こうした本をよむと、CIAとチベットの関係がよくわかる。 >1950〜60年代、チベット人たちは中国軍の侵攻に対して抵抗軍を組織した。圧倒的な武力を持つ中国人民解放軍の前に、原始的な武器と馬で立ち向かうチベット人…というイメージが強いが、抵抗軍の中にはアメリカでゲリラ戦の訓練を受けて送り込まれた精鋭もいた。 >抵抗運動の中心となったのは、現在四川省となっている東チベット出身のチベット人(いわゆるカムパ)たち。1959年にダライ・ラマ14世が亡命した際、国境まで護衛にあたっていたのも彼らだ。抵抗組織のうち最大のものは、リタン出身のゴンポ・タシが率いる「チュシ・ガントゥク」(四つの河 六つの山脈)だった。 >ダライ・ラマ14世の2番目の兄ギャロ・トンドゥプ。中国人の妻を持つ彼は、チベット現代史の陰の主役だ。常に法王にかわって“汚れ役”を務めてきた(今なお務めている)存在とも言える。法王が北京を
そういや、以前から疑問なんだけどネットの皆様におかれましては、マスメディアをマスゴミと呼ばれておられ、その名称からは単純かつ直線的な罵倒表現であることが窺い知れるので知性の程度はどうあれ大変素晴らしいネーミングかと思われますが、それにつけても皆様方の認識とマスゴミの報道における認識にそれほどの乖離が見られない場合にすらこの語が使われているのを見るにつけ、はてこれは一体どうしたことだろうと頭を抱えることしきりなのですけれども、諸君らは何かマスゴミとプロレスごっこの秘密協定でも結んでいらっしゃるんですか? http://anond.hatelabo.jp/20080428082612 (via http://d.hatena.ne.jp/blackseptember/20080428/1209387315) 今更、話題にしても仕方のない先日の長野聖火リレーですけれども、ネット界をうろつきまわる
晴天の価値 2月中旬に出張で千葉へ行った。5日間の滞在中はずっと快晴で、気温は20℃に迫る春のような暖かさだった。仕事は朝から晩まで現場を走り回る過酷なもので、身体的にも精神的にも追い込まれた。毎朝、京葉線から見える美しい景色を眺めて正気を保っていた。太平洋へ燦々と…
あるサイトに思わせぶりに掲載されたのをきっかけに、あっというまに世界中に広まった「兵士が僧侶に変装!?」な写真。 ちょうど↓みたいなニュースが流れたタイミングとぴったり合ったこともあり、 「兵士が僧侶変装」ダライ・ラマ、中国関与の可能性示唆(asahi.com) ほーら、やっぱりやってたよ、動かぬ証拠だ! と釣られかかった方も多いはずだ。 が、この写真は以前からあった。 元々の写真の出所とされるTCHRD(チベット人権民主センター、亡命チベット人のNGO。ここの2003年の報告書の裏表紙に問題の写真が掲載されていた)にメールで問い合わせてみたところ、 「あれは映画の撮影シーン。 僧侶が協力を拒んだので、彼らが袈裟を着て撮影した」 と明快な返事が来た。 現在、件のサイトにも、その旨が加筆されている。 あと、中国政府と対立関係にある宗教団体系のサイトに、 中国当局が騒ぎを煽
【コラム・断】前略、朝日&いとうせいこう様 - イザ! http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/dan/133344 「断」の筆者の中で、潮匡人氏は比較的まともな人だと思っていたのですが、これはひどい。ビルマ軍事政権に抗議するTシャツをいとう氏が販売するという朝日新聞の告知記事に対して、「なんでチベットじゃないんだ」と抗議しています。企画からTシャツのデザイン・製造まで、何日かかると思っているんでしょうか*1。 チベットで事件が起きれば、ビルマのことは忘れてもいいということでしょうかね。 むしろ今こそ、ビルマ問題をあらためて考え直す好機ではないかと思います。もちろんこれは、チベット問題がどうでもいいという意味ではありません。「朝日新聞は親中だからチベット問題に冷淡」という決めつけに根拠がないことは、ふつうに紙面を眺めていればわかることなのに
チベット問題に対して平和団体が「沈黙」しているというコピペが流布されている。現在「チベット 平和団体」等の単語を使うと、google検索で上位に来る。 チベット暴動で住民多数死亡! 平和団体の皆さ〜ん、今こそ行動ですよー | Nereide Design Blog*1 チベット大虐殺での反戦団体・人権団体の動き http://homepage3.nifty.com/peace_walk/Welcome.html 9条ピースウォーク → 無視 http://pwkyoto.com/ ピースウォーク → 無視 http://www.jca.apc.org/~husen/index.htm 不戦のネットワーク → 無視 http://ameblo.jp/yes-peace/ ピースウォーク金沢 → 無視 http://peacetea.hp.infoseek.co.jp/ 平和を望む東大生の会
ご存知の通り、今チベットは重大な危機に直面しています。平和的デモの参加者が、銃や戦車で残虐に弾圧されています。中国当局は、大量のチベット人を逮捕拘束し続けています。今チベット全土は極度の緊張が続いています。 中国当局は事態の沈静化を宣言しましたが、実際は事態はいまだに戒厳令下のような状況です。中国が外国メディアや外国監視団の現地立ち入りを禁止し、状況の把握を許可していないという事実自体がそのことを物語っています。 中国当局は、「ダライ・ラマに扇動されて動乱が起きた」「ダライ・ラマが北京五輪のボイコットを呼びかけている」と繰り返し述べていますが、ダライ・ラマ法王やチベット亡命政権が北京五輪の開催に反対したことは一度もありません。この点は、ここで再度はっきりと申しあげたいと思います。 オリンピックは、地上に生きるすべての人々の平和、自由、調和を象徴しています。我々は、このオリンピック精神が北京
沖縄現代史 (岩波新書) 作者: 新崎盛暉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/12/20メディア: 新書購入: 2人 クリック: 33回この商品を含むブログ (18件) を見る沖縄問題に口出しした手前、大まかな沖縄(問題)の歴史を知っておかなくては、ととりあえず一冊読んだ。 他にもumikajiさんの紹介 http://d.hatena.ne.jp/umikaji/20080218/1203345145 していた元知事のこれ沖縄、基地なき島への道標 (集英社新書) 作者: 大田昌秀出版社/メーカー: 集英社発売日: 2000/07/17メディア: 新書 クリック: 13回この商品を含むブログ (11件) を見るを探してたんだけど、本屋では見つからなかった。 この本では主に、沖縄の本土返還以降の歴史を語っている。なお、新版として刊行するにあたり、以前は返還以降の記述だったのが、第
2008年3月16日、中国四川(Sichuan)省アバ(Ngawa)県でのチベット人僧侶によるデモ中に上がる黒煙。チベット亡命政府の置かれているインド北部ダラムサラ(Dharamshala)にあるチベット仏教のキルティ(Kirti)僧院の僧侶が18日に提供した。(c)AFP/KIRTI MONASTERY 【3月18日 AFP】中国当局により暴動が鎮圧されたチベット(Tibet)自治区では、18日も外部からの封鎖が続いている。中国政府は、今回の暴動はチベット仏教最高指導者のダライ・ラマ(Dalai Lama)14世の支援を受けたもので、北京五輪の開催を妨害するのが目的だったと主張している。 チベットの大半の地域は治安部隊によって事実上封鎖された状態にあり、現地の詳細は明らかになっていない。当局は期限を区切ってデモ参加者に投降を呼び掛けるとともに、応じない場合は深刻な結果を招くことになると警
一国の首相たる者がこういう発言するんじゃね。このゲスが。 温首相「五輪狙ったもの」 チベット騒乱 対話「うそ」 中国の温家宝(ウェン・チアパオ)首相は18日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)閉幕後の記者会見で、チベット自治区などで発生しているチベット人と治安当局との衝突について、「ダライ(・ラマ14世)一派が組織的かつ念入りに企てた策動だ」と強い口調で批判した。そのうえで、ダライ・ラマ14世らが「独立は求めない。平和的な対話を」との立場を表明していることに対して、「うそだ」と断じて、対話に応じない姿勢を示した。 http://www.asahi.com/international/update/0318/TKY200803180094.html こういう態度はどんどん世界中の不信を募らせるばかりなのに。強硬な態度に出る背景は判らないでもない。中国は少数民族を多数抱える国でもある。うか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く