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ブックマーク / www.cinra.net (37)

  • 「ドイツ人目線」で読んだ小説『関心領域』の特異性とは?文筆家マライ・メントラインが紐解く | CINRA

    メイン画像:©Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved. 小説『関心領域』を通例の文脈で「あの映画の原作」と紹介するのにはいささか抵抗がある。というのも、特に日では、公開当初から凄まじい訴求力を見せた映画版(ジョナサン・グレイザー監督)の存在感が大きく、隠喩に満ちたその内容の「解題」を求める意図で書を手にする人が多いと予測され、その場合、キャラ構築や舞台設定など多岐にわたる差異により、読者が面らうこと必至だからだ。 ありていにいえば『関心領域』とは、ナチス第三帝国に関する、ある「共通命題」を突く文芸作品と映像作品のユニット的名称である。双方、観念的な因果関

    「ドイツ人目線」で読んだ小説『関心領域』の特異性とは?文筆家マライ・メントラインが紐解く | CINRA
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    slm 2024/06/21
  • 「クリエイティブな仕事」のロマンスと呪縛。「終わりなき労働」の構造を田中東子と考える | CINRA

    「リスクは仕事の興奮の中に書き込まれている」──クリエイティブな労働に日頃取り組んでいる人、あるいはそうした人物が身近にいる人にとって、ハッとするフレーズではないだろうか。一生懸命に仕事に打ち込み、思わぬ成果に心が浮き立つなかで、労働の不安定さと、それを当然とする社会の状況は見過ごされていってしまう。「今日の仕事も(キツかったけど)楽しかったなあ!」という、あの喜びのなかで。 2023年2月に刊行されたアンジェラ・マクロビー『クリエイティブであれ:新しい文化産業とジェンダー』(田中東子監訳、中條千晴・竹﨑一真・中村香住訳、花伝社)がいま、密かに注目を集めている。熱心に仕事に励むほどにマルチタスク化のなかで陥ってしまう苦境、ジェンダーをめぐる問題が密接に絡み合った現代のクリエイティブ労働のありようを、見事に活写している快著だ。監訳を務め、自身はフェミニズムやカルチュラル・スタディーズの研究な

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    slm 2023/06/03
  • 母と話すきっかけをどうつくる?中元日芽香(元乃木坂46)と考える、更年期について対話する大切さ | CINRA

    「大人」とよばれる年齢を迎え、親との視線がグッと近くなることでわかる、母親の変化。イライラしたり疲れやすかったり、不調を抱えている母親を見て、身体や健康のことが心配になっている人もいるかもしれません。 しかし、年齢を重ねるにつれて身体が変化するのは当然のこと。もしかしたらそれは、40代後半の女性に訪れる更年期の身体の変化かもしれません。突然の身体の変化や「更年期」というワードそのものに、漠然とした不安を抱えている人も少なくないはず。更年期について正しい知識を身につけ、適切な対策や治療法を知ることで、母の助けになるかもしれません。気軽に話したり相談したりできる間柄として、「二十歳(ハタチ)の節目に母(ハハ)思ふ」ことは、母親の健康を願うことにつながるはずです。 元乃木坂46で、現在は心理カウンセラー、メンタルトレーナーとして活躍する中元日芽香さん。さまざまな心理的変化を抱える相談者に寄り添い

    母と話すきっかけをどうつくる?中元日芽香(元乃木坂46)と考える、更年期について対話する大切さ | CINRA
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    slm 2023/02/25
  • アラン・マッギーが語る『クリエイション・ストーリーズ』。その音楽革命の裏側、Oasisに関する証言も | CINRA

    ある意味、ロックスターのように波乱に満ちたその半生……映画『クリエイション・ストーリーズ~世界の音楽シーンを塗り替えた男~』(以下、『クリエイション・ストーリーズ』)は、世界一にまでのぼり詰めたインディーレーベル「Creation Records」とその共同創始者であるアラン・マッギーの狂騒の日々を描いた青春音楽映画だ。 「ほぼ実話」と謳うスリリングな脚を編み上げたアーヴィン・ウェルシュ、製作総指揮を務めたダニー・ボイル、そしてアラン・マッギーを演じた主演のユエン・ブレムナーと、映画『トレインスポッティング』(1996年)のチームが集結したことでも作は注目を集めている。 「正気を守るために」とでもいわんばかりにドラッグやアルコール、そして音楽に明け暮れ、栄光を掴もうとあがく若者たちーーその姿には、「ロックンロールバンドなんかに君の人生を委ねたりはしないでくれ」なんて声も聞こえてきそうな

    アラン・マッギーが語る『クリエイション・ストーリーズ』。その音楽革命の裏側、Oasisに関する証言も | CINRA
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    slm 2022/10/23
  • 起業のリアルな失敗を描く。漫画『100話で心折れるスタートアップ』が経営者から注目を集めるわけ | CINRA

    2022年7月、Twitterに突如現れ、じわじわとファンを増やしている漫画『100話で心折れるスタートアップ』。大学の起業サークルに所属しているウサギが仲間とともに会社「ウサコア」をつくり、紆余曲折ありながらも会社を徐々に大きくしていく物語だ。 フォロワーには経営者や起業家も多く、この物語で起きるできごとのリアルさがうかがえる。現在(2022年9月30日時点)は100話まで残り数話となり、徐々にウサギの「心が折れていく」様子が見てとれる展開になっているが、この物語が伝えたいことは一体なんなのだろうか。そもそも、なぜこの物語を描こうと思ったのか? 作者に話を聞いた。 ―まずはじめに、この物語を描こうと思ったきっかけを教えてください。 『100話で〜』作者(以下、作者):もともと、以前から描こうとは思っていました。スタートアップ業界って、華々しい話や成功した話はメディアにたくさんあるし、企業

    起業のリアルな失敗を描く。漫画『100話で心折れるスタートアップ』が経営者から注目を集めるわけ | CINRA
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    slm 2022/10/01
  • 川井憲次に聞く押井守との共同制作。説明不可能な音楽探求の日々 | CINRA

    アニメ史に残る金字塔『攻殻機動隊』シリーズの劇場公開作品第一弾『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の舞台となっているのは2029年。遠かったはずの未来に近づきつつある現在、『攻殻機動隊』シリーズが今もなお強い魅力を放ち続けている理由は何なのだろうか。 今回、シリーズの主題歌・挿入歌50曲がハイレゾで改めてリリースされるのに合わせて、『攻殻機動隊』のイメージを決定づけた映画2作品の音楽を手がけた川井憲次にインタビューを行った。川井は制作当時、どのような思いのもと世界が驚愕した異形の音楽世界を構築したのだろうか。当時の押井守監督とのやりとりを振り返りながら、今一度『攻殻機動隊』の魅力に音楽面から迫ってみたい。 押井さんの場合、普段とは違う考え方ができるのでおもしろいんですよ。 ―川井さんが押井監督と初めてお仕事をされたのは、1987年の実写作品『紅い眼鏡』が最初ですよね

    川井憲次に聞く押井守との共同制作。説明不可能な音楽探求の日々 | CINRA
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    slm 2021/04/29
  • Future Funkでソウルから世界へ。Night Tempoインタビュー | CINRA

    2012年頃からYouTubeやSoundCloudを中心に、世界中で流行してきた「Vaporwave(ヴェイパーウェイヴ)」、そこから派生した「Future Funk(フューチャーファンク)」という音楽ジャンルをご存知だろうか? 1970〜1980年代の日のCity Pop(シティ・ポップ)と呼ばれる音楽や、アニメやテレビCM、さらにはショッピングモールの店内BGMなどを脈略なくサンプリングし、匿名性の高いアーティストたちによってインターネット上にアップされる「Vaporwave」、そして「Future Funk」の曲たち。 ソウルから世界に向けて、Future Funkを発信しているアーティスト、Night Tempo(ナイトテンポ)もそのムーブメントの中心にいる一人。2016年に彼がリミックスした竹内まりやの『Plastic Love』は、YouTubeで850万回再生(2019年

    Future Funkでソウルから世界へ。Night Tempoインタビュー | CINRA
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    slm 2020/08/24
  • カニエ・ウェストの記録映画『ジーザス・イズ・キング』3日間限定公開 | CINRA

    ドキュメンタリー映画『ジーザス・イズ・キング』が12月6日から12月8日まで東京・池袋のグランドシネマサンシャインで限定公開される。 カニエ・ウェストが10月にリリースしたアルバム『Jesus is King』と同タイトルとなる同作は、今夏に行なわれたカニエ・ウェストのゴスペルイベント『サンデーサービス』の模様を収めたもの。撮影はイベントの舞台となるアメリカ・アリゾナのペインテッド砂漠にあるジェームズ・タレルのアートインスタレーション『ローデン・クレーター』や、カニエが所有するワイオミングの牧場で行なわれた。アメリカでは350館以上のIMAXシアター、他国では125館以上のIMAXシアターで10月25日にプレミア公開た。 カニエ・ウェストはThe Sunday Service Choirと共に出演しているほか、同作の製作を務める。主題歌や挿入歌には“SELAH(IMAX VERSION)”

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    slm 2019/11/30
  • あまりのリアルさに大阪市が慌てた 映画『解放区』を監督らが語る | CINRA

    文化庁からの補助金が全額支給されないことが決定するなど、『あいちトリエンナーレ』の企画展のひとつである「表現の不自由展・その後」をめぐる一連の動きが、14日に同芸術祭が閉会したいまもなお、物議を醸すなか、かつて大阪市の助成金を受けながら、その内容の一部修正を求められた挙句、監督自らそれを拒否。助成金の返還を余儀なくなされた1映画が、完成から5年という歳月を経て、遂に一般公開される。 その映画の名は、『解放区』。友人の自殺を直視したドキュメンタリー映画『わたしたちの特別な時間の終わり』(2013年)でセンセーションを巻き起こした太田信吾監督が、初めてドキュメンタリーではない劇映画として生み出した作品だ。俳優としても活動する太田監督自らが演じる、ドキュメンタリー作家「未満」の男が、紆余曲折の果てに、自らカメラを持って大阪・西成の街に飛び込んでいくというこの映画。ドキュメンタリーの手法を用い

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    slm 2019/10/19
  • 吉田豪が見た『全裸監督』と村西とおる 過去の危ない体験談を語る | CINRA

    もしかしたら今年一番の問題作になるかもしれない。そんな予感に溢れたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』が、2019年8月8日より世界190ヶ国で配信開始された。作では、アメリカ司法当局から370年の懲役を求刑されたり、50億円の借金を背負ったりといった数々の逸話を残す伝説のAV監督・村西とおると、その仲間たちの青春と熱狂が史実に基づくフィクションとして描き出されている。 地上波では間違いなく放送できない過激な描写も多く、Netflixだからこそ実現できた映像作品といえる。また、主人公・村西とおるを演じる山田孝之をはじめ、満島真之介、玉山鉄二、リリー・フランキーなど豪華俳優陣を揃えたキャスティングも話題だ。今回はこの『全裸監督』を、村西監督とも親交が深いプロインタビュアーの吉田豪に視聴してもらった。1980年代カルチャーにどっぷり浸かっていた彼の目には、この作品はどう映ったのだろう

    吉田豪が見た『全裸監督』と村西とおる 過去の危ない体験談を語る | CINRA
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    slm 2019/08/17
  • 『82年生まれ、キム・ジヨン』著者が来日。「社会の変化と共にある小説」 | CINRA

    韓国で100万部の『82年生まれ、キム・ジヨン』が日でもヒット 韓国で100万部を超えるベストセラーを記録した小説『82年生まれ、キム・ジヨン』が邦訳され、12月に刊行された。完売店が続出し、発売から2か月で発行部数8万部を突破するなど、日でもアジア文学の翻訳作品としては異例とも言えるヒットを記録している。 作は1982年生まれの韓国の女性キム・ジヨンの半生を、彼女を診察する精神科医のカルテという形で回想する。誕生から学生時代、受験、就職、出産、育児といった彼女のライフイベントを淡々とドキュメンタリーのように綴る中で、女性が人生で当たり前に直面する様々な不平等や差別が浮かび上がる。(参考記事:韓国で社会現象『82年生まれ、キム・ジヨン』邦訳刊行。女性から絶大な共感) チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』表紙 また2月21日には、同書の著者チョ・ナムジュが表題作を執筆した、女性

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    slm 2019/07/30
  • 韓国の女性アイドルがフェミニズム小説を読んで「炎上」 渦中の作品とは | CINRA

    メイン画像:Red Velvet。中央がアイリーン。 フェミニズム小説を読んだ女性アイドルが巻き込まれた議論 韓国のガールズグループRed Velvetのメンバー・アイリーンが、ある小説を読んだと話したことで議論の渦中に置かれている。 ことの発端は、3月半ばにソウルで行なわれた彼女たちのファンミーティング。そこで最近読んだを聞かれたアイリーンはチョ・ナムジュの小説『82年生まれのキム・ジヨン』と答えた。 『82年生まれのキム・ジヨン』は、韓国に生きる30代の女性の日常をリアルに描き、フェミニズム小説ともカテゴライズされている小説。アイリーンがこの作品を読んでいることを知った一部の男性ファンたちが、オンラインフォーラムで「彼女に失望した」「ファンイベントに行くために金を使った男性ファンに中指を立てるのか?」などと書き込み、彼女の写真を燃やしたり、写真を切り裂いたりした画像を投稿し始めるなど

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    slm 2019/07/30
  • 深津貴之が語る合理的思考術 世の中の大半のことは悩む必要がない - インタビュー : CINRA.NET

    深津貴之(fladdict)という名前が知られるようになったのは、ブログが普及しはじめ、「個人の情報発信が世界を変える」と騒がれていたころ。当時まだ学生だった深津は、留学先からデザインとテクノロジーの話題を頻繁に発信していた。 Flashを使ったインタラクティブなWebサイトが話題を席巻していた時代、そのコミュニティー内で抜きん出た情報発信力で頭角を現し、iPhoneの登場を期に開発したカメラアプリがヒット。その後、フリーランスのクリエイターが所属するクリエイティブチームTHE GUILDを設立し、自身もユーザーの行動を設計するデザイナーとしてUX / UIデザインに携わっている。2017年にはnoteを運営するピースオブケイクのCXOに就任するなど、移り変わりの激しい業界内において、十数年という長きにわたり、変わらず要注目の存在として知られている。 なぜ深津貴之の言動は常に注目を集め続け

    深津貴之が語る合理的思考術 世の中の大半のことは悩む必要がない - インタビュー : CINRA.NET
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    slm 2018/10/31
  • 中田ヤスタカ×Perfumeが雑誌で初対談 『サンレコ』表紙&16P掲載 | CINRA

    中田ヤスタカとPerfumeが8月25日発売の『Sound & Recording Magazine 2018年10月号』の表紙に起用されている。 8月15日にニューアルバム『Future Pop』をリリースするPerfumeと、プロデューサーの中田ヤスタカ。両者が雑誌上で対面するのは初となる。紙面では16ページにわたって対談ページを掲載する予定。中田のプライベートスタジオでどのようにPerfumeの3人のボーカルレコーディングが行なわれ、中田からディレクションがされているのかに迫り、『Future Pop』の制作についても語るという。またボーカルブースの変遷を通して、 これまでの中田のスタジオの変化を振り返るコーナーも用意されている。 なお今号の『Sound & Recording Magazine』では、特集記事「“プロデューシング・コンポーザー”の流儀」を収録。 BiS、GANG P

    中田ヤスタカ×Perfumeが雑誌で初対談 『サンレコ』表紙&16P掲載 | CINRA
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    slm 2018/08/11
  • “This Is America”に揺れる現代と、リオン・ブリッジズの物語 | CINRA

    『ブラックパンサー』の大ヒット、Beyonceの歴史的ステージなど、ブラックカルチャー激動の2018年 2018年、アメリカではブラックカルチャーが大人気だ。ヒップホップ / R&BのNo.1人気ジャンル化(調査会社Nielsen調べ)、マーベル・スタジオ作品初の黒人ヒーロー映画『ブラックパンサー』の大ヒット、そしてケンドリック・ラマーの『ピュリッツァー賞』受賞、人種問題を扱ったサイコスリラー『ゲットアウト』の『アカデミー賞』脚賞受賞。これらのニュースはすべて2018年に届けられた。 人気沸騰の一方で、社会的議論も活発となっている。たとえば、白人観衆ばかりの『Coachella Music and Arts Festival』でブラックネス表現を敢行したBeyonceへの大絶賛。反して「黒人らしさとしての犠牲者精神」逸脱を提唱したカニエ・ウェストへの大きな反発。アメリカでは、ブラックカル

    “This Is America”に揺れる現代と、リオン・ブリッジズの物語 | CINRA
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    slm 2018/05/25
  • ベッド・インに訊く、二人の関係は?強烈キャラの裏にある素顔 | CINRA

    ベッド・インに取材するたびに思うのは、このユニットを成す益子寺かおりと中尊寺まいという二人の女性は、ともにバブリーな衣装に身を包みながらも、実際は、全然違う性格をしているなぁということだったりする。その違いは、それぞれが書く歌詞にもよく表れている。 女性の弱さや痛みを情念豊かに描いたかと思えば、どストレートに前向きなメッセージを投げかける、かおり。どんな悲しみの上に立っても、「それでも生きてやる!」と言わんばかりの泥臭くもパンキッシュなエネルギーを発散させる、まい。この二人はそれぞれがとても強烈な個性を持っていて、そして、この二人の出会いこそが、「ベッド・イン」というユニットの奇跡のように思う。 そんなベッド・インから届けられた2ndアルバムのタイトルは、その名も『TOKYO』。人も文化も金も想いも、あらゆるものが交錯する街・東京。このアルバムは、そんな東京で奇跡的に出会った二人の女性の、

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    slm 2018/01/20
  • 世界が驚いた。テイラー・スウィフト、優等生の自分との決別 | CINRA

    優等生テイラー・スウィフトが、メディアから姿を消した。 2016年夏以降、テイラー・スウィフトのメディア露出がほぼ皆無となっていたことを、気づいていただろうか? プライベートはほとんど明かされず、ソーシャルメディアからの発信も最小限。 豪華な顔ぶれのセレブたちが集う、彼女主催の恒例となった独立記念日(7月4日)のパーティーも2017年は合同写真が公表されなかったし、新恋人と噂される英国人俳優ジョー・アルウィンとの交際も一切報告なし。「トランプ政権に対する批判すらないのはオカシイのでは?」と逆に批判を受けてしまったほどだ。 そんなテイラー・スウィフトが通算6作目となるニューアルバム『reputation』を発表した。約3年ぶりとなるこのアルバムが『reputation』=「評判」と冠されたのには、カニエ・ウェストやケイティ・ペリーとの確執や衝突など、彼女を取り巻く状況が深く関わっていると考え

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    slm 2017/11/28
  • 『ヒットの崩壊』の柴那典が考察。2017年ポップカルチャーの要 | CINRA

    Suchmosと『けものフレンズ』から見える2017年の日のポップカルチャー Suchmosと『けものフレンズ』を対比させることから、今の日のポップカルチャーを巡る状況が見えてくるのではないだろうか。そんな考えがふと頭をよぎった。 もちろん、関連性は全くない。一方はバンドで、一方はアニメだ。わかりやすい共通点は、共に2017年の上半期を代表するヒット作だというくらい。そんなテーマで無理やり括るには乱暴にすぎる。でも、Suchmosのアルバム『THE KIDS』、特にリード曲となった“A.G.I.T.”と、『けものフレンズ』の主題歌“ようこそジャパリパークへ”を繰り返し聴いていると、徐々に浮かび上がってくるものがある。 Suchmosが指し示す「今、ここ」という場所 いろんな点で全く違う曲なのだけれど、実はこの2曲には共通点がある。それは、ともに「場所」をモチーフにしているということ。

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    slm 2017/07/05
  • 藤井隆が明かす、知られざるアートディレクターとしての顔 | CINRA

    2014年に自身が主宰するレーベル「SLENDERIE RECORD」発足以降、自らの11年ぶりのオリジナルアルバムやベストアルバム、早見優の21年ぶりとなる新作をリリースするなど、精力的な活動を続けている藤井隆。これまで歌手としての面は数多く語られてきたが、今回はアートディレクターとしての彼にスポットを当てたインタビューをお届けしたい。 2002年発表の1stアルバム『ロミオ道行』ではgroovisionsが、2004年発表の2ndアルバム『オールバイマイセルフ』では立花文穂がアートディレクションを手がけていたことは知る人ぞ知る話だが、こうした作品を「成功体験」と語る一方で、2013年の『She is my new town』以降は自らアートワークもプロデュース。人は「求められていないことは百も承知」と言うが、細部にまでこだわり抜いた設定や、それを実現させるための情熱は、話を聞くほどに

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    slm 2016/10/20
  • 来日中のビョークが語る本音「今の時代の変化を歓迎しているの」 | CINRA

    6月29日から日科学未来館で開催されるVR(バーチャルリアリティー)音楽体験展示プロジェクト『Björk Digital―音楽VR・18日間の実験』のために来日しているビョークに、対面で直接話を訊く貴重な機会を得ることができた。 真っ赤なボディースーツに真っ赤なフワフワした飾りのついた普段着(!)に身を包み、筆者が座っていたソファーの端にちょんと腰掛けた、相変わらず妖精のような容姿と仕草のビョーク。その周囲には、非現実的な空気が漂っていたが、いざ話を始めると極めて現実的で具体的。恐ろしいほどの頭の回転の速さと率直さで、筆者の質問にすべて答えてくれた。その会話の内容は、今回の展示『Björk Digital』と、そのベースとなった昨年のアルバム『Vulnicura』の話にとどまらず、自身のキャリアを総括するような音楽論から、2016年の音楽シーンの話まで多岐にわたった。 アーティストとい

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    slm 2016/06/30