私の場合、2年ほど前までは専ら日本国内の翻訳会社から仕事を承っていましたが、最近は海外の翻訳会社と契約して仕事を承ることが多くなりました。ちなみに、現時点において契約している海外の翻訳会社には、イギリス(3社)、チェコ(1社)、タイ(1社)などがあり、今年はさらに増えそうな予感がします。さらに、自動車分野の翻訳(日英・英日)を承ることの多いA社(日本国内)の場合、ヨーロッパなどに支社があり、私が承る仕事も同社の支社を介して届くわけで、見方によっては“海外の翻訳会社”から翻訳の仕事を承っていると言えなくもありません。 海外の翻訳会社との取引が増えているという傾向は何を意味するのかというと、パートナーとしての翻訳会社の対象が日本国内から全世界に広がったことを意味し、それだけ翻訳の仕事を獲得するチャンスが増えたことになりますが、同時にそれは世界中の翻訳者同士での競争の激化に結びつきます。それでも