はじめに 最近(2018年11月)、Togetterまとめ30年前のBASICで「0.01を10000回足したら100.003」になると書いてあったので、今の環境で試してみたら同じ結果だった話がちょっと話題になりました。 例えば、似たような話として、Ruby(x86_64-Linux)で0.01を100回足しても、ぴったり 1 にはならず、少し誤差が出ます ( 次の実行例参照 )。他のプログラミング言語でも大体似たような状況になるでしょう。 件のまとめでは「今の時代になって…」という意見も出てたりしますが、浮動小数点が何か知ってる人にはアタリマエの知識であっても、そうでないと単なる小数データとしか見えなくて、下手すると「計算でズレが出るなんてケシカラン!」という印象を抱くことも少なくないようです。 …本来であれば、(大抵の言語に標準で備わっているデータの種類なので)入門書等で知識を身に着け
