田母神俊雄航空幕僚長が民間会社の主催する懸賞に「日本は侵略国家ではなかった」と主張する論文を投稿した件に関連して、中山成彬前国交相(65)は1日 「とんでもない話だ。あんな論文が最優秀賞を受賞するのはおかしい」 と、猛烈に批判する見解を明らかにした。閣僚経験者の重みのある発言で、田母神幕僚長の責任追及に拍車がかかることになりそうだ。 問題になっているのは、耐震偽装ホテル経営大手のアパグループが主催した第一回「真の近現代史観」懸賞論文。これに対し田母神幕僚長は「日本は侵略国家であったか」と題して第二次世界大戦に至るまでの日本の戦争行為が侵略ではなかったとする歴史観を綴った作文で応募。最優秀藤誠志賞(懸賞金300万円・全国アパホテル巡りご招待券)を受賞していた。中山氏が激怒しているのは、自身が応募した論文 「すべてはシナリオどおり─“中山文書”に見る現代史観」 が歯牙にもかけられなかったためだ
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