番組のメインはやっぱり前半のコントで、ネタ作りもリハーサルもいちばん時間をかけてた。毎週木曜日に翌週のネタを決める会議があったんだけど、長さん(いかりや長介)が納得するまでは終わらない。午後3時頃から始まって、夜中まで延々やってたな。そうやってギリギリまで粘ったからこそ、面白いものが作れたんだろうけどね。 前半のコントだけじゃなくて、ほかのコーナーも充実してたのが、「全員集合」のすごいところだったと思う。少年少女合唱隊がなかったら、志村(けん)の「東村山音頭」も「ドリフの早口言葉」も生まれなかった。加藤(茶)の「ちょっとだけよ」も、後半のコントでいきなり出てくるのがよかったよね。合間には人気歌手がヒット曲を歌ってくれる。盛りだくさんだったし、全部のコーナーのバランスが秀逸だった。 後半のコントの名物のひとつといえば、仲本の体操コーナーだよね。以前に仲本がインタビューで話してて思い出したんだ
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