石巻地域は4人に1人が失業、圧倒的多数が地元再就職を希望も不足する地場産業の求人(1) - 11/07/05 | 14:13 宮城県石巻市および東松島市、女川町の2市1町を管轄するハローワーク石巻が毎月まとめている「業務指標」によれば、震災後の3月から5月までの2カ月間に1万人近い勤労者が仕事を失ったことが明らかになっている。 ハローワーク石巻によれば、今年2月の雇用保険被保険者数は4万1614人。それが5月には3万2161人に激減している。特に4月の減少は著しく、前月比7950人減。石巻地方ではおよそ4人に1人が失業に追い込まれた計算だ。 一方、有効求人倍率は0.29倍(5月)と震災後も低水準が続いている。「新規の求人数は地元企業の努力もあって昨年の倍近くにのぼっているが、仕事を求めている人の絶対数が非常に多いためだ」(ハローワーク石巻の鈴木昇庶務課長)。 もっとも、現時点では