JAXA、スペースシャトル「エンデバー」の打上げで記者会見を開催 ~日本の実験棟「きぼう」の組み立てがいよいよ始まる 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、同日2時28分(米国東部夏時間)に米国航空宇宙局(NASA)がスペースシャトル「エンデバー」を打上げたことを受け、記者会見を開催した。今回のフライト「STS-123」には、JAXAの土井隆雄宇宙飛行士が搭乗、日本の実験棟「きぼう」を国際宇宙ステーション(ISS)へ取り付けることになっている。 「きぼう」は日本初の有人宇宙施設である。4名までの搭乗が可能で、ISSの一部として利用される。「船内保管室」「船内実験室」といった与圧部と、「船外実験プラットフォーム」「船外パレット」「ロボットアーム」といった曝露部から構成されるのが特徴となっており、さまざまな科学実験に対応することが可能だ。 これら構成モジュールは3回に分けてISSに運ばれる