CPUパフォーマンス比較表(合っている保証はなし, SandyBridgeのTB計算あきらめました…)
CPUパフォーマンス比較表(合っている保証はなし, SandyBridgeのTB計算あきらめました…)
AppleがPowerPCアーキテクチャから手を引き、Intelのx86系に切り替えていくことを発表してから、この6月で4年がたった。当時AppleとIBMの間の討議にも加わっていた人物が、なぜこのような事態が起こったかについて見解を語った。 Appleは2005年6月、重大な転機となる発表を行った。それは、IBMおよびMotorolaとの長きにわたる関係に終止符を打つものだった。このときAppleの最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏は、切り替えの要因はIntelの優れたロードマップにあるとしていた。 Jobs氏は当時の声明で次のように語っている。「将来を見越し、Intelのプロセッサロードマップが圧倒的に強力であると判断した。PowerPCへの移行から10年、Intelの技術がこれからの10年も最高のパーソナルコンピュータを作ってゆくことを助けてくれると考えている」 よく挙げ
●デスクトップやモバイルにも最適化した3レベルキャッシュ階層 Intelは4月頭に上海で開催する「Intel Developer Forum(IDF)」を前に、IDFのプレビューを発表した。その中で、Intelは今年(2008年)後半に登場する次期CPUマイクロアーキテクチャ「Nehalem(ネハーレン)」のより突っ込んだ概要や、その次に当たる「Sandy Bridge(サンディブリッジ)」、データ並列型のメニイコアCPU「Larrabee(ララビー)」などの情報もアップデートした。より詳細な情報はIDFで明らかにされる。 今回のプレビューでは、Intelが“マルチレベルの共有キャッシュ”と呼んでいた、Nehalemのキャッシュ階層についての詳細がさらに明らかになった。 Nehalemでは、L1、L2、L3の3階層のキャッシュ構成を取る。クアッドコア版のNehalemでは、各CPUコア毎に
徐々に見えてくるNehalem──8Mバイトの3次キャッシュは「みんなで使う」:元麻布春男のWatchTower (1/2 ページ) 上海で行われるIDFを4月に控え、Intelは「Intel Architecture Press Briefing」を開催した。従来は世界各地を巡回していたIDFだが、全世界的な「経費節約」もあって、現在のところ春に中国、秋に米国と台湾という年3回の開催になっている。中国で行うIDF開催にはIntel本社のお膝元でもある米国プレスが参加しにくいことを配慮して、事前にそのエッセンスを伝えるために、この「Press Briefing」が開かれると聞いている。北京で開催された2007年にも同様なセッションが行われている。 今回のブリーフィングを取り仕切ったのが同社デジタル・エンタープライズ事業部だったためか、最初に紹介されたのは「Tukwila」関連の話題だった。
Intelが来年(2008年)後半に投入する、次期CPUマイクロアーキテクチャ「Nehalem(ネハーレン)」。今回のIDFでは、マイクロアーキテクチャの詳細はほとんど公開されなかった。しかし、いくつかのヒントは与えられた。 IntelのStephen L. Smith(スティーブ・L・スミス)氏(Vice President, Director, Digital Enterprise Group Operations, Intel)は、ブリーフィングで次のように語った。 「Nehalemは4イシュー(命令発行)マシーンで、Core 2の4ワイド(=イシュー)マシーンの上に構築されている。しかし、抜本的に異なっており、より高機能になっている」 Intelは、Core 2系のCore Microarchitecture(Core MA)から、命令発行の幅を4イシューに拡張した。Core MA
2007年5月26日(土)、秋葉原のPCショップ"TSUKUMO eX."において、「インテル最強Quadイベント in ツクモ 天野伸彦氏が語るQuadの世界(おまけ+)」と題されたプレゼンテーションが行われた。タイトルからもわかるとおり、アキバの"神様"こと、インテル 天野伸彦氏が壇上に立ち、同社4コアCPU"Core 2 Quad"の魅力を余すところなく披露した。 4コアCPUとは、パソコンの心臓部であるCPUパッケージに4つのコア(演算処理部分)を内蔵したCPUで、最大4つまでの同時処理能力と、低発熱・低消費電力を実現している。 ■4コアCPUは「わかる人」が使うインテルの4コアCPUは、「2コアCPUでは物足りない」「もっと高い性能が欲しい」という人のために出荷されているCPU。世界で初めての商用ベースの4コアCPUが"Core 2 Quad Q6600"となる。同CPUは、2コ
【特集】 新モバイルプラットフォーム Centrino - パフォーマンス・消費電力・そのすべてに迫る 2003/03/13 大原雄介
既にPreviewをお届けしたYorkfieldことCore 2 Extreme QX9650であるが、日本時間の11月12日に正式発表となった。そんなわけで、もう少し内部に踏み込んだ評価をしてみたいと思う。 5つの改良点とプロセスの変更 既存のConroe(Kentsfield)世代から45nmのPenryn世代に移るにあたり、Intelは5つのアーキテクチャの特徴の各々について、いくつかの改良を施したという話はこのあたりでも触れたが、改めて列挙すると、 (1) Intel Wide Dynamic Execution ・Fast Radix-16 Dividerの搭載(除算のスループットを倍にした) ・Faster OS Primitive Support(sti/rei命令とrdtsc命令の速度を2倍にした) ・Enhanced Intel Virtualizat
既にレポートもある通り、AMDは昨年公約通りNative Quad CoreであるPhenomを発売した。ただ倍率固定のPhenom 9500/9600はいきなり値段を下げており、本来なら多少プレミア付きで販売される筈のBlack Editionすら比較的安く手に入ってしまう状況は、ちょっと異常と言わざるを得ない。その一方、より上位モデルであるPhenom 9700/9900に関しては、今年第2四半期まで出荷がずれ込むといった話すら出ている。 勿論こうした状況は(既に広く知られている通り)発熱の多さに起因した動作周波数の上がらなさが主要因であり、加えてTLBのErrataが足を引っ張るという形。AMDにしてみれば踏んだり蹴ったりの状況に陥っている訳で、まずはTLBのErrata修正、ついで45nmプロセスへの移行という形でこの苦境を脱したいとしている訳だが、話はそう簡単ではな
会期:9月18日~20日(現地時間) 会場:San Francisco「Moscone Center West」 サンフランシスコで開催中のIntel Developer Forumは、現地時間9月19日に2日目のスケジュールが行なわれた。2日目のメインテーマは“モバイル”で、基調講演にも同社の上席副社長兼モビリティー事業本部長のデイビッド・パルムッター氏、上席副社長兼ウルトラ・モビリティー事業部長のアナンド・チャンドラシーカ氏というモバイル製品を統括する2人のトップによる基調講演が行なわれた。本レポートでは、後半部分となるチャンドラシーカ氏の基調講演の模様をお伝えする。 その中でチャンドラシーカ氏は2009年以降にリリースを予定している“Moorestown”(ムーアズタウン)の詳細を、初めて公式に語った。それによれば、待機時消費電力が1/10にできるになるという。 ●携帯端末でのインタ
Core2Duo(コア2デュオ)とは? (2006/07/28→…→2008/01/10[文章整理]) 【PentiumDの弱点を克服したCore 2 Duo】 やっと正式発表になったCore2Duo。↓ インテル、デスクトップ・ノート向け Core 2 Duo/Extreme を発表(Japan.internet.com) 非常に注目されていたCPUですが、期待通り、パフォーマンス的にも発熱/消費電力的にも非常に優秀です。 対して、前世代となってしまったPentiumDは異常なほど発熱が大きく、ライバルのAMDのCPUに対しあまり評判が良くなかったのですが、うってかわってCore2DuoはPentiumDの弱点をことごとく克服しています。 なぜこれほど劇的に変わったのかというと、PentiumDとはまったくCPUの設計が違うからです。 【PentiumDとは何
今年第2四半期、AMDとIntelは共にデュアルコアプロセッサを争うように出荷開始した。時期的にいえば微妙にIntelが先んじており、まずデュアルコアのPentium Extreme Edition 840(以下Pentium XE 840)を発表、次いでPentium D 820〜840を出荷開始した。AMDはまずデュアルコア Opteronの出荷開始を発表、次いでAthlon 64 X2の発表と出荷をやはり開始した。リテール品が市場に出回った時期で比較すればIntelの方が多少早く、かつ数量も潤沢だったのに対し、AMDは最初のロットの数量はかなり限られており、モデルによっては今のところ「買いたくても買えない」状況が見られるが、これは両者の生産能力がそのまま反映されてしまうから、AMDが辛いのは仕方ないことであり、さらに言えば今に始まった話でもない。ただそうした状況はどうあれ、両社共
写真1●Coreアーキテクチャを採用したデュアルコア・プロセッサ<br>ノート用の「Merom」,デスクトップ用の「Conroe」,サーバー用の「Woodcrest」。 米Intelは開発者向け会議「IDF(Intel Developer Forum)」で,同社製プロセッサのマイクロアーキテクチャを,熱効率のよいCoreアーキテクチャに全面移行することを明らかにした。また,Coreアーキテクチャの詳細も明らかにした(関連記事)。 これまでIntel製のプロセッサは,Pentium以来,マイクロアーキテクチャの世代が新しくなるにつれて1命令実行当たりの発熱量が多くなる傾向にあった。1993年のPentiumでは10強nJ(ナノジュール。ジュールは熱量の単位)/命令だったものが,1995年のPentium Proでは20強nJ/命令,2001年のPentium 4では約40nJ/命令になり,2
最初のPentiumが登場したのは1993年。Pentiumの名を冠したCPUは、それから12年間進化を続けましたが、2005年発表のPentium Dがシリーズの最後のCPUとなり、2006年にはPC向けプロセッサの主力はCoreシリーズにバトンタッチすることになりました。これまでのPentium 4とは大きく異なるアーキテクチャを採用することで、高性能と低消費電力を両立させたのがCoreシリーズです。2回連続で、Coreシリーズのアーキテクチャの秘密に迫ります。 Pentium 4やPentium Dは、NetBurst(ネットバースト)と呼ばれるマイクロアーキテクチャを採用してきました。最大3.8GHzという動作周波数を実現し、PC用のハイエンドCPUとして数多くのパソコンに採用されてきました。しかし、NetBurstには、電力効率が悪いという大きな弱点があったのです。Pentium
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