常々不思議な事がある。 コッテリ料理が好まれる大阪の冬の名物が、なぜフグの鍋“てっちり”なのだろうか。 てっちりだけではない。シーズンが到来すればフグの天ぷらやフグ雑炊など、ランチタイムにまでフグが登場。アッサリとした味わいで多くの人の胃を満たす。 大阪湾にそれほどフグが揚がるのか、魚連に伺ってみたところ「まったく無い、と言っていいほどですね」とひとこと。 実際、大阪でのフグの漁獲高は非常に少なく、数字にもほとんど現れないほどで、 「時々底引き網にサバフグが引っかかるくらいです。大阪で食べられているフグは、山口などから取り寄せられたものです」 なのだとか。 では、なぜ山口から遠く離れた大阪でフグがこれほど好評なのか。フグ料理を出す和食屋さんにその理由を伺ってみたが、 「身離れがいいのでせっかちな人には好まれるのかもしれません。それに高級感のあるところも人気のひとつでしょうか」 と、はっきり
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