「最新版のPostgreSQLは16CPUまでスケール(CPU数に比例して性能が向上)する。性能はもはやオープンソース・ミドルウエアの課題ではない」---独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は2月7日,オープンソース・ソフトウェア・センター(OSSセンター)が実施した「OSS性能・信頼性評価プロジェクト」の結果を公開した。 スケーラビリティ評価は,The Linux Foundation(旧OSDL)が開発したツールDBT-1を利用した。オンライン書店をシミュレーションしたベンチマーク・ツールである。使用したのは,評価時の最新版だったPostgreSQL 8.1にパッチを適用したもの。「現在の最新版である8.2相当」(IPA OSSセンター研究員で日立製作所の鈴木友峰氏)。2005年に8.1を対象に実施した評価では8CPUまでしかスケールしなかったが,今回の評価では16CPUまでスケー
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