イスラエルの親友、ジョー・バイデン大統領はネタニヤフ首相への影響力を見誤っているだけでなく、米国の大多数の世論をも読み間違えている。イスラエルのユダヤ人が右傾化を強める一方で、ユダヤ系アメリカ人は左傾化を進めているのだ。その結果、米国の親イスラエルロビーはユダヤ人よりも福音派キリスト教徒 (...) →
アフガニスタン東部で日本のNGO(非政府組織)「ペシャワール会」の伊藤和也さんが殺害された。8月27日の夕方にこの悲報を受けて深い悲しみに包まれた。 私は個人的に伊藤さんを知っていたわけでも、「ペシャワール会」と関係があるわけでもない。26日の午前、知り合いの政府関係者から電話があり、「アフガンで日本人が拉致されたらしい。何でもいいから情報があったら教えてほしい」との問い合わせを受けた。私が所属する英国の危機管理会社は、アフガン全土で活動をしており、アフガニスタンの治安情報を顧客に提供する仕事もしている。すぐにカブール駐在のスタッフに問い合わせ、現地情報を聞いてその政府関係者に伝えた。 私とこの事件の関係はこれだけだが、現地に根づいて地道な活動をされてきた「ペシャワール会」のことは以前から存じ上げており尊敬していたので、「何とか無事に解放されてほしい」と胸中に願っていた。伊藤さんのご冥福を
http://birthofblues.livedoor.biz/archives/50700938.html これは酷すぎる。 伊藤さん殺害はタリバンが犯人とまだ決まったわけではないけど、とりあえずそう仮定する。 ペシャワール会の発足は1983年。タリバンの発足から政権獲得・政権失墜まで全てを見てきたわけだ。少なくとも、日本人の多くがタリバンという名前を知った2001年よりずっと前から、タリバンと付き合ってきたわけだ。 で、この記事書いた人はそういう人たちに対して「セキュリティ態勢は万全を期していたのか?」と説教できるだけの、タリバンについての知識があるわけ?たとえばソ連の侵攻以降、アフガンはずっとほぼ内戦状態になっていたのであって、にもかかわらずペシャワール会は25年間も犠牲者を出さず、かつ世界的に求められるような実績を出してきた。そのような人々に対して、恐らく日本という「安全な」場所
ペシャワール会の伊藤さんが殺害されたニュースに、たいそう胸がいたんだ。まさか……と思うと同時に、ついにあの会でも死者がでてしまったのか……と、残念な思いがしてならない。izaあたりで、また例によって「自己責任」を連呼している人が出てきているばかりでなく、ついに特攻隊員とアナロジーする電波塔な人も出現したのには驚いた。 学生時代に、NGOと日本政府の援助戦略について調べたことがある。90年代初頭、日本がまだ「ODA大国」を誇っていた頃に、外務省のODA白書に「NGOや地方公共団体との連携・国民参加」みたいな項目が登場した。いわゆる「草の根援助」、JVCとかペシャワール会などが地道に続けていた活動を、お上がNGO事業補助金などをつうじてバックアップしてゆく……というのが建前だった。が、その実態は、あまりにもダーティかつ利権の巣窟になったODAを、NGOを活用してイメチェンしてゆくというものだっ
29日、カブールの日本大使館で開かれた「お別れの会」で、伊藤和也さんのひつぎに手を合わせるアフガニスタンのハリリ第2副大統領=橋本弦撮影 【カブール=高野弦】アフガニスタン東部で銃撃された日本のNGO「ペシャワール会」(本部・福岡市)の伊藤和也さん(31)の遺体を乗せた航空機が29日午後、カブールを出発した。遺体はいったんドバイを経由し、伊藤さんの実家がある静岡県掛川市に近い中部空港に30日、到着する予定。 出発に先立ち、日本大使館主催の「お別れの会」が同大使館で開かれた。不在のカルザイ大統領に代わって出席したハリリ第2副大統領は「伊藤さんは5年間にわたり誠実に活動し、アフガニスタンにとって非常に重要な方だった。テロリストの活動は、日本とアフガニスタンの友好関係を崩すことはできない。ご遺族の方に心から哀悼の意を表する」と語った。
明日17日(土)から公開の『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』の劇場用パンフレットに原稿を書きました。 原稿の内容は、映画の中ではあまり描かれない、テキサスの大富豪ジョアン・ヘリング(ジュリア・ロバーツ)と、CIAの工作員ガスト・アブラコトス(フィリップ・シーモア・ホフマン)の奇奇怪怪な正体についてです。 『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』は、1980年代、ソ連に侵攻されたアフガンのイスラム・ゲリラを密かに支援して、対空ミサイル「スティンガー」を供与した、民主党の下院議員チャーリー・ウィルソン(トム・ハンクス)を描く実話。 しかし、『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』は、ふざけたブラック・コメディとして演出されている。 それは、アメリカのアフガン支援が笑うしかない悲惨な結果を生んだからだ。 アメリカのおかげでアフガン・ゲリラはソ連を撃退し、それがソ連そのものの崩壊へとつながったが、ゲリラ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く