今やスマートフォンは常時、公私にわたりネットワークにつながり続けることを可能にした。こうなると「何か見逃しているものはないか」とひっきりなしに更新やメッセージをチェックせずにいられなくなることもある[1]。 FOMO(英: fear of missing out、フォーモ、取り残されることへの恐れ)とは、「自分が居ない間に他人が有益な体験をしているかもしれない」、と言う不安に襲われることを指す言葉である[2]。 また、「自分が知らない間に何か楽しいことがあったのではないか」、「大きなニュースを見逃しているのではないか」と気になって落ち着かない状態も指すことから、 「見逃しの恐怖」とも言う。社会的関係がもたらすこの不安は[3]、「他人がやっている事と絶え間なくつながっていたい欲求」と言う点で特徴づけられる[2]。 FOMOはまた「後悔に対する恐れ」とも言え[4]、それは社会関係、画期的体験、