固定刃型缶切り 缶切り(かんきり)とは、缶詰の蓋を切断しながら開封するために用いる道具である。 概要[編集] 1810年、イギリスのピーター・デュラントが、軍用の保存食として画期的な缶詰を発明した[1]。しかし、缶詰を容易に開ける手段までは発明した本人も考えていなかった。そのため缶詰はハンマーとのみで叩いて開けるか[注釈 1]、道具がない戦地では銃剣やナイフを缶に突き立てて無理やりこじ開けたり、銃で撃ち飛ばして開封されていた[1]。しかし、この方法は銃剣が破損したり怪我をしたり中身が飛散したりし[1]、あまりにも不便であった。そのため缶を開く道具が工夫され、缶詰の発明から数十年たった1858年、アメリカ合衆国のエズラ・J・ワーナーにより、引き廻して開ける方式の缶切りが発明された[1]。その約10年後、缶の縁を切る方式が発明された。 現代の缶切りは、コルク抜付き[2]、栓抜き付き[2]、プル
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