ロンドン(CNNMoney) スイスの小火器問題などに関する研究機関は9日までに、内戦状態にあるリビアで交流サイト「フェイスブック」らのソーシャルメディア(SNS)を経由した武器取引が増えている実態を浮き彫りにする調査報告書をまとめた。 リビアでインターネットを用い活発な武器取引を交わしている業者や個人を追跡した調査で、1年間で1346件の違法な武器取引が交わされていることも突き止めたという。 これら取引の大半はフェイスブックやワッツアップ上で利用者機能が制限されているネットワークで進められている。また、インスタグラムやテレグラムも同様に使われているという。 今回の報告書をまとめた「Small Arms Survey」などの責任者は、今回把握できたネット上での武器取引は実情の一部分しかあぶり出しているに過ぎないと指摘。同様の取引が、内紛が続くイエメンやイラク、シリアなどで進んでいることを示
(CNN) リビアの元最高指導者カダフィ大佐の息子の1人であるサーディ・カダフィ被告が収監先の刑務所内で拷問を受けているとみられるビデオ映像がアラビア語サイトに掲載され、その後、ソーシャルメディア上に流出していることが6日までにわかった。 長さ約9分の映像の撮影時期や撮影方法などは不明。ただ、編集された形跡は明瞭に残っている。拷問があった場所はリビアの首都トリポリのハドバ刑務所とみられる。被告は昨年3月、逃亡先のニジェールから身柄送還された後、同刑務所に拘束されている。 映像では頭をそり、スポーツ用の保温着姿の被告が目隠しされ、他の部屋で殴打されている受刑者の叫び声のような音に襲われる姿などが見られた。制服や私服姿の複数の刑務官らから尋問され、苦しんでいる様子の中で情報を提供する代わりに詰問の中断を懇願する場面もあった。 侮辱の言葉を浴び、顔をたたかれて棒でうちすえられる内容も含まれていた
リビアの東部ダルナ(デルナ)で、7月30日、イスラーム系武装勢力「ムジャーヒディーン・シューラー評議会」が、「イスラーム国」勢力を、町の主要部から放逐したとのニュースが入りました。 “Libya officials: Jihadis driving IS from eastern stronghold,” Associated Press, 30 June 2015. ダルナは元々宗教保守派が強い町ですが、そこに昨年10月「イスラーム国」に地元で呼応する勢力、あるいはイラク・シリアの「イスラーム国」から帰還した勢力などが勢力を増して、「イスラーム国」の支配を確立したと宣言していました。 これに対して、内戦を繰り広げるリビアの武装勢力の一翼をなすイスラーム系武装勢力の動向が注目されてきました。要するに彼らが「イスラーム国」に相乗りして鞍替えしてしまえば、リビアにも「イスラーム国」の領域支配が
映画『トゥーマスト ~ギターとカラシニコフの狭間で~』より サハラ砂漠の遊牧民・トゥアレグ族のバンド「トゥーマスト」を描くドキュメンタリー映画『トゥーマスト ~ギターとカラシニコフの狭間で~』が2015年2月28日(土)から渋谷アップリンクにてロードショー。公開に先駆けて、写真家の石田昌隆さん、音楽評論家の松山晋也さんによる「抵抗運動と音楽」をテーマにしたトークイベントが行われた。 今作が制作された後も、2011年にリビアが崩壊し、アルカイダ系の武装勢力のマリ北部から中部へ進出、そしてフランスの軍事介入もあり、マリ北部で独立を求めるトゥアレグ族を巡る問題は続いている。 今回は、現在も自由のために音楽で闘うトゥーマストとトゥアレグ族をさらに知るための楽曲、そして、世界各地の抵抗運動にまつわる楽曲を、おふたりのコメントとともに紹介する。 映画『トゥーマスト ~ギターとカラシニコフの狭間で~』先
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2011年初頭から中東諸国で本格化した一連の民主化運動「アラブの春」により政権交代を迎えた国々は、今、それぞれがトンネルの闇の中にいる。1月25日に革命4周年を迎えたエジプトの『アルアハラーム』新聞記者が、エジプト、チュニジア、イエメン、リビアおよびシリアの革命の現状を分析する。 祝えぬエジプト革命記念日 エジプトの1月25日革命4周年記念日にあたり、分裂、騒乱、緊張と悲嘆が支配する陰鬱な空気の中、本稿を書いている。悲嘆というのは、アブドッラー・サウジアラビア国王の逝去に哀悼の意を表して革命記念の公式イベントがキャンセルになったからばかりでなく、刑事裁判所の判決を受けて革命4周年の直前に検察が汚職で告発されたムバラク元大統領の息子2人の釈放を決定したためだけでもない。 この瞬間にも、エジプト国民自身の間に、1月25日という日のエジプトの歴史における重要性についての議論が拡大しつつあるからで
米ニューヨーク(New York)の国連本部で開かれた第68回国連総会(United Nations General Assembly)で演説するリビアのアリ・ゼイダン(Ali Zeidan)首相(2013年9月25日撮影)。(c)AFP/Pool/Andrew Burton 【10月10日 AFP】(一部更新)リビアの暫定政府を率いるアリ・ゼイダン(Ali Zeidan)首相が10日早朝、首都トリポリ(Tripoli)市内のホテルから武装集団に連れ去られた。 リビア国営LANA通信は同日、ゼイダン首相は元反体制派による犯罪対策部隊によって拘束されたが、首相は「良好な状態で、丁重に扱われるだろう」と拘束側の声明を報じた。「犯罪と闘う旅団(Brigade for the Fight against Crime)」と呼ばれるこの部隊は原則的に、国防省および国務省の管轄下にあるとされる。 これに
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