MIMOの信号分離用ASIC。ダイの寸法は8.4mm×4.2mmだが,パッケージの寸法は数cm角と大きい。「多くのテスト用回路を付け加えているため」(NTTドコモ)という。 NTTドコモは,ワイヤレスジャパン2008(2008年7月22~24日,東京ビッグサイト)で,同社が「Super3G」と呼ぶLTE(long term evolution)の無線規格を実装したシステムを実演している。「以前にも日本国内の展示会でデモをしたことはあるが,電波は出していなかった。今回は実験向けの無線局免許を取得して,電波を利用した通信の初公開になる」(同社)。 今回,通信を実演して見せたシステムは,LTEの規格で4×4のMIMOを実装したもの。移動局はトラックまるごと1台を利用している。バス内部の公開には,見学を希望する人が数mの列を作り,最後尾では「30分待ちの状態」(NTTドコモ)という人気を博していた
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