Ulala(ライター・ブロガー) 「フランス Ulala の視点」 【まとめ】 ・フランスへの難民や亡命者は語学学習を通じ、社会の規律も学ぶ。 ・彼らを支える一般の教師らには大きな負担になっている現状がある。 ・より厳格社会の日本は、外国人を受け入れるストレスに対応できるか。 以前、大学のフランス語コースに入る直前の28歳の女性、キャリーンにインタビューしたことがある。彼女はイランで法律を学び弁護士資格を取得し、トルコに6年住み博士号を取得した。しかし、イランでは女性が弁護士で働くのは難しいと言う理由で亡命という形でフランスに来た。 その後もキャリーンに対し継続的にインタビューをおこなっていく上で、今回、彼女が通っているフランス語コースの教師からも話を聞くことができた。 そこには、キャリーンの描く夢のような生活とは違い、フランスの文化を理解しない外国人をなんとか理解させようとするフランス人