米国ニュージャージー州ウェストオレンジには、メインストリート沿いに2枚の真新しい壁画が飾られている。同市の歴史に彩られたイメージを描きながらも、そのアート作品には何か現代的なものが交錯している。というのも、この壁画は「Albert」という壁を這うロボットが描いたものだからだ。エストニアの発明家とアーティスト/テクノロジストから成るグループが考案したもので、現在は「SprayPrinter」と呼ばれるスタートアップとして展開している。 ロボットは長い間、芸術表現の道具として使われてきた。ロボットが生成したアート作品のコンペも毎年開催されている。また、芸術家は長年、自らの芸術活動のためにロボットを利用してきた。 Albertのプリントヘッドには、5本のスプレー缶を装着できるようになっている。これはグラフィティアーティストが使うのと同じものだ。機能的には、このロボットはデスクトッププリンタとそれ
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