20年前、福岡県飯塚市で小学生2人が殺害されたいわゆる「飯塚事件」で、福岡地方裁判所は、7日までに元死刑囚のDNAを弁護団が再鑑定することを認めたことが分かりました。 平成4年に福岡県飯塚市で小学1年生の女の子2人が行方不明になり、その後遺体で見つかった「飯塚事件」では、久間三千年元死刑囚が殺人などの罪に問われ、平成18年に死刑判決が確定しました。 そして2年後に死刑が執行されましたが、元死刑囚の家族が「有罪の根拠となった当時のDNA鑑定は誤りだ」と主張して、再審=裁判のやり直しを求めていました。 これについて福岡地方裁判所は、捜査段階でDNAの型を撮影した写真のネガを科学警察研究所から取り寄せ、取り扱いを検討してきましたが、7日までに弁護団がネガを基にDNAの再鑑定をすることを認めたということです。 7日は裁判所でネガの情報を精密に読み取るために、ネガを赤外線で撮影する作業が行われました
下記エントリのコメント欄を見て、あぜんとしてしまった。 2012-02-21*1 Taka 2012/02/22 09:05 一審、二審で、弁護団が事実関係で争わなかったのは、 結局、弁護側も、事実関係は、どうでも 良かったんでしょ? 死刑さえ、回避できれば。 12年も、裁判やって、事実関係が、 あきらかにならないとか、なんなの? 800年くらい、裁判やったら、 事実関係は、明らかになんの? 一審二審と、最高裁差し戻し以降の裁判とで弁護人が交代したことも忘れられているとは。ひきつぎのため接見した被告人の証言に安田好弘弁護士が驚き、組み立て直した弁護側主張が、懲戒請求騒動の一因であったというのに。 結果として、騒動が起きていた当時は、初期の弁護人と現在の弁護人の齟齬を見いだして、どちらか一方が必ず間違っているかのような批判意見も存在した。もちろんそのような単純な対立関係で考えることも誤りであ
光母子殺害事件、元少年の死刑確定へ…上告棄却 山口県光市で1999年に母子2人が殺害された事件で、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪に問われ、差し戻し後の控訴審で死刑となった元会社員について、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は20日、被告の上告を棄却する判決を言い渡した。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120220-OYT1T00751.htm?from=main2 光市母子殺害事件で死刑確定へ 本村 洋さん「満足しているが、うれしいとかはない」 判決後、本村さんは会見を開き、「今回、わたしたち遺族が求める死刑という判決が下されたことに関しては、遺族としては、大変満足しています。ただ決して、うれしいとか、喜びとか、そういった感情は一切ありません。反省の情があれば、わたしは死刑(判決)は下らなかったんだと思っています。あした、福岡の方のお
母子殺害、元少年の死刑確定へ=犯行時18歳上告棄却−裁判官1人反対意見・最高裁 母子殺害、元少年の死刑確定へ=犯行時18歳上告棄却−裁判官1人反対意見・最高裁 山口県光市で1999年4月に起きた母子殺害事件で殺人と強姦(ごうかん)致死などの罪に問われ、差し戻し控訴審で死刑を言い渡された当時18歳の元少年の差し戻し上告審判決で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は20日、被告側上告を棄却した。元少年の死刑が確定する。 死刑が確定するのは、光市の無職福田(現姓大月)孝行被告(30)。犯行時少年の死刑が確定するのは、昨年3月に最高裁で上告が棄却された連続リンチ殺人事件の3人以来。 宮川光治裁判官は、死刑判決を破棄し、改めて審理を高裁に差し戻すべきだとの意見を述べた。死刑判決での反対意見は極めて異例。(2012/02/20-15:26)
山口県光市で1999年に母子2人が殺害された事件で、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪に問われ、差し戻し後の控訴審で死刑となった元会社員大月孝行被告(30)(犯行時18歳1か月)について、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は20日、被告の上告を棄却する判決を言い渡した。 死刑が確定する。 判決によると、大月被告は99年4月、排水検査の作業員を装って近所の会社員本村洋さん方を訪れ、妻弥生さん(当時23歳)を乱暴目的で襲って、抵抗されたことから両手で首を絞めて殺害した。泣きやまなかった長女の夕夏ちゃん(同11か月)も、ひもで首を絞めて殺し、財布を盗んで逃走した。 最高裁によると、記録が残る66年以降、犯行時少年で死刑が確定したのは12人。60~70年代は被害者が1人のケースもあったが、連続射殺事件の永山則夫・元死刑囚(犯行時19歳)の判決確定(90年)以降は、いずれも被害者数が4人だった。 ◇
逆転無罪判決 裁判員制度にまた課題が 2011年10月20日 11:00 カテゴリー:コラム > 社説 心神喪失とは、精神の病などで、事の善悪を判断し、それに基づいて行動することが全くできない状態を指す。この能力が著しく低下したのが心神耗弱だ。 日本の刑法では、被告が心神喪失なら責任能力がないとみなされ、刑事責任は問われない。心神耗弱の場合は刑が軽減される。刑事裁判では精神科医の鑑定を参考に、裁判所が判断している。 ただ、裁判官でも見極めは難しい。一般市民の裁判員なら、なおさらだろう。この問題点が、控訴審での「逆転無罪」という形で浮き彫りとなった。 大分県竹田市で母親を殺害したとして殺人罪に問われた統合失調症の男性被告(51)に対し、福岡高裁が「責任能力を認めた一審判決は誤り」と指摘し、逆転無罪を言い渡した。最高検によると、控訴審が裁判員裁判の有罪判決を破棄し、全面無罪としたのは初めて
3 1951 2 1951 8 1 2 29 1952 6 16 3 7 7 7 20 6 1952 11 22 5 1953 8 29 1953 1958 5 1 1949 6 1950 1951 6 10 2100 131 2 45 40 40 1953 3 75 22 1971 1 2 1986 10 1999 1 1938 12 1 36 1965 12 3 1950 4 1941 1950 12 2 1951 1 9 6 3 1952 6 9 7 1951 2 24 5 4 1951 11 8 1 2 1 132 1 5 1953.7.27 73 8 2002 1 15 1 2 2 1962 7 1955 3 12 1961 1 31 133 1955 3 12 1952 11 20 20 1952 10 7 3 2 1952 7 8 7 11 9 1 2 7 9 7 11 7
大阪市此花区で2009年7月、パチンコ店が放火され、客ら5人が死亡した事件で、殺人罪などで起訴された高見素直(すなお)被告(43)の裁判員裁判について、大阪地裁は、9月からの公判で、争点の一つとなる「死刑の違憲性」を裁判官だけで判断することを決めた。 法令解釈などは裁判官のみで判断するとした裁判員法に基づく措置だが、希望する裁判員には審理に立ち会うことを許可する。弁護側は「量刑を考えるために裁判員の参加は不可欠。自由参加はおかしい」と反発している。 この公判では被害の大きさから、検察側は死刑を求刑する可能性が高い。弁護側は「絞首刑は残虐な刑罰」と主張する方針で、主な争点は〈1〉被告の刑事責任能力の程度〈2〉死刑の違憲性――となっている。
公判中の覚せい剤取締法違反事件の裁判員裁判で、検察側が争点に関わる証人尋問の予定を弁護側へ不当に開示しなかったとして、大阪地裁(畑山靖裁判長)が弁護側の異議申し立てを認め、検察側証人の一部証言を証拠から排除する決定をしたことが27日、分かった。裁判員裁判で証言が排除されるケースは異例という。 証言が排除されたのは、ナイジェリア国籍の貿易業、オネトゥベ・アントニー・チゴジィ被告(36)の裁判員裁判。 オネトゥベ被告は昨年10月に覚醒剤約6.5キロを機械部品の内部に隠して関西空港に密輸しようとしたとして、同法違反罪などで起訴されたが、「覚醒剤が隠されていることは一切知らなかった」と無罪を主張している。 弁護側によると、26日の公判に大阪税関の職員が検察側証人として出廷。オネトゥベ被告から聞いた話として、被告がエールフランス便で来日した経緯について、弁護側の主張と食い違う証言を行った。 ところが
【オスロ=工藤武人】ノルウェーの連続テロ事件で逮捕されたアンネシュ・ブレイビック容疑者(32)の勾留延長を認めるかどうかの審理が25日、オスロの裁判所で非公開で行われた。 同容疑者が事件後、公の場に姿を現したのは初めてだが、裁判が原則公開の同国で今回の審理は異例の非公開となった。最高刑禁錮21年の見直しを求める声も強まっており、ノルウェーで第2次大戦後、最悪の惨事は、同国の司法制度も揺さぶっている。 ブレイビック容疑者は「自分で動機を語りたい」などと審理の公開を希望したが、裁判所は開廷直前に非公開と決めた。ノルウェーでは国民の知る権利を保証するため、裁判手続きは全て公開が原則だが、検察側は同容疑者の過激思想を宣伝することにつながるとして公開に強く反対した。審理では、8週間の勾留延長を認めた。
東京都渋谷区で1997年に起きた東京電力女性社員殺害事件で、強盗殺人罪により無期懲役が確定したネパール国籍の元飲食店員ゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)が裁判のやり直しを求めた再審請求審で、東京高検が、被害者の体から採取された精液などのDNA鑑定を行った結果、精液は同受刑者以外の男性のもので、そのDNA型が殺害現場に残された体毛と一致したことがわかった。 「(マイナリ受刑者以外の)第三者が被害者と現場の部屋に入ったとは考えがたい」とした確定判決に誤りがあった可能性を示す新たな事実で、再審開始の公算が出てきた。 この事件でマイナリ受刑者は捜査段階から一貫して犯行を否認。同受刑者が犯人であることを直接示す証拠はなく、検察側は状況証拠を積み上げて起訴した。 2000年4月の1審・東京地裁判決は「被害者が第三者と現場にいた可能性も否定できない」として無罪としたが、同年12月の2審・東京高裁
光母子殺害 1月に最高裁弁論 7月12日 21時26分 山口県光市で主婦と幼い娘を殺害した罪などに問われている元少年について、最高裁判所は、来年1月に検察側と弁護側の双方の主張を聞く弁論を開くことを決めました。死刑か無期懲役かを巡って異例の展開をたどっている元少年の裁判は最高裁で本格的な審理が始まります。 この事件は、平成11年に山口県光市で、主婦の本村弥生さん(当時23歳)と生後11か月だった娘の夕夏ちゃんが殺害されたもので、当時18歳だった元少年が殺人などの罪に問われています。1審と2審は無期懲役を言い渡しましたが、最高裁判所は「犯行は極めて悪質で特別な理由がなければ死刑にするほかない」として、無期懲役の判決を取り消しました。審理のやり直しを命じられた広島高等裁判所は、3年前、死刑を言い渡し、元少年側が上告しています。これについて最高裁判所第1小法廷は、来年1月23日に検察側と弁護側の
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