図2◎ミディアムコンパウンドのMAKE CARS GREEN TYREを装着したFerrariマシン (画像のクリックで拡大) ブリヂストンは2008年10月8日、2008年F1第16戦日本グランプリ前の記者会見を開いた。同社は今季から3年間、F1で使用するすべてのタイヤを供給することになっている。日本GPでは、FIA(国際自動車連盟)と共同で展開する環境啓発活動「MAKE CARS GREEN」のキャンペーンの一環として、「MAKE CARS GREEN TYRE」を使用する。 MAKE CARS GREENは、地球に優しいクルマの乗り方をドライバーに提案する活動で、各国の自動車クラブと協力して「環境にやさしいドライブと地球温暖化防止のための10のポイント」を訴求している。 MAKE CARS GREEN TYREは、ドライタイヤの溝に緑のラインを入れたもの。タイヤのスペックおよび性能は
KERSシステムは基本的に、減速と連動するフライホイールに接続されたCVT(無段変速機)であり、これは、ブレーキの熱として転換されるエネルギーの一部を回収する。このエネルギーはフライホイールに回転を与え、フライホイールは加速を後押しするよう命じられるまで回転を続ける。2009年から施行される新規約によると、ドライバーは、規定の時間と率についてのみ、KERSによる加速促進を利用することができる。これはチャンプカー・ワールドシリーズ・レーシングの「追い越しボタン」技術とよく似ている。これをトラクション・コントロール廃止と組み合わせることで、現在のF1を苦しめているオーバーテイクが難しいという状況の改善が期待される。 かなり単純に聞こえるが、KERSユニットの実際の製造は、複雑かつ小型であるため、驚くほど難しい。F1の厳しさに耐え、マシンのパフォーマンスを有意義に改善できるほどのトルクを伝達でき
英Xtrac社は2007年6月4日、F1(フォーミュラ1)レース車両に搭載する機械式エネルギ回生装置(KERS)の開発で、英Torotrak社とのライセンス契約に調印した。Xtrac社はモータースポーツ車用の変速機を設計・開発している会社である。Torotrak社はフルトロイダル式のCVT技術を持つ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く