「YAPPA 3D」による3D画像。任意の方向から見た画像を短時間に表示することができる。色やスタイルの比較検討が容易なため,ECサイトでの利用が見込まれている Web3Dの技術開発を手掛けるヤッパと,情報処理アウトソーシング大手のトランスコスモスは,9月4日,Web3Dの制作に関して業務提携すると発表した。 ヤッパは,独自のWeb3D技術「YAPPA 3D」および社内用に開発した制作ツールをトランスコスモスに供与する。トランスコスモスはこれによってWeb3Dの量産体制を立ち上げ,家電業界やアパレル業界をターゲットにECサイト構築の受注を拡大,同事業で3年後に10億円の売り上げを目指す。 「YAPPA 3D」は,Javaで記述され,Javaアプレット形式の3D描画エンジンによって,専用のプラグインなしで3D画像を表示できる。画像データは300Kバイト以下と軽量ながら,高品質な画像を高速描画