気管支が炎症を起こし、呼吸が苦しくなる気管支喘息。そのなかでも、吸入ステロイド薬の使用を最大量まで増やし補助薬を使っても発作が起こってしまうのが、重症の気管支喘息だ。その治療に対し、新たな補助薬や治療法が健康保険の適用となった。 重症喘息には経口ステロイド薬が処方されることもある。しかし、ステロイド薬を全身に長期に使い続けると、皮膚症状や肥満など、さまざまな副作用が出るおそれがあり、女性の場合は、妊娠や出産への影響も不安材料である。 東京都に住む山本香苗さん(仮名・31歳)はそんな不安を抱える一人。子どものころからの重症喘息で、ステロイド薬を使っても発作を抑えきれずに入退院を繰り返した。ステロイド薬の副作用と思われる骨粗鬆症(こつそしょうしょう)などの診断も受けていた。 現住所に転居したのを機に国立病院機構東京病院を紹介され、2年ほど前から通院している。初めて、同院喘息・アレルギーセ
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