札幌市西区や中央区で、制服姿の女子中高生が、背後からマヨネーズなどをかけられる被害が、4月から6月にかけて8件起きていることが、19日、札幌西署への取材でわかった。 同署は、制服を汚す行為が器物損壊容疑に当たるとみて捜査している。 同署幹部によると、今月18日午前7時40分頃、西区のJR発寒駅改札口で、通学途中の女子高校生(17)が後ろから近づいてきた男に、背中などにマヨネーズをかけられた。同日午後8時5分頃には、中央区北4西26の路上で、歩いて帰宅途中の女子高校生(15)が同様の被害にあった。男はいずれも30歳前後とみられ、身長約1メートル70前後のやせ形。ベージュ色の服を着ていたという。マヨネーズのほか、ゼリーや焼き肉のたれをかけられる被害も起きている。