中華料理や中国料理に分類されるお店は、全国で56541店。これは日本料理のお店より多い軒数。そんな中華料理のイメージと言えば「早い」、そして「油っこい」。そこで『中華料理は“なぜ早いのか?”』『本当に中華料理は“油っこいのか?”』大研究!さらに、『プロ秘伝!家庭でもできる中華をおいしくする裏ワザ』も紹介!今回は、美味しい楽しい奥深い“中華料理”の科学です。 ①なぜ中華料理は早くできるのか?その秘密を徹底検証 中華料理はどれくらい早くできるのか?横浜中華街に店を構える創業87年の老舗「一楽」で“エビの玉子炒め”を注文しテーブルに届くまでの時間を計ってみました。結果は1分8秒。他に“五目炒飯”の出てくる時間を測ってみると1分44秒でした。どうしてそんなに早く料理を作る必要があるんでしょうか?専門家によると、中華料理は素早く火を通す事によって素材のうま味や食感を最大限に生かす料理というのです