開発者とは“やったもの勝ち” NTTデータのOSS「Hinemos」 作業の細分化とコンピュータへの依存度の増大により、システムとネットワークの安全性がさらに重視されるようになった。しかし、監視・管理のシステムは高価で、また操作が複雑なものが多い。その中、導入しやすさを謳ったオープンソースの監視・管理ツールのHinemosが2005年にリリースされた。リリースから2年、当初はメンバーの1人であったが、現在は開発リーダーを努める大上貴充さんに、開発から現在に至るまでの開発話を聞いた。 株式会社NTTデータ 基盤システム事業本部 オープンソース開発センタ 技術開発担当 大上貴充さん(31) 2000年富山大学大学院理工学研究科電子情報工学専攻修了後、株式会社NTTデータに入社し、画像・映像処理の研究に携わる。その後、2004年よりOSSを用いたシステム構築、運用管