CX事業部@大阪の岩田です。 本日のアップデートによりRDS ProxyがPostgreSQLの拡張クエリプロトコルをサポートするようになりました。本ブログではこのアップデートについてご紹介します。 ちなみに以前はpinningが「ピン留め」翻訳されていましたが、最近は「固定」翻訳とされているようです。個人的にはピン留めの方がしっくりくるので、本ブログにおいては公式日本語ドキュメントが「固定」と翻訳している事象を全て「ピン留め」と呼ぶことにします。 そもそも拡張クエリプロトコルとは? PostgreSQLではクエリを実行するためのプロトコルに、簡易クエリプロトコルと拡張クエリプロトコルという2つのプロトコルが存在します。ざっくりとした理解として、簡易クエリプロトコルの場合は生のSQL文をそのままサーバーに送信するのに対して、拡張クエリプロトコルの場合はパラメータを利用したSQL文を送信した
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