ある先輩はソ連の小中学校の教科書で基礎を勉強したと言うが、教科書で勉強するのはかえって効率が悪いのではないかと思う。学年毎に内容が異なるのでまとまりがないと思うし、いくらなんでも7~8才用の教科書から順に進んでゆくというのも迂遠すぎるような気がする。しかし上記の本が手に入りにくいなら、10年生の教科書を読むのもよいかもしれない。とにかく上記の全てを読み、自分なりの武器として活用できるように改造することを勧める。作文に役立つし通訳・翻訳では後に強力な武器となる。 『読』 1) Фразеологический словарь русского языка, Русский Язык, 1986 慣用句の中間的なまとめをするのに役立つ。暗記というよりは一読すべきである。 2) スラブのことわざ、栗原成郎、ナウカ、1989年 諺の背景についても詳しく懇切丁寧に解説している。 3) ロシア文法の要