ職人のアカウントを見つけた。 有吉の

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                                        • 「クサいものにはどんどん蓋をしていく」作家・西村賢太と山田ルイ53世が語る、中年の生き方 | 日刊SPA!

                                          「四十にして惑わず、五十にして天命を知る」とは『論語』の一節だが、コロナ禍でまったく未来が見えない暗闇を歩く中年世代。これから一体、何を道しるべに生きていけばいいのか? 現役中年世代の作家・西村賢太氏(53歳)とコラムニストとしても活躍する芸人・山田ルイ53世氏(46歳)が、現代の中年の生き様を語り合った。 西村:僕は(芥川賞を受賞した)40代のときはものすごく元気だったんです。しかし、50代に入ると気持ちに変化が出てきた。先が見えて、今後自分の人生に劇的な変化が起こらないことも、くっきり見えてしまった。 気力や体力が今のレベルを保っていられるのは、運が良くてせいぜい10年。もう人生の日は暮れようとしている。それなのに、まだ書きたいことは山ほどあるし、何も残せていない。そう思い至ったとき、50歳になって、ようやく「真剣に生きる」ことを具体的に意識し始めたんです。 山田:夏休みの最後の1週間

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                                          • 2月5日はニゴラー集う「にごり酒」の日、初午、笑顔の日、ふたごの日、ギョーザの日、めかぶの日、長崎二十六聖人殉教の日、プロ野球の日、日本語検定の日、エコチュウの日、煮たまごの日、等の日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

                                            おこしやす♪~ 2月5日は何の日? その日の出来事は? 2023年 2月5日はニゴラー集う「にごり酒」の日、初午、笑顔の日、ふたごの日、ギョーザの日、めかぶの日、長崎二十六聖人殉教の日、プロ野球の日、日本語検定の日、エコチュウの日、煮たまごの日、等の日です。 ●ニゴラー集う「にごり酒」の日 三輪酒造 白川郷 純米にごり酒 [ 日本酒 岐阜県 1800ml ] 白川郷 Amazon 三輪酒造 道三吟雪花 大吟醸 [ 日本酒 岐阜県 1800ml ] 三輪酒造 Amazon 岐阜県大垣市に本社を置き、「白川郷 純米にごり酒」や「道三吟雪花 大吟醸」などの蔵元として知られる株式会社三輪酒造が制定。酒本来のうま味と甘さがあり、飲みやすいと言われる「にごり酒」の認知度を高めるとともに「にごり酒」ファンを「ニゴラー」と呼んで一緒に盛り上げていくことが目的。日付は2と5で「に(2)ご(5)り」と読む語呂

                                              2月5日はニゴラー集う「にごり酒」の日、初午、笑顔の日、ふたごの日、ギョーザの日、めかぶの日、長崎二十六聖人殉教の日、プロ野球の日、日本語検定の日、エコチュウの日、煮たまごの日、等の日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)
                                            • 高田文夫 西村賢太を追悼する

                                              高田文夫さんが2022年2月7日放送のニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』の中で亡くなった西村賢太さんを追悼。西村さんとの思い出を話していました。 (高田文夫)そんなこと言ってゲラゲラ言っているけど、本当だよ。賢太、死んじゃったよ。 (磯山さやか)ああ、そうなんですね。 (高田文夫)まあ、うちとしては笑ってあげるのが一番なんだけどさ。西村賢太くんがさ。まあ、本当に僕と仲良くしてもらったからね。 (磯山さやか)そうですね。 (高田文夫)だから……あの人、文学的に芥川賞を取って。その時に俺と飲んだりなんかしてさ。「でも、果たして石原慎太郎さんは僕のことをどう思っているんだろうか?」って。向こうは本当にお坊ちゃんじゃん。石原家。それで、芥川賞だろう? それで、こっちは逆だから。貧乏の……貧乏をこじらせているんだから。 (磯山さやか)調べれば調べるほどそうですね。 (高田文夫)中学を卒業してからずっ

                                                高田文夫 西村賢太を追悼する
                                              • 芥川賞162回分の選評を分析してみた|大滝瓶太

                                                前回、「小説家になろう」に投稿された新着2000作品のタイトル分析を行った。やったからといって特別なにか新しいことがわかった訳ではないのだけれど、「精読(close reading)」の対義語である「遠読(distant reading)」は何かの役に立ちそうではある。ということで、別のものを「遠読」してみることにした。 とはいえ、ぼくとしても時間や手間がかかるようなことはしたくない。なのでネット上でデータベース化されたものを対象にしたいと周りをみるとちょうどいいのがあった。みんな大好き、「芥川賞」である。 「日本で一番有名な文学賞」である芥川賞のウォッチャーならば、上記サイトを知らないひとはおそらくいないだろう。2020年5月現在、第二次世界大戦時の中断を挟んでこれまでに162回行われてきたこの文学賞の選評がこのサイトではデータベース化されている。そこで今回、ここにある選評(の抜粋)をス

                                                  芥川賞162回分の選評を分析してみた|大滝瓶太
                                                • 2023 年上半期の個人的 10 大ニュース - カラーひよこのブログ

                                                  先月のはてなブログのお題で気になって書こうと思ってたんだけど、今さらになってしまった。もー7月も下旬ですよ。。 今年の上半期をブログ日記を元に振り返ってみよう、という企画です。行動力は無いけど振り返ったり計画を立てたりするのは好きなんです・・。 図書館通いを再開 久しぶりに(サウナ)旅行へ メタバースデビュー 人と会うようになった 禁酒再開 Yahoo! の個人ライターになった 今年の上半期の写真生活 2023 年上半期の 10 曲 図書館通いを再開 10 年ぶりくらいに。一度に 10 冊近く借りれるんだけど大概がキャパオーバーで未読で返却・再貸し出しを繰り返すパターンが多いです。 でも図書館ならではの、未知の著者や著作やジャンルに触れる機会というアレがあるんだなと。インターネット上の情報というのは「自分好みにカスタマイズされた情報」でもある訳で、自分が心地良い半ば既知の情報網の中をぐるぐ

                                                    2023 年上半期の個人的 10 大ニュース - カラーひよこのブログ
                                                  • 「性犯罪者の伜、中卒、正規の職歴はないかわりに前科は有り」男はなぜ“負の生涯”を送った作家にすがりついたのか | 文春オンライン

                                                    『蝙蝠か燕か』(西村賢太 著)文藝春秋 人生というのは迷いの多いもので、時折、「自分はいったい何の為に生きているのか」なんてことを考えて答えが見つけられず悩む人は少なくないように思う。それに対して、1000年前のワカメのような愚劣な髪型の、低級動物霊みたいな兄ちゃんが、「人は幸せになるために生きているんだよー。どうかあなたも幸せになってくださーい」とフワフワ言葉で答え、「そうかー。人間は幸せになるために生きているのか」と真に受けて、幸せになるべく様々に努力、だけど悉く失敗して涙にくれ、更なるフワフワ言葉を求めて流浪する、なんて悲惨な姿を時折見かけるが、なんでそんなことになるかというとそもそもの問いの順番を間違えているからである。どういうことかと言うと、人生において先ず問わなければならないのは、「どうやって生きるか」であって「どのように生きるか」はその次に来る問いである。と云うのはそらそうだ

                                                      「性犯罪者の伜、中卒、正規の職歴はないかわりに前科は有り」男はなぜ“負の生涯”を送った作家にすがりついたのか | 文春オンライン
                                                    • 僕が必ずエンドロールを最後まで見てから映画館を出る4つの理由 - ほほえみデブの映画・特撮・アニメ報告!

                                                      こんにちは! 映画大好き下駄夫です。 映画大好きポンポさん2 (MFC ジーンピクシブシリーズ) 作者: 杉谷庄吾【人間プラモ】 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/09/27 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る 今回は映画館で映画を見るときに流れるエンドロール(エンドクレジット)を見ずに映画館を出るか、それとも見終わってから映画館を出るか?のお話です。 自分は映画館によく行くので、色々なケースは目撃しております。 エンドクレジットが始まるや否や脱兎のごとく映画館から出ていく人、エンドロールが始まった瞬間にスマホを開く人、そして寝過ごしてるやつまで(笑) rimokongetao.hatenablog.com そんな中、自分はほぼ必ず最後までエンドロールを見てから映画館を出ます! それはなぜか?というのが今回のお話です! 理由1 最後に

                                                        僕が必ずエンドロールを最後まで見てから映画館を出る4つの理由 - ほほえみデブの映画・特撮・アニメ報告!
                                                      • 「慎太郎節」「石原節」が薄めてしまう実像~マスメディアの報道は歴史の記録 ※追記・東京新聞編集局長「責任を痛感」 - ニュース・ワーカー2

                                                        少し時間がたちましたが、同時代の記録として書きとめておきます。 2月1日午後に明らかになった石原慎太郎元東京知事の訃報を、東京発行の新聞各紙は翌2日付の朝刊で大きく扱いました。「正論」執筆陣に迎え、コラムの枠も提供していた産経新聞は1面トップ。憲法改正(石原元知事自身は「自主憲法制定」との言葉を用いていました)をともに求めていた間柄でした。社説(「主張」)も含めて計6面に関連記事が載っており、一貫して業績をたたえるトーンです。朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、東京新聞の4紙はそろって1面準トップ。日経新聞も1面ですが、二つ折りにするとほとんど見えないぐらいの下の位置です。 都知事としてディーゼル車の排ガス規制を導入したことなど、プラスに評価していい業績ももちろんあります。しかし、石原元知事の足跡を振り返るなら、際立って特徴的なのは、差別の意識に根差すと考えるほかない言動の数々です。それらが報道

                                                          「慎太郎節」「石原節」が薄めてしまう実像~マスメディアの報道は歴史の記録 ※追記・東京新聞編集局長「責任を痛感」 - ニュース・ワーカー2
                                                        • 本屋lighthouse powered by BASE

                                                          本が読めないときに。 鬱のときに読んだ本。憂鬱になると思い出す本。まるで鬱のような本。 「鬱」と「本」をめぐるエッセイ集。84人の鬱の本のかたち。 (夏葉社さまの『冬の本』にインスパイアされてつくった作品です)。 この本は、「毎日を憂鬱に生きている人に寄り添いたい」という気持ちからつくりました。どこからめくってもよくて、一編が1000文字程度、さらにテーマが「鬱」ならば、読んでいる数分の間だけでも、ほんのちょっと心が落ち着く本になるのではいかと思いました。 病気のうつに限らず、日常にある憂鬱、思春期の頃の鬱屈など、様々な「鬱」のかたちを84名の方に取り上げてもらっています。 「鬱」と「本」をくっつけたのは、本の力を信じているからです。1冊の本として『鬱の本』を楽しんでいただくとともに、無数にある「鬱の本」を知るきっかけになれば、生きることが少し楽になるかもしれないという思いがあります。 こ

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                                                          • 最近読んだBLと非BL。

                                                            数年に一度は自分に襲い来る長野まゆみ作品ブームにはまっている最中のため、あまり商業BLを読めていない今日この頃。残り少ないお小遣いも、長野先生の新刊(非BL)を買うために温存中。 ちなみに、長野まゆみ先生の書くものの多くには男×男の恋愛要素があるのだが、「非BL」作品扱いなのは何故なのかというと、BLレーベル以外から出版されており、商業BLの定義にあてはまるようなBLではないからというだけ。商業BLには面倒臭いルールがあるのだ。例えば、基本的にハッピーエンドとか、攻めの浮気厳禁とか、無駄に女を登場させてはいけないとか。 まずは久しぶりにちゃんと「商業BL」の漫画から。 『極夜』(文善やよひ)あらすじ 世界は人の住まう「現世」と人ならざる者の住まう「常世」に別れている。主人公の天野は、常世から来た者たちが利用する人里離れた旅寓(旅館)で働いている。 ある日、常世の王・ツクヨミが旅寓に骨休めに

                                                              最近読んだBLと非BL。
                                                            • 高田文夫氏も知らなかった玉袋筋太郎の波乱の日々 「人生は難しい」としみじみ

                                                              放送作家、タレント、演芸評論家、そして立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、浅草キッドの玉袋筋太郎について綴る。 * * * 今コンビ活動を休止している漫才の浅草キッド(水道橋博士と玉袋筋太郎)。玉なぞ高校生の頃から『ビートたけしのオールナイトニッポン』をやっている有楽町まで来て、放送が終わって飲みに行くたけし&高田の車をチャリンコでいつも四谷まで追いかけてきた。新宿生まれで新宿育ち、根っからの東京っ子、町っ子なのだ。気性は江戸っ子。ここら辺が私ともよく気が合う由縁。私は渋谷で生まれ世田谷で育ち若き日は西新宿に住み、働きずくめ、飲みずくめだった。 芸人になってからも兄弟子の“たけし軍団”のように団体芸を極めるのではなく相方と漫才をやりたいと意志表示。キッドはたけしから浅草フランス座へ預けられ、貧しさと芸道を知り、私の処

                                                                高田文夫氏も知らなかった玉袋筋太郎の波乱の日々 「人生は難しい」としみじみ
                                                              • Reiが語る、「心の声」と向き合ったシンガーソングライターとしての新境地 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                シンガー・ソングライター/ギタリストのReiが、通算10枚目となる7曲入りのミニアルバム『VOICE』をリリースした。「声」を意味するタイトル通り、本作は彼女の「歌声」はもちろん、シンガーソングライターとしての「心の声」をフィーチャーした内容となっている。サウンド面でも、山下達郎や大瀧詠一ら日本のポップスに大きな影響を受けている日系アメリカ人のアーティスト、ジンジャー・ルートとのコラボレーションや、最前線のJ-POPを数多く手がける気鋭のプロデューサー、ESME MORIとの共同プロデュースにより、これまで以上に「ポップミュージック」と向き合った内容に。先日開催されたライブのMCで、「次のアルバム(本作)ではギタリストではなくシンガーソングライターとして本音を曝け出したい」と打ち明けていたとおり、Reiにとってまさに新境地といえる作品に仕上がった。 ─Reiさんは作品を作るときに、明確なテ

                                                                  Reiが語る、「心の声」と向き合ったシンガーソングライターとしての新境地 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                                • 2023年9月第3週の日記 - 睡眠とパソコン

                                                                  月 担当プロジェクトの進捗がマズいので、早めに業務開始。しかし、着手してみると案外スイスイ進み、昼前には進捗が予定通りのところまで回復したので、午後はまったり進めて退勤。 夜飯をたっぷり食べたら血糖値スパイクに負けて気絶した。3時間ほどして気絶から目覚め、少し行動し、また眠った。 火 先輩が飲みに行こうと言うので喜んで着いていく。自分より有能な技術者と飲むのは楽しい。 飲み会は好きではないが、遠慮しなくていい仲の友達か、自分よりはるかに高い能力を持つ人間との飲み会に限っては、他の予定をすべて断ってでも参加したいくらいに好き。 しかも、今日は先輩が奢ってくれるとまで言うんだから、参加しない手はない。 楽しく話し、まだ話し足りなかったが、明日も仕事なので22時ごろ解散。この先輩とはまた飲みに行きたい。 好きな相手と飲む酒は2倍美味く、人の金で飲む酒は2倍美味いので、計4倍の美味さだった。 酔っ

                                                                    2023年9月第3週の日記 - 睡眠とパソコン
                                                                  • となりのマンガ編集部 第13回:マトグロッソ編集部 書店の奥にあるこの本を必要として、救いとする人のために | マンバ通信

                                                                    となりのマンガ編集部 第13回:マトグロッソ編集部 書店の奥にあるこの本を必要として、救いとする人のために マンガの編集部に赴き、編集者が今おすすめしたいマンガやマンガ制作・業界の裏側などを取材する連載企画「となりのマンガ編集部」。第13回は、マトグロッソを運営しているイースト・プレスを訪ねました。イースト・プレスといえば『COMIC CUE』を始めとして『失踪日記』や『人間仮免中』など昔からコアなファンに訴求力の強い作品を発信してきている会社で、マトグロッソも個性豊かな作品が多く掲載されているサイトというイメージが強いのではないでしょうか。ただ、最近では『プリンタニア・ニッポン』の人気などもあり少しずつ変化し始めているイースト・プレスの内情や作品作りについて、書籍3部の編集者である石井さん・棒田さんに取材しました。 取材:マンガソムリエ・兎来栄寿 すべての辛さはこの1冊のために ――最初

                                                                      となりのマンガ編集部 第13回:マトグロッソ編集部 書店の奥にあるこの本を必要として、救いとする人のために | マンバ通信
                                                                    • あんまり長生きしたくない - 48歳からのセミリタイア日記

                                                                      こんにちは 渡辺徹さんがお亡くなりになりました 61歳 謹んでご冥福をお祈りします 私は元気なころの渡辺さんをテレビでよく見ていた世代 一抹の寂しさを感じますね 渡辺さんは30代のころから若年性糖尿病に悩まされていたそう 人工透析までやっていたそうですね ずっと体調維持に苦労していたんだろうなあ 今年は比較的若い有名人男性の逝去が続きました 芥川賞作家の西村賢太さんは2月 西村さんは54歳でした 渡辺さんも西村さんも自分の欲望に忠実に生きていたように 傍からは見えるんですよ それで太く短く、それなりに満足だったんじゃないかと 私もそういう生き方をしたいと願って でも現実にはそういう甲斐性もなく50年以上年を重ねて あー、惰性で生きてしまったなと 私も53歳ですから、自分の行く末を意識せざるを得ないですよ 私はあんまり長生きしたくないんです 具体的に言うと、後期高齢者と呼ばれる年齢まで生きた

                                                                        あんまり長生きしたくない - 48歳からのセミリタイア日記
                                                                      • 【書評】面白過ぎる既存「ブンガク」の破壊者──佐川恭一『シン・サークルクラッシャー麻紀』評|古谷経衡

                                                                        極めて優秀な小説というのは大体において書き出しで決まる。「飛行機の音ではなかった。耳の後ろ側を飛んでいた虫の羽音だった」。『限りなく透明に近いブルー』の書き出しである。これで芥川賞は決まった。筆力の弱い書き手は第一撃が脆弱だ。書き出しの印象は小説の最終段落まで影響を与える。これ以上ない、という書き出しは読者に猛烈な印象を与えて鮮明な映像を提供し続ける。これと同じ現象が佐川恭一『シン・サークルクラッシャー麻紀』(破滅派、2022年)で起こった。「サークルクラッシャー麻紀の朝は早い」。この書き出しを以て本作は不朽の名作であることが決定づけられたと考えてよい。 数年に一度、これは面白過ぎて危険だ、という作品に出合うことがある。近年のそれは西村賢太の『小銭をかぞえる』(2008年)だった。それ以来、久しぶりに面白過ぎて危険な作品に出合った。サークルクラッシャー。なるほど大学のDT気質が溢れるサーク

                                                                          【書評】面白過ぎる既存「ブンガク」の破壊者──佐川恭一『シン・サークルクラッシャー麻紀』評|古谷経衡
                                                                        • 気付けば下車していた - むらよし農園

                                                                          昨日のリフレッシュの甲斐もあり、早朝に軽快な目覚め。 朝食を食べ職場へ。 今日は激しく忙しく、気が付いたら18時になっていた。 働いたな~。 そう思いながら車に乗り込む。 スーパーに行き、一番搾りの糖質0をかごに入れた。 まだ学生だった頃、韓国産の1本90円の第3のビールを飲んでいた。そしてその生活は大学を卒業した後のフリーター時代まで続く。 こんないいビールが毎日買えるようになるなんて。 そうか、もう僕は下車していたのか。 大学を留年し、学費を稼ぐためにバイトを詰め込み、そのせいで学校に行けなくなりまた留年するというバカの極みのような生活をしていた。 ほぼ毎日のレギュラーバイトに加えて、空いた時間に日雇いのバイトを入れる。 さらにその隙間の時間を縫ってパチスロに出かける毎日。 働けども働けども学費分の50万円は遠い。 バイト先に食パンを2枚ジップロックに入れて持っていく。 昼休みに近くの

                                                                            気付けば下車していた - むらよし農園
                                                                          • 【アーカイブ】西村賢太さん「作家の口福」:ケダモノの舌:朝日新聞デジタル

                                                                            5日に亡くなった芥川賞作家の西村賢太さんは、朝日新聞の週末be連載「作家の口福」にも寄稿をいただきました。朝日新聞デジタルで、あらためて当時のエッセーを配信します。 【2013年1月5日朝刊週末be・e3面】 何事につけ自分に自信を持てぬ私だが、こと味覚オンチと云(い)う点に関しては、これでかなりの自信を抱いている。 たださえ、日に百本の煙草(たばこ)を三十年吸い続けている。味蕾(みらい)なぞ、とうの昔に破壊されているのは当然のことだ。うまい、まずいは味付の濃淡でしかわからぬし、元来が質より量に重きをおくタイプでもある。まずいものでもボリュームさえあればそれなりに満足できるのだから、どうもケダモノ以下の舌ではある。 しかしそれでいて、小説家の書く味覚随筆の類を読むのは至極好きだ。と云っても、それはその手のものなら何んでもいいと云うわけではない。この点に関しては、私は案外の食通である。 口に

                                                                              【アーカイブ】西村賢太さん「作家の口福」:ケダモノの舌:朝日新聞デジタル
                                                                            • 本物の吉祥寺に行く—駒込・巣鴨を歩く - プロムナード

                                                                              成人の日である。三連休の最終日。天気も良いので、三時間ほど散歩でもしたいと地図を眺めていたら一時間ほど経った。どこでもいいから散歩しに行けばそれなりのものはあるのに、労働者として翌日の勤務を控えるなか、できるだけ短い時間で良いものを得たい、明日の仕事に差し支えない程度の距離が望ましい、などと条件をつけてしまう。地図を見ているうちに日が暮れてしまうので、Googleマップから目を離して『みんくるガイド』を手に取る。都バスの路線図である。すると、「吉祥寺」というバス停が目に入った。 都バスは23区と、青梅の方しか走っていないので、武蔵野市である吉祥寺は都バスのエリア外である。バス停は、本駒込の辺りだった。そういえば、吉祥寺には吉祥寺という寺はなく、別の場所の寺に由来する地名であるという話を聞いたことがあった。それが本駒込なのだろうか。 (一)東京都文京区本駒込にある曹洞宗の寺。山号は諏訪山。長

                                                                                本物の吉祥寺に行く—駒込・巣鴨を歩く - プロムナード
                                                                              • 文壇アウトローズの世相放談「これでいいのだ!」(2002〜2018) - Hatena::Diary

                                                                                坪内祐三と福田和也が2002年から2018年まで週刊誌『SPA!』で行っていた連載対談の表題一覧である。★は単行本未収録を示す。脚注は単行本収録時の改題を示す。VOL.024は飛ばされたため欠落していると思われる。 単行本化第①弾『暴論・これでいいのだ!』から第⑥弾『羊頭狗肉』までがカバーしているのはVOL.001~550であるが、単行本収録数は第①弾80回・第②弾70回・第③弾50回・第④弾50回・第⑤弾50回・第⑥弾65回の計365回分であり、単行本未収録数は計184回分である。これに単行本化されていないVOL.551~706の156回分を加えると全705回の内の340回分が現在のところ単行本未収録ということである。 ①『暴論・これでいいのだ!』、坪内祐三✕福田和也、扶桑社、2004年11月20日初版第1刷発行 構成/石丸元章 協力/石黒隆之 テキサス・アウトローズ写真提供/昭和プロレ

                                                                                  文壇アウトローズの世相放談「これでいいのだ!」(2002〜2018) - Hatena::Diary
                                                                                • 書評「誰もいない文学館」(西村賢太)週刊読書人(訂正あり) - jun-jun1965の日記

                                                                                  西村賢太には、冷たくされた。芥川賞をとったころ、あちらの著作が送られてきたので、お礼のハガキを書いたが、返事はなかった。それからこちらの著作も新宿の住所に送るようになったが、ある時期から宛所不明で戻ってくるようになった。王子に住んでいると噂されたがその住所は知らされなかった。数年後に私の著作が出るのと芥川賞の発表に応じて公開対談を申し込んだが断られた。担当編集者がそのことを私に隠したまま別の対談相手と交渉してしまったため、私が怒って(隠していたことを)対談自体なしになった。急死直前の新庄耕との対談でも新庄が私の名前を出したが、敬っているのかねえ、というあしらいだった。没後、敬して遠ざけていたと人から聞いたが、まあ中卒を気にしている賢太としては私に会うのは何か面倒な感じがしたのだろう。坪内祐三や阿部公彦だといいのはなぜかとも思うが、私のいけないのは本心を隠せないところで、本当のことを言えば暴

                                                                                    書評「誰もいない文学館」(西村賢太)週刊読書人(訂正あり) - jun-jun1965の日記