直径6メートル、高さ1・6メートルの大鍋「2代目鍋太郎」で牛肉やサトイモを煮込む山形の秋の風物詩「日本一の芋煮会フェスティバル」が17日、山形市の馬見ケ崎河川敷で開かれ、県内外から訪れた人は熱々の芋煮約3万食を味わった。 大鍋には、県産のサトイモ6トンやネギ3500本、牛肉1・2トン、日本酒90リットルなどの具材が入れられ、早朝から大網などでかき混ぜながらじっくりと煮込んだ。午前10時には完成し、湯気が立ち上るなか、小型重機のシャベルで小鍋に移された芋煮からは香ばしい匂いが広がった。 今年で4回目という福島県会津若松市の小潟元一さん(52)は「牛肉に汁の味がしみてうまい」、妻の美保さん(46)も「さっぱりして会津のみそ味の芋煮とは違いますね」、長女の唯さん(11)は「牛肉と汁がからまっていておいしい」と満足そうだった。 同フェスを25年間支えてきた大鍋「2代目鍋太郎」は老朽化から今年で引退
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く